JP3022108U - 体重バランスメータ - Google Patents

体重バランスメータ

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JP3022108U
JP3022108U JP1995009093U JP909395U JP3022108U JP 3022108 U JP3022108 U JP 3022108U JP 1995009093 U JP1995009093 U JP 1995009093U JP 909395 U JP909395 U JP 909395U JP 3022108 U JP3022108 U JP 3022108U
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実 吉田
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 整体療法にあたって十分なデータを得ること
ができる簡易な構造を有する体重バランスメータを提供
すること。 【解決手段】 底板5と、底板5上の前後左右に配置し
た4個の秤装置3と、この4個の秤装置3上に載置され
た踏台6と、踏台6上に配置された被測定者の位置決め
手段4からなることを特徴とする体重バランスメータ
1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は重量計に関し、特に整体療法のために使用する医療用の体重バランス メータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、人体の立位時の重量バランスの計量においては、健康管理の一貫として 、体重を計測し健康か否かの目安として用いており、病弱人、あるいはお年寄り 等は左右のバランスが不安定となるため、これを矯正するため、どちらの足に体 重が多くかかっているかを簡単に確認する必要があった。
【0003】 そこで、かかる左右の体重を測定する装置として、図5に示すような特開昭6 1−52236に開示された装置がある。この装置は、重量を秤機構を介して電 気量に変換しデジタル表示する体重計であって、単一のベース101内の左右に 前記重量を秤機構を介して電気量に変換せしめる手段をそれぞれ単独で配設し、 前記秤機構にそれぞれ設けられた踏台107上に荷重を掛けることにより、前記 左右の合計の重量値及び左右の重量値の差を同一表示部113に一定時間表示せ しめる手段を設けている。
【0004】 さらに、図6に示す装置も上記目的のための荷重測定装置であって、特開昭6 2−273415に開示されている装置である。この装置は、一つの被測定者の 重量を2個以上の秤装置201、201’等で同時に計量し、それぞれの秤への 荷重の偏りを計測する秤装置であって前記被測定者が前記秤装置よって計量され てから揺動が一定範囲内で静止するまではそれぞれの秤に加重された重量は表示 されず、揺動が前記一定範囲内で静止した時に、報知手段にて報知すると同時に 合計重量を表示部Aに表示し、このデータを一旦記憶し、計量結果の偏りの大き さを区分帯で表示する手段を設けている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記第1の従来例においては、秤装置が左右に2個しか配置されてい ないので、体重の左右のバランスの偏りのみしか測定することができず、前後の バランスの偏り状態を把握することができなかったため、整体療法のためのデー タとして使用するには不十分であった。
【0006】 一方、上記第2の従来例においては、2個以上の秤装置が使用されているもの の、被測定者の位置決め手段が備えられていないため、被測定者の精密な前後左 右のバランスの偏りを把握することが困難であった。
【0007】 そこで、本考案は上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、整体療法に あたって十分なデータを得ることができる簡易な構造を有する体重バランスメー タを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、体重バランスメータであって、底板と、該底板上の前 後左右に配置した4個の秤装置と、該4個の秤装置上に載置された踏台と、該踏 台上に配置された被測定者の位置決め手段からなることを特徴とする。
【0009】 請求項2記載の考案は、前記位置決め手段が、前記踏台上の前後または左右に 延設されたスライダ保持部と、前後左右に延設された定規を有し、前記スライダ 保持部にスライド可能に保持されたスライダで構成されるスライド式位置決め装 置であることを特徴とする。
【0010】 請求項3記載の考案は、前記4個の秤装置が、被測定者のそれぞれの秤装置に よって計測される最大重量をホールドして表示することを特徴とする。
【0011】 請求項1記載の考案によれば、秤装置が前後左右に4個配置されているため、 前後左右の被測定者の体重の偏りを測定することができる。
【0012】 請求項2記載の考案によれば、スライド保持部に保持されたスライドを移動さ せることにより容易に被測定者を踏台上の所定位置に位置決めすることができる 。
【0013】 請求項3記載の考案によれば、それぞれの秤装置によって計測される最大重量 をホールドして表示することができるので、被測定者が体重バランスメータから 降りても測定時の表示値を確認することができる。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る体重バランスメータの実施の形態の具体例を図面を参照し つつ説明する。 図1は、本発明に係る体重バランスメータの実施例を示す斜視図である。本体 重バランスメータ1は、ケース本体2と、秤装置3と、被測定者の位置決め手段 4からなる。
【0015】 ケース本体2は合成樹脂等により形成され、底部に配置された底板5と、被測 定者が載る踏台6と、側面7とで構成される。
【0016】 秤装置3は、図2に示すように、ケース本体2の内部の底板5上の前後左右に 4個配置される。図1に示すように、各秤装置3の測定値を表示する表示窓3a によって被測定者の重量が表示される。この秤装置3は通常使用される体重計で あってもよいが、所定時間内の最高重量をホールドして表示することのできる体 重計(例えば、株式会社タニタ製作所製体重計No.1623)が好適である。
【0017】 この理由は、本体重バランスメータを整体療法等のためのデータを得る目的で 使用した場合、被測定者は体重バランスメータ上において自然な体勢をとること が必要となるため、下方にある4個の秤装置3のメモリを見ることができない。 この際、被測定者とは別の者が表示値を見ることも可能であるが、それでは被測 定者一人で体重の偏りを測定することができない。そこで、被測定者一人でも所 望のデータを得ることを可能とするため、所定時間内の最高重量をホールドして 表示することのできる体重計が好適となる。尚、この場合、被測定者が測定時に 体重計上において多少揺動するため、最高重量がホールドされ表示された場合に は、4個の体重計の表示値を合計した値は必ずしも被測定者の体重とはならない が、整体療法等のためのデータとするには問題とはならない。
【0018】 また、上述の最高重量をホールドして表示することのできる体重計を使用しな くとも、秤装置3に加わった重量を秤機構を介して電気信号に変換し、表示部を 測定者の目の前方に配置することにより測定者が自然な体勢のままで表示値を見 ることができるような構成とすることも可能である。
【0019】 秤装置3を4個前後左右に配置したのは次の理由による。すなわち、例えば、 秤装置3を左右に配置しただけでは前述のとおり、体重の左右のバランスの偏り のみしか測定することができない。この左右のバランスのみでは、人体の身幹の 偏心または傾斜についてのデータしか得ることができない。しかしながら、整体 療法等のためのデータとするためには、さらに身幹の回旋状態を把握することが 必要であり、この状態を把握するためには、被測定者の前後方向の体重の偏りを も測定しなければならない。そこで、本考案においては4個の秤装置3をケース 本体2内に配置したものである。
【0020】 次に、位置決め手段4について説明する。この位置決め手段4はスライダ保持 部9と、前後左右に延設された定規11、12を有し、前記スライダ保持部9に スライド可能に保持されたスライダ10とで構成される。
【0021】 図3に示すように、スライダ保持部9はアクリル板等で成形されたほぼコの字 状の板状部材であって、図1に示すように、体重バランスメータ1の中央に前後 方向に延設され、両端部9aがケース本体2の側面7に固定される。スライダ保 持部9の水平部9bはケース本体2の踏台6に対向し、スライダ10の摺動を考 慮して、踏台6の表面との間に若干の隙間を設けている。
【0022】 スライダ10もスライダ保持部9と同様アクリル板等で形成され、前後方向に 延びるスライダ保持部9との係合部10aと左右方向に延びる板状部10bから なる。そして、係合部10a及び板状部10bには、定規として使用可能とすべ く目盛が印刷され、被測定者の踏台6上における位置決めを可能としている。
【0023】 この位置決め手段4を設けたのは以下の理由による。上述のとおり整体療法等 に使用するデータを得るには、被測定者の前後左右の体重の偏りデータを得るこ とが必要であるが、この際被測定者の踏台6上の位置が重要となる。すなわち、 正常な姿勢の人の前後左右の体重の偏りを測定した場合に、4個の秤装置3の表 示値が一致するような位置に被測定者を位置決めするのが理想であり、特定の被 測定者について踏台6上の位置を固定することが望ましい。
【0024】 例えば、図4に示すように、被測定者の左足の第1第2指間軸をa、右足の第 1第2指間軸をa’とし、左足の第1第2指の指根部d、右足の第1第2指の指 根部d’とした場合には、軸aと軸cの間隔と軸a’と軸cの間隔を同じにする と共に、点dと点d’の軸bからの距離を同一とし、これらの距離を特定の被測 定者について変更することなく体重のバランスの推移を測定することが望ましい 。また、左右の足の踵付近の適当な点をe、e’として特定し、これらの点を基 準にして被測定者の踏台6上の位置を固定しても良い。
【0025】 上記構成を有する体重バランスメータを使用するにあたっては、被測定者が立 った状態で体重のバランスを測定する立位計測、座った状態で計測する座位計測 、四つん這い状態で計測する四つん這い計測等の方法が採られ、立位計測または 座位計測によって、体重のバラツキから人体の身幹の偏心、傾斜及び回旋状態を 把握することができ、四つん這い計測により上肢帯及び下肢帯の完全分割とそれ らのバランスを把握することが可能となる。そして、これらの計測によって得ら れたデータを総合的に分析することにより、人間の利きの力学的解明につながり 、耐久性や骨のリモデリングに関する問題についても推意することができる。
【0026】 また、本考案に係る体重バランスメータを使用することにより、体重バランス メータの上で被測定者が全く動かない状態における体重のバランスを測定する静 的自然立位における4分割体重を把握して整体療法に活用するのみならず、体重 バランスメータ上において被測定者が揺動する状態における最大体重、最小体重 を把握して整体療法に活用したり、さらに積極的に被測定者が姿勢を変換した場 合の動的立位4分割体重を測定して整体療法に使用することも可能である。
【0027】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、前後左右の被測定者の体重の偏りを測定するこ とができるため、整体療法にあたって十分なデータを得ることができる体重バラ ンスメータを提供することができる。
【0028】 請求項2記載の考案によれば、簡易な構成により、被測定者の踏台上における 位置決めを容易にすることができる体重バランスメータを提供することができる 。
【0029】 請求項3記載の考案によれば、被測定者が体重バランスメータから下りても表 示値を確認することができるので、被測定者が一人で整体療法のためのデータを 得ることができる体重バランスメータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る体重バランスメータの実施例を示
す斜視図である。
【図2】図1のI−I線断面図である。
【図3】本考案に係る体重バランスメータを使用した場
合の被測定者の位置決め方法の説明図である。
【図4】図1の体重バランスメータの位置決め手段を示
す斜視図である。
【図5】従来の左右の体重の偏りを測定する重量測定装
置であって、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図6】従来の偏り荷重測定装置を示す全体図である。
【符号の説明】
1 体重バランスメータ 2 ケース本体 3 秤装置 4 位置決め手段 5 底板 6 踏台 7 側面 9 スライダ保持部 10 スライダ 11、12 定規

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板と、 該底板上の前後左右に配置した4個の秤装置と、 該4個の秤装置上に載置された踏台と、 該踏台上に配置された被測定者の位置決め手段からなる
    ことを特徴とする体重バランスメータ。
  2. 【請求項2】 前記位置決め手段は、前記踏台上の前後
    または左右に延設されたスライダ保持部と、前後左右に
    延設された定規を有し、前記スライダ保持部にスライド
    可能に保持されたスライダで構成されるスライド式位置
    決め装置であることを特徴とする請求項1記載の体重バ
    ランスメータ。
  3. 【請求項3】 前記4個の秤装置は、被測定者のそれぞ
    れの秤装置によって計測される最大重量をホールドして
    表示することを特徴とする請求項1または2記載の体重
    バランスメータ。
JP1995009093U 1995-08-29 1995-08-29 体重バランスメータ Expired - Lifetime JP3022108U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010051360A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Anima Kk 位置合わせ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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