JP3021744U - 緊急照明付きラジオ用アダプター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用するアダプター内部にリレーを設け、対
応するジャック内部に停電時でも警報、照明、ラジオ放
送を自動的に聞けるアダプターを提供する。 【構成】 アダプター（１）の内部にリレー（２）、ネ
オンランプ（３）を設け、コード（４）の端末に中心部
をＮＣ（６）、その外側はＣＯＭ（７）としたＤＣプラ
グ（５）を設け、その対応部品として第１接点（９）、
第２接点（１０）及び第３接点（１１）を設けた、ＤＣ
ジャック（８）を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、使用するアダプター内部にリレーを設け、対応する専用ジャック の内部に、停電時でも自動的に接続されて警報は元より、照明、ラジオ放送を聞 くことができるようにした、緊急照明付きラジオ用アダプターに関するものであ る。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、停電緊急照明付ラジオを使用していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。

【０００４】 操作がすべて手動であり、面倒であった。

【０００５】 旅行時に使えなくて困ることが多い。

【０００６】 使えなくなると、ラジオを新しく購入しなければならないので、不経済であっ た。

【０００７】 本考案は、従来の技術の有するこのような欠点を除くためになされたものであ り、その目的とするところは、使用するアダプターの内部にリレーを設けて、対 応する専用ジャックの内部に、停電時でも自動的に接続され警報は元より、照明 、ラジオ放送を聞くことができる、緊急照明付きラジオ用アダプターを提供しよ うとするものである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

アダプター（１）の内部に、リレー（２）及びネオンランプ（３）を設け、接 続されたコード（４）の端末には中心部をＮＣ（６）、その外側をＣＯＭ（７） としたＤＣプラグ（５）を設ける。

【０００９】 前記、ＤＣプラグ（５）の対応部品として第１接点（９）、第２接点（１０） 及び第３接点（１１）を設けた、専用のＤＣジャック（８）を設ける。 本考案は以上の構成よりなる、緊急照明付きラジオ用アダプターである。

【００１０】

【作用】

アダプター（１）の内部のリレー（２）は、通常はＯＮになっていて、リレー （２）の接点はＣＯＭ（７）とＮＯ（１２）になり、オープン回路になる。 この時、ＤＣジャック（８）にはＤＣプラグ（５）が挿入されていて、ＤＣジ ャック（８）の第３接点（１１）と、第２接点（１０）に接続され回路は働かな い。

【００１１】 一方、停電時はリレー（２）がＯＦＦとなり、同リレー（２）の接点はＣＯＭ （７）とＮＣ（６）になってクローズ回路になり、ＤＣジャック（８）の第３接 点（１１）と第２接点（１０）を経由して回路が働く。 なお、ＤＣプラグ（５）を抜けば、第１接点（９）と第２接点（１０）がクロ ーズとなって回路が働く。

【００１２】

【実施例】

以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図１は本考案の斜視図であり、アダプター（１）の内部にリレー（２）及び、 ネオンランプ（３）を設け、接続されたコード（４）の端末には中心部をＮＣ（ ６）、その外側をＣＯＭ（７）としたＤＣプラグ（５）を設ける。

【００１３】 前記、ＤＣプラグ（５）の対応部品として第１接点（９）、第２接点（１０） 及び第３接点（１１）を設けた、専用のＤＣジャック（８）を設ける。

【００１４】 図２は、本考案のＤＣジャック（８）の斜視図と、（Ａ）はＤＣプラグ（５） を抜き取った時の接点の接続状態を示したものであり、第１接点（９）と第２接 点（１０）がクローズとなって回路が働く。

【００１５】 図２の（Ｂ）は、ＤＣプラグ（５）を挿入した時の状態を示したものであり、 第３接点（１１）と第２接点（１０）が接続され回路は働かない。

【００１６】 図３（Ｃ）は通常時のリレー（２）の接点と回路の関係を示したものであり、 アダプター（１）の内部のリレー（２）はＯＮになっていて、リレー（２）の接 点はＣＯＭ（７）とＮＯ（１２）になり、オープン回路となる。 この時、ＤＣジャック（８）はＤＣプラグ（５）が挿入されているので、第３ 接点（１１）と第２接点（１０）が接続され、回路は働かない。

【００１７】 図３（Ｄ）は停電時の関係を示し、リレー（２）がＯＦＦとなり、同リレー（ ２）の接点はＣＯＭ（７）とＮＣ（６）となってクローズ回路になり、ＤＣジャ ック（８）の第３接点（１１）と第２接点（１０）を経由して回路が働く。 なお、ＤＣプラグ（５）を抜けば、第１接点（９）と第２接点（１０）がクロ ーズとなって回路が働く。

【００１８】 図３（Ｅ）はＤＣジャック（８）の接点位置と、ラジオの関係を示したもので ある。

【００１９】 図４は本考案のリレー（２）の回路図であり、１００Ｖ通電時はＣＯＭ（７） とＮＯ（１２）に接続されているが、停電するとＮＯ（１２）は自動的にＮＣ（ ６）に接続される。

【００２０】 本考案は以上のような構造で、これを使用するときは、停電緊急照明付ラジオ に本考案のＤＣジャック（８）を設け、同ＤＣジャック（８）に本考案のＤＣプ ラグ（５）を挿入して、一方に設けられたアダプター（１）を１００Ｖコンセン トに差し込んで使用する。

【００２１】

【考案の効果】

本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果をあげること ができる。

【００２２】 通電時でも、停電時でも自動的に作動するので手間が省ける。

【００２３】 旅行時でも安心して使用できる。

【００２４】 小型で軽量化できるので、携帯に便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案のＤＣジャック（８）の斜視図及び、
（Ａ）はＤＣプラグ（５）を抜き取った時、（Ｂ）は同
ＤＣプラグ（５）を挿入した時の接続状態を示す。

【図３】（Ｃ）は通常時のリレー（２）の接点と回路の
関係を示したものである。（Ｄ）は停電時のリレー
（２）の接点と回路の関係を示したものである。（Ｅ）
はＤＣジャック（８）の接点位置とラジオの関係を示し
たものである。

【図４】本考案のリレー（２）の回路図である。

【符号の説明】

１ アダプター ２ リレー ３ ネオンランプ ４ コード ５ ＤＣプラグ ６ ＮＣ ７ ＣＯＭ ８ ＤＣジャック ９ 第１接点 １０ 第２接点 １１ 第３接点 １２ ＮＯ

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【手続補正書】

【提出日】平成７年７月１４日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 アダプター（１）の内部に、リレー
   （２）及びネオンランプ（３）を設け、接続されたコー
   ド（４）の端末には中心部をＮＣ（６）、その外側をＣ
   ＯＭ（７）としたＤＣプラグ（５）を設け、同ＤＣプラ
   グ（５）の対応部品として第１接点（９）、第２接点
   （１０）及び、第３接点（１１）を設けた専用の、ＤＣ
   ジャック（８）を設けることを特徴とする、緊急照明付
   きラジオ用アダプター