JP3018042U - 自記気象計器用自記円筒時計装置 - Google Patents

自記気象計器用自記円筒時計装置

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JP3018042U
JP3018042U JP1995005456U JP545695U JP3018042U JP 3018042 U JP3018042 U JP 3018042U JP 1995005456 U JP1995005456 U JP 1995005456U JP 545695 U JP545695 U JP 545695U JP 3018042 U JP3018042 U JP 3018042U
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重策 押田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円筒を装置から取りはずすことなく自記用紙
を迅速かつ容易に装着でき、かつ、気象データの記録が
完了すると自動的に記録を止めて二重記録を防止しうる
自記気象計器用自記円筒時計装置を提供する。 【構成】 自記用紙供給装置により円筒外周に自記用紙
を供給して装着し、テコレバーに連動して自記用紙から
離れさせ得るペンアームで気象情報を自動的に記録する
自記気象計器用自記円筒時計装置である。円筒外周の両
端部それぞれには、互いに向きの異なるスパイラール刻
と、その内側に溝が設けられている。自記用紙供給装置
は、巻いた自記用紙を内部に保持するための下端保持
板、上端保持板及び2枚の自記用紙排出口付き中空中間
保持板と、回転ツマミと、2枚の自記用紙誘導板とから
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自記用紙を安全かつ容易に装着しうる自記気象計器用自記円筒時計 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自記温度計、自記湿度計、自記温湿度計、自記気圧計、電接計数器、地中温度 計といった自記気象計器に用いられる従来の自記円筒時計装置は、基本的に、装 置基軸に円筒回転ツマミにより固定される円筒からなり、円筒外周には自記用紙 を留める押さえ金具が付属している。 このような従来の自記円筒時計装置に自記用紙を装着するには、円筒回転ツマ ミにより装置に固定されている円筒を円筒回転ツマミをはずして円筒を装置から 分離させ、円筒外周に手で自記用紙を巻き付けて装着し、再び円筒回転ツマミに より装置に固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、自記気象計器は現在はさまざまな目的で使用されるため、その 取り扱いは必ずしも専門家によってなされるわけではない。自記用紙の取り替え はむしろ専門家以外の手によって行われる場合が多く、その際に装置から取りは ずした円筒を落として円筒を傷つけたり、更に不幸にも落下円筒により足などを 怪我することがあった。 本考案は、円筒を装置から取りはずすことなく自記用紙を迅速かつ容易に装着 でき、かつ、気象データの記録が完了すると自動的に記録を止めて二重記録を防 止しうる自記気象計器用自記円筒時計装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案は、自記用紙供給装置により円筒外周に自 記用紙を供給して装着し、テコレバーに連動しているペンアームで気象情報を自 動的に記録する自記気象計器用自記円筒時計装置であって、前記円筒外周の両端 部それぞれには、互いに向きの異なる45°の傾きを持ちピッチが0.8mmで 幅が1.5mmのスパイラール刻が設けられ、前記円筒外周の両端部から約7m mの位置それぞれには、深さが1.0mmで幅が1.3mmの溝が設けられ、前 記テコレバーは、円筒外周に装着されている自記用紙が終了すると、その各一端 が前記円筒外周の溝それぞれに嵌入してテコレバーの他端が上昇し、これに連動 してペンアームを円筒外周の自記用紙から離れさせるように設けられ、前記自記 用紙供給装置は、巻いた自記用紙を内部に保持するための下端保持板、上端保持 板及び2枚の自記用紙排出口付き中空中間保持板と、回転ツマミと、前記中空中 間保持板の自記用紙排出口の両端それぞれに一端がそれぞれ固定された2枚の自 記用紙誘導板とからなり、前記自記用紙誘導板の他端が前記円筒外周に接するよ うに設けられてなることを特徴とする前記自記気象計器用自記円筒時計装置であ る。
【0005】
【作用】
本考案の自記気象計器用自記円筒時計装置の自記用紙供給装置内に、巻いた自 記用紙を入れ、回転ツマミを回すと、自記用紙が端圧で回転し、自記用紙の端が 自記用紙排出口から自記用紙誘導板内を通って円筒外周に供給される。円筒外周 に供給された自記用紙は、円筒外周の両端部のスパイラール刻の働きにより押さ え金具で確実に留められ、短時間(例えば15秒以内)で自記円筒時計装置に装 着される。
【0006】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案の一実施例の自記円筒時計装置の一部想像部分を含む一部省略 側面図である。図2は、図1における本考案の一実施例の自記円筒時計装置のA −A断面の一部省略平面図である。図3は、本考案の一実施例の自記円筒時計装 置の部分側面図である。図4は、図3における本考案の一実施例の自記円筒時計 装置の一部のA−A断面の平面図である。図5は、本考案の一実施例の自記円筒 時計装置のテコレバーの機能説明図である。図6は、本考案の一実施例の自記円 筒時計装置の一部省略側面図である。図7は、本考案の一実施例の自記円筒時計 装置の一部省略平面図である。図8は、本考案の一実施例の自記円筒時計装置の 一部省略側面図である。図9は、本考案の一実施例の自記円筒時計装置の一部省 略平面図である。
【0007】 図1に示す本考案の自記円筒時計装置は、基本的に、装置基軸2に円筒回転ツ マミ3により固定される円筒1と自記用紙供給装置からなる。 円筒1の外周両端部それぞれには、スパイラール刻4が設けられている。スパ イラール刻4のピッチは0.8mmで幅は1.5mmである。2本のスパイラー ル刻4の傾きは45°であるが、これらのスパイラールの向きはお互いに異って いる。 円筒1の外周両端部から約7mmの位置それぞれには、深さが1.0mmで幅 が1.3mmの溝5が設けられている。 円筒1は時計仕掛けで定速回転し、1日用は1時間に12mm回転し、7日用 は1日に40mm回転する。 円筒外周上の適当な位置には、自記用紙を押さえて止める押さえ金具(図示省 略)が設置されている。
【0008】 自記用紙供給装置は、巻いた自記用紙を内部に保持するための、機軸と枠によ って支えられた下端保持板6、上端保持板7及び2枚の自記用紙排出口付き中空 中間保持板8a、8bと、回転ツマミ16と、前記中空中間保持板8a、8bの 自記用紙排出口10の両端それぞれに一端がそれぞれ固定された2枚の自記用紙 誘導板9a、9bとからなる。 自記用紙供給装置は、その自記用紙誘導板9a、9bの他端が円筒1の外周に 接するように配置されている(図2参照)。
【0009】 テコレバー11は、その一端が円筒外周に設けられた溝5に対応する位置に、 他端がペンアーム12を支えている移動アーム14のホック15に係止されるよ うに、軸支されている(図3及び図4参照)。 ペンアーム12は、スプリングガイド13に連携している移動アームにより支 持されている。ペンアーム12の先端にはカートリッジペン17が設置されてい る。 そのため、円筒外周に装着されている自記用紙が終了すると、自記用紙面上を 走行していたテレコバー11の端が、自記用紙がなくなったため、自記用紙面か らその内側の円筒外周の溝に落ちて嵌入する。その結果、テコレバー11の他端 がテコの原理によって上昇(すなわち円筒外周から離れる方向に移動)して、移 動アーム14のホック15から離脱する。移動アーム14はテコレバー11から 自由になってスプリングガイド13の作用により円筒外周から離れる方向に移動 し、それに連動してペンアーム12も円筒外周の自記用紙面から離れる。
【0010】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案により、円筒を装置から取りはずすことなく自記用 紙を迅速かつ容易に装着でき、かつ、気象データの記録が完了すると自動的に記 録を止めて二重記録を防止しうる自記気象計器用自記円筒時計装置を提供するこ とが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の自記円筒時計装置の一部想
像部分を含む一部省略側面図である。
【図2】図1における本考案の一実施例の自記円筒時計
装置のA−A断面の一部省略平面図である。
【図3】本考案の一実施例の自記円筒時計装置の部分側
面図である。
【図4】図3における本考案の一実施例の自記円筒時計
装置の一部のA−A断面の平面図である。
【図5】本考案の一実施例の自記円筒時計装置のテコレ
バーの機能説明図である。
【図6】本考案の一実施例の自記円筒時計装置の一部省
略側面図である。
【図7】本考案の一実施例の自記円筒時計装置の一部省
略平面図である。
【図8】本考案の一実施例の自記円筒時計装置の一部省
略側面図である。
【図9】本考案の一実施例の自記円筒時計装置の一部省
略平面図である。
【符号の説明】
1 円筒 4 スパイラール刻 5 溝 6 下端保持板 7 上端保持板 8a、8b 中空中間保持板 9a、9b 自記用紙誘導板 10 自記用紙排出口 11 テコレバー 12 ペンアーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自記用紙供給装置により円筒外周に自記
    用紙を供給して装着し、テコレバーに連動しているペン
    アームで気象情報を自動的に記録する自記気象計器用自
    記円筒時計装置であって、 前記円筒外周の両端部それぞれには、互いに向きの異な
    る45°の傾きを持ちピッチが0.8mmで幅が1.5
    mmのスパイラール刻が設けられ、 前記円筒外周の両端部から約7mmの位置それぞれに
    は、深さが1.0mmで幅が1.3mmの溝が設けら
    れ、 前記テコレバーは、円筒外周に装着されている自記用紙
    が終了すると、その各一端が前記円筒外周の溝それぞれ
    に嵌入してテコレバーの他端が上昇し、これに連動して
    ペンアームを円筒外周の自記用紙から離れさせるように
    設けられ、 前記自記用紙供給装置は、巻いた自記用紙を内部に保持
    するための下端保持板、上端保持板及び2枚の自記用紙
    排出口付き中空中間保持板と、回転ツマミと、前記中空
    中間保持板の自記用紙排出口の両端それぞれに一端がそ
    れぞれ固定された2枚の自記用紙誘導板とからなり、前
    記自記用紙誘導板の他端が前記円筒外周に接するように
    設けられてなることを特徴とする前記自記気象計器用自
    記円筒時計装置。
JP1995005456U 1995-05-12 1995-05-12 自記気象計器用自記円筒時計装置 Expired - Lifetime JP3018042U (ja)

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