JP3015193B2 - 光学素子 - Google Patents

光学素子

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JP3015193B2
JP3015193B2 JP4078535A JP7853592A JP3015193B2 JP 3015193 B2 JP3015193 B2 JP 3015193B2 JP 4078535 A JP4078535 A JP 4078535A JP 7853592 A JP7853592 A JP 7853592A JP 3015193 B2 JP3015193 B2 JP 3015193B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、光学素子に係わり、特
にX線から、極端紫外光、紫外光、可視光、赤外光等の
様々な波長の電磁波を、反射、あるいは透過、あるいは
吸収して利用するための光学素子に関する。本発明の光
学素子は、特に、波長の短いX線や極端紫外光を反射す
る反射ミラー等に適用した場合、顕著な効力を発揮す
る。 【0002】 【従来の技術】一般的に電磁波を効率的に利用すること
を目的とした光学素子は、図10に示すように、基板1
の表面に、反射率や透過率を高める、あるいは吸収を大
きくする等を目的として電磁波3を反射、透過、吸収す
る膜2を形成した構造を有する。こうした光学素子の性
能は、この膜2表面の凹凸等の表面状態に強く依存す
る。従って、膜2の表面が荒れて凹凸が多い場合には、
例えば反射率等の素子性能は急激に低下することが良く
知られている。 【0003】従来、膜2の形成には、真空蒸着法、スパ
ッタ法あるいはCVD法等の膜形成法が用いられてい
る。これらの方法によって形成された膜の表面には、膜
の成長方向あるいはそれに垂直な方向ヘ、数十nmの大
きさを持つ微細な塊状の凹凸が、膜の成長とともに発生
することがわかっている。このような微細な塊状凹凸の
例として、真空蒸着法で作製した白金膜の表面を、ST
M(走査型トンネル電流顕微鏡)で調ベた結果を図11
に示す。図から明らかなように、表面には塊状の凹凸が
密に成長し、表面の凹凸のP−V(山と谷の差)値は3
から5nm程度である。この微細な凹凸は、圧力、電
圧、温度等の膜形成条件を変えても無くすことはできな
い。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】反射率等の性能の高い
光学素子を作製するためには、その縦あるいは横方向の
大きさが、数十nmから0.1nmの微細な表面凹凸を
なくす必要がある。 【0005】しかし、従来の真空蒸着法あるいはスパツ
タ法、あるいはCVD法等の通常の膜形成法では、膜の
成長と共に微細な塊状の凹凸が成長する。この凹凸発生
の原因は、蒸発あるいはスパッタされた粒子のもつエネ
ルギーが0.1から数eVと小さいため、表面の原子や
分子と作用して凹凸等の表面状態を変えられないことに
ある。従って、従来の膜製造方法では微細な塊状の凹凸
を回避することは難しく、これらの膜製造法で作製した
膜では、表面が荒れて高い素子性能が得られないという
問題があった。 【0006】特に、X線ミラー等の波長の短いX線を利
用する光学素子の場合、X線の波長がlnm程度と非常
に短いため、微細な凹凸は致命的であり、素子の高性能
化には表面が原子の大きさのオーダーで平坦である必要
があるが、従来の膜ではこのような平坦化ができないと
いう問題があった。 【0007】本発明は、膜表面の凹凸を原子の大きさあ
るいはそれ以下のオーダーに抑え、反射特性等の良好な
光学素子を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の光学素子は、基
板上に、X線等の電磁波を反射、あるいは透過、あるい
は吸収する膜を形成した光学素子において、エネルギー
が10から500eVの粒子を、1013個/sec./
cm2以上、照射しながら、該膜を形成したことを特徴
とする。また、前記粒子を、基板に垂直な方向から20
度から80度傾けて照射すること特徴とする。 【0009】 【作用】以下に本発明の、作用と共に構成を図を用いて
説明する。 【0010】本発明の光学素子は、図1に示すように、
基板1の表面に、X線等の電磁波を反射する膜2を、1
0から500eVのエネルギーを有し、その数が、10
13個/sec./cm2以上の粒子からなるビーム4を
膜の表面に照射しつつ形成することにより得られる。こ
のビーム4は、例えばイオン、あるいは中性原子・分
子、あるいはクラスター等を含む。さらに、本発明の光
学素子は、図2に示すように、該エネルギーと粒子密度
を有するイオン、あるいは中性原子・分子、あるはクラ
スター等の粒子からなるビーム4を、基板に垂直な方向
から20度から80度傾いた方向から照射しながら膜を
形成することにより得られる。 【0011】以上述べたようにように、膜形成中にビー
ムを照射して表面を刺激することによって、微細な表面
凹凸の原因となる、膜の成長方向あるいは、それに垂直
な方向に成長する塊状成長を抑え、原子の大きさのオー
ダー、あるいはそれ以下で表面が平坦な膜を形成するこ
とができる。 【0012】本発明者は、膜の表面平担性と膜製造条件
との関係を鋭意研究した結果、特に、原子オーダーある
いはそれ以下の表面平坦性を有する膜を形成するには、
エネルギーを持ったイオン、あるいは中性原子・分子、
あるいはクラスター等の粒子からなるビームが、衝突す
る基板表面の原子と効率よく相互作用し、表面状態を変
えるために、粒子のエネルギー、数量、および入射角を
最適化することが極めて重要であり、これらを最適化す
ることにより、膜の表面凹凸を抑制し、原子の大きさの
オーダーあるいはそれ以下のオーダーで膜の平坦化を実
現することが可能なことを見いだした。 【0013】すなわち、原子オーダーあるいはそれ以下
の表面凹凸を得るためには、イオンあるいは高速原子・
分子、あるいはクラスターからなる粒子のエネルギー
は、10から500eVの範囲であり、照射する粒子の
数は1013個/sec./cm2以上が必要条件であ
る。さらに、このビームを基板に垂直な方向から20度
から80度傾いた方向に限定した入射角範囲で照射する
ことによって、該ビーム中の粒子と基板表面との相互作
用が最も効率的になり、膜の平坦性は一層向上する。 【0014】この最適化された相互作用によって、従来
の膜形成法では不可避の、表面での微細な塊状成長を抑
え、原子の大きさのオーダーで平坦で反射率等の性能が
高い光学素子を得ることが可能となる。 【0015】本発明の10〜500eVのエネルギーを
有する粒子は、膜を形成する粒子と別種でも良いし、ま
た膜を形成する粒子と同種でも良い、この場合膜を形成
する粒子自身に10ないし500eVのエネルギーを与
えることにより同様な効果が得られる。 【0016】 【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより詳細に説
明する。 【0017】(実施例1)図3を用いて本発明の第1の
実施例を示す。本実施例では、膜を形成する物質と、表
面を刺激する粒子は別種とし、各々別の装置7、8で生
成し、基板lに照射した。膜形成材料としては、X線の
反射膜としてよく用いられる白金(Pt)を使用した。 【0018】6は蒸発原子、分子であり、本実施例では
Pt原子である。Pt原子6は蒸発装置8において、加
速した電子ビームを白金の塊に照射することによって発
生させた。4はアルゴンのイオンビームで、イオンビー
ム発生装置7でイオンを生成し、10から500Vに加
速して照射した。イオンビーム発生装置7としては、カ
ウフマン型のイオン源、ECR(電子サイクロトロン共
鳴)型のイオン源、ディオプラズマトロン型のイオン源
等を用いることができるが、本実施例ではカウフマン型
イオン源を用いた。 【0019】Pt原子6が基板1に到達して膜を形成す
ると同時に、Arイオンが基板表面に到達し、表面を刺
激する。基板に到達するArイオン数とPt原子数の比
率(イオン照射比と呼ぶ)は、イオン数が1013/se
c./cm2の時、約10%とした。即ち、Arイオン
l個が基板lに到達すると同時にPt原子は10個到達
する。ビーム4の基板lに対する入射角θは、基板に垂
直な方向から測って0から70度に設定した。 【0020】イオンのエネルギーを300eVに設定
し、シリコン(Si)基板の上にPt膜を形成したPt
膜と、Arイオンビームがないこと以外は同じ条件で形
成したPt膜との、波長0.834nmのX線に対する
X線反射率を測定した結果を図4に示す。 【0021】図が示すように、反射率には明らかな差が
見られる。例えば、X線入射角4度では、イオン照射な
しの膜に比ベ、イオン照射によって3倍以上反射率が高
くなる。ビームを照射しない膜のX線反射率は低く、ビ
ームを照射しつつ形成した膜のX線反射率は高い。この
原因はビームを照射しない膜では微細な表面凹凸が成長
するのに比ベ、ビームを照射することによって表面が平
坦化し、凹凸が小さくなっているためである。 【0022】表面が膜成長方向に対しガウス分布してい
ると仮定して、表面粗さ(rms値)をこれらのX線反
射率から計算すると、ビームを照射しない場合、表面粗
さは0.83nmであったのに対し、ビームを照射する
ことによって表面粗さは0.34nmとなった。このよ
うにして求めた表面粗さとイオン量の関係を図5に示
す。 【0023】この図から、1013個/sec./cm2
より多量のイオンを照射することによって、表面粗さは
急激に改善され、光学素子の性能は向上することがわか
る。また、他の実験からイオン照射比は、2〜3%以上
あれば表面粗さの改善は可能であることが分かってい
る。 【0024】(実施例2)図3の構成で、イオンの数だ
けでなく、イオン源の加速電圧を制御することにより、
イオンのエネルギーを変えて、Pt膜の表面粗さを制御
することができる。 【0025】イオンのエネルギーを10から800eV
の範囲で変えて作製したPt膜のX線に対する反射率を
測定し、表面粗さを評価した。 【0026】図6に表面粗さとイオンのエネルギーとの
関係を示す。表面粗さはイオンのエネルギーが0から増
加すると共に小さくなり、500eVを越えると再び大
きくなる。また、イオンのエネルギーを500eV以上
にすると、表面粗さが大きくなるばかりでなく、イオン
による表面原子のスパッタ現象が顕著になり、膜形成速
度も急激に減少するという欠点があり、500eV以上
のエネルギーの粒子を用いることは望ましくない。 【0027】従って、表面に照射するイオン等のエネル
ギーを、10eV以上500eV以下に制御することで
粗さを改善し、光学素子の性能を高めることができる。 【0028】(実施例3)図7に第3の実施例の構成を
示す。加速されたArイオンのビームを、基板1に垂直
な方向から測った角度θを変えて照射し、表面粗さを制
御した。 【0029】ビーム中のイオンのエネルギーは200e
Vで、イオン数は1.7xl0l3個/sec./cm2
としてPt膜を作製し、そのX線反射率を測定し、表面
粗さを評価した。 【0030】表面粗さのビームの入射角に対する依存性
を図8に示す。この図から明らかなように、入射角を2
0度から80度の間に設定することで表面粗さを最も小
さくすることができる。 【0031】従って、イオン数を1013個/sec./
cm2以上とし、そのエネルギーを10から500eV
に設定し、さらに入射角を20度から80度の間に設定
することで、より一層小さな表面粗さを得ることがで
き、光学素子性能を高めることができる。 【0032】(実施例4)図9に本発明の第4の実施例
の構成を示す。表面を刺激するための粒子と膜2を構成
する粒子を別に照射するのではなく、膜を構成する粒子
自身にエネルギーを与えてこれを制御することによっ
て、表面粗さを制御することができる。 【0033】膜2を構成する元素と同じ種類のイオン、
原子あるいは分子あるいはクラスター状の粒子10を生
成し、このエネルギーと数および進行方向を制御できる
粒子源11を、基板lに対し一定の角度θ9だけ傾いた
方向に配置し、粒子10を基板1の上に堆積させてPt
膜を形成した。この場合、前述の実施例のように、膜形
成時にArイオンによる表面刺激はないが、膜を形成す
るPt粒子自身がエネルギーを有するため、前述した実
施例と同様な効果によって、小さな表面粗さを有する膜
が得られ、光学素子性能が向上した。 【0034】表面を刺激する粒子源としては、以上の実
施例で用いたもののほかに、10から500eVのエネ
ルギーを有するイオン、あるいは中性原子、分子、ある
いはクラスター等の粒子を1013/sec/cm2以上
の数で生成できるものであればいずれを用いても良く、
例えば高周波放電型イオン源、ECR型イオン源、電子
衝撃型イオン源(カウフマン型等)、Penning Ionizat
ion Gauge 型、ディオプラズマトロン型、熱イオン放
出型イオン源等を用いることができる。また、膜を形成
するイオン、あるいは原子・分子、あるいはクラスター
自体を加速する粒子源として、電子衝撃型あるいは静電
界印加型のクラスタイオン源等を用いることができる。 【0035】また、本光学素子の膜を構成する物質とし
てもPtの他に、例えばTa、W,Re,Os,Au等
の重金属とその化合物、あるいは例えばTi,Cr,M
n,Fe,Co,Ni,Ci,Zn,Ga,Ge,S
e,Nb,Mo,Rh,Ag,Sn,Sb,Te等の遷
移金属とその化合物等を用いることができる。 【0036】 【発明の効果】以上述ベたように、X線等の電磁波を反
射、あるいは透過、あるいは吸収する膜を形成した光学
素子において、真空蒸着法、あるいはスパツタ法、ある
いはCVD法等の膜形成方法で、基板に該膜を形成する
と同時に、10から500eVのエネルギーを有し、そ
の数が、1013個/sec./cm2以上のイオン、あ
るいは中性原子、分子、あるいはクラスター等の粒子か
らなるビームをビーム発生機で該膜の表面に照射しなが
ら膜を成長させることによって、表面の粗さの原因とな
る凹凸の成長を抑え、表面粗さを小さくすることができ
る。表面粗さを小さく制御することによって、反射率等
の素子性能を顕著に向上させることができる。 【0037】前記条件に加えてさらに、該イオン、ある
いは中性原子・分子、あるいはクラスター等の粒子から
なるビームを基板に垂直な方向から20度から80度傾
けて照射しつつ膜形成することによって、表面粗さを小
さくする効果がより顕著になるため、光学素子性能をさ
らに向上させることができる。 【0038】膜を形成する元素と同じ種類のイオン、あ
るいは中性原子・分子、あるいはクラスター状の粒子を
発生する粒子源を基板に対し一定の角度θだけ傾いた方
向に配置し、このエネルギーと数あるいは、これに加え
て進行方向を上記の値に制御して、粒子を基板の上に堆
積させることによって、表面粗さを制御することができ
る。これは膜を構成する原子、あるいは分子、あるいは
クラスター自身が膜形成時に表面を刺激するため、表面
を平坦にする効果を有し、表面粗さを小さくするためで
ある。これによって、光学素子性能を向上させることが
できる。 【0039】本発明の光学素子は、電磁波を利用するた
めの反射ミラー、ハーフミラー、レンズ等に用いること
ができる。特に波長の短い電磁波に対して有効である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の構成を示した第1の模式図。 【図2】本発明の構成を示した第2の模式図。 【図3】第1の実施例を示した模式図。 【図4】測定したX線反射率を示した模式図。 【図5】表面粗さのイオン量依存性を示した図。 【図6】膜の表面粗さと粒子のエネルギーとの関係を示
した図。 【図7】第3の実施例を示した模式図。 【図8】膜の表面粗さとビームの入射角との関係を示し
た図。 【図9】第4の実施例を示した模式図。 【図l0】光学素子の構造と入射する電磁波を示した模
式図。 【図11】真空蒸着法で形成したPt膜表面を示したS
TM像。 【符号の説明】 l 基板、 2 膜、 3 電磁波、 4 イオン、あるいは中性原子・分子、あるいはクラス
ター等の粒子からなるビーム、 5 ビームの入射角度範囲、 6 蒸着原子、分子、 7 イオンビーム発生装置、 8 蒸発装置、 9 ビーム入射角、 10 膜を構成するイオン、あるいは中性原子・分子、
あるいはクラスター等の粒子、 11 膜を構成するイオン、あるいは中性原子、分子、
あるいはクラスター等の粒子を発生する装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 1/10 C23C 14/22 C23C 14/48

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項l】 基板上に、X線等の電磁波を反射、ある
    いは透過、あるいは吸収する膜を形成した光学素子にお
    いて、エネルギーが10から500eVの粒子を、10
    13個/sec./cm2以上、照射しながら、該膜を形
    成したことを特徴とする光学素子。 【請求項2】 前記粒子を、基板に垂直な方向から20
    度から80度傾けて照射すること特徴とする請求項1記
    載の光学素子。
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