JP3015583U - 定量ポンプ - Google Patents

定量ポンプ

Info

Publication number
JP3015583U
JP3015583U JP1995002633U JP263395U JP3015583U JP 3015583 U JP3015583 U JP 3015583U JP 1995002633 U JP1995002633 U JP 1995002633U JP 263395 U JP263395 U JP 263395U JP 3015583 U JP3015583 U JP 3015583U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
motor
metering pump
fluid
movement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995002633U
Other languages
English (en)
Inventor
和富 横田
Original Assignee
日本テクトロン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本テクトロン株式会社 filed Critical 日本テクトロン株式会社
Priority to JP1995002633U priority Critical patent/JP3015583U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3015583U publication Critical patent/JP3015583U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータのパルス数を制御する流体の容量に相
当するプランジャーの移動量を可変定量しポンプ運転中
に制御できるコンパクトな定量ポンプを提供する。 【構成】 モータの回転軸は、動力伝達機構を直線運動
に変換するため、カップリング、固定ナツト、ボールベ
アリングを有し、プランジャーホルダーを介してプラン
ジャーの移動を併うシール押え及びUパッキンを設け、
プランジャーに直結する電磁弁を介して流体の吸込・吐
出の切換えを行い、併せて流量制御機構を有し、これら
は同一ケーシング内に格納される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液体を送液する定量性ポンプに関するものであり、水、油、薬液等 の液体の吐出量の変動の少ない定量ポンプを提供する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術としては、例えば、公開実用新案昭和62年52284号公報に開 示されたポンプの考案では、シリンダー内で、モータの回転軸の回転に従って回 転しながら直進するプランジャーを持つポンプにおいて、プランジャーの移動に より流路切換器を通じて送液されることが記載されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この様なポンプにおいて、プランジャーを固定した移動体は、 プランジャーと共に回転軸の回転と同期して回転しながら直線移動すると考えら れているが、該考案のシール体の効果は回転方向の移動速度が直線方向に較べて 著しく大きいため、シール効果が少なく、制御手段も十分でないため、回転方向 への移動が残ると云う無駄な運動が欠点とされた。 また、流路切換路はポンプケーシングの外部に構成されているため、導管の長 さが長く、タイムラグ等から来る定量性の不十分性が生じ、装置のコンパクト化 を阻害する欠点が見られた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る定量ポンプにおいては、上述の欠点を解除するため、モータの回 転に併うモータ軸をナツト、カップリングを介して固定し、ボールベアリングで 回転を殺し、固定ナツトでプランジャーホルダーを介してプランジャーを直線運 動に移し、シール押え、Oリング、Uパッキンでプランジャーの直線方向及び外 周方向への移動の伸びを完全に抑える。 プランジャーの上下運動の運動量はパルスモータのパルス数で制御され、その 基準位置は遮光ピンによりセンサーに読み取られる制御機構により制御される。 更に液体の流路切換えは、プランジャーに直結した電磁弁により、プランジャ ーの下降により吸入と上昇による吐出が定量的に制御されるように行われ、全機 構は、同一ケーシング内にコンパクトに格納されることに特徴を持つ。
【0005】
【作用】
モータの制御により、ポンプ部のプランジャーの直進の往復運動が行われ、プ ランジャーの移動量に併って液体の吸入と吐出が制御機構によって正確に制御さ れて定量性が保たれる。 また、動力伝達機構を直線運動に変換するため、回転軸はカップリング、固定 ナット、ボールベアリングを有し、プランジャーホルダーを介して、プランジャ ーの移動に併うシール押えを設けてシールが行われ、プランジャーに直結した電 磁弁を介して流路の切換えを実施する。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の一実施例として示した定量ポンプの断面図である。モータ1 の回転軸2はカップリング3にナツト4で固定されている。カップリング3はベ アリング5を介して固定ナツト6、ナツト7を保持し、プランジャーホルダー8 を介してプランジャー9を保持し、回転しないようにしてある。
【0007】 ポンプケーシング10には、シール押え11が取り付けられ、スペーサー12 、0リング13、Uパッキン14にはめ合わされてシールされて、プランジャー 9の回転を阻止する。 プランジャー9は、ケーシング10内を上下に往復運動するようになっており 、下降時にケーシング10内に組み込まれた電磁弁21のNO−COMが開とな り、吸入が行われ、上昇に併ってNO−COMは閉とし、NC−C0Mが開とな り、吐出工程に切り換えられる。 更にジャ腹15は、液漏れ防止やモータ1の保護のために用いられる。
【0008】 ステッピングモータ1は、ベース板16とベース板16′に取り付けられてお り、同時に制御装置17として構成される遮光ピン19、センサ18、プリント 基板20を保持すると共に、外部指令装置(図示せず)に接続されておりプラン ジャーの基準位置が設定される。 制御装置17は、容積とパルス数を設定すると、プランジャー9の移動量、即 ち吸引容量を設定することができる。制御装置17は、プランジャャー9を設定 されたパルス数に見合った分だけ移動させ、スッピングモータ1は設定されたパ ルス数に比例して、モータ回転軸2を回転させてプランジャー9は直線運動に変 換され、モータ1の正逆回転方向に応じて回転量に対応しながらプランジャー9 の上下移動を繰り返す。 この機能によつて流体としてのポンプ機能を満足する。
【0009】
【考案の効果】
本考案は、モータのパルス数を制御する流体の容量に相当するプランジャーの 移動量とする可変定量がポンプ運転中に容易に制御でき、モータの回転を完全に プランジャーの運動の直進往復運動にする機能を有し、電磁弁の流路切換え、プ ランジャー、モータ、制御機構が同一ケーシング内に格納されているコンパクト な定量ポンプを提供した。
【図面の簡単な説明】
図1は本考案の一実施例として示した定量ポンプの断面
図である。
【符号の説明】 1 モータ 2 回転軸 3 カップリング 5 ベアリング 6 固定ナツト 8 プランジャーホルダー 9 プランジャー 10 ポンプケーシング 11 シール押え 13 0リング 14 Uパッキン 15 じゃ腹 16 16′ベース板 17 制御装置 18 センサ 19 遮光ピン 20 プリント基板 21 電磁弁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの回転軸に従って直進するプランジ
    ャーの往復運動を行う定量ポンプにおいて、上記モータ
    のパルス数並びにプランジャーの上下運動を制御する制
    御機構を有し、プランジャーに直結する電磁弁を介して
    流体の流路切換を行い、上記機構は同一ケーシング内に
    格納して構成されたことを特徴とする定量ポンプ。
  2. 【請求項2】請求項1の定量ポンプにおいて、モータの
    回転軸は動力伝達機構を直線運動に変換するため、カッ
    プリング、固定ナット、ボールベアリングを有し、プラ
    ンジャーホルダーを介してプランジャーの移動に伴うシ
    ール押え及びUパッキンを設け、該プランジャーに直結
    する電磁弁を介して流体の流路切換を行うことを同一ケ
    ーシング内に格納して構成されたことを特徴とする定量
    ポンプ。
JP1995002633U 1995-03-08 1995-03-08 定量ポンプ Expired - Lifetime JP3015583U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995002633U JP3015583U (ja) 1995-03-08 1995-03-08 定量ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995002633U JP3015583U (ja) 1995-03-08 1995-03-08 定量ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3015583U true JP3015583U (ja) 1995-09-05

Family

ID=43151139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995002633U Expired - Lifetime JP3015583U (ja) 1995-03-08 1995-03-08 定量ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3015583U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4360007A (en) Remote controlled magnetic actuator particularly for an implantable device like a valve
US5634390A (en) Rotary actuator
ATE100533T1 (de) Praezisions-fluessigkeitsausgeber.
US20040234377A1 (en) Dosing pump
CA2018716A1 (en) Incremental electrically actuated valve
SE8204885L (sv) Mekanisk styranordning
AU1467788A (en) Method and device for driving double bellows pump
US6021925A (en) Apparatus for dispensing precise volumes of a liquid
JP3015583U (ja) 定量ポンプ
CN209800385U (zh) 一种数字液压变量泵
JPH0357324B2 (ja)
KR20050014692A (ko) 밸브
US3775028A (en) Pump unit for water supply
EP0055483B1 (en) Automatic pipettor employing an adjustable volume delivery pump
JPS6214715B2 (ja)
US6604920B1 (en) Vibratory pump
GB2091908A (en) Electro-hydraulic robot positioning system
JPH0217713B2 (ja)
US5415767A (en) Water treatment plant
JPH08114178A (ja) 可逆パルスポンプ
SU430912A1 (ru) Устройство для дозирования жидкости
RU2073128C1 (ru) Гидропривод микрошаговых перемещений
US3582236A (en) Control device responsive to liquid level
KR910007158Y1 (ko) 다이아후램(Diaphragm)식 액체 주입 펌프의 자동제어 콘트롤러
SU798365A1 (ru) Устройство позиционировани