JP3020821U - 研削機 - Google Patents

研削機

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Publication number
JP3020821U
JP3020821U JP1995008934U JP893495U JP3020821U JP 3020821 U JP3020821 U JP 3020821U JP 1995008934 U JP1995008934 U JP 1995008934U JP 893495 U JP893495 U JP 893495U JP 3020821 U JP3020821 U JP 3020821U
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JP
Japan
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rotating body
tip
motor
grinding machine
grinding
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Application number
JP1995008934U
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English (en)
Inventor
二朗 森山
Original Assignee
二朗 森山
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速で回転することができその研削面を滑ら
かに仕上げる研削機であって、装置の軽量化および研削
幅の大型化を図ることができる研削機を提供する。 【構成】 走行可能な車両本体11と前記車両本体に搭
載されたモータ12および前記モータによって回転され
る回転体13を含み、前記回転体は、回転軸14と平行
に架設された取付軸16と、前記取付軸に遊嵌されたチ
ップ15は、鋼材をアルファベットのP状または、数字
の9状に形成され、その角部分に設けられた超硬刃17
とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は研削機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、コンクリート床、モルタル床表面には樹脂による塗装がなされてい るがその床面の改修時には、劣化した旧塗膜を除去する必要があるため種々の研 削機が提案されている。 図5にその一例を示すと、この研削機は、モータ(図示せず)などによって回 転される回転体51と当該回転体51に設けられた研削用の多数のチップ52よ りなる。 回転体51は、モータと直結してその回転運動が伝達される回転輪53と、前 記回転軸53と平行に設けられその回転運動に伴って回転する取付輪54とから なる。取付軸54は前記回転軸53の周囲に複数本が配されて、多数個のチップ 52が遊嵌されている。 チップ52は略長方形に形成された鋼板よりなり、図6に示すように、その対 向する二隅に超硬刃55,55が設けられている。符号56は前記取付軸54が 挿通される遊嵌孔である。
【0003】 この研削機50は、前記回転体51の回転の遠心力によって、前記チップ52 の角部分が床面Fを打撃して適宜の深さに削り取るもので、研削機本体は人力ま たは動力によって走行可能に構成されている。
【0004】 しかしながら、このような研削機にあってはチップが大きく重くなり床面を打 撃する際の反動が大きくなるため、高速回転することができず(約300r.p .m)、研削幅を大きくすることが困難である上(約250mm)、研削後の仕 上がりは荒いものであった。さらに打撃による騒音が問題となっていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、このような問題点に鑑み提案されたものであって、高速で回転す ることができその研削面を滑らかに仕上げる研削機であって、装置の軽量化およ び研削幅の大型化を図ることができる研削機を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案は、走行可能な車両本体と前記車両本体に搭載されたモー タおよび前記モータによって回転される回転体を含み、 前記回転体は、回転軸と平行に架設された取付軸と、前記取付軸に遊嵌された チップは、鋼材をアルファベットのP状または、数字の9状に形成され、その角 部分に設けられた超硬刃とから構成されていることを特徴とする研削機に係る。
【0007】
【作用】
この考案は、前述の手段を講じたので、使用に際しては、図3によって図示し たように、研削機10の静止時において、下側のチップ15の下端が床面Fに接 触して吊設されるように前記回転体13の高さ位置を調整する。 その際チップ15は取付軸16に遊嵌状態で取り付けられている。
【0008】 そして、前記モータ12によって回転体13を回転させ、前記取付軸16を回 転体13の回りに配し回転させる。前記取付軸16には、チップ15が遊嵌状態 で取り付けられているので、回転時には、チップ15に設けられた超硬刃17は その遠心力によって、図の一点鎖線で示される軌道上において、回転体13から 最遠の位置に保持される。そして、床面に接触する時には高速(約1300r. p.m)で接触するため、前記床面を細かく切削することができる。 この高速化はチップ15の遊嵌孔25が円形に形成されていることと、チップ 15が小型化、軽量化し、床面に接触した時の反動が小さくなったことによる。
【0009】 これらのことにより、一回当たりの切削量を小さくし、高速回転により切削能 力を向上させることにより、切削後の床面を滑らかに仕上げることができる。 また、チップ15に設けられた超硬刃17が床面に接触した時の反動が小さく なったことにより装置の軽量化と研削幅の大型化が可能となった。
【0010】
【実施例】
以下送付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の研削機の要部を断面で示した全体側面図、図2はその回転体 の一例を示す一部を切り欠いた正面図、図3はその作動状態を概略的に示す断面 図、図4はチップの一例を示す斜視図である。
【0011】 図1に示されるように、この考案の研削機10は走行可能な車両本体11と前 記車両本体11に搭載されたモータ12および回転体13とからなる。この研削 機10は、モータ12によって回転する回転体13に設けられたチップ15が、 床面Fを打撃しその表面を研削するものである。
【0012】 この実施例において、車両本体11は原動機21を備えており、自走式に構成 されている。また、この車両本体11は原動機の設けられていない手押し式のも のでもよい。図中の符号22はハンドル部、23は車輪である。 また、符号24は回転体13の床面Fとの高さを調節する高さ調節用ハンドル である。
【0013】 図2はこの考案の研削機に用いられる回転体13の一例を示したものである。 回転体13はベルト部材19によってモータ12と連結されていて、所定の回転 数で回転するようになっている。回転体13には、側板部材26,26を介して 回転軸14と平行に架設された複数の取付軸16を備えている。この実施例にお いて、前記取付軸16は回転体13の同一軌跡上に4本設けられている。
【0014】 この取付軸16には、当該取付軸16より大径に形成されたチップ15が遊嵌 されている。
【0015】 チップ15は、図4に示されるように、鋼材をアルファベットのP状または、 数字の9状に形成され、その角部分に超硬刃17が設けられている。その中心部 分には、取付軸16より大径の遊嵌孔25が形成され、前記取付軸16に挿通さ れる。このように従来と比較してチップを小型化、軽量化し、装置を軽量化する ことができる。 この実施例では、前記チップ15は一本の取付軸16に60枚設けられる。
【0016】 図3によってこの考案の研削機の作動について説明する。 図示したように、研削機10の静止時において、下側のチップ15の下端が床 面Fに接触して吊設されるように前記回転体13の高さ位置を調整する。その際 、チップ15は取付軸16に遊嵌状態で取り付けられている。
【0017】 そして、前記モータ12によって回転体13を回転させ、前記取付輪16を回 転体13の回りに配し回転させる。この実施例において、前記回転体13の回転 速度は約1300r.p.mである。前記取付軸16には、チップ15が遊嵌状 態で挿通されているので、回転時には、チップ15に設けられた超硬刃17はそ の遠心力によって、図の一点鎖線で示される軌道上において、回転体13から最 遠の位置に保持される。そして、床面に接触する時には高速で接触し、前記床面 を細かく切削することができる。
【0018】
【考案の効果】
以上図示説明したように、この考案の研削機によれば、チップを小型化し、軽 量化することができるため、前記チップを高速で回転させその研削面を滑らかに 仕上げることができる。また、床面の打撃による反動や騒音なども少なく安全性 も高い。加えて、研削幅を大型にすることができ(約700mm)、その作業の 効率を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の研削機の要部を断面で示した全体側
面図である。
【図2】その回転体の一例を示す一部を切り欠いた正面
図である。
【図3】その作動状態を概略的に示す断面図である。
【図4】チップの一例を示す斜視図である。
【図5】一般的な研削機の作動状態を概略的に示す断面
図である。
【図6】そのチップの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 研掃機 11 車両本体 12 モータ 13 回転体 14 回転軸 15 チップ 16 取付軸 17 超硬刃

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行可能な車両本体と前記車両本体に搭
    載されたモータおよび前記モータによって回転される回
    転体を含み、前記回転体は、回転輪と平行に架設された
    取付軸と、前記取付軸に遊嵌されたチップは、鋼材をア
    ルファベットのP状または、数字の9状に形成され、そ
    の角部分に設けられた超硬刃とから構成されていること
    を特徴とする研削機。
JP1995008934U 1995-07-20 1995-07-20 研削機 Expired - Lifetime JP3020821U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995008934U JP3020821U (ja) 1995-07-20 1995-07-20 研削機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995008934U JP3020821U (ja) 1995-07-20 1995-07-20 研削機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3020821U true JP3020821U (ja) 1996-02-06

Family

ID=43156178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995008934U Expired - Lifetime JP3020821U (ja) 1995-07-20 1995-07-20 研削機

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