JP3015307U - 眼鏡展示用ハンガー - Google Patents

眼鏡展示用ハンガー

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JP3015307U
JP3015307U JP1995002417U JP241795U JP3015307U JP 3015307 U JP3015307 U JP 3015307U JP 1995002417 U JP1995002417 U JP 1995002417U JP 241795 U JP241795 U JP 241795U JP 3015307 U JP3015307 U JP 3015307U
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support plate
hanger
spectacles
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glasses
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JP1995002417U
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English (en)
Inventor
徳之 藤田
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藤田光学株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 在来の眼鏡展示販売専用の什器に頼らず、近
年多用されているロッドによる吊り下げ方式の展示販売
を可能とし、又、眼鏡の盗難防止にも寄与する眼鏡展示
用ハンガーを提供する。 【構成】 吊下ロッド3を挿通させうる挿通部5を上端
に有する支持プレート2の左右端側の部分を、プレート
内方に凹むように矩形状に欠切する。この欠切部26の
水平な下縁を支持縁10とする。眼鏡7を、そのレンズ
側6を支持プレート2の前面側に当てがうと共に、後方
に突出する左右のテンプル連結部9,9を左右の支持縁
10,10に下方から支持させる。その後、左右のテン
プル29,29を折り畳む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、店頭等で眼鏡を展示して販売するために用いる眼鏡展示用ハンガー に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
店頭で眼鏡を展示販売するための従来の販売形態は、眼鏡を取り付けるための 展示掛着部が上下左右に並設されてなる図6〜7に示すような比較的大型の什器 を用いるものが一般的であった。
【0003】 該什器aは、眼鏡bのブリッジcを下方から支持する支持部dと、テンプルe を挿通させるための一対の係止孔部f,fとからなる展示掛着部gを、立設状態 の展示板hに上下左右に多数並設してなる(例えば、横6列で上下に15段に並 設してなる)、比較的大型のものであった。そして、かかる什器の展示掛着部g に眼鏡を取り付けるに際しては、眼鏡bの両テンプルe,eを開き、そのテンプ ルを対応の係止孔部f,fに挿入すると共に、そのブリッジcを支持部dに下方 より支持させて行っていた。
【0004】 こうした構造の什器が多用されていたのは、眼鏡の展示販売に際しては、その 商品機能やデザインが一見して分かるように、人が眼鏡を装着した体裁(即ち、 テンプルが開かれ且つレンズが前方を向いた状態で顧客に面するという体裁)で 展示するのが好ましいとの考えがあったためである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この什器には次の如き問題があることが比較的古くから指摘されてい た。 前記什器は、眼鏡の展示販売専用に構成されたものであり、その使用に際 しては、眼鏡以外の展示販売に利用できなかった。従って例えば、この什器の上 側の部分を眼鏡の展示に用い、下側の部分を別商品の展示に用いるというような 区分けした用い方はできなかったのである。
【0006】 前記什器によるときは、眼鏡を上下左右に展示できるが、前後方向には一 列であるという平面展示の形態とならざるを得なかったため、多数の眼鏡を一度 に展示しておくことができなかった。展示点数を増やそうとするときは、高価な 什器を新たに導入しなければならず、又そのために大きな展示スペースを必要と する等、販売コストの上昇を招く問題があった。或いは、展示スペースに制約さ れて展示点数の増大を図れない問題があった。
【0007】 眼鏡の展示形態は、前記のように、両テンプルが係止孔部f,fに挿入さ れ且つブリッジcが支持部dに単に載っているだけであったため、眼鏡は極めて 容易に什器から抜き取ることができ、盗難に合い易かった。 しかも眼鏡の展示が、上述したように、人が眼鏡を装着した体裁(疑似装着形 態)を採るため、その疑似装着形態が明らかとなるように商品タグiは、目立ち 難いように比較的小さめに構成され、図8に示すように、細い紐jで眼鏡のブリ ッジ等に巻き付けられていた。そのため、上述したように眼鏡を簡単に什器から 抜き取った後にタグの紐を容易に千切ることができ、このようなことから盗難の 発見が困難となり、一層盗難に合い易いという問題があった。 因みに、嵩の低い割に高額である眼鏡は、比較的盗難の対象となり易く、デパ ートや量販店においては、約2〜3%もの盗難が報告されている。
【0008】 又、メーカーや卸業者から搬入された眼鏡を展示するには、前述した如く 、折り畳み状態のテンプルを開き、そのテンプルを前記両係止孔部f,fに挿入 する必要があり、その展示に手間取るという問題もあった。
【0009】 本考案は、かかる従来の問題点に鑑み、売り場面積が確保し難い量販店やデパ ート等を対象として工夫されてきた、吊下ロッドへの吊り下げ方式による商品展 示に着眼して開発されたものであり、眼鏡についても、合理的態様でこの種の吊 り下げ方式による展示販売を可能とする眼鏡展示用ハンガーの提供を目的とする ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく、本考案に係る眼鏡展示用ハンガーは以下の手段を採 用する。 即ち本考案に係る眼鏡展示用ハンガーは、吊下ロッドを挿通させうる吊下用挿 通部(フック状や貫通孔等)が上端側に設けられた支持プレートの左右端側の部 分に、該支持プレートの前面側にレンズ側が当てがわれた眼鏡の、後方に突出す るテンプル連結部を下方から支持する支持縁を設けたことを特徴とするものであ る。
【0011】 前記支持縁は、例えば、支持プレートの左右端側の部分をプレート内方に凹む ように矩形状又は正方形状に欠切して形成された水平な下縁を以って構成するこ とができる。
【0012】 本考案に係る眼鏡展示用ハンガーは、より好ましくは、支持プレートの下端側 の中央部分に、眼鏡の鼻当て部を支持プレートの後側に通り抜けさせるための上 に突の山形状等の欠切部を設けるのがよい。
【0013】 又支持プレートの中央部分に位置させて、眼鏡のブリッジ部分を支持プレート に分離不能に取り付ける取付け部材を挿通させるための取付孔を穿設するのがよ い。前記のように山形状等の欠切部を設ける場合は、該欠切部の頂部の稍上側に 位置させて取付孔を穿設するのがよい。
【0014】 又支持プレートの、少なくとも、眼鏡のレンズ側と対向する部分の略全体を透 明に形成するのがよい。この中には、眼鏡前枠の周縁部分の一部との対向部が透 明でない場合が含まれる。
【0015】 又支持プレートを、可撓性を有する薄肉の樹脂シート材を用いて形成するのが よい。又吊下用挿通部を、水平な下縁と、その内端で垂直に立ち上がる垂直縁と 、その上端において外方に延びる水平な上縁と、その先端に連設した下に突の湾 曲縁を具える如く形成し、該湾曲縁の下端と前記水平な下縁との間を、吊下ロッ ドの抜け出しを阻止するように幅狭に形成するのがよい。
【0016】
【作用】
然して、眼鏡展示用ハンガーに眼鏡を取り付けるには、眼鏡のレンズ側を支持 プレートの前面側に当てがうと共に、眼鏡のテンプル連結部を支持縁に下方から 支持せしめ、支持プレートの裏側において左右のテンプルを折り畳む。これによ り、眼鏡のレンズ側と折り畳まれたテンプルとの間に支持プレートが挟まれた状 態となり且つ左右のテンプル連結部が左右の支持縁に下方より支持された状態と なって、眼鏡は、眼鏡展示用ハンガーに安定的に取付けられることになる。
【0017】 特に、支持プレートの下端側の中央部分に山形状等の切欠部が設けられている ときは、この切欠部を通して、眼鏡の鼻当て部が支持プレートの後側に無理なく 突出できる。
【0018】 このように眼鏡展示用ハンガーに取付けられた眼鏡は、その支持プレートの吊 下用挿通部に吊下ロッドが挿通せしめられることにより、眼鏡の特徴が顧客に面 する前面に現れる展示形態で、吊下ロッドの軸線方向に重ねて展示される。
【0019】 支持プレートの中央部に取付孔が設けられているときは、例えば、眼鏡のブリ ッジ部分を取り囲む状態に屈曲された取付け部材を該取付孔に挿通せしめ且つそ の端部相互を連結することにより、眼鏡を支持プレートに分離不能の状態となし うる。
【0020】 又支持プレートを可撓性を有する樹脂シート材を用いて構成するときは、折り 畳み状態にある眼鏡に対しても、テンプルを開くことなく、レンズ前枠とテンプ ルとの間に支持プレートの左右端部分を適度に変形させて押し込み、テンプル連 結部を支持縁に支持せしめうる。
【0021】 又吊下用挿通部を、水平な下縁と垂直縁と水平な上縁と湾曲縁を具えるものと して構成したときは、下に突の湾曲縁の存在によって、吊下ロッドがある程度細 くても太くても、その周面を湾曲縁に当てることができるため、眼鏡展示用ハン ガーを、従来汎用されている吊下ロッドに安定的に吊下せしめうる。
【0022】 又支持プレートの、少なくとも眼鏡のレンズ側と対向する部分の略全体を透明 に形成したときは、折り畳まれたテンプルが透明部を透して支持プレートの前面 側から見えることとなり、眼鏡の特徴を顧客によく把握させることができる。そ して眼鏡購入に際しては、透明部を通してレンズ越しに鏡を見ることができるた め、支持プレートに取付けられたままの状態でもそれほど障害とならず、眼鏡を 顔に当てて試着できる。
【0023】
【実施例】
以下本考案に係る眼鏡展示用ハンガーの好適実施例を図面に基づいて説明する 。
【0024】 図1〜2において本考案に係る眼鏡展示用ハンガー1は、可撓性を有する透明 な薄肉の樹脂シート材を打ち抜いて一体形成されており、支持プレート2の上端 側に、先端が上向きに折曲された水平な吊下ロッド3を挿通させるための吊下用 挿通部5を設けてなる。なお該樹脂シート材としては、埃の付着を防止するため に、静電気防止特性を有する樹脂素材を用いるのがよい。
【0025】 前記支持プレート2の左右端側の部分の上下中央部位は、プレート内方に凹む ように矩形状に欠切されており、該欠切部の水平な下縁は、支持プレート2の前 面側にレンズ側6が当てがわれた眼鏡7(図2)の、後方に突出するテンプル連 結部(ヨロイ)9を下方から支持する支持縁10となる。そしてこの下縁の長さ は、各種タイプの眼鏡の横幅に応じられるように余裕を持たせてある。又欠切部 の上下幅も、各種タイプの眼鏡のテンプル連結部の上下幅に応じられるように余 裕を持たせてある。又支持プレートの下端側の中央部分には、眼鏡の鼻当て部( ノーズパッドや箱足)11をプレートの後側に通り抜けさせ得るように、頂部及 び端部分が円弧の縁で形成された上に突の山形状欠切部12を設けると共に、そ の頂部13の稍上側に位置させて、眼鏡のブリッジ部分15を支持プレート2に 分離不能に取り付けるバンド状の取付け部材16を挿通させうる取付孔17を穿 設してなる。
【0026】 又本実施例においては、支持プレート2の上縁中央部分に倒L字状の掛着片1 9を連設すると共に、該掛着片19の先端部分と支持プレートの上縁との間に前 記吊下用挿通部5を形成してなる。該吊下用挿通部5は、支持プレート2の上縁 をなす水平な下縁20と、その内端で垂直に立ち上がる垂直縁21と、その上端 において外方に延びる水平な上縁22と、その先端に連接した下に突の湾曲縁2 3を具える如く形成し、該湾曲縁23の下端と前記水平な下縁20との間を、吊 下ロッドの抜け出しを阻止するように幅狭に形成してなる。
【0027】 なお本実施例においては、支持プレート2の、眼鏡のレンズ側6との対向部分 25を除いた部分、例えば図1に示す、左右欠切部26,26の上側の長方形面 部27を、広告や製造メーカ、品質、価格等を表示する表示部としている。
【0028】 然して、かかる構成を有する眼鏡展示用ハンガー1に眼鏡を取り付けるには、 眼鏡のレンズ側6を支持プレート2の前面側に当てがうと共に、眼鏡7の左右の テンプル連結部(ヨロイ)9,9を左右の支持縁10,10に下方から支持せし め、支持プレート2の裏側において左右のテンプル29,29を折り畳む。これ により、レンズ側6と折り畳まれたテンプル29との間に支持プレート2が挟ま れた状態となり且つ左右のテンプル連結部9,9が左右の支持縁10,10に下 方より支持された状態となって、眼鏡7は、眼鏡展示用ハンガー1に安定的に取 付けられることになる。
【0029】 本実施例においては、支持プレート2を可撓性を有する樹脂シート材を用いて 形成しているため、折り畳み状態にある眼鏡に対しても、テンプルを開くことな く、レンズ側とテンプルとの間に支持プレートの左右端部分30,30を適度に 変形させて押し込み、左右のテンプル連結部9,9を左右の支持縁10,10に 支持せしめうる。
【0030】 このように眼鏡展示用ハンガー1に取付けられた眼鏡7は、その支持プレート の吊下用挿通部5に吊下ロッド3が挿通せしめられることにより、眼鏡の特徴が 顧客に面する前面に現れる展示形態で、図3に示すように、吊下ロッド3の軸線 方向に重ねて展示される。
【0031】 前記吊下用挿通部5が、水平な下縁20と垂直縁21と水平な上縁22と湾曲 縁23を具えるものとして構成されているため、該下に突の湾曲縁23の存在に よって、吊下ロッド3がある程度細くても太くても、図4〜5に示すように、そ の周面31を湾曲縁23に当てることができるため、眼鏡展示用ハンガーを、従 来汎用されている吊下ロッドの直径の変化に応じて、安定的に吊下せしめうる。
【0032】 特に本実施例においては、支持プレートの下端側の中央部分に山形状切欠部1 2が設けられているため、この山形状切欠部12を通して、ノーズパッド31や 箱足32を、図2〜3に示すように支持プレート2の後側に突出させることがで きる。従って、ノーズパッド31が支持プレート2に押されて箱足32等が無理 な力の作用を受ける恐れがない。
【0033】 又支持プレートの中央部に取付孔17が設けられているため、例えば図2〜3 に示すように、眼鏡のブリッジ部分15を取り囲む状態に環状に屈曲された取付 け部材16を該取付孔17に挿通せしめ且つその端部相互を連結することにより 、ブリッジ部分15を環状体33に拘束させることができる。従って、眼鏡を支 持プレートに分離不能の状態となし得、眼鏡を持ち去ろうとしても支持プレート が目立つこととなって盗難防止に役立つ。
【0034】 又支持プレート2の、レンズ側との対向部分を透明に形成しているため、図2 に示すように、折り畳まれたテンプル29,29がその透明部を透して支持プレ ートの前面側から見えることとなり、眼鏡の特徴を顧客によく把握させることが できる。そして眼鏡購入に際しては、透明部を通してレンズ越しに鏡を見ること ができるため、支持プレートが取付いたままの状態でも、眼鏡を顔に当てて試着 できる。
【0035】
【考案の効果】
本考案は以下の如き優れた効果を奏する。 本考案に係る眼鏡展示用ハンガーによるときは、眼鏡の特徴が、顧客に面す る前面に現れる展示形態をとることができながら、多数の眼鏡を、吊下ロッドの 軸線方向に重ねて展示することができる。又使用する吊下ロッドの本数設定だけ によって、眼鏡の人気の度合いに応じて展示数量を変えられる等、合理的な展示 販売形態を採用できることとなる。
【0036】 又本考案に係る眼鏡展示用ハンガーには、眼鏡のレンズ側を支持プレートの 前面側に当てがうと共に、左右のテンプル連結部を左右の支持縁に支持させ且つ 左右のテンプルを折り畳み状態とすることにより、眼鏡を簡易、迅速に且つ非常 に安定した状態で取付けることができる。 特に支持プレートの、少なくとも、眼鏡前枠と対向する部分の略全体を透明に 形成したときは、折り畳まれたテンプルがその透明部を透して支持プレートの前 面側から見えることとなり、眼鏡の特徴を顧客によく把握させることができる。 そして眼鏡購入に際しては、透明部を通してレンズ越しに鏡を見ることができる ため、支持プレートが取付いたままの状態でも、それほど障害とならず、眼鏡を 顔に当てて試着できる。
【0037】 汎用性のある吊下ロッドによる吊り下げ方式を採用できることから、従来の ような眼鏡展示専用の高価な什器が不要であり、簡単な構造でありながら、多数 及び多種の眼鏡を、狭い売場面積内のスペースにおいても展示できる利点がある 。又汎用性のある吊下ロッドによる吊り下げ方式を採用するが故に、眼鏡と他の 商品との共存展示も可能となる。
【0038】 支持プレートに取付孔を穿設したときは、該取付孔を挿通する取付け部材を 、例えばブリッジ部分を取り囲むように屈曲させ且つその端部相互を連結するこ とにより、嵩のある支持プレートが容易には取り外すことができない状態で眼鏡 に取付くことになる。従って、眼鏡を持ち去ろうとしても該支持プレートが目立 つことになって盗難防止に役立つ。
【0039】 製造メーカや卸業者おいて、眼鏡展示用ハンガーを眼鏡に装着する工程を完 了させておけば、販売店においては支持プレートの吊下用挿通部に吊下ロッドを 挿通させるだけの作業によって、眼鏡を非常に能率よく店頭展示でき、従来のよ うな、眼鏡のテンプルを一旦開いてそれを什器に設けた係止孔部に注意深く挿入 しなければならないといった多くの手間を削減できることになり、展示上の省力 化を図って販売コストの低減を期しうる。
【0040】 支持プレートの下端側の中央部分に山形状等の欠切部を設けるときは、この 欠切部を通して眼鏡の鼻当て部をプレートの後側に突出させることができる。 従って例えば物流段階において、支持プレートが比較的剛性のあるものであっ ても、該支持プレートが鼻当て部を無理に押圧するような事態を回避でき眼鏡の 破損の恐れを防止できる。
【0041】 支持プレートを、可撓性を有する樹脂シート材を用いて形成するときは、折 り畳み状態にある眼鏡に対しても、テンプルを開くことなく、レンズ側とテンプ ルとの間に支持プレートの左右端部分を適度に変形させて押し込み、テンプル連 結部を支持縁に支持せしめうる。
【0042】 吊下用挿通部を、水平な下縁と垂直縁と水平な上縁と湾曲縁を具えるものと して構成したときは、下に突の湾曲縁の存在によって、吊下ロッドがある程度細 くても太くても、その周面を湾曲縁に当てることができるため、眼鏡展示用ハン ガーを、従来汎用されている吊下ロッドの直径の変化応じて、安定的に吊下せし めうる。
【0043】 本考案に係る眼鏡展示用ハンガーは、例えば樹脂プレートを打ち抜くことに よって簡単且つ低廉に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る眼鏡展示用ハンガーの一実施例を
説明する斜視図である。
【図2】その使用状態を説明する斜視図である。
【図3】眼鏡保持したハンガーを、吊下ロッドの軸線方
向に重ねて掛着した状態を示す側面図である。
【図4】眼鏡展示用ハンガーを吊下ロッドに掛着した態
様の一例を示す部分正面図であつる。
【図5】眼鏡展示用ハンガーを吊下ロッドに掛着した他
の態様を示す部分正面図である。
【図6】従来の眼鏡展示販売用の什器を説明する斜視図
である。
【図7】眼鏡を什器の掛着部に掛着させた状態を説明す
る断面図である。
【図8】商品タグが取り付けられた眼鏡を説明する正面
図である。
【符号の説明】
1 眼鏡展示用ハンガー 2 支持プレート 3 吊下ロッド 5 吊下用挿通部 6 眼鏡のレンズ側 7 眼鏡 9 テンプル連結部 10 支持縁 11 鼻当て部 12 欠切部 13 頂部 15 ブリッジ部分 16 取付け部材 17 取付孔 20 下縁 21 垂直縁 22 上縁 23 湾曲縁 29 テンプル

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊下ロッドを挿通させうる吊下用挿通部
    が上端側に設けられた支持プレートの左右端側の部分
    に、該支持プレートの前面側にレンズ側が当てがわれた
    眼鏡の、後方に突出するテンプル連結部を下方から支持
    する支持縁を設けたことを特徴とする眼鏡展示用ハンガ
    ー。
  2. 【請求項2】 支持プレートの左右端側の部分を、プレ
    ート内方に凹むように矩形状又は正方形状に欠切し、該
    切欠部の水平な下縁を、テンプル連結部を下方から支持
    する支持縁としたことを特徴とする請求項1記載の眼鏡
    展示用ハンガー。
  3. 【請求項3】 支持プレートの下端側の中央部分に、眼
    鏡の鼻当て部を支持プレートの後側に通り抜けさせるた
    めの上に突の山形状等をなす欠切部を設けたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の眼鏡展示用ハンガー。
  4. 【請求項4】 支持プレートの中央部分に位置させて、
    眼鏡のブリッジ部分を支持プレートに分離不能に取り付
    ける取付け部材を挿通させるための取付孔を穿設したこ
    とを特徴とする請求項1記載の眼鏡展示用ハンガー。
  5. 【請求項5】 欠切部の頂部の稍上側に位置させて、眼
    鏡のブリッジ部分を支持プレートに分離不能に取り付け
    る取付け部材を挿通させるための取付孔を穿設したこと
    を特徴とする請求項3記載の眼鏡展示用ハンガー。
  6. 【請求項6】 支持プレートの、少なくとも、眼鏡のレ
    ンズ側と対向する部分の略全体が透明に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の眼鏡展示用ハンガー。
  7. 【請求項7】 支持プレートを、可撓性を有する薄肉の
    樹脂シート材を用いて形成したことを特徴とする請求項
    1記載の眼鏡展示用ハンガー。
  8. 【請求項8】 吊下用挿通部を、水平な下縁と、その内
    端で垂直に立ち上がる垂直縁と、その上端において外方
    に延びる水平な上縁と、その先端に連設した下に突の湾
    曲縁を具える如く形成し、該湾曲縁の下端と前記水平な
    下縁との間を、吊下ロッドの抜け出しを阻止するように
    幅狭に形成したことを特徴とする請求項1記載の眼鏡展
    示用ハンガー。
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