JP3021487U - 自動車用アームレストカバー - Google Patents

自動車用アームレストカバー

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JP3021487U
JP3021487U JP1995009258U JP925895U JP3021487U JP 3021487 U JP3021487 U JP 3021487U JP 1995009258 U JP1995009258 U JP 1995009258U JP 925895 U JP925895 U JP 925895U JP 3021487 U JP3021487 U JP 3021487U
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JP
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cover
opening
closing lid
cover body
armrest
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JP1995009258U
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English (en)
Inventor
幸雄 北田
Original Assignee
株式会社スリーリング
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用アームレストの開閉蓋に装着するカ
バーの材質や形状に工夫を講じることによって、開閉蓋
に付いた肘が汗ばみにくく、また、開閉蓋のサイズが多
少異なっていても異なるサイズの開閉蓋にぴったりとフ
ィットさせることのできる自動車用アームレストカバー
を提供する。 【解決手段】 自動車用アームレストの開閉蓋の外面を
覆うカバー本体1を羊の毛皮であるムートンで作る。カ
バー本体1にバンド5,5を設ける。カバー本体1の適
所をまつり縫いすることによって、上覆い部2とその上
覆い部2の周辺の縁部3とを形成し、カバー本体1の深
さを前部で浅く後部で深くなるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車用アームレストカバー、詳しくは自動車運転席横のコンソー ルボックスなどの上に設置されて、運転者が肘をついてリラックスすることので きる自動車用アームレストの開閉蓋に装着されるカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
小物入れの付いたケースに開閉蓋を取り付け、その開閉蓋を閉じているときに は、その開閉蓋に運転者が肘を付いてリラックスできるようにした自動車用アー ムレストは従来より知られている。この種のアームレストは、一般に、開閉蓋が クッション性を有し、その開閉蓋の表面を布張りとしたものが多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来より汎用されている上述したような自動車用アームレストをカバ ーを付けずに用いると、開閉蓋に付いた肘が自然に汗ばんできて不快感を感じる ことが多々あった。
【0004】 また、アームレストとは別個に販売されている従来のカバーは、アームレスト の特定のサイズの開閉蓋に対してはぴったりフィットするけれども、サイズの異 なる開閉蓋に対してはうまくフィットしないという不都合があった。
【0005】 本考案はこのような事情のもとでなされたものであり、自動車用アームレスト に装着するカバーの材質や形状に工夫を講じることによって、開閉蓋に付いた肘 が汗ばみにくく、また、開閉蓋のサイズが多少異なっていても異なるサイズの開 閉蓋にぴったりとフィットさせることのできる自動車用アームレストカバーを提 供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案に係る自動車用アームレストカバーは、自動車用アームレストの開閉蓋 の外面に重ね合わされるカバー本体がムートンで作られており、このカバー本体 に、このカバー本体を上記開閉蓋に装着するためのバンドが設けられている、と いうものである。
【0007】 このような自動車用アームレストカバーにおいては、カバー本体に上覆い部と その上覆い部の周辺の縁部とが形成され、カバー本体の深さが前部で浅く後部で 深くなるようにそのカバー本体が保形されている、という構成を採用することが 好ましい。
【0008】 ムートンは、羊の毛皮という天然素材であり、保温性、吸湿性、放湿性、弾力 性、難燃性などに優れた特徴があり、冬期のような気温の低いときに温かみを感 じ、夏期のような気温の高いときに清涼感を感じる素材である。そのため、本考 案のカバーは、肘を長時間付いていても自然に肘が汗ばんでくるといったことが なく、不快感を感じることなくゆとりをもった運転を行う上で好都合である。
【0009】 本考案のカバーには、毛の長さが25mm程度の短毛タイプのムートンから5 5mm程度の長毛タイプのムートンまで様々なタイプのムートンを採用すること ができる。そして、毛は様々の色に着色することが可能であるので、高級感やソ フトあるいはハードな感じを出しやすいという長所がある。
【0010】 本考案のように、カバー本体に上覆い部とその上覆い部の周辺の縁部とが形成 され、カバー本体の深さが後部で深くなるようにそのカバー本体が保形されてい ると、カバー本体をアームレストの開閉蓋に装着したときに、当該カバー本体の 後部が開閉蓋の後端に引っ掛かるのでそのカバー本体が肘で前方に押されても容 易に前方にずれることがない。
【0011】 その反面で、カバー本体の深さが前部で浅くなっているので、アームレストの 開閉蓋にカバー本体を被せるときには、カバー本体の後部だけを開閉蓋の後端部 に引っ掛け、カバー本体の前部は開閉蓋の前端部に自然になじむように重ね合わ せることができるので、サイズの異なる開閉蓋に対してもぴったりとフィットし た状態に装着することが可能である。
【0012】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の自動車用アームレストカバーの実施形態の一例を示す縦断側面 図、図2はその横断正面図である。図1および図2のように、このカバーAは、 カバー本体1と、このカバー本体の前後2箇所で幅方向に張設されたゴム性を備 えるバンド5,5とを備えている。
【0013】 カバー本体1は天然素材であるムートン(羊の毛皮)を布で裏張りすることに より作られており、平面的に展開したときの概略的な形は角丸長方形であるが、 上記バンド5,5の両端部をカバー本体1の幅方向の両端部に縫い付けてあり、 しかもカバー本体1の前端部と後端部の幅方向両側部分を図3や図4のように縫 合してあるため、カバー本体1には、上覆い部2とその上覆い部の周辺の縁部3 ,3とが形成されている。すなわち、カバー本体1の後端部の幅方向両側部分の それぞれを図3のようにT字状にまつり縫い41し、また、カバー本体1の前端 部の幅方向両側部分のそれぞれを図4のように直線状にまつり縫い42すること によって、カバー本体1に上覆い部2とその上覆い部2の後端から垂れ下がった 後縁部31と上覆い部2の側端から垂れ下がった側縁部32とを形成してある。 そして、このカバー本体1においては、上記したまつり縫い41,42の場所を 適切に定めることによって、カバー本体1の深さが図1のように前部で浅く後部 で深くなるようにそのカバー本体1が保形されている。また、ムートンの毛11 の長さは所望の長さに揃えられている。
【0014】 図5および図6は自動車用アームレストBの開閉蓋100に上記カバーAを装 着した状態を説明的に示してある。これらの図で判るように、カバーAは、その バンド5,5を開閉蓋100の裏側に回してカバー本体1で開閉蓋100の外面 (上面と後面と側面と前面)をほゞ覆ってある。そして、カバー本体1の深さの 深い後端部、すなわち後縁部31を開閉蓋100の後端部101に引っ掛け、カ バー本体1の深さの浅い前端部は開閉蓋100の前端部102に自然に垂れかけ てなじませてあり、また、カバー本体1の側縁部32,32は開閉蓋100の側 端部103,103に上記バンド5,5の弾性復元力で重ね付けてある。
【0015】 このような装着状態では、カバーAの上に肘を付いたときに、図6に矢符Xで 示したようにカバーAが前方に押されても、カバー本体1の後縁部31が開閉蓋 100の後端部101に引っ掛かっているので、カバーAが前方にずれることが ない。また、カバー本体1にはムートンという保温性、吸湿性、放湿性、弾力性 、などに優れた天然素材が使われているので、カバーAに付いた肘が自然に汗ば んで不快感を感じたりすることがない。
【0016】 図7および図8は本考案の他の実施形態を示している。このカバーAにおいて 、カバー本体1は天然素材であるムートン(羊の毛皮)を布で裏張りすることに より作られているが、平面的に展開したときの概略的な形は図7のように後端部 が幅狭で前端側ほど拡幅するような形になっている。バンド5,5の両端部をカ バー本体1の幅方向の両端部に縫い付けてあり、カバー本体1の後端部の幅方向 両側部分を直線状にまつり縫い44してあるため、カバー本体1には、上覆い部 2とその上覆い部2の周辺の縁部3,3とが形成されていて、縁部3,3は図1 や図2などで説明したところと同様に、上覆い部2の後端から垂れ下がった後縁 部31と上覆い部2の側端から垂れ下がった側縁部32とを有している。そして 、カバー本体1の深さが図8のように前部で浅く後部で深くなるようにそのカバ ー本体1が保形されている。また、ムートンの毛11の長さは所望の長さに揃え られている。
【0017】 このようなカバーAも、図5や図6で説明したものと同様に、バンド5,5を アームレストの開閉蓋の裏側に回してカバー本体1で開閉蓋の外面をほゞ覆うよ うに装着される。装着状態では、カバー本体1の深さの深い後端部、すなわち後 縁部31が開閉蓋の後端部に引っ掛けられ、カバー本体1の深さの浅い前端部は 開閉蓋の前端部に自然に垂れかけられ、また、カバー本体1の側縁部32,32 は開閉蓋の側端部に上記バンド5,5の弾性復元力で重ね付けられる。
【0018】 この実施形態によっても、上述したものと同様の作用が奏される。そして、特 にこの実施形態によると、図8で判るようにカバー本体1の前端部を上覆い部2 からまっすぐに延ばし、後縁部31を斜めに形成してあるので、開閉蓋のサイズ のより大きな相違に対処させることが可能である。
【0019】
【考案の効果】
本考案の自動車用アームレストカバーは、保温性、吸湿性、放湿性、弾力性、 難燃性などに優れた天然素材であるムートンをカバー本体に使用しているので、 冬期に温かみを感じ、夏期に清涼感を感じることができ、肘を長時間付いていて も自然に肘が汗ばんでくるといったことがないので、運転者は、不快感を感じる ことなくゆとりをもった運転を行うことができるようになり、また、仮に煙草の 灰がその上に落ちてもその難燃性により燃え上がることがないという利点がある 。
【0020】 そして、カバー本体に上覆い部とその上覆い部の周辺の縁部とが形成され、カ バー本体の深さが前部で浅く後部で深くなるようにそのカバー本体が保形されて いるので、アームレストの開閉蓋に後部を引っ掛けて装着した本考案のカバーは 、肘で前方におされても容易に前方にずれることがなく、しかも、カバー本体の 前部は開閉蓋の前端部に自然になじむように重ね合わせることができるので、サ イズの異なる開閉蓋に対してもぴったりとフィットした状態に装着することが可 能であるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動車用アームレストカバーの実施形
態の一例を示す縦断側面図である。
【図2】上記カバーの横断正面図である。
【図3】カバー本体の後端部の幅方向両側部分の縫合箇
所を裏面側から見た概略部分斜視図である。
【図4】カバー本体の前端部の幅方向両側部分の縫合箇
所を裏面側から見た概略部分斜視図である。
【図5】カバーを装着したアームレストの開閉蓋を開い
た状態で示す概略斜視図である。
【図6】カバーを装着したアームレストの開閉蓋を閉じ
た状態で示す概略側面図である。
【図7】他の実施形態によるカバーを裏面側から見た平
面図である。
【図8】他の実施形態によるカバーの縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
A 自動車用アームレストカバー B アームレスト 1 カバー本体 2 上覆い部 3 縁部 5 バンド 100 開閉蓋

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用アームレストの開閉蓋の外面に
    重ね合わされるカバー本体がムートンで作られており、
    このカバー本体に、このカバー本体を上記開閉蓋に装着
    するためのバンドが設けられていることを特徴とする自
    動車用アームレストカバー。
  2. 【請求項2】 カバー本体に上覆い部とその上覆い部の
    周辺の縁部とが形成され、カバー本体の深さが前部で浅
    く後部で深くなるようにそのカバー本体が保形されてい
    る請求項1に記載の自動車用アームレストカバー。
JP1995009258U 1995-08-08 1995-08-08 自動車用アームレストカバー Expired - Lifetime JP3021487U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5593941A (en) 1993-12-28 1997-01-14 Dynic Corporation Process for production of thermally transferred image-receptive sheet

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4947709B1 (ja) * 1970-06-17 1974-12-17
JPH0655557A (ja) * 1992-08-04 1994-03-01 Moriroku Kk クッション層付カバー部材の製造方法
JPH0617550B2 (ja) * 1987-12-07 1994-03-09 セジユデユ−ル・ソシエテ・ドウ・トランスフオルマシオン・ドウ・ラリユミニウム・ペシネ 改良された疲労強度をもつアルミニウム合金材料特に棒材の製造方法

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