JP3019110U - テレビの自動選局装置 - Google Patents

テレビの自動選局装置

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JP3019110U
JP3019110U JP1995005626U JP562695U JP3019110U JP 3019110 U JP3019110 U JP 3019110U JP 1995005626 U JP1995005626 U JP 1995005626U JP 562695 U JP562695 U JP 562695U JP 3019110 U JP3019110 U JP 3019110U
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picture control
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啓次 鈴木
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動選局時に、強入力局のスプリアス信号に
起因する、CRTのビーム電流の急激な変化が抑えら
れ、テレビセット電源回路の容量が小さくて済むテレビ
の自動選局装置を提供する。 【構成】 マイコン5は、自動選局を行う動作モードに
入った時に、ビデオクロマIC4に対するピクチャーコ
ントロール電圧を低レベルに落とす。それにより、自動
選局動作において強入力局の前後に現れるスプリアス信
号があっても、CRTビーム電流の急激な増加が抑えら
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テレビ放送局のチャンネルを自動選択し、プリセットメモリするテ レビの自動選局装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の自動選局装置において、自動選局プリセット動作時に、強入力 局のチャンネル周波数の前後に現れるスプリアス信号によって、ビデオ信号のレ ベルが異常となり、映像を表示するCRT(受像管)のビーム電流が急激に増加 するといったことがある。これは、正規の信号とは違う信号が入力されたことに より、黒白反転等の異常を生じ、白ピークの大きい信号が生じたこと等に起因す る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の自動選局装置では、CRTのビーム電流の 急激な増加によって、テレビセットの電源がダウンしたり、映像が歪んだりする ことのないように、つまり、急激なビーム電流の増大にも耐え得るような、電流 供給能力の大きいセット電源回路が必要となるという問題があった。 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、自動選局時 に、強入力局のスプリアス信号に起因する、CRTのビーム電流の急激な変化が 抑えられ、テレビセット電源回路の容量が小さくて済むテレビの自動選局装置を 提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の考案は、テレビ放送チャンネル局を自動 選択し、メモリにプリセットするテレビの自動選局装置において、受信した放送 電波の中から所定のチャンネル局を選択するチューナと、選択されたチャンネル 局の信号をビデオ表示のために処理するビデオ信号処理回路と、チューナによる 同調動作を制御し、また、ビデオ信号処理回路に対するピクチャーコントロール 電圧を出力するマイクロコンピュータとを備え、マイクロコンピュータは、自動 選局を行う動作モードに入った時に、ビデオ信号処理回路に対するピクチャーコ ントロール電圧を低レベルに落とすものである。 また、請求項2の考案は、請求項1記載のテレビの自動選局装置において、マ イクロコンピュータは、自動選局を行う動作モードに入ると信号レベルが変わる 出力ポートを有し、この出力ポートの信号レベルに応じてオン・オフするスイッ チング素子を介して上記ビデオ信号処理回路に対するピクチャーコントロール電 圧を変化させるようにしたものである。
【0005】
【作用】
上記構成を有する請求項1のテレビの自動選局装置において、マイクロコンピ ュータは、チューナによる同調動作を制御し、また、ビデオ信号処理回路に対す るピクチャーコントロール電圧を出力し、自動選局を行う動作モードに入った時 に、ビデオ信号処理回路に対するピクチャーコントロール電圧を低レベルに落と す。そのため、自動選局動作において、強入力局の前後に現れるスプリアス信号 があっても、CRTビーム電流の急激な増加が抑えられる。 請求項2のテレビの自動選局装置において、自動選局を行う動作モードに入る とマイクロコンピュータの出力ポートの信号レベルが変わり、この信号レベルの 変化によってスイッチング素子がオンし、これにより、マイクロコンピュータか らのビデオ信号処理回路へのピクチャーコントロール電圧が変化し、上記と同様 な作用が得られる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。 図1は自動選局装置を搭載したテレビの要部ブロック図である。自動選局装置 1は、受信したテレビ放送電波の中から所定のチャンネル局を選択するチューナ 2と、チューナ2により選局されたチャンネル信号の中間周波増幅を行うIFI C3と、中間周波増幅されたビデオ信号を増幅、検波処理するビデオクロマIC 4(ビデオ信号処理回路)と、チューナ2及びビデオクロマIC4の動作を制御 するマイクロコンピュータ(マイコンという)5と、チューナ2のAGC(自動 利得制御)入力端子に入力されるAGC出力を発生させるAGC回路6と、AF T(自動周波数同調)のためのAFT信号を出力するAFT回路7を備えている 。ビデオクロマIC4はRGB信号や輝度Y信号を出力する。なお、水平偏向出 力回路、垂直偏向出力回路、音声出力回路、テレビ映像を表示するCRT、音声 出力するスピーカ等は図示を省略している。
【0007】 マイコン5には、ビデオクロマIC4により検出した同期信号(SD)が入力 され、AFT回路7からのAFT出力が入力される。また、マイコン5は、ビデ オクロマIC4を制御するための、コントラスト、ブライトネス、及びカラーの ピクチャーコントロール電圧を出力する。ピクチャーコントロール電圧は、D/ A変換器11,12,13によりディジタル信号からアナログ信号に変換されて 、ビデオクロマIC4に与えられる。さらに、マイコン5は、図示していないリ モコン等からの操作信号を受信して、チューナ2にチューナコントロール信号を 出力し、また、オートプリセットのメニューが選択されることで、自動選局を行 う動作モードに入り、その時に、ビデオクロマIC4に対するピクチャーコント ロール電圧を低レベルに落とす。これにより、不図示のCRTの画面は通常より も暗くなるが、強入力局の前後に現れるスプリアス信号が受信されても、CRT ビーム電流の急激な増加を抑えることができる。
【0008】 自動選局動作により得られたプリセットデータは、各チャンネル毎にマイコン 5の内蔵RAMにプリセットメモリされる。なお、通常動作でのAGC回路6は 、チューナ2の出力が低ければ、AGCの出力電圧を高くしてチューナ2の出力 を上げるように働く。
【0009】 上記のように構成された本実施例の自動選局装置1のオートプリセット動作に ついて、図2のフローチャートを参照して説明する。図2において、不図示のリ モコンからの操作により、マイコン5がオートプリセット動作に入ると、マイコ ン5のポートから出力されるピクチャーコントロール電圧が通常に設定されてい るレベルよりも下げられ(S1)、その後、マイコン5からのチューニングコン トロール信号に従って、チューナ2はチューニング動作を行う(S2)。チュー ニング動作の後は、マイコン5は、ピクチャーコントロール電圧のレベルを通常 に戻す(S3)。なお、S2のチューニング動作においては、チューナ2からの 同調出力がIFIC3に入力されて中間周波増幅され、IFIC3により得られ たビデオ信号はビデオクロマIC4に入力され、ビデオクロマIC4は放送チャ ンネルがあれば同期信号SDを抽出し、マイコン5に出力する。また、IFIC 3からの信号を受けたAFT回路7はAFT信号をマイコン5に出力する。
【0010】 このように、オートプリセット動作において、ピクチャーコントロール電圧が 強制的に下げられているので、強入力局のスプリアス信号や白ピークの大きい信 号が入力されても、CRTビーム電流の急激な増加(瞬間的なピーク値オーバー )は防止され、セット電源の変動も抑えられる。なお、上記S1で設定されるピ クチャーコントロール電圧は、通常レベルの40%〜50%とすればよい。
【0011】 図3は、自動選局装置1の変形例を示す。この例においては、マイコン5は、 自動選局を行う動作モードに入ると信号レベルが変わる出力ポートを有し、この 出力ポートの信号レベルに応じてオン・オフするトランジスタ15を介してビデ オクロマIC4に対するピクチャーコントロール電圧を変化させるようにしてい る。すなわち、マイコン5から出力される各ピクチャーコントロール電圧(図示 では1本のみを代表して示している)は、D/A変換器16及び抵抗R1を経て 、ビデオクロマIC4に入力される共に、マイコン5のオートプリセット端子 (出力ポート)は自動選局動作時にHとなり、トランジスタ15をオンさせ、抵 抗R2をビデオクロマIC4の入力端子とグランド間に挿入する。これにより、 ビデオクロマIC4に入力されるピクチャーコントロール電圧は、抵抗R1と抵 抗R2の分圧電圧となり、レベルが下がる。
【0012】 上記構成の自動選局動作を、図4のフローチャートにより説明すると、マイコ ン5は、自動選局動作に入ると、オートプリセット端子をHとする(S11)。 これにより、ビデオクロマIC4のピクチャーコントロール電圧のレベルが下が り、CRTの画面は暗くなる。その状態で上記と同様のチューニング動作が行わ れ(S12)、その後、オートプリセット端子をLとし(S13)、ピクチャー コントロール電圧のレベルを通常に戻す。こうして、上記実施例と同等の作用が 得られる。
【0013】 なお、本考案は上記実施例構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、 自動選局を行う動作モードにおいて、ピクチャーコントロール電圧のレベルを下 げるために挿入される抵抗R2の値を適宜に選択することにより、任意にレベル を設定することができる。
【0014】
【考案の効果】
以上のように請求項1の考案に係るテレビの自動選局装置によれば、自動選局 動作時に、ビデオ信号処理回路に対するピクチャーコントロール電圧を低レベル に落とすようにしているので、強入力局の前後に現れるスプリアス信号があって も、CRTビーム電流の急激な増加が抑えられ、従って、テレビセット電源回路 の容量が小さくて済み、また、電源の安定化が図れる。 また、請求項2の考案に係るテレビの自動選局装置によれば、自動選局動作時 に、マイクロコンピュータの出力ポートの信号レベルが変わることによるスイッ チング素子の状態変化により、マイクロコンピュータからビデオ信号処理回路に 入力されるピクチャーコントロール電圧が変化するので、上記と同等の効果が得 られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるテレビの自動選局装置
のブロック構成図である。
【図2】同装置による自動選局動作を示すフローチャー
トである。
【図3】他の実施例によるテレビの自動選局装置の部分
ブロック構成図である。
【図4】同装置による自動選局動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 自動選局装置 2 チューナ 4 ビデオクロマIC(ビデオ信号処理回路) 5 マイクロコンピュータ 15 トランジスタ R2 抵抗

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ放送チャンネル局を自動選択し、
    メモリにプリセットするテレビの自動選局装置におい
    て、 受信した放送電波の中から所定のチャンネル局を選択す
    るチューナと、 選択されたチャンネル局の信号をビデオ表示のために処
    理するビデオ信号処理回路と、 上記チューナによる同調動作を制御し、また、上記ビデ
    オ信号処理回路に対するピクチャーコントロール電圧を
    出力するマイクロコンピュータとを備え、 上記マイクロコンピュータは、自動選局を行う動作モー
    ドに入った時に、上記ビデオ信号処理回路に対するピク
    チャーコントロール電圧を低レベルに落とすことを特徴
    とするテレビの自動選局装置。
  2. 【請求項2】 上記マイクロコンピュータは、自動選局
    を行う動作モードに入ると信号レベルが変わる出力ポー
    トを有し、この出力ポートの信号レベルに応じてオン・
    オフするスイッチング素子を介して上記ビデオ信号処理
    回路に対するピクチャーコントロール電圧を変化させる
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載のテレビの
    自動選局装置。
JP1995005626U 1995-06-08 1995-06-08 テレビの自動選局装置 Expired - Lifetime JP3019110U (ja)

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