JP3015214U - 案内板と、車輪の付いた船 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】車輪の付いた船を、船上げ場のような坂に置い
たとき不用意に船が動かないようにすることです。 【構成】船（Ａ）と、車輪（Ｅ）と、車輪（Ｅ）よりも
低く、船首船底（Ｄ）と案内板（Ｆ）の下の部分を結ん
だ線が車輪（Ｅ）よりも下になる案内板（Ｆ）からなり
ます。 【効果】船上げ場のような坂に置いたとき船（Ａ）と案
内板（Ｆ）が地面（Ｇ）と当たることで車輪（Ｅ）が地
面（Ｇ）から離れることで車輪（Ｅ）の効果がなくなり
車輪（Ｅ）の付いた船（Ａ）が、船上げ場のような坂に
置いたとき不用意に船（Ａ）が動かないようになりま
す。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

船の上架装置に関するものです。

【０００２】

【従来の技術】

車輪の付いた船（Ａ）を移動するとき、船首部（Ｂ）を持ち上げると、らくに移 動できます。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

車輪（Ｅ）が付いているので、移動をするときには良いのですが、図１の様に、 坂の途中（船上げ場等）に置いたときには、車輪（Ｅ）が地面に接しているため 、船（Ａ）が勝手に動いてしまう危険性があります。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

船尾船底の車輪（Ｅ）の前に、車輪（Ｅ）よりも低く、船首船底（Ｄ）と、案内 板（Ｆ）の下の部分とを結んだ線上よりも車輪（Ｅ）の下の部分が上になるよう に、案内板（Ｆ）を車輪（Ｅ）の前に取付けます。（図３参照）

【０００５】

【作用】

（図２）の様に船首部（Ｂ）を持ち上げることで、案内板（Ｆ）が地面から離れ て、車輪（Ｅ）が地面に接し、移動を容易にします。 （図３）の様に船（Ａ）を坂の途中に置いたとき、案内板（Ｆ）が地面に当たる ことにより、車輪（Ｅ）が地面より離れ、車輪（Ｅ）の効用を無くし、船が勝手 に動いてしまう危険性を防ぎます。

【０００６】

【考案の効果】

図（２）を参考に説明しますと、船尾船底（Ｃ）に、案内板（Ｆ）が有る車輪（ Ｄ）を取り付けたことにより、 船体（Ａ）を移動するときには、船首部（Ｂ）を持上げ船尾船底（Ｃ）に取り付 けた車輪（Ｃ）が地面に接することにより、船尾船底（Ｃ）が傷むことを防ぐこ とができ、案内板（Ｅ）があることにより、段差のあるところもスムーズに移動 できます。 （図３）の様に船を坂の途中に置いたとき、船首部（Ｂ）が地面に接し、案内板 （Ｆ）が地面に接することにより車輪（Ｄ）が地面から離れ、不用意に船体（Ａ ）が動くことを防ぎます。 この様に、この考案は、移動と、保管を容易にします。

【０００７】

【図面の簡単な説明】

【図１】 従来の車輪の付いた船の側面図

【図２】 案内板と、擦れ防止車輪の付いた船を移動
をしている状態の側面図

【図３】 案内板と、擦れ防止車輪の付いた船を坂の
途中に置いた状態の側面図

【０００８】

【符号の説明】

（Ａ） 船 （Ｂ） 船首部 （Ｃ） 船尾船底
（Ｄ） 船首船底 （Ｅ） 車輪 （Ｆ） 案内板 （Ｇ） 地面

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 車輪のある船を地面に置いたとき、案内板等が地面に接
   し、車輪が地面から離れるようにした車輪付き船