JP3013378U

JP3013378U - 応援グッズ

Info

Publication number: JP3013378U
Application number: JP1994016589U
Authority: JP
Inventors: 好三山野辺
Original assignee: 好三山野辺
Priority date: 1994-12-19
Filing date: 1994-12-19
Publication date: 1995-07-11
Anticipated expiration: 2000-12-19

Abstract

(57)【要約】【目的】携帯に便利で、かつ、フッション性があり、ま
た、音は小軽でありながらもリズム良く発することがで
きる斬新な応援グッズを提供する。【構成】伸縮自在な容器本体１と、該容器本体に繋止さ
れた吊下げ紐２とを備え、前記容器本体１は、合成樹脂
材からなる中空筒状の蛇腹部１ａと、該蛇腹部１ａの両
端開口に装着された蓋状の固定部１ｂとからなり、中
に、音発生体（図示せず）を封入せしめる。この音発生
体は、主として砂、米、大豆等の粒状物からなるもので
あるが、これに限定されることなく、音やメロディーを
発する小型の録音再生手段を備えた音発生装置を用いて
も良い。また、前記容器本体１を構成する固定部１ｂの
表面には、応援チームの名前やマーク等を表示するため
の記載欄４が設けてあり、これにより、例えば、応援チ
ーム毎に、かつ、ファッショナブルに識別できるのであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、サッカー等のスポーツ観戦やパーティー等に適した応援グッズに関し、更に詳しくは、携帯に便利で、かつ、フッション性があり、また、音は小軽でありながらも、リズム良く発することができる斬新な応援グッズに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、斯かる応援グッズとしては、例えば、太鼓や笛等が従来例として周知である。これら太鼓や笛等の応援グッズは、応援歌や声援に合わせてリズム良く鳴らせるものであり、その場を盛り上げるには欠かせないものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、上述した従来の応援グッズにあっては、嵩張ることから、携帯持ち運びに不便であると共に、音が以外にも大きいことも相俟って、会場や時間帯によっては使用が制限されることも少なくなかった。

【０００４】本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもので、携帯に便利で、かつ、フッション性があり、また、音は小軽でありながらもリズム良く発することができる斬新な応援グッズを提供することを目的としたものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上述の如き従来の問題点を解決し、所期の目的を達成するため本考案の要旨とする構成は、伸縮自在に形成された容器本体の表面に凹凸面を形成すると共に、中に粒状物等の音発生体を封入してなる応援グッズに存する。

【０００６】また、伸縮自在に形成された容器本体の表面に凹凸面を形成すると共に、中にコインやハンカチ等の小物若しくは水等の内容物を出し入れ自在に封入してなる応援グッズに存する。

【０００７】更に、前記容器本体は、中空筒状の蛇腹部と、該蛇腹部の両端開口に装着された蓋状の固定部とを備え、該固定部にチーム名やマーク等の表示欄を設けるのが好ましく、延いては、前記容器本体の局部にレンズを設けても良い。

【０００８】

【作用】

このように構成される本考案の応援グッズは、伸縮自在に形成された容器本体の表面に凹凸面を形成すると共に、中に粒状物等の音発生体を封入してなることによって、不使用時は容器本体を最小限に縮めた状態で携帯し得ると共に、使用時は、同容器本体を伸長させた状態で、表面を指やコイン等で擦ることにより、軽快な連続音が発し得ると共に、また、同容器本体を振ることにより、別音が発っせられることとなる。

【０００９】また、伸縮自在に形成された容器本体の表面に凹凸面を形成すると共に、中にコインやハンカチ等の小物若しくは水等の内容物を出し入れ自在に封入すれば、応援グッズとしてのみならず、内容物の量に見合った大きさに任意に変形させることができる財布や物入れ（バック）若しくは水筒としても使用できることとなる。

【００１０】更に、前記容器本体が、中空筒状の蛇腹部と、該蛇腹部の両端開口に装着された蓋状の固定部とを備え、該固定部にチーム名やマーク等の表示欄を設ければ、応援チーム毎に識別できる軽くて低コストの容器本体を提供できることとなる。

【００１１】また、前記容器本体の局部にレンズを設ければ、観戦に便利な望遠鏡としても使用できるものであり、特に、長手方向で相対するように一対のレンズを前記両固定部の同心位置に設ければ、折り畳み自在な望遠鏡としても提供できることとなる。

【００１２】

【実施例】次に、本考案の実施の一例を図面を参照しながら説明する。図中Ａは、本考案に係る応援グッズであり、この応援グッズＡは、図１に示すように、伸縮自在な容器本体１と、該容器本体に繋止された吊下げ紐２とを備えている。

【００１３】前記容器本体１は、合成樹脂材からなる中空筒状の蛇腹部１ａと、該蛇腹部１ａの両端開口に装着された蓋状の固定部１ｂとからなり、中に、音発生体３が封入されている（図３参照）。

【００１４】この音発生体３は、砂、米、大豆等の粒状物からなり、前記容器本体１内で自由に揺動し得るように適量が封入されている。因に、この音発生体３は、これに限定されることなく、音やメロディーを発する小型の録音再生手段を備えた音発生装置などを用いても良い。

【００１５】また、前記容器本体１を構成する固定部１ｂの表面には、図２に示すように、応援チームの名前やマーク等を記載するための表示欄４が設けてあり、応援チーム毎に識別できるようになっている（図６参照）。

【００１６】このように構成される本考案の応援グッズは、不使用時にあっては容器本体１を最小限に縮めた状態で携帯し得るため、嵩張ることがなく、また、使用時にあっては、同容器本体１を最大に伸長させた状態で、同表面を、指やコイン６（図１参照）等で擦ることにより、軽快な連続音を発し、また、同容器本体１を振ることにより、別音が発っせられるので、応援歌や声援に合わせながらのリズム感ある楽しい応援ができるのである。

【００１７】尚、本考案の応援グッズは、本実施例に限定されることなく、本考案の目的の範囲内で自由に設計変更し得るものであり、本考案はそれらの全てを包摂するものである。例えば、前記音声発生体３の代わりに、中にコインやハンカチ等の小物若しくは水等の内容物を出し入れ自在に封入すれば、応援グッズとしてのみならず、内容物の量に見合った大きさに任意に変形させることができる財布や物入れ（バック）若しくは水筒としても使用できるので、便利である。

【００１８】更に、図５に示すように、前記容器本体１（詳しくは前記固定部１ｂ）の局部（例えば、固定部１ｂの長手方向や幅方向）にレンズ５を設ければ、観戦に便利な望遠鏡としても使用できるものであり、特に、長手方向で相対するように一対のレンズ５，５を前記両固定部１ｂ，１ｂの同心位置に設ければ、調整かつ折り畳み自在な望遠鏡としても提供できるのである。

【００１９】また、前記容器本体１の所望位置に、ダイオード等の発光手段（図示せず）を用いて、視覚的に楽しめるようにしても良いものである。

【００２０】

【考案の効果】

本考案は上述のように構成され、伸縮自在に形成された容器本体の表面に凹凸面を形成すると共に、中に粒状物等の音発生体を封入してなることによって、不使用時は容器本体を最小限に縮めた状態で携帯し得ると共に、使用時は、同容器本体を伸長させた状態で、表面を指やコイン等で擦ることにより、軽快な連続音が発し得ると共に、また、同容器本体を振ることにより、別音が発っせられるため、持ち運びに便利で、かつ、フッション性があり、また、音は小軽でありながらもリズム良く発することができる応援グッズを提供できることとなった。

【００２１】また、伸縮自在に形成された容器本体の表面に凹凸面を形成すると共に、中にコインやハンカチ等の小物若しくは水等の内容物を出し入れ自在に封入すれば、応援グッズとしてのみならず、内容物の量に見合った大きさに任意に変形させることができる財布や物入れ（バック）若しくは水筒としても使用できるといった効果を奏するものである。

【００２２】更に、前記容器本体が、中空筒状の蛇腹部と、該蛇腹部の両端開口に装着された蓋状の固定部とを備え、該固定部にチーム名やマーク等の表示欄を設ければ、応援チーム毎に識別できる軽くてフッション性のある容器本体を低コストで提供できるのである。

【００２３】また、前記容器本体の局部にレンズを設ければ、観戦に便利な望遠鏡としても使用できるものであり、特に長手方向で相対するように一対のレンズを前記両固定部の同心位置に設ければ、調整かつ折り畳み自在な望遠鏡としても提供できる他、構成が単純であるため大量生産に適し、価格も低廉なものとして需要者に供給できる等、本考案を実施することはその実益的価値が甚だ大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る応援グッズの斜視図である。

【図２】同応援グッズの一実施例を示す容器本体の斜視
図である。

【図３】同容器本体の縦断面図である。

【図４】容器本体を最小限に縮めた状態を示す斜視図で
ある。

【図５】容器本体の固定部にレンズを取り付けた状態を
示す説明図である。

【図６】同応援グッズの使用状態を示す説明図である。

【符号の説明】

１容器本体１ａ蛇腹部１ｂ固定部２吊下げ紐３音声発生体４表示欄５レンズ６コイン

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】伸縮自在に形成された容器本体の表面に凹
凸面を形成すると共に、中に粒状物等の音発生体を封入
してなることを特徴とする応援グッズ。
【請求項２】伸縮自在に形成された容器本体の表面に凹
凸面を形成すると共に、中にコインやハンカチ等の小物
若しくは水等の内容物を出し入れ自在に封入してなるこ
とを特徴とする応援グッズ。
【請求項３】前記容器本体は、中空筒状の蛇腹部と、該
蛇腹部の両端開口に装着された蓋状の固定部とを備え、
該固定部にチーム名やマーク等の表示欄を設けたことを
特徴とする請求項１又は２に記載の応援グッズ。
【請求項４】前記容器本体の局部にレンズを設けたこと
を特徴とする請求項１、２又は３に記載の応援グッズ。