JP3020554B2 - 音波治療装置 - Google Patents
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/22—Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for
- A61B17/225—Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for for extracorporeal shock wave lithotripsy [ESWL], e.g. by using ultrasonic waves
- A61B17/2251—Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for for extracorporeal shock wave lithotripsy [ESWL], e.g. by using ultrasonic waves characterised by coupling elements between the apparatus, e.g. shock wave apparatus or locating means, and the patient, e.g. details of bags, pressure control of bag on patient
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
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- A61B6/102—Protection against mechanical damage, e.g. anti-collision devices
-
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Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、音波によって生じ得る衝撃波や連続音波を
用いて生体内のガン細胞や結石等を治療する音波治療装
置、さらに詳しくは、超音波型衝撃波破砕治療装置や超
音波型連続波温熱治療装置に関する。
用いて生体内のガン細胞や結石等を治療する音波治療装
置、さらに詳しくは、超音波型衝撃波破砕治療装置や超
音波型連続波温熱治療装置に関する。
（従来の技術） 音波治療は、例えば集束超音波エネルギーによる衝撃
波を体内の結石等に当てて、当該衝撃波による結石等を
破砕する超音波型衝撃波破砕治療装置、連続的な集束超
音波エネルギーを用いて腫瘍部を致死温度まで上昇させ
ることにより当該腫瘍部の治療を行う温熱治療法（ハイ
パーサーミア）による超音波型連続波温治療装置などが
知られている。
波を体内の結石等に当てて、当該衝撃波による結石等を
破砕する超音波型衝撃波破砕治療装置、連続的な集束超
音波エネルギーを用いて腫瘍部を致死温度まで上昇させ
ることにより当該腫瘍部の治療を行う温熱治療法（ハイ
パーサーミア）による超音波型連続波温治療装置などが
知られている。
この種の音波治療装置は、一般に、音波として超音波
を発生し得且つその集束点を形成するべく凹面形状をな
した音波発生体を持ち、この音波発生体は袋を介して患
者に対峙され、また前記袋内に配置された超音波イメー
ジングプローブにより位置決めや治療の成果を確認する
ため前記患者の断層像が得られるようになっている。
を発生し得且つその集束点を形成するべく凹面形状をな
した音波発生体を持ち、この音波発生体は袋を介して患
者に対峙され、また前記袋内に配置された超音波イメー
ジングプローブにより位置決めや治療の成果を確認する
ため前記患者の断層像が得られるようになっている。
このような音波治療装置において、大口径の音波発生
体を使用して被治療部位に焦点を合わせれば、少ない治
療エネルギーで最大の治療効果が得られるが、焦点が被
治療部位からはずれると、正常組織に損傷を与えるの
で、被治療部位と焦点とを合わせる操作は正確に行なわ
なければならない。
体を使用して被治療部位に焦点を合わせれば、少ない治
療エネルギーで最大の治療効果が得られるが、焦点が被
治療部位からはずれると、正常組織に損傷を与えるの
で、被治療部位と焦点とを合わせる操作は正確に行なわ
なければならない。
第６図は、この種のイメージング手段を備えた音波治
療装置の一例の概略構成を示す断面図である。同図にお
いて、音波発生体として超音波振動子10,12はホルダー1
4に固定され、この超音波振動子10,12の焦点が被治療部
位16に合うように後述する超音波イメージングプローブ
18に対し対称に配置されている。またこの音波治療装置
は、内部に水20を収容した袋22により患者24の表面26に
密着されている。また超音波イメージングプローブ18は
ホルダー14の中央部に配置されており、治療のための位
置決めを行なうとともに前記被治療部位16からの反射超
音波を受波して被治療部位16が治療されたか否かの確認
するものである。図において、一点鎖線は治療のための
超音波の照射領域を示し、二点鎖線は超音波イメージン
グ治療のための超音波の照射領域を示している。
療装置の一例の概略構成を示す断面図である。同図にお
いて、音波発生体として超音波振動子10,12はホルダー1
4に固定され、この超音波振動子10,12の焦点が被治療部
位16に合うように後述する超音波イメージングプローブ
18に対し対称に配置されている。またこの音波治療装置
は、内部に水20を収容した袋22により患者24の表面26に
密着されている。また超音波イメージングプローブ18は
ホルダー14の中央部に配置されており、治療のための位
置決めを行なうとともに前記被治療部位16からの反射超
音波を受波して被治療部位16が治療されたか否かの確認
するものである。図において、一点鎖線は治療のための
超音波の照射領域を示し、二点鎖線は超音波イメージン
グ治療のための超音波の照射領域を示している。
このような装置により治療を行なう場合は、まず患者
24内の被治療部位16からの反射超音波を超音波イメージ
ングプローブ18により受波して、当該受波信号に基づく
断層像が表示され、これを操作者が観察して被治療部位
16の位置が衝撃波発生体10,12の焦点に合うように本装
置を移動し、位置決めを行なう。焦点が合った時点で超
音波振動子10,12を駆動し強力超音波を被治療部位16に
照射することにより被治療部位16の治療を行なう。
24内の被治療部位16からの反射超音波を超音波イメージ
ングプローブ18により受波して、当該受波信号に基づく
断層像が表示され、これを操作者が観察して被治療部位
16の位置が衝撃波発生体10,12の焦点に合うように本装
置を移動し、位置決めを行なう。焦点が合った時点で超
音波振動子10,12を駆動し強力超音波を被治療部位16に
照射することにより被治療部位16の治療を行なう。
このように術者は、焦点と被治療部位16との位置合わ
せや治療状況確認のために、超音波イメージングプロー
ブ18を袋22を介して患者24の表面26に図示しない手動又
は電動機構により押付けていた。
せや治療状況確認のために、超音波イメージングプロー
ブ18を袋22を介して患者24の表面26に図示しない手動又
は電動機構により押付けていた。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上述の音波治療装置にあっては、断層
像をより良くみようとしてイメージングプローブ18を患
者24に押し付けた時、押し付け力が術者の感覚にフィー
ドバックされなかった。このため術者は押し付け力の大
きさが良くわからず、強く押し付け過ぎて感受患者に圧
迫を与えたり、危険な状態になる虞れがあった。
像をより良くみようとしてイメージングプローブ18を患
者24に押し付けた時、押し付け力が術者の感覚にフィー
ドバックされなかった。このため術者は押し付け力の大
きさが良くわからず、強く押し付け過ぎて感受患者に圧
迫を与えたり、危険な状態になる虞れがあった。
そこで本発明の目的は、安全性の高い音波治療装置を
提供することにある。
提供することにある。
［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発明は、被検体内の被治
療物を治療用超音波を集束させて前記被治療物を治療す
る音波治療装置において、前記治療用超音波を発生する
超音波発生手段と、この超音波発生手段と前記被検体と
の間に超音波伝播物質を介在させるための袋体と、前記
超音波発生手段及び前記袋体を有するホルダーと、超音
波断層像イメージングのための超音波プローブと、この
超音波プローブを前記ホルダーに対して上下動させる移
動手段と、前記超音波プローブから前記被検体の体表へ
加わる押圧力を所定以下に維持する維持手段とを備える
ことを特徴とするものである。
療物を治療用超音波を集束させて前記被治療物を治療す
る音波治療装置において、前記治療用超音波を発生する
超音波発生手段と、この超音波発生手段と前記被検体と
の間に超音波伝播物質を介在させるための袋体と、前記
超音波発生手段及び前記袋体を有するホルダーと、超音
波断層像イメージングのための超音波プローブと、この
超音波プローブを前記ホルダーに対して上下動させる移
動手段と、前記超音波プローブから前記被検体の体表へ
加わる押圧力を所定以下に維持する維持手段とを備える
ことを特徴とするものである。
（作用） 本発明によれば、維持手段の作用により患者に過大な
荷重が掛からないので、患者に無理な力が作用せず、安
全性を確保することができる。
荷重が掛からないので、患者に無理な力が作用せず、安
全性を確保することができる。
（実施例） 以下本発明にかかる音波治療装置を第１図及び第２図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
本実施例の音波治療装置は、第１図に示すようにホル
ダー14の一側には高強度超音波パルス波又は高強度連続
超音波を発生する超音波振動子10,12が設けられると共
に、前記ホルダー14の前記一側には袋体を構成するベロ
ーズ22−１及び水袋22−２が設けられ、この水袋22−２
は患者24の体表26に当てられる。
ダー14の一側には高強度超音波パルス波又は高強度連続
超音波を発生する超音波振動子10,12が設けられると共
に、前記ホルダー14の前記一側には袋体を構成するベロ
ーズ22−１及び水袋22−２が設けられ、この水袋22−２
は患者24の体表26に当てられる。
また、前記ホルダー14に形成された貫通口を通して前
記水袋22−２の内部に進退可能にしてプローブ棒32が配
置され、当該プローブ棒32の先端部には超音波断層像イ
メージングのための超音波プローブ34が設けられてい
る。
記水袋22−２の内部に進退可能にしてプローブ棒32が配
置され、当該プローブ棒32の先端部には超音波断層像イ
メージングのための超音波プローブ34が設けられてい
る。
さらに、第１図及び第２図に示すように、プローブ棒
32にはその長手方向に沿ってラックギヤ36が設けられ、
このラックギヤ36に噛合うピニオンギヤ38,そのギヤ駆
動軸40,その軸受け台座42が前記ホルダー14の他側に設
けられている。
32にはその長手方向に沿ってラックギヤ36が設けられ、
このラックギヤ36に噛合うピニオンギヤ38,そのギヤ駆
動軸40,その軸受け台座42が前記ホルダー14の他側に設
けられている。
またさらに、前記プローブ棒32の端部が前記水袋22−
２を通して前記体表26へ加える押圧力を所定以下に維持
する維持装置50、前記プローブ棒32の端部が前記水袋22
−２を通して前記体表26から所定の押上力を受けたとき
前記プローブ棒32を退避する退避装置60が設けられてい
る。
２を通して前記体表26へ加える押圧力を所定以下に維持
する維持装置50、前記プローブ棒32の端部が前記水袋22
−２を通して前記体表26から所定の押上力を受けたとき
前記プローブ棒32を退避する退避装置60が設けられてい
る。
本実施例装置が特徴とするところは、前述したように
プローブ棒32の先端部を患者24の体表26に押し付ける際
にこの押し付け力が所定値を越えないように制御する維
持装置50と、患者24がプローブ棒32を所定値を超える力
で押し上げるとプローブ棒32を患者24から退避させ得る
退避装置60とを備えた点にある。
プローブ棒32の先端部を患者24の体表26に押し付ける際
にこの押し付け力が所定値を越えないように制御する維
持装置50と、患者24がプローブ棒32を所定値を超える力
で押し上げるとプローブ棒32を患者24から退避させ得る
退避装置60とを備えた点にある。
本実施例における維持装置50は、トルクリミッタ52,
荷重センサ54,トルクセンサ56である。
荷重センサ54,トルクセンサ56である。
トルクリミッタ52は、駆動軸40に形成されてなる受板
52−２と、前記ピニオンギヤ38を前記受板52−２に対し
て挟むものであって前記駆動軸40に移動自在に設けられ
る第１の板体52−４と、この第１の板体52−４に距離を
存して前記駆動軸40に固定し設けられる第２の板体52−
６と、前記第１の板体52−４と前記第２の板体52−６と
の間の前記駆動軸に設けられるコイルスプリング52−８
とから構成されるている。この構成の下で、受板52−２
と第１の板体52−４との間に配置されたピニオンギヤ38
は、コイルスプリング52−８のスプリング力により挟持
されている。この挟持力は、押し付け力上限値として機
能する。
52−２と、前記ピニオンギヤ38を前記受板52−２に対し
て挟むものであって前記駆動軸40に移動自在に設けられ
る第１の板体52−４と、この第１の板体52−４に距離を
存して前記駆動軸40に固定し設けられる第２の板体52−
６と、前記第１の板体52−４と前記第２の板体52−６と
の間の前記駆動軸に設けられるコイルスプリング52−８
とから構成されるている。この構成の下で、受板52−２
と第１の板体52−４との間に配置されたピニオンギヤ38
は、コイルスプリング52−８のスプリング力により挟持
されている。この挟持力は、押し付け力上限値として機
能する。
従って、駆動軸40を手動又は電動で回転した場合に、
駆動軸40を、前記押し付け力上限値よりも小さい回転ト
ルクで回転すると、駆動軸40,受板52−2,ピニオンギヤ3
8,第１の板体52−4,第２の板体52−６は一体で回転する
から、プローブ棒32を上下動させることができる。
駆動軸40を、前記押し付け力上限値よりも小さい回転ト
ルクで回転すると、駆動軸40,受板52−2,ピニオンギヤ3
8,第１の板体52−4,第２の板体52−６は一体で回転する
から、プローブ棒32を上下動させることができる。
一方、駆動軸40を、前記押し付け力上限値よりも大き
い回転トルクで回転すると、駆動軸40,受板52−2,第１
の板体52−4,第２の板体52−６は一体で回転するものの
ピニオンギヤ38は空回りしてしまう。
い回転トルクで回転すると、駆動軸40,受板52−2,第１
の板体52−4,第２の板体52−６は一体で回転するものの
ピニオンギヤ38は空回りしてしまう。
これは次のように作用する。すなわち、駆動軸40を手
動又は電動で回転した場合に、前記押し付け力上限値の
以上の力はプローブ棒32には伝達せず、プローブ棒32の
先端部の下に位置する患者24を大きな力で押さないの
で、安全性が確保される、というものである。なお、上
述においては、維持装置50としてトルクリミッタ52の作
用を容易に理解できるように、退避装置60としてのトー
ションスプリング62が無いものとして説明している。
動又は電動で回転した場合に、前記押し付け力上限値の
以上の力はプローブ棒32には伝達せず、プローブ棒32の
先端部の下に位置する患者24を大きな力で押さないの
で、安全性が確保される、というものである。なお、上
述においては、維持装置50としてトルクリミッタ52の作
用を容易に理解できるように、退避装置60としてのトー
ションスプリング62が無いものとして説明している。
また、維持装置50として荷重センサ54は、前記プロー
ブ棒32の先端部、又超音波プローブ34に設けられ、前記
プローブ棒32に作用する荷重（圧力）を検出し、この荷
重センサ54の出力が所定レベルを超えたことを例えば警
報音等で報知するものとなる。
ブ棒32の先端部、又超音波プローブ34に設けられ、前記
プローブ棒32に作用する荷重（圧力）を検出し、この荷
重センサ54の出力が所定レベルを超えたことを例えば警
報音等で報知するものとなる。
トルクセンサ56は、前記駆動軸40に設けられ、このト
ルクセンサ56の出力が所定レベルを超えたとき前記駆動
軸40の動作を停止するものとなっている。この他、維持
装置50として、駆動軸40に歪みゲージを設け、この歪み
ゲージの出力が所定レベルを超えたとき前記駆動軸40の
回転動作が停止するようにしてもよい。
ルクセンサ56の出力が所定レベルを超えたとき前記駆動
軸40の動作を停止するものとなっている。この他、維持
装置50として、駆動軸40に歪みゲージを設け、この歪み
ゲージの出力が所定レベルを超えたとき前記駆動軸40の
回転動作が停止するようにしてもよい。
また、本実施例においては、退避装置60として、トー
ションスプリング62を備えている。このトーションスプ
リング62は、前記駆動軸40に設けられるものであって一
端部が前記軸受け台座42に固定され且つ他端部が前記ピ
ニオンギヤ38の外周部に固定されてなる。このトーショ
ンスプリング62によりプローブ棒32を図示のように上向
きの力F1にて持ち上げている。この上向きの力F1は、プ
ローブ棒32とホルダー14との間の摩擦力（上向きの力）
と下向きの力F2との合力に釣り合っている。この下向き
の力F2は、プローブ棒32、超音波プローブ34及びラック
ギヤ36の荷重によるものである。
ションスプリング62を備えている。このトーションスプ
リング62は、前記駆動軸40に設けられるものであって一
端部が前記軸受け台座42に固定され且つ他端部が前記ピ
ニオンギヤ38の外周部に固定されてなる。このトーショ
ンスプリング62によりプローブ棒32を図示のように上向
きの力F1にて持ち上げている。この上向きの力F1は、プ
ローブ棒32とホルダー14との間の摩擦力（上向きの力）
と下向きの力F2との合力に釣り合っている。この下向き
の力F2は、プローブ棒32、超音波プローブ34及びラック
ギヤ36の荷重によるものである。
従って、上述した力の釣り合いにより、プローブ棒32
の先端部は患者24の体表26に密着するものの、その力は
零又は１〜2Kg程度の適度な力とすることができ、安全
である。
の先端部は患者24の体表26に密着するものの、その力は
零又は１〜2Kg程度の適度な力とすることができ、安全
である。
また、トーションスプリング62は、プローブ棒32、超
音波プローブ34及びラックギヤ36の荷重による下向きの
力F2を補償しているので、この力F2を下回り且つプロー
ブ棒32とホルダー14との間の摩擦力を超える力で、プロ
ーブ棒32を持ち上げる、例えば、患者24が腹を膨らます
等により、簡単にプローブ棒32は持ち上げられる。この
場合、駆動軸40に何も力を加えていないときは、駆動軸
40,受板52−2,ピニオンギヤ38,第１の板体52−4,第２の
板体52−６は一体で回転する。
音波プローブ34及びラックギヤ36の荷重による下向きの
力F2を補償しているので、この力F2を下回り且つプロー
ブ棒32とホルダー14との間の摩擦力を超える力で、プロ
ーブ棒32を持ち上げる、例えば、患者24が腹を膨らます
等により、簡単にプローブ棒32は持ち上げられる。この
場合、駆動軸40に何も力を加えていないときは、駆動軸
40,受板52−2,ピニオンギヤ38,第１の板体52−4,第２の
板体52−６は一体で回転する。
このように構成された装置によれば、駆動軸40を回転
したときには、所定値を越える力が軸40にかかっても、
その駆動トルクはプローブ棒32に伝達されなくなる。こ
れにより所定値を越える力で患者24を押し付けることが
なくなり、患者24に圧迫を与えたり、患者24を恐れさせ
ることがない。その結果、適切な押し付け力で超音波プ
ローブ34を患者24の体表26に密着させられるので、良い
画像が得られる。
したときには、所定値を越える力が軸40にかかっても、
その駆動トルクはプローブ棒32に伝達されなくなる。こ
れにより所定値を越える力で患者24を押し付けることが
なくなり、患者24に圧迫を与えたり、患者24を恐れさせ
ることがない。その結果、適切な押し付け力で超音波プ
ローブ34を患者24の体表26に密着させられるので、良い
画像が得られる。
次に荷重センサ54は、プローブ棒32を押し付ける力を
検出するものであるから、この荷重センサ54からの押し
付け力が所定値を越えると警報が鳴るので、術者に注意
を促すことができる。
検出するものであるから、この荷重センサ54からの押し
付け力が所定値を越えると警報が鳴るので、術者に注意
を促すことができる。
トルクセンサ56により駆動軸40のトルクを検出しこの
トルクが所定値を越えた場合には、駆動軸40を停止させ
るので、所定値を越える力で患者24を押し付けることが
なくなり、患者24を圧迫を与えたり、患者24を恐れさせ
ることがない。
トルクが所定値を越えた場合には、駆動軸40を停止させ
るので、所定値を越える力で患者24を押し付けることが
なくなり、患者24を圧迫を与えたり、患者24を恐れさせ
ることがない。
また、トーションスプリング62は、プローブ棒32を患
者24から退避し得、このプローブ棒32を患者24に当接す
る際には、所定値を越えない力でプローブ棒32を患者24
に押し付けるように制御する。これによれば、プローブ
棒32を押し付けている時に、患者24が上に動いた時等に
はプローブ棒32が上に抜けるようになるので、患者24に
圧迫を与えたり、患者24を恐れさせることなく、安全性
が確保される。
者24から退避し得、このプローブ棒32を患者24に当接す
る際には、所定値を越えない力でプローブ棒32を患者24
に押し付けるように制御する。これによれば、プローブ
棒32を押し付けている時に、患者24が上に動いた時等に
はプローブ棒32が上に抜けるようになるので、患者24に
圧迫を与えたり、患者24を恐れさせることなく、安全性
が確保される。
次に、第３図は参照して、第１図及び第２図に示す装
置を、超音波型衝撃波破砕治療装置として構成した場合
について説明する。すなわち、超音波振動子10,12はパ
ルス波駆動器（PWD）72により駆動されることにより、
高強度超音波パルス波が発生される。また、超音波プロ
ーブ34は、送受信器（T/R）74により送受信駆動され、
受信信号は再構成装置（REC）76に与えられ、ここで、
例えば断層像が生成され、モニタ78に表示される。ま
た、コントローラ80は送受信器74及びパルス波駆動器
（PWD）72を制御し、このコントローラ80はCPU82により
制御を受けるものとなっている。さらに、荷重センサ54
の出力は信号処理回路58−１に入力され、ここで当該出
力が所定レベルを超えたことが判定されると、アラーム
58−２に付勢信号を与え、警報を鳴らすものとなってい
る。
置を、超音波型衝撃波破砕治療装置として構成した場合
について説明する。すなわち、超音波振動子10,12はパ
ルス波駆動器（PWD）72により駆動されることにより、
高強度超音波パルス波が発生される。また、超音波プロ
ーブ34は、送受信器（T/R）74により送受信駆動され、
受信信号は再構成装置（REC）76に与えられ、ここで、
例えば断層像が生成され、モニタ78に表示される。ま
た、コントローラ80は送受信器74及びパルス波駆動器
（PWD）72を制御し、このコントローラ80はCPU82により
制御を受けるものとなっている。さらに、荷重センサ54
の出力は信号処理回路58−１に入力され、ここで当該出
力が所定レベルを超えたことが判定されると、アラーム
58−２に付勢信号を与え、警報を鳴らすものとなってい
る。
次に、第４図は参照して、第１図及び第２図に示す装
置を、超音波型連続波音熱治療装置として構成した場合
について説明する。すなわち、超音波振動子10,12は連
続波駆動器（CWD）84により駆動されることにより、高
強度連続超音波が発生される。これ以外の構成は、第４
図のものと同じである。
置を、超音波型連続波音熱治療装置として構成した場合
について説明する。すなわち、超音波振動子10,12は連
続波駆動器（CWD）84により駆動されることにより、高
強度連続超音波が発生される。これ以外の構成は、第４
図のものと同じである。
次に、第１図及び第２図と異なる構成例を第５図を参
照して説明する。第５図の構成は、基本的には、第１図
及び第２図と同じであり、同一部分には同一符号を付し
てその説明は省略するものであり、駆動軸40の中間部に
トルクリミッタ52Aを設けたことが相違する。
照して説明する。第５図の構成は、基本的には、第１図
及び第２図と同じであり、同一部分には同一符号を付し
てその説明は省略するものであり、駆動軸40の中間部に
トルクリミッタ52Aを設けたことが相違する。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できるも
のである。
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できるも
のである。
［発明の効果］ 以上のように本発明によれば、患者の過大な荷重が掛
からないので、患者に無理な力が作用せず、患者に対す
る安全性を確保することができる。
からないので、患者に無理な力が作用せず、患者に対す
る安全性を確保することができる。
第１図は本発明の一実施例の音波治療装置の構成を示す
概略断面図、第２図は第１図におけるホルダーに設けら
れるメカニカル部分を示す斜視図、第３図は第１図で示
される装置を超音波型衝撃波破砕治療装置として構成す
る場合の電気回路のブロック図、第４図は第１図で示さ
れる装置を超音波型連続波温熱治療装置として構成する
場合の電気回路のブロック図、第５図は本発明の他の実
施例の音波治療装置の構成を示す概略断面図、第６図は
先行技術にかかる音波治療装置の一例の構成を示す概略
断面図である。 10,12……超音波振動子、14……ホルダー、22……袋
体、22−１……ベローズ、22−２……水袋、24……患
者、26……体表、32……プローブ棒、34……超音波プロ
ーブ、36……ラックギヤ、38……ピニオンギヤ、40……
ギヤ駆動軸、42……軸受け台座、50……維持装置、52…
…トルクリミッタ、52−２……受板、52−４……第１の
板体、52−６……第２の板体、52−８……コイルスプリ
ング、54……荷重センサ、56……トルクセンサ、58−１
……信号処理装置、58−２……アラーム、60……退避装
置、62……トーションスプリング。
概略断面図、第２図は第１図におけるホルダーに設けら
れるメカニカル部分を示す斜視図、第３図は第１図で示
される装置を超音波型衝撃波破砕治療装置として構成す
る場合の電気回路のブロック図、第４図は第１図で示さ
れる装置を超音波型連続波温熱治療装置として構成する
場合の電気回路のブロック図、第５図は本発明の他の実
施例の音波治療装置の構成を示す概略断面図、第６図は
先行技術にかかる音波治療装置の一例の構成を示す概略
断面図である。 10,12……超音波振動子、14……ホルダー、22……袋
体、22−１……ベローズ、22−２……水袋、24……患
者、26……体表、32……プローブ棒、34……超音波プロ
ーブ、36……ラックギヤ、38……ピニオンギヤ、40……
ギヤ駆動軸、42……軸受け台座、50……維持装置、52…
…トルクリミッタ、52−２……受板、52−４……第１の
板体、52−６……第２の板体、52−８……コイルスプリ
ング、54……荷重センサ、56……トルクセンサ、58−１
……信号処理装置、58−２……アラーム、60……退避装
置、62……トーションスプリング。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61B 17/36 A61B 17/22 A61F 7/00
Claims (3)
- 【請求項１】被検体内の被治療物を治療用超音波を集束
させて前記被治療物を治療する音波治療装置において、 前記治療用超音波を発生する超音波発生手段と、 この超音波発生手段と前記被検体との間に超音波伝播物
質を介在させるための袋体と、 前記超音波発生手段及び前記袋体を有するホルダーと、 超音波断層像イメージングのための超音波プローブと、 この超音波プローブを前記ホルダーに対して上下動させ
る移動手段と、 前記超音波プローブから前記被検体の体表へ加わる押圧
力を所定以下に維持する維持手段とを備えることを特徴
とする音波治療装置。 - 【請求項２】前記維持手段は、前記移動手段による前記
超音波プローブの移動を制御することにより前記押圧力
を前記所定以下に維持することを特徴とする請求項１記
載の音波治療装置。 - 【請求項３】前記維持手段は、前記超音波プローブが前
記体表から所定の押上力を受けたとき前記超音波プロー
ブを前記ホルダーへ向けて退避させる退避手段を有する
ことを特徴とする請求項１又は請求項２記載の音波治療
装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12120789 | 1989-05-15 | ||
| JP1-121207 | 1989-05-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0373139A JPH0373139A (ja) | 1991-03-28 |
| JP3020554B2 true JP3020554B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=14805525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02122885A Expired - Fee Related JP3020554B2 (ja) | 1989-05-15 | 1990-05-15 | 音波治療装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0398218B1 (ja) |
| JP (1) | JP3020554B2 (ja) |
| DE (1) | DE69015692T2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| CH691345A5 (de) * | 1996-04-18 | 2001-07-13 | Siemens Ag | Therapiegerät mit einfacher Einstellung eines gewünschten Abstandes von einem Bezugspunkt. |
| CN1166422C (zh) | 2001-11-05 | 2004-09-15 | 北京源德生物医学工程股份有限公司 | 用于体外高能聚焦超声波治疗机的坐位架 |
| CN1164341C (zh) * | 2001-11-05 | 2004-09-01 | 北京源德生物医学工程股份有限公司 | 一种聚焦超声波波源 |
| CN1169588C (zh) * | 2001-11-05 | 2004-10-06 | 北京源德生物医学工程股份有限公司 | 体外高能聚焦超声波治疗机 |
| CN2675167Y (zh) * | 2004-02-10 | 2005-02-02 | 秦向群 | 一种超声波终止早孕治疗机 |
| CN101991440B (zh) * | 2009-08-10 | 2014-08-13 | 重庆融海超声医学工程研究中心有限公司 | 一种超声治疗头的运动控制装置及含有该装置的超声治疗设备 |
| CN110475518A (zh) * | 2017-03-30 | 2019-11-19 | 京瓷株式会社 | 超声波照射装置 |
| JP6859557B2 (ja) * | 2018-03-22 | 2021-04-14 | ソニア・セラピューティクス株式会社 | 治療装置 |
| JP7158005B2 (ja) * | 2018-08-31 | 2022-10-21 | ソニア・セラピューティクス株式会社 | 制御装置 |
| JP7301426B1 (ja) * | 2022-05-12 | 2023-07-03 | ソニア・セラピューティクス株式会社 | Ｈｉｆｕ照射装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3532184C1 (de) * | 1985-09-10 | 1987-02-19 | Zeiss Carl Fa | Kollisionsschutz fuer den Tastkopf einer Messmaschine |
| DE3720826C1 (de) * | 1987-06-24 | 1988-12-22 | Dornier Medizintechnik | Vorrichtung zur atmungsgetriggerten therapeutischen Behandlung von Lebewesen mit Stosswellen |
| DE3725129A1 (de) * | 1987-07-29 | 1989-02-09 | Dornier Medizintechnik | Medizintechnische sicherheitseinrichtung fuer diagnose und therapie, insbesondere fuer die beruehrungsfreie lithotripsie |
| US4928672A (en) * | 1987-07-31 | 1990-05-29 | Siemens Aktiengesellschaft | Shockwave source having a centrally disposed ultrasound locating system |
-
1990
- 1990-05-14 DE DE1990615692 patent/DE69015692T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-05-14 EP EP19900109035 patent/EP0398218B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-05-15 JP JP02122885A patent/JP3020554B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0398218A1 (en) | 1990-11-22 |
| DE69015692D1 (de) | 1995-02-16 |
| DE69015692T2 (de) | 1995-08-24 |
| EP0398218B1 (en) | 1995-01-04 |
| JPH0373139A (ja) | 1991-03-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |