JP3018271U - 電動式エアガン - Google Patents

電動式エアガン

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JP3018271U JP1995005659U JP565995U JP3018271U JP 3018271 U JP3018271 U JP 3018271U JP 1995005659 U JP1995005659 U JP 1995005659U JP 565995 U JP565995 U JP 565995U JP 3018271 U JP3018271 U JP 3018271U
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辰男 岩澤
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Tokyo Marui Co Ltd
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Tokyo Marui Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全性の高い電動式エアガンを提供する。 【構成】 電動式エアガンの外観として実物の銃をデフ
ォルメした外形を与える。エア圧縮用のピストン13を
駆動するために、モータ11の回転を減速する歯車機構
12にスライド部材20を組み合わせ、歯車機構12の
最終段のピニオン17と、シリンダ15に係合してそれ
を後退させる係合突部19とは中間歯車18と一体に形
成する。また弾丸に上向きの回転を与える摩擦機構24
を弾丸の発射通路に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、モータの回転を歯車機構を介して直線運動に変換し、それにより ピストンを後退させて発射ばねを圧縮し、同ばねの開放によりピストンをシリン ダ内で前進させ、シリンダ先端のノズルから噴射するエアによって弾丸を発射す る電動式エアガンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のモデルガンは、実物により近いリアルな寸法、形状からなる外観を有す ることが重要であった。そして圧縮エアを動力としかついわゆるBB弾と称する プラスチック製の球形弾丸を使用するものも、法的な規制の範囲内でいかに強力 に弾丸を発射することができるか、が目標とされて来た。このため従来の電動式 エアガンの威力は相当に高くなっており、あまり若年層には向かないものとなっ ていた。
【0003】 一方、実物の銃に似ていない玩具銃もないではなかったが、それらは例えば水 鉄砲であり、いわゆるモデルガンとは本質的に異なる分野に属している。このた めそうした水鉄砲の類をエアガン等の代わりに使用するということは若年令層と いえども魅力のないことである。上記の事情から、弾丸を気軽に発射することが できる安全なエアガンが望まれるが、そのようなものは現在提供されていない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題は実物から離れた外 観を有し、かつ弾丸を気軽に発射して遊ぶことができる安全な電動式エアガンを 実現する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためこの考案は、モータ11の回転を歯車機構12を介し て直線運動に変換し、それによりピストン13を後退させて発射ばね14を圧縮 し、同ばね14の開放によりピストン13をシリンダ15内で前進させ、シリン ダ15先端のノズル16から噴射するエアによって弾丸を発射する電動式エアガ ンであって、銃本体10は実物の銃をデフォルメした外観を有し、発射される弾 丸に接触して上向きの回転を与える摩擦機構24を弾丸の発射通路に設けたもの である。
【0006】 歯車機構12は最終段のピニオン17を中間歯車18と一体に形成するととも に、シリンダ15の段部15′と係合しそれを後方へ移動させる係合突部19を 中間歯車18と一体に形成し、前記ピニオン17と噛み合うラック21を有する スライド部材20とピストン13をそれらの後端の結合部22にて一体化するこ とができる。
【0007】
【作用】
この考案の電動式エアガンは、実物の銃をデフォルメした外観の銃本体10を 有する。このため、実物の銃の持つ恐怖感を解消しコミカルな印象を与えること ができる。
【0008】 この考案では例えばシリンダ15の有効長が短かいのでそれだけ威力が弱まる けれども、弾丸の通路には摩擦機構24が設けてあり、発射される弾丸に接して 上向きの回転を与えるので、弾道を水平に維持することができる。
【0009】
【実施例】
図面を参照して説明すると、図1において(a)は実物の銃G、同図(b)は この考案の銃本体10の外観を示す。この考案の銃の外観は図1(a)に示した 実物の銃Gをコミカルな印象を与えるようにデフォルメされている(さらに実物 から離れたトランスフォルメでも良い。)その結果この考案は、実物の銃の持つ 恐怖感を取り除きながら、なおモデルとしたものの特徴を残したデザインとなっ ている。
【0010】 その電動式エアガンは機構的に、モータ11の回転を歯車機構12によって減 速するとともに直線運動に変換し、その結果、直線運動によってピストン13を 後退させることで発射ばね14を圧縮し、同ばね14の開放によってピストン1 3をシリンダ15内で前進させ、シリンダ先端のノズル16から噴射するエアに よって、ノズル直前に置かれる弾丸Bを発射するようになっている。
【0011】 図中25は電源である電池の保持部を兼ねた基盤であり、その端子25aに引 き金式のスイッチ26の端子26aが接したときモータ11が回転するようにな っている。27はスイッチ26と一体に摺動する摺動片であり、端子25a、2 6aの側の極の回路を兼ねたモータ11の導電性ケースと平行に移動して常時摺 接し、モータ11の一方の端子11aに通電する。モータ11の他方の端子11 bは基盤25の他方の極の端子に通じている。28は戻しばねであり、引き金を 引く操作で蓄圧される。また29は安全装置のラッチであり、レバ29aによっ て操作されスイッチ26の引き金操作の可能、不可能を選択する。
【0012】 前記歯車機構12はその減速系の一部である大径の中間歯車18を有する。こ の中間歯車18は銃本体10の内壁近くに配置され(図7)、幾つかの素子を一 体に有している。その一つとして、後述するスライド部材20を後退させる、歯 車機構最終段のピニオン17が同軸にしかもプラスチックの一体成形により一体 物として形成されている。このピニオン17は歯を有する歯部31と歯を有しな い無歯部32とからなり、スライド部材20のラック21に歯部31が噛み合い 、噛み合いが終わると無歯部32がスライド部材20の密部20′に来てスライ ド部材20を急速に前進させ得るようになる。
【0013】 中間歯車18に設けられたもう一つの素子は係合突部19であり、これは中間 歯車18の側面でピニオン17の歯部31との間にあって、歯部31の噛み合い 開始端より回転方向でやや後方の位置にやはり一体物として形成されている。こ の係合突部19は歯部31とラック21の噛み合い開始直後にシリンダ15の段 部15′(図6)と係合し、シリンダ15を戻しばね33に抗して後退させるこ とでノズル前部に空所を作りそこに弾丸Bが供給されるようにする(図3)。そ の後段部15′から係合突部が外れるためシリンダ15は再前進し(図4)、弾 丸Bは発射通路の基端の発射待機位置に置かれる。
【0014】 前記スライド部材20はピストン13と結合した後端の結合部22がシリンダ 15の長溝23部において前後動可能に係合し、かつ左右両側部にて銃本体内壁 に設けたスライド受け部34に係合していることにより前後方向へ摺動可能にな っている。前記長溝23はピストン13によるシリンダ15の有効長を短かくし 、威力を低下させるが、発射ばね14によるピストン13の加速度は長溝23か らエアが抜けるために高まるので、圧縮力は極端に低下しない。ピストン13は 先端に小径部を有し、そこにO−リングよりなるシール部材35が取り付けてあ る。またシリンダ15は左右に突条36を有し、これが銃本体10の内壁面に形 成された凹部37に係合することで(図7)、前後方向へ揺動可能である。
【0015】 例示の場合、弾丸Bは重力で供給される方式であり、弾倉38は銃本体10の 最上部に設けられている。39は給弾口の開閉蓋を示す。さらに、弾丸Bに上向 きの回転を与えるために摩擦機構24が弾丸の発射通路に設けられる。例示の場 合、上部に突起24aがある摩擦部材を前記発射通路の基端の前側に固定し、摩 擦機構24としている。この摩擦部材の突起24aは弾丸Bの下面より上面によ り大きな摩擦が働くようにして(弾丸進行方向左側からみて時計方向の回転が加 えられるようにして)揚力を与え、弾道が放物線でなく可能な限り直線となるよ うにしたものである。
【0016】 故に、図2に示す非作動状態から、引き金式スイッチ26を引くとモータ11 が回転し、シリンダ15の段部15′に中間歯車18の係合突部19が係合して シリンダ15を後退させ、弾丸Bを1発発射待機位置へセットし(図3)、ピス トン13はピニオン17とラック21との噛み合いにより、発射ばね14を圧縮 させ(図4)、ピニオン歯部31が尽きて無歯部32に到るとピストン13は発 射ばね14の開放によって急速に前進し、シリンダ15のノズル16から噴射す るエアによってノズル前部にある弾丸Bを銃腔40から発射することとなる(図 5)。このとき弾丸Bに摩擦機構24による上向きの回転がかかる(ホップアッ プ)のは既述のとおりである。なお弾丸はスイッチ26を引き続ける限り連続発 射可能である。
【0017】
【考案の効果】
この考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、比較的弱い圧縮 力のエア圧により弾丸を発射するため威力が従来のように大きくなく、気軽に撃 って遊ぶことができるとともに、発射された弾丸に上向きの回転を加えて水平飛 距離を大きくしているので、弾丸の威力がなくても水平弾道が得られるため充分 に楽しむことができ、特に実物の銃をデフォルメした外観を有することと相俟っ て安全な遊び方を普及させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)実物の銃の1例を示す外観図。 (b)本考案に係る電動式エアガンの1実施例を示す外
観図。
【図2】本考案に係る電動式エアガンの内部機構を示す
断面図。
【図3】引き金を引いたときの作動説明図。
【図4】発射ばねの圧縮状態を示す作動説明図。
【図5】弾丸の発射状態を示す作動説明図。
【図6】ピストン、シリンダ及びスライド部材を分解し
た斜視図。
【図7】図2のVII−VII線断面図。
【図8】歯車機構の平面説明図。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ11の回転を歯車機構12を介し
    て直線運動に変換し、それによりピストン13を後退さ
    せて発射ばね14を圧縮し、同ばね14の開放によりピ
    ストン13をシリンダ15内で前進させ、シリンダ15
    先端のノズル16から噴射するエアによって弾丸を発射
    する電動式エアガンであって、銃本体10は実物の銃を
    デフォルメした外観を有し、発射される弾丸に接触して
    上向きの回転を与える摩擦機構24を弾丸の発射通路に
    設けたことを特徴とする電動式エアガン。
  2. 【請求項2】 モータの回転を歯車機構を介して直線運
    動に変換し、それによりピストンを後退させて発射ばね
    を圧縮し、同ばねの開放によりピストンをシリンダ内で
    前進させ、シリンダ先端のノズルから噴射するエアによ
    って弾丸を発射する電動式エアガンであって、銃本体1
    0は実物の銃をデフォルメした外観を有し、歯車機構1
    2の最終段のピニオン17を中間歯車18と一体に形成
    するとともに、シリンダ15の段部15′と係合しそれ
    を後方へ移動させる係合突部19を中間歯車18と一体
    に形成し、前記ピニオン17と噛み合うラック21を有
    するスライド部材20とピストン13をそれらの後端の
    結合部22にて一体化し、発射される弾丸に接触して上
    向きの回転を与える摩擦機構24を弾丸の発射通路に設
    けたことを特徴とする電動式エアガン。
  3. 【請求項3】 ピニオン17は、スライド部材20のラ
    ック21に噛み合う歯部31と、スライド部材20を開
    放するためにの無歯部32とを有する請求項第2項記載
    の電動式エアガン。
  4. 【請求項4】 モータ11を回転させるスイッチ26は
    引き金の位置に設けてあり、スイッチ26の一端は摺動
    片27は回路を兼ねたモータ11の導電性ケースと平行
    に移動して常時摺接し、スイッチ26の他の一端は引き
    金を引く操作で電池保持部の基盤25に設けてある端子
    25aに接触したときに、通電するように構成された請
    求項第1項又は第2項記載の電動式エアガン。
  5. 【請求項5】 摩擦機構24は、弾丸発射通路の基端部
    において銃腔軸よりやや下へずらせて配置したO−リン
    グからなる請求項第1項又は第2項記載の電動式エアガ
    ン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013008977A1 (ko) * 2011-07-08 2013-01-17 Kang Hyun Min 서바이벌게임용 완구총기의 실린더조립체
KR101282903B1 (ko) * 2012-11-26 2013-07-05 강현민 서바이벌게임용 완구총기

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