JP3021548U - 長尺棒状体 - Google Patents

長尺棒状体

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JP3021548U
JP3021548U JP1995009237U JP923795U JP3021548U JP 3021548 U JP3021548 U JP 3021548U JP 1995009237 U JP1995009237 U JP 1995009237U JP 923795 U JP923795 U JP 923795U JP 3021548 U JP3021548 U JP 3021548U
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JP
Japan
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diameter pipe
small
pipe
shaped body
diameter
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995009237U
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English (en)
Inventor
貞男 石井
Original Assignee
株式会社エキスパートオブジャパン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステッキ、スキー用ストック、テントポール
等に応用して好適な長さ調節の可能な長尺棒状体を提供
する。する。 【構成】 小径パイプが大径パイプ内に嵌挿可能な少な
くとも2本以上の異径パイプ1,2,3から構成され
る。2本以上の異径パイプ1,2,3の断面形状を楕円
のような非真円形状となし、大径パイプ1に穿設した通
孔4内に、小径パイプ2に付設したラチェットピン6を
ワンタッチでスムーズに突出係止できるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はステッキ、スキー用ストック、テントポール等に応用して好適な長さ 調節の可能な長尺棒状体に関するものである。
【0002】
【考案の目的】
2本以上の異径パイプからなる長さ調節可能な棒状体はステッキやスキー用の ストック等に応用されていて既に知られている。しかしながら、この従来の異径 パイプからなる長さ調節可能な棒状体は断面形状が真円状となっていて、小径パ イプの一端部内に付設したラチェットピンを大径パイプに穿設した通孔内に突出 係止させるのに多大な手間が掛かるという不具合点があった。
【0003】 すなわち、異径パイプの断面形状が真円状になっていると、大径パイプ内にお いて小径パイプが回転するので、小径パイプに穿設した小孔内に突出しているラ チェットピンを大径パイプの通孔と一致させるのに小径パイプまたは大径パイプ を適宜回転させなければならないのである。
【0004】 そこで、本考案は従来長さ調節可能な棒状体を構成する異径パイプが真円状で あり、ラチェットピンの位置決めに手間が掛かるといった不都合を除去するため 、大径パイプ内において小径パイプが回転できない構造にして小径パイプと大径 パイプの固定をワンタッチで行えるようになした長尺棒状体を提供することを目 的とするものである。
【0005】
【考案の構成】
上記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、小径パイプが大径パイ プ内に嵌挿可能な少なくとも2本以上の異径パイプからなる棒状体であって、大 径パイプの長手方向に沿って複数個の通孔を穿設し、小径パイプの一端部内に付 設したバネによって付勢されたラチェットピンを、小径パイプの一端部付近に穿 設した小孔より外方に突出させ、当該ラチェットピンを前記大径パイプに穿設し た通孔内に突出させるようにして長さの調節後に小径パイプと大径パイプを固定 するようにした長尺棒状体において、前記2本以上の異径パイプの断面形状を楕 円のような非真円形状となし、大径パイプに穿設した通孔内に、小径パイプに付 設したラチェットピンをスムーズに突出係止させ得るようになしたことを特徴と する長さ調節の可能な長尺棒状体である。
【0006】 本考案長尺棒状体はこのように、その断面形状を楕円のような非真円形状とな したので、小径パイプが大径パイプ内において回転することがなく、大径パイプ に穿設した通孔内に小径パイプのラチェットピンをきわめてスムーズにワンタッ チで突出係止させることができるものである。
【0007】
【実施例】
以下、本考案長さ調節可能な長尺棒状体の具体的構成を図示の実施例に基づき 詳細に説明する。 図1は本考案長尺棒状体の一実施例を示す各パイプの分離状態斜視図、図2は 小径パイプの一端部内に付設したラチェットピンによって大径パイプとの固定を 図った状態の拡大断面図、図3は図2のA−A線に沿った断面図である。
【0008】 図示する実施例は大径パイプ1、中径パイプ2、小径パイプ3の三段からなる 異径パイプを以って構成された棒状体であって、小径パイプ3は中径パイプ2内 に、中径パイプ2は大径パイプ1内にそれぞれ嵌挿可能となっている。
【0009】 大径パイプ1と中径パイプ2、中径パイプ2と小径パイプ3の固定は次によっ てなされる。すなわち、大径パイプ1および中径パイプ2の外周部にはそれぞれ 長手方向に沿って複数個の通孔4,4・・・を穿設してあり、中径パイプ2およ び小径パイプ3の一端部内に付設した弾性材よりなるバネ5,5によって付勢さ れたラチェットピン6,6の先端部を、中径パイプ2および小径パイプ3の一端 部付近に穿設した小孔7,7より外方に突出させ、当該ラチェットピン6,6を 大径パイプ1および中径パイプ2に穿設した前記通孔4,4・・・内に選択的に 突出させるようにして長さの調節後に大径パイプ1と中径パイプ2、中径パイプ 2と小径パイプ3の固定を図るものである。
【0010】 このような構造の異径パイプからなる長尺棒状体の場合、各パイプが断面真円 状であると相互に回転が可能であって一見便利なようであるが、中径パイプ2お よび小径パイプ3の一端部に付設したラチェットピン6,6を大径パイプ1およ び中径パイプ2に穿設した通孔4,4・・・内に嵌着させるのにその都度位置決 めのため各パイプを回転させなければならず操作が煩雑になるという不具合があ る。
【0011】 そこで、本考案においては大径パイプ1、中径パイプ2および小径パイプ3の 各異径管の断面形状を図3に示すような楕円形状となし、パイプ相互が回転しな いようにして、ワンタッチにて大径パイプ1および中径パイプ2に穿設した通孔 4,4・・・内に、中径パイプ2および小径パイプ3に付設したラチェットピン 6,6を嵌着し得るようにしたものである。
【0012】 本考案長尺棒状体はこのように各パイプの断面形状を回転が不可能な非真円形 状となすことにより、ラチェットピン6をスムーズに大きい方のパイプに穿設し てある通孔4,4・・・内に嵌着係止し得るようにしたものであり、断面楕円形 状以外にも断面タマゴ形状となすこともできるものである。
【0013】
【考案の効果】
このように、本考案によれば小径パイプが大径パイプ内において回転すること がなく、大径パイプに穿設した通孔内に小径パイプのラチェットピンをきわめて スムーズにワンタッチで嵌着係止させることができるものである。 したがって、これをステッキ、スキー用ストック、テントポール等に応用する ことにより長さ調節の可能な長尺棒状体として多大な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案長尺棒状体の一実施例を示す各パイプの
分離状態斜視図である。
【図2】小径パイプの一端部内に付設したラチェットピ
ンによって大径パイプとの固定を図った状態の拡大断面
図である。
【図3】図2のA−A線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1:大径パイプ 2:中径パイプ 3:小径パイプ 4:通孔 5:バネ 6:ラチェットピン 7:小孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小径パイプが大径パイプ内に嵌挿可能な
    少なくとも2本以上の異径パイプからなる棒状体であっ
    て、大径パイプの長手方向に沿って複数個の通孔を穿設
    し、小径パイプの一端部内に付設したバネによって付勢
    されたラチェットピンを、小径パイプの一端部付近に穿
    設した小孔より外方に突出させ、当該ラチェットピンを
    前記大径パイプに穿設した通孔内に突出させるようにし
    て長さの調節後に小径パイプと大径パイプを固定するよ
    うにした長尺棒状体において、前記2本以上の異径パイ
    プの断面形状を楕円のような非真円形状となし、大径パ
    イプに穿設した通孔内に、小径パイプに付設したラチェ
    ットピンをスムーズに突出係止させ得るようになしたこ
    とを特徴とする長さ調節の可能な長尺棒状体。
JP1995009237U 1995-08-10 1995-08-10 長尺棒状体 Expired - Lifetime JP3021548U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009183644A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Taito Corp 景品取得ゲーム機
JP2012047222A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Tokyo Gas Co Ltd 多段階ロック機構

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