JP3020038U - シャワーヘッド - Google Patents

シャワーヘッド

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JP3020038U
JP3020038U JP1995000543U JP54395U JP3020038U JP 3020038 U JP3020038 U JP 3020038U JP 1995000543 U JP1995000543 U JP 1995000543U JP 54395 U JP54395 U JP 54395U JP 3020038 U JP3020038 U JP 3020038U
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JP
Japan
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head
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Application number
JP1995000543U
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Inventor
喜一 中山
Original Assignee
有限会社中山設備
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 毛髪の内部についても直接シャワーが可能
で、洗浄時間、シャワー量の低減を図る。 【構成】 ヘッド本体2の前面に複数の突起6を植設
し、該突起6の内部に噴水路7を形成し、この噴水路7
の一端はヘッド本体2内部の水通路3に連通し、他端は
突起6の先端の噴水口7aに開口し、突起6の先端から噴
水する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浴室または洗面台に設置して洗髪に使用するシャワーにおけるシャ ワーヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に使用されているシャワーは、シャワーヘッドの前面に形成されているヘ ッドカバーに開口された多数の噴水口から、水または湯を噴出するものであり、 前記ヘッドカバーは平坦に形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、前述のようなシャワーヘッドでは、単に水または湯が噴出するだけ であって、洗髪においては毛髪内部の洗浄が良好に行えない問題がある。
【0004】 具体的には、従来のヘッドカバーの表面は平坦であり、その噴水口から噴出さ れた水または湯は、単に髪の毛の表部分にかかるだけであり、内部の頭皮近傍の 部分についてはなかなか届かず、髪の毛をかき上げて内側にシャワーがかかるよ うにしている。そのため、十分な洗浄が行えずにシャンプーが残ったり、洗浄に 多量の水と時間が消費され、特に、水圧が低い場合には噴出されたシャワーの勢 いが弱く洗浄作用も低くなって、上記不具合が顕著となる。
【0005】 本考案は上記事情に鑑みなされたものであり、良好な洗浄性を得るようにした シャワーヘッドを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため本考案のシャワーヘッドは、ヘッド本体の前面に複数の突 起を植設し、該突起の内部に噴水路を形成し、この噴水路の一端をヘッド本体内 部の水通路に連通し、他端を突起の先端の噴水口に開口し、前記突起の先端から 噴水することを特徴とするものである。
【0007】 また、前記突起を1列の櫛状に設けるか、多数配設したブラシ状に設けるのが 好適である。
【0008】 他のシャワーヘッドとしては、ヘッド本体の前面に噴水口を形成し、この前面 の噴水口の間に複数の突起を植設したことを特徴とするものである。
【0009】 さらに、前記突起を軟質部材で形成するのが好ましい。前記突起は、ヘッド本 体の前面部分に着脱可能に設けられたヘッドカバーに一体に形成することが可能 である。
【0010】
【作用および考案の効果】
本考案のシャワーヘッドによれば、ヘッド本体の前面に植設した突起の先端に 噴水口を設けたものでは、この噴水口からシャワーが噴出され、突起を髪の毛を とかすように内部に挿入して使用すると、シャワーが直接内側の部分に流れて頭 皮に付着しているシャンプーを流すことができ、外側からのシャワーの使用と併 用することで短時間でかつ少ないシャワー量で洗浄が行えるものである。
【0011】 また、先端からは噴出しないが突起を有するものでは、この突起によって毛髪 をすくい上げるようにしてシャワーを噴出させると、同様に内部に対して直接シ ャワーを噴出させることができ、内部の洗浄が良好に行えるものである。
【0012】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0013】 <実施例1> 図1は本考案の第一の実施例によるシャワーヘッドの全体構成を示す側面図、 図2はその断面図、図3は正面図である。
【0014】 図示したシャワーヘッド1はヘッド本体2を備え、このヘッド本体2は狭い幅 で縦長のヘッド部2aの下部に棒状の把持部2bが一体に連接されている。該把持部 2bの端部には接続ねじ部2cが設けられ、この接続ねじ部2cにはカランの水栓(図 示せず)から延びるホース8の先端部分が連結ナット9(袋ナット)の締め付け によって連結される。
【0015】 前記ヘッド本体2のヘッド部2aから把持部2bの内部には空洞状に水通路3が設 けられ、その一部がヘッド部2aの一側面に開口し、この側部の開口部分は点検カ バー4によって閉塞され、該点検カバー4が止めビス5によって固定される。点 検カバー4とヘッド部2aとの間にはシールパッキン(図示せず)が介装される。
【0016】 前記ヘッド本体2のヘッド部2aは、前面部2dに複数の突起6が植設されている 。この突起6は所定間隔で1列の櫛状に並設され、各突起6の内部に噴水路7が 形成されている。この突起6の内部に形成された噴水路7の一端は前記ヘッド本 体2内部の空洞状の水通路3に連通し、他端は突起6の先端部分に開口している 噴水口7aに連通している。
【0017】 なお、この突起6の先端部分を球状に設けて噴水口7aの開口部分が先鋭となる のを軽減する構造に設けてもよい。
【0018】 前記突起6はヘッド本体2のヘッド部2aと一体に樹脂材料によって成形しても よく、その場合に突起6部分は柔軟性がある材料によって形成すると突起6の破 損が阻止されて好ましい。その際、ヘッド部2aの側方の点検カバー4を外して、 側方開口すなわち水通路3の点検口を開くと内部の水通路3および噴水路7が外 部から見え、目詰まりの発生状態等を点検清掃可能である。
【0019】 上記のような構造によれば、前記シャワーヘッド1をカランからのホース8に 接続し、水栓を操作して水または湯を送給すると、ヘッド本体2内部の水通路3 を通って水または湯が流入し、突起6内の噴水路7を通って先端の噴水口7aから 噴出するものである。
【0020】 実際の洗髪における使用方法は、シャワーヘッド1を持ってまたは壁等に固定 した状態で頭部から離れた位置で水または湯を噴出して、外側から髪の毛にシャ ワーして洗浄するのに加えて、前記シャワーヘッド1を持ってその櫛状に配列し ている突起6によって髪の毛をすくうように突起6の先端を毛髪の内部に挿入し 、この状態で突起6先端の噴水口7aから水または湯を噴出したシャワーによって 、内側から直接内部の髪の毛および頭皮の洗浄を行うことができ、両方の洗浄形 態を併用することで、短時間でかつ少ないシャワー量で洗髪が行えるものである 。洗浄対象は髪の毛に限らず、起毛製品等を洗浄する際に、その内部に突起6を 挿入してシャワーを噴出することで簡易に洗浄が完了するものである。
【0021】 なお、本例における突起6は、ヘッド本体2のヘッド部2aと一体に形成するよ うにしているが、このヘッド部2aの前面部2dをヘッド部2aとは別体の第2実施例 に示すようなヘッドカバーに設け、このヘッドカバーと一体に突起6を形成する とともに突起6内に噴水路7をヘッドカバーを貫通して設け、該ヘッドカバーを ヘッド本体2に固定して組み付けるように設けてもよい。その際、ヘッド本体2 の前面には、前記側方開口と同様の水通路の開口が形成され、ヘッドカバーを通 って突起6の先端からシャワーを噴出するように構成されている。
【0022】 <実施例2> 本例は図4に示し、このシャワーヘッド10は突起6がブラシ状に設置された例 である。
【0023】 すなわち、シャワーヘッド10は、そのヘッド本体12は円形状の前面を有するヘ ッド部12a と、棒状の把持部12b とを備えてなり、その端部には前例と同様の接 続ネジ12c が設けられ、カランからのホース8と連結ナット9により接続される 。
【0024】 前記ヘッド部12a の円形状の前面には、突起6が配設されたヘッドカバー13が 固定される。該ヘッドカバー13は中心部分の止めビス14の締結によって取り付け られ、このヘッド本体12の前面には把持部12b 内から形成された水通路3が開口 する。一方、前記ヘッドカバー13は、円板状のベース部分に突起6が配列されて ブラシ状に設けられている。
【0025】 前記突起6の内部には、前例と同様に噴水路7が形成され、その一端はヘッド カバー13の背面に開口してヘッド本体2の水通路3に連通し、他端は突起6先端 の噴水口7aに連通開口している。そして、各突起6の先端の噴水口7aからシャワ ーの噴出を行うものであり、洗浄作用等は前例と同様である。
【0026】 図5は変形例を示すものであり角形のブラシ状に形成されている。本例のシャ ワーヘッド20は、ヘッド部22a と把持部22b とからなるヘッド本体22において、 ヘッド部22b の前面形状が角形に設けられ、そのヘッドカバー23が2つの止めビ ス24によって固定される。突起6、噴水路7、噴水口7a等は同様に構成されてい る。
【0027】 さらに、図6には他の変形例のシャワーヘッド30を示し、本例では、ヘッド部 32a と把持部32b とからなるヘッド本体32において、ヘッド部32b の前面部分が 楕円形状で、そのヘッドカバー33に2列の突起6が植設されたブラシ状に設けら れている。そして、ヘッド本体32内部の水通路3から、突起6の内部の噴水路7 を通って先端に開口した噴水口7aからシャワーを噴出するように構成されている 。
【0028】 <実施例3> 本例は図7に示し、このシャワーヘッド40は突起45の根本部分のヘッドカバー 43に設けた噴水口46からシャワーを噴出するようにした例である。
【0029】 すなわち、シャワーヘッド40は、円形状の前面を有するヘッド部42a と棒状の 把持部42b とを備えたヘッド本体42の前面には円形の開口が設けられ、この開口 にはヘッドカバー43が止めビス44の締結によって固定される。該ヘッドカバー43 は、板状の部材に多数の突起45がブラシ状の配列で植設され、この突起45間のベ ース状の部材に噴水口46が開口され、この噴水口46にヘッド本体42内の水通路3 が連通されている。
【0030】 本例の作用を説明すれば、突起45によって毛髪をすくい上げるようにして根本 部分の噴水口46からシャワーを噴出させると、突起45の先端から直接内部にシャ ワーは噴出されないが、毛髪がすくい上げられていることで、その内側に対して シャワーを噴出させることができ、内部の洗浄が良好に行えるものである。
【0031】 図8は変形例を示すものであり楕円形のブラシ状に形成されている。そのシャ ワーヘッド50は、ヘッド部52a と把持部52b とからなるヘッド本体52において、 ヘッド部52b の前面形状が楕円形に設けられ、そのヘッドカバー53が2つの止め ビス54によって固定される。ヘッドカバー53には、板状の部材に多数の突起55が ブラシ状の配列で植設され、この突起55間のベース状の部材に噴水口56が開口さ れ、この噴水口56にヘッド本体52内の水通路3が連通され、噴水口56からシャワ ーが噴出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例によるシャワーヘッドの
側面図
【図2】図1のシャワーヘッドの断面図
【図3】図1のシャワーヘッドの正面図
【図4】本考案の第2の実施例によるシャワーヘッドの
斜視図
【図5】第2の実施例の変形例を示すシャワーヘッドの
要部斜視図
【図6】他の変形例を示す同要部斜視図
【図7】本考案の第3の実施例によるシャワーヘッドの
要部斜視図
【図8】第3の実施例の変形例を示すシャワーヘッドの
要部斜視図
【符号の説明】
1,10,20,30,40,50 シャワーヘッド 2,12,22,32,42,52 ヘッド本体 2a,12a,22a,32a,42a,52a ヘッド部 3 水通路 6,45,55 突起 7 噴水路 7a,46,56 噴水口 13,23,33,43,53 ヘッドカバー

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド本体の前面に複数の突起を植設
    し、該突起の内部に噴水路を形成し、この噴水路の一端
    はヘッド本体内部の水通路に連通し、他端は突起の先端
    の噴水口に開口し、前記突起の先端から噴水することを
    特徴とするシャワーヘッド。
  2. 【請求項2】 ヘッド本体の前面に1列の櫛状に複数の
    突起を植設し、該突起の内部に噴水路を形成し、この噴
    水路の一端はヘッド本体内部の水通路に連通し、他端は
    突起の先端の噴水口に開口し、前記突起の先端から噴水
    することを特徴とするシャワーヘッド。
  3. 【請求項3】 ヘッド本体の前面にブラシ状に複数の突
    起を植設し、該突起の内部に噴水路を形成し、この噴水
    路の一端はヘッド本体内部の水通路に連通し、他端は突
    起の先端の噴水口に開口し、前記突起の先端から噴水す
    ることを特徴とするシャワーヘッド。
  4. 【請求項4】 ヘッド本体の前面に複数の噴水口を設
    け、この前面の噴水口の間に複数の突起を植設したこと
    を特徴とするシャワーヘッド。
  5. 【請求項5】 前記突起が軟質部材で形成されたことを
    特徴とする請求項1ないし4のいずれか1に記載のシャ
    ワーヘッド。
  6. 【請求項6】 前記突起がヘッド本体の前面部分に着脱
    可能に設けられたヘッドカバーに一体に形成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1に記載
    のシャワーヘッド。
JP1995000543U 1995-02-13 1995-02-13 シャワーヘッド Expired - Lifetime JP3020038U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012110844A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Kawaguchi Spring Seisakusho:Kk シャワー式塗装装置
JP2019033947A (ja) * 2017-08-18 2019-03-07 有限会社英賀 シャワーヘッド

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