JP3014804U - 温度の低減を特微とした電気、電子機器部品の取付盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【 目的 】本考案は電気、電子機器部品の取付盤を二
重構造にし、その二重構造の中に仕切りを入れ、その仕
切りの間に冷気又は冷水、換気、等により電気、電子機
器部品配線から発生する熱を低減することを目的とす
る。 【 構成 】電気部品の取付盤を二重構造にし、その二
重構造の中に仕切りを入れ、その仕切りの間に冷気又は
冷水、換気、等により電気、電子機器部品、配線から発
生する熱を低減することにより、故障が減少し、収納箱
の小型化ができる

Description

【考案の詳細な説明】 【 ０００１ 】 【 産業上の利用分野 】本考案は、変電所、配電盤、分電盤、制御盤、通信盤
などの電気、電子機器部品を取り付ける盤に関するものである。 【 ０００２ 】 【 従来の技術 】従来の電気、電子機器部品は、一枚の板に取り付けられて配
線し、箱のなかに収納されている。これら、電気、電子部品、配線からは熱が発
生する、その為に図４のように箱７の吸気口８より外部気流９を直接吸気し、排
気口１０より排気する自然換気又は、換気扇１１により、外気を吸排気して内部
１２の温度を低減している。 【 ０００３ 】 【 発明が解決しようとする課題 】そのため、収納箱の内部１２にホコリやゴ
ミが侵入し、静電原理により電気、電子機器部品にホコリやゴミが付着し、故障
や停電事故が発生している。その為に機械や生産ラインが停止し、経済的な損害
が大である。換気扇により外気を吸排気している場合、防塵フイルターや換気扇
の清掃に多くの労力を必要としている。トランシジスターやサイリスター等、特
に熱の発生する電気、電子機器部品は熱を低減するために個々にフィン等を付け
ており、これらの機器部品が高価になり広いスペースが必要である。 【０００４ 】 【 課題を解決するための手段 】本考案は，これらの欠点を除くために考案さ
れたもので、一例を図面で説明すれば、電気、電子部品の取付盤１裏盤２とに二
重構造にし、その二重構造の間に仕切り３を入れ、その仕切り３の間４に冷気
５、冷水５、換気５、により冷却し、電気、電子機器部品、配線６の温度を低減
すようにする。 【 ０００５ 】 【 作用 】仕切り３の間４に冷気５、冷水５、換気５等により、取付盤１と２
を冷却し電気、電子機器部品、配線６の温度を低減できる。 【 ０００６ 】 【 発明の効果 】そのため外部気流９を吸排気する事なく、収納箱内部１２の
温度を低下することにより、電気、電子機器部品の保護が出来る、内部１２にホ
コリやゴミの侵入を防止でき、故障や停電事故が減少し、その為に機械や生産ラ
インの事故による停止の予防が出来て、経済的な損害を減少することが出来る。
換気扇により外気を吸排気している場合、防塵フイルターの清掃が不要となる。
トランシジスターやサイリスター等、特に熱の発生する電気機器部品は熱を低減
するために個々にフィン等を付けているが、これらのフィン等は不要になり、ス
ペースを少なくすることができ、部品の価格も安価となる。

【図面の簡単な説明】 【 図 １ 】電気、電子機器部品取付盤斜視図 【 図 ２ 】電気、電子機器部品取付盤正面図 【 図 ３ 】電気、電子機器部品取取付盤側面図 【 図 ４ 】従来の収納箱説明図 【符号の説明 】 １ 電気、電子機器部品の取付盤 ２ 裏盤 ３ 仕切 ４ 通路 ５ 冷気、冷水、換気 ６ 電気、電子機器部品配線等 ７ 収納箱 ８ 吸気口 ９ 外部気流 １０ 排気口 １１ 換気扇 １２ 内部

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【 請求項１ 】 電気、電子機器部品の取付盤を二重
   構造にし、その二重構造の中に仕切りを入れ、その仕切
   りの間に冷気又は冷水、換気、等により電気電子機器部
   品、配線から発生する熱を低減することを特微とする、
   電気、電子機器部品の取付盤