JP3014902U - バネ式釣り仕掛け - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スプリングの反発力を利用して、魚が餌に喰
い付いたときに魚の口に針を確実にかけ、魚が充分に喰
い付いていない時に針が外れて取り逃がすことを防ぐ。
【構成】 安全ピン型に曲げたピアノ線の上部アーム１
５の中央部に道糸１を取付け、ハリス９とトリガー５を
下部アーム１６に固定したガイドリング１３に通し、ト
リガー５上端に取り付けたリングの隙間にチェック６を
掛ける。以上の準備が出来ると、釣針１０に餌を付けて
投げ入れる。魚か餌に喰いついて引っ張るとトリガー５
がチェック６からはずれスプリングの作用で上部アーム
１５が跳上り針１０を引き寄せ、魚の口に針を掛け釣り
上げる仕組み。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、釣りの仕掛けに関するものである。 従来物は、魚が餌に食いついた時にわずかに伝わる感触に頼り、微妙なタイミ ングで竿を上げなければならず、それには、釣り人の熟練した技術が必要であっ た。本考案は、その欠点を除くために考案されたもので、これを図面にて説明す れば、道糸の先端に少しの衝撃でも反応しタイミングを合わせやすくするために スプリングを取り付けたものである。 使用法を説明すると （１）道糸の先端を仕掛けの道糸用 フックに取り付ける。 （２）仕掛けのウェイト用フックに、潮の速さ、深さ、魚の大きさに応じて、 重りをつける。 （３）ハリスとトリガー４をガイドリング３に通し、ロック５をチェック２に かける。 以上、準備が出来ると、釣針に餌をつけて投げ入れる。 魚が餌に食いついて下に引っ張れば、ロック５がチェック２からはずれ、スプ リング１で魚に針を掛け釣り上げる仕組みである。 このような構造から、微妙な感覚に頼ることなく魚を釣り上げる事が出来、尚 一層釣りを楽しむことが出来る。 【提出日】平成６年１１月２８日 【手続補正３】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】考案の詳細な説明 【補正方法】変更 【補正内容】 【考案の詳細な説明】 本考案の一実施例を図面に基づいて詳述すれば、図１に示すごとく安全ピン型に 曲げたピアノ線の上部アーム１５の中央部分に、寄り戻し用リング３を設け、そ のリングに道糸用より戻し２を取付け、道糸用より戻し２に道糸を１をつけるさ らに、上部アーム１５の先端にトリガー取り付けようリング４を設け、そのリン グにトリガー５上端に取り付けたリングをつなぎ、トリガー５の下端にハリス用 より戻し取付けリング７を設ける。それに市販の寄り戻し８を取付け、そのより 戻しにハリス６を取付けハリス９の先端に針１０を取り付ける。又、下部アーム １６の中央部には、重り用取付けリング１１を設け、重り１２をリングにとりつ ける。さらに、下部アーム１６の先端にガイドリング１３を設け、ガイドリング １３が下部アーム１６に接続している部分より約５ｍｍ程度ガイドリング１３の 中央部に向けて、チェック６を下部アーム１６に取り付ける。最後に、ガイドリ ング１３にトリガー５とその付属物、寄り戻し用取付けリング７、ハリス用より 戻し８、ハリス９、針１０を通し、上部アーム１５を下部アーム１６に近付け、 トリガー５の上部先端に取り付けたリングの隙間にチェック６を掛けて構成した ものである。 上述のごとく構成して準備が出来れば、釣針に餌を付けて投げ入れる。魚が餌に 喰いついて針を下に引っ張ればトリガー５がチェック６から外れ、スプリングの 作用で上部アーム１５が跳上り針を引き寄せ、魚の口に針を掛け釣り上げる仕組 みである。このような仕組みであるから、微妙な感覚に頼ることなく魚を釣り上 げることが出来、魚が針に充分喰いついていなくとも魚を取り逃がす事はない。

【図面の簡単な説明】 図１は、本考案の正面、側面の斜面図。 図２は、本考
案を使用構造にした時の側面図。 図３は、ロック、チ
ェック、ガイドリングの拡大図。 １はスプリング ２はチェック ３はガイドリング
４はトリガー ５はロック

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【手続補正書】 【提出日】平成６年１１月２８日 【手続補正２】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲 【補正方法】変更 【補正内容】 【実用新案登録請求の範囲】 （イ）安全ピン型に曲げたピアノ線の上部アーム１５の
中央部分により戻しようリング３を設け、そのリングに
道糸用より戻し２を取付け、道糸用より戻し２に道糸１
を付ける。 （ロ）上部アーム１５の先端にトリガー取り付けようリ
ング４を設け、そのリングにトリガー５上端に取り付け
たリングをつなぎ、トリガー５にハリス用より戻し取付
けリング７を設け、それに市販のより戻し８を取付け、
そのより戻しにハリス９を取付け、ハリスの先端に針１
０を取り付ける。 （ハ）下部アーム１６の中央に重取付けリング１１を設
け、重１２をリングにとりつける。下部アーム１６の先
端にガイドリング１３を設ける。ガイドリング１３の下
部アーム取付け部分より約５ｍｍ程度、ガイドリング１
３の中央部に向けて、チェック６を下部アーム１６に設
ける。 （ニ）ガイドリング１３にトリガー５とその付属物、寄
り戻し取付けリング７、ハリス用より戻し８、ハリス
９、針１０を通し上部アーム１５を下部アーム１６に近
づけ、トリガー５の上部先端に取り付けたリングの隙間
にチェック６を掛ける。 以上のように構成されたバネ式釣り仕掛け。 【手続補正書】 【提出日】平成６年１１月２８日 【手続補正４】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】図面の簡単な説明 【補正方法】変更 【補正内容】 【図面の簡単な説明】 【図１】 本考案の作動前の立体図 【図２】 本考案の作動後の立体図 【符号の説明】 １−道糸 ２−市販の寄り戻し ３−より戻し用リ
ング ４−トリガー取付け用リング ５−トリガー
６−チェック ７−より戻し取付けリング ８
−ハリス用寄り戻し ９−ハリス １０−市販の針
１１−重り取付けリング １２−各種市販の重り
１３−ガイドリング １４−スプリング １５
−上部アーム １６−下部アーム 【手続補正５】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】全図 【補正方法】変更 【補正内容】 【図１】 【図２】

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 （１） 道糸の先端に、スプリング１、チェツク２、ガ
   イドリング３、トリガー４、ロック５ 取り付けて構成
   する。 （２） ハリスと、トリガー４ ガイドリング３に通
   し、ロック５ チェッ２にかけて使用する仕掛け。