JP3021655U - ドライバーの微動制御構造 - Google Patents

ドライバーの微動制御構造

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JP3021655U
JP3021655U JP1995009746U JP974695U JP3021655U JP 3021655 U JP3021655 U JP 3021655U JP 1995009746 U JP1995009746 U JP 1995009746U JP 974695 U JP974695 U JP 974695U JP 3021655 U JP3021655 U JP 3021655U
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knob
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hole
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慶洲 林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドライバーの微動制御構造。 【構成】 撥桿29と三角キャッチブロック24の位置
関係の転換により、制御軸31の正逆回転を制御し、同
時に四のスライド柱30と収容槽22は四方位の安定し
た接触位置制限を行い、過大のトルクによりドライバー
が滑って空転する現象を防止し、スライド柱30と収容
槽22の接触位置制限により制御軸31とハンドル20
を無段式に微動調節可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は一種のドライバーの微動制御構造に関し、特に、旋回つまみと連接ヘ ッドの関係を利用し、ドライバーの回転方向制御を達成するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般の手動工具の中、ドライバーは極めて重要な地位を占めており、機械設備 に使用される各種のねじ或いはナットの締めつけ或いはゆるめる作業はいずれも ドライバーにより行われ、各種各様のドライバーが業者により開発並びに生産さ れて、各種規格、タイプのねじ(ナット)の締めつけと弛める作業に供されてい る。
【0003】 一般のドライバーは、ねじを締めつける過程で、何度も位置を合わせ、差し込 み、旋回させる或いは力を調整する等の動作を必要とし、非常に不便であり、故 に、業者は回転方向を制御可能なドライバー(図4参照)を開発している。その 構造は、ドライバーのハンドル前端に一の旋動室を設け、その前後端近くにそれ ぞれ傾斜槽を設け、内側後端中央部分に一の中心軸孔を凹設し、また旋動室底端 に一つの円弧状溝を削設し、一の連接桿を旋動室に嵌挿し、連接桿の前端に連接 孔を設け、別端にラチェットホイールを設け、ラチェットホイールの外側端に一 の円形凸桿を延設し、ラチェットホイール端を旋動室中に挿装し、円形凸桿を中 心軸孔中に挿入し、並びに旋動室底部の円弧溝より一の止め片を挿入して連接桿 の脱落防止を行い、別に傾斜槽中にそれぞれ水平に一の係止片を置き、係止片の 前端に一のつめを設け、且つ該つめでラチェットホイールと旋動室内壁の間をキ ャッチし、並びに係止片の上面には分叉状ばね片を有する押しブロックを設け、 最後に一つのスリーブを旋動室の外を覆って固定と閉鎖を行ってなる。以上の構 造により、使用時には、連接桿前端の連接孔に適用するドライバヘッドを嵌挿し 、並びに押しブロックで旋回方向を選択し、押しブロックを一つの選択位置に至 らせれば、係止片が押しブロックの底端の分叉状ばね片の圧迫を受けて上に撥ね 起き、そのつめがラチェットホイールのキャッチを離脱してラチェットホイール はこの端に向けて旋回し、ラチェットホイールの別側はもう一つの係止片により 押しブロックの分叉状ばね片の圧制を受け、さらに緊密にラチェットホイールと 旋動室内壁の間をキャッチし、これによりラチェットホイールの反対方向への旋 回を不能とする。押しブロックを押して中間位置とすると、両端の係止片はいず れも圧制を受けラチェットホイール両端をキャッチするため、ラチェットホイー ルは旋回不能とされ、この構造により需要に応じてドライバーの回転或いは位置 決めを制限する作用を有していた。
【0004】 このようなドライバーは使用上、便利ではあったが、構造上、押しブロックの 分叉状ばね片と係止片のつめがラチェットホイールに対して発生するキャッチ作 用を利用しているために、一般規格のねじをゆるめるには適しているが、比較的 大きなトルクを必要とする大型のねじの場合には、旋回時にばね片が往々にして 加力を担いきれずに滑脱し、空転を発生してねじをなめらかに弛めることができ ない状況が発生し、またばね片が受力の不均一により変形し、ドライバーの寿命 を短縮することがあり、またラチャットホイールによる制御は旋回時にラチェッ ト距離の制限をうけるため、微動効果を達成できなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、一の旋回つまみに連接ヘッドを組み合わせた構造を設け、旋回つま みと連接ヘッドの位置関係の転換によりドライバーの正逆の回転方向制御を達成 し、連接ヘッド内部の収容槽と旋回つまみをセットする四のスライド柱の組合せ を利用して安定して強固な接触と位置制限を行い、空転現象を防止する、一種の ドライバーの微動制御構造を提供することを課題とする。
【0006】 本考案は次に、連接ヘッドの三角キャッチブロックに旋回つまみの撥桿を組合 せることにより、収容槽と四のスライド柱の相関位置を変化させ、これによりド ライバーに位置決め回転或いは空転を行わせ、位置決め方向の回転によりねじの 締めつけ或いは弛緩を制御し、空転方向を利用しハンドル角度調整を行い、ドラ イバーの微調整を達成することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、連接ヘッド内部に略方形を呈する一の収容槽を設けると共に、該収 容槽の底に一の中心軸孔を貫通させて制御軸端を通過させ、該収容槽の四角は円 弧状とし、並びにその中の一の角上縁対応位置に一の三角キャッチブロックを形 成し、該旋回つまみのつまみ部の下縁を延伸して一の管部を設け、並びに該旋回 つまみを縦貫する貫通孔を設け、且つ管部及びつまみ部の間に一の撥桿を設け、 その一の端部を管部の長溝中に凸伸させ、別に管部には中央の貫通孔に貫通する 四の溝を穿ち、制御軸を旋回つまみの貫通孔に挿入した後、該四の溝内にそれぞ れスライド柱を設置し、連接ヘッドの三角キャッチブロックを旋回つまみの撥桿 に対応させ、両者を嵌め合わせ、撥桿を三角キャッチブロックの一側に位置させ 、収容槽と四のスライド柱の相関位置を組合せ、制御軸をわずかにねじ(ナット )に対して単方向に進行させ締めつけ或いは弛緩を行えるようにし、旋回つまみ により撥桿と三角キャッチブロックの位置関係を転換して収容槽と四のスライド 柱の相関位置を変化させ、制御軸の正逆回転制御を行うものである。
【0008】
【作用】
本考案は撥桿29と三角キャッチブロック24の位置関係の転換により、制御 軸31の正逆回転を制御する効果を達成する。同時に四のスライド柱30と収容 槽22は四方位の安定した接触位置制限を行い、過大のトルクによりドライバー が滑って空転する現象を防止し、使用上さらに実用性を有し、スライド柱30と 収容槽22の接触位置制限により制御軸31とハンドル20が無段式に微動調節 できる。
【0009】
【実施例】
図2は本考案の分解斜視図、図4は本考案の組合せ後の断面図である。図に示 されるように、本考案は、一のハンドル20、一の旋回つまみ25を包括し、該 ハンドルは中空を呈するものとされ、その末端内縁周囲に一のブロック状ストッ パ40と螺合する適当な長さのねじ山が切られ、該ハンドルの前端には一の連接 ヘッド21が設けられ、該連接ヘッド21内部には略方形を呈する収容槽22が 設けられ、該収容槽22の底を一の制御軸31端部が貫通し、該制御軸31は固 定用リング311で固定され、該収容槽22の四角は円弧状を呈し、前端部には フランジ221が設けられ、並びに該フランジ221の収容槽22の一の角に対 応する位置に三角キャッチブロック24が設けられる。
【0010】 上記旋回つまみ25は、一のつまみ部251と一の管部252を組み立ててな り、該つまみ部251及び該管部252はいずれも一の貫通孔26、26’をも って縦貫され、該つまみ部251の底部の貫通孔26の側面には複数の止め柱2 53が設けられる。
【0011】 上記管部252には等間隔に縦向きに貫通孔26’に通じる四の溝28が穿た れ、つまみ部251に対応する端部には一のブロック体256が設けられた後、 一の連接片281が設けられ、該連接片281の貫通孔26’の周囲にはつまみ 部251の止め柱253に対応する位置に溝28に連通する凹槽254が設けら れ、止め柱253との嵌合によるつまみ部251と管部252の位置決めに供さ れ、該管部252の連接片281はつまみ部251内に嵌挿され、つまみ部25 1の周囲と所定の落差を有し、別に連接片281の上記三角キャッチブロック2 4に対応する位置には一の長溝282が設けられ、その対向側には一の固定孔2 83が設けられて一の撥桿29が設けられ、該撥桿29は円弧形を呈し、その端 部はいずれも折り曲げられ、一端は固定孔283に固定され、もう一端は上記長 溝282内に突伸し、全体はつまみ部251と管部252の間に設けられる。
【0012】 上記制御軸31がつまみ部251と管部252の貫通孔26、26’内に嵌挿 された後、四の溝28内に四のスライド柱30が制御軸31周囲と接触するよう にセットされ、制御軸31が滑らかに回転可能とされる。
【0013】 連接ヘッド21の三角キャッチブロック24の一の側辺が管部252の長溝2 82の撥桿29と対応させられ、該撥桿29が三角キャッチブロック24の一側 に位置させられるとき、四のスライド柱30がそれぞれ収容槽22の四角の側面 に当接することにより、スライド柱30がわずかに未圧迫の方向に回転可能とさ れ、旋回つまみ25を旋回させることで撥桿29と三角キャッチブロック24の 相対関係が転換させられ、制御軸31の回転方向が変化させられる。
【0014】 また図5、6は各部品の関係表示図であり、図5に示されるように、撥桿29 が三角キャッチブロック24の左側に位置する時、旋回つまみ25の四のスライ ド柱30は連接ヘッド21の収容槽22の四角の左側面に抵触し、この時スライ ド柱30と収容槽22の接触状態に制限されて、制御軸31は僅かに逆時計まわ りの空転状態が可能であり、ハンドルで制御軸31を駆動して時計まわりに回転 させることで、ねじに対する締めつけを制御でき、制御軸31の空転状態を組合 せ、制御軸31がねじを一回転させると毎に、ハンドルを回転させられ制御軸3 1の回転をまねかなず、ねじの締めつけ動作がさらに簡単になり、再び位置を合 わせ、差し込み、回転或いは手勢を変換する動作を必要としない。また図6に示 されるように、撥桿29が三角キャッチブロック24の右側に位置する時、制御 軸31の四のスライド柱30は連接ヘッド21の収容槽22の四の角の右側面に 抵触し、このとき、制御軸31はわずかに時計まわりの空転が行える状況にあり 、ハンドルで制御軸31を駆動して逆時計まわりに回転させてねじに対する弛緩 を制御できる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は撥桿29と三角キャッチブロック24の位置関係の転換により、制御 軸31の正逆回転を制御する効果を達成する。同時に四のスライド柱30と収容 槽22は四方位の安定した接触位置制限を行い、過大のトルクによりドライバー が滑って空転する現象を防止し、使用上さらに実用性を有し、スライド柱30と 収容槽22の接触位置制限により制御軸31とハンドル20が無段式に微動調節 できる。また本考案はハンドル20後方のブロック状ストッパ40を取り外して ハンドル20内に各式の制御軸を収容でき、全体の携帯に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のドライバーの断面図である。
【図2】本考案の分解斜視図である。
【図3】本考案の旋回つまみのつまみ部端面視図であ
る。
【図4】本考案の組立構造の断面図である。
【図5】本考案のねじの締めつけ動作時の各部品の関係
表示図である。
【図6】本考案のねじの弛緩動作時の各部品の関係表示
図である。
【符号の説明】
20・・・ハンドル 21・・・連接ヘッド 22・・
・収容槽 221・・・フランジ 23・・・中心軸孔 24・・
・三角キャッチブロック 25・・・旋回つまみ 251・・・つまみ部 252
・・・管部 253・・・止め柱 254・・・凹槽 256・・・
ブロック体 26、26’・・・貫通孔 28・・・溝孔 281・
・・連接片 282・・・長溝 283・・・固定孔 29・・・撥
桿 30・・・スライド柱 31・・・制御軸 311・・
・固定用リング 40・・・ブロック状ストッパ 401・・・座がね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一のハンドル20、一の旋回つまみ25
    を包括し、 該ハンドルは中空を呈するものとされ、その末端内縁周
    囲に一のブロック状ストッパ40と螺合する適当な長さ
    のねじ山が切られ、該ハンドルの前端には一の連接ヘッ
    ド21が設けられ、該連接ヘッド21内部には略方形を
    呈する収容槽22が設けられ、該収容槽22の底を一の
    制御軸31端部が貫通し、該制御軸31は固定用リング
    311で固定され、該収容槽22の四角は円弧状を呈
    し、前端部にはフランジ221が設けられ、並びに該フ
    ランジ221の収容槽22の一の角に対応する位置に三
    角キャッチブロック24が設けられ、 上記旋回つまみ25は、一のつまみ部251と一の管部
    252を組み立ててなり、該つまみ部251及び該管部
    252はいずれも一の貫通孔26、26’をもって縦貫
    され、該つまみ部251の底部の貫通孔26の側面には
    複数の止め柱253が設けられ、 上記管部252には等間隔に縦向きに貫通孔26’に通
    じる四の溝28が穿たれ、つまみ部251に対応する端
    部には一のブロック体256が設けられた後、一の連接
    片281が設けられ、該連接片281の貫通孔26’の
    周囲にはつまみ部251の止め柱253に対応する位置
    に溝28に連通する凹槽254が設けられ、止め柱25
    3との嵌合によるつまみ部251と管部252の位置決
    めに供され、該管部252の連接片281はつまみ部2
    51内に嵌挿され、つまみ部251の周囲と所定の落差
    を有し、別に連接片281の上記三角キャッチブロック
    24に対応する位置には一の長溝282が設けられ、そ
    の対向側には一の固定孔283が設けられて一の撥桿2
    9が設けられ、該撥桿29は円弧形を呈し、その端部は
    いずれも折り曲げられ、一端は固定孔283に固定さ
    れ、もう一端は上記長溝282内に突伸し、全体はつま
    み部251と管部252の間に設けられ、 上記制御軸31がつまみ部251と管部252の貫通孔
    26、26’内に嵌挿された後、四の溝28内に四のス
    ライド柱30が制御軸31周囲と接触するようにセット
    され、制御軸31が滑らかに回転可能とされ、 連接ヘッド21の三角キャッチブロック24の一の側辺
    が管部252の長溝282の撥桿29と対応させられ、
    該撥桿29が三角キャッチブロック24の一側に位置さ
    せられるとき、四のスライド柱30がそれぞれ収容槽2
    2の四角の側面に当接することにより、スライド柱30
    がわずかに未圧迫の方向に回転可能とされ、旋回つまみ
    25を旋回させることで撥桿29と三角キャッチブロッ
    ク24の相対関係が転換させられ、制御軸31の回転方
    向が変化させられることを特徴とする、ドライバーの微
    動制御構造。
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