JP3013190U - 人工樹木用基台 - Google Patents

人工樹木用基台

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JP3013190U
JP3013190U JP1994016020U JP1602094U JP3013190U JP 3013190 U JP3013190 U JP 3013190U JP 1994016020 U JP1994016020 U JP 1994016020U JP 1602094 U JP1602094 U JP 1602094U JP 3013190 U JP3013190 U JP 3013190U
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JP
Japan
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base
tree
artificial tree
pipe
artificial
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Application number
JP1994016020U
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English (en)
Inventor
昭博 辻元
Original Assignee
株式会社バレンシア
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 人工樹木による立木の下端部を挿入支持する
筒状の支持部を、台部に固定立設したもの。 【効果】 ビル内のエントランスやプールサイド、屋外
等の様々な場所に設置する場合においても、工事が簡単
となり、作業性に優れたものであり設置コストの低減化
に寄与する。ある程度丈のある樹木であっても、支持部
となるパイプ長さを変えれば対応が容易で、しかも安定
良く支持することができる。さらに、鉢内にも安定良く
設置することができるので、屋内にも簡単に設置でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、屋内や屋外に設置する人工樹木を立木として支持するための基台 に関する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
人工樹木は、幹や枝葉が合成樹脂や木、布等で人工的に作られているが、地上 部分は植生の樹木に比べてもほとんど見分けがつかない程度に作成されるように なってきている。そして、潅水をしなくても枯れる虞がないので、ビル、ホテル のエントランス、プールサイドや人通りの多い屋外等に好適に用いられるように なってきている。
【0003】 しかしながら、人工樹木は、根に相当する部分が無いので、その幹の根元を直 接地中に埋め込んで立木として設置することになる。この場合、樹木の高さが高 くなればなるほど倒伏の危険性が増すので、高い木の場合は特に幹の根元を地中 深く埋設しなければならないため、穴掘りが大がかりな作業になることからビル などの建築工事の途中で併行して設置しておかなければならなかった。このため 、作業性に劣り、設置コストもかさむと共に、既設のビル等には設置が困難であ るという問題点があった。
【0004】 また、鉢を使用して人工樹木を設置する場合には、鉢内で幹の根元を強固に固 定することが難しかったので、背丈の低い人工樹木しか利用できないという問題 点があった。 そこで、この考案は、設置が簡単でかつ設置の際の作業性が良く、安定して樹 木を支持することができる基台であって、しかも、鉢内にも簡単に設置できる人 工樹木用基台を提供するをことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、この考案は、人工樹木による立木の下端部を挿入支 持する筒状の支持部を、台部に固定立設していることを特徴としている。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、人工樹木による立木の下端部を筒状の支持部により支持し 、筒状の支持部とこれを固定立設してある台部とを、土中または鉢内に埋設する ことにより、人工樹木による立木を安定的に支持した施工が実現できる。
【0007】
【実施例】
次いで、この考案の実施例を図面を参照して詳説する。 図1はこの考案の実施例の人工樹木用基台を示す斜視図である。図2は、人工 樹木を支持した基台を現場に施工した状態を示す概略図である。 基台1は、人工樹木Tによる立木の下端部を支持する筒状の支持部10と、支 持部10を溶接やビス止め等にて固定立設している台部20とを具備している。
【0008】 支持部10は、人工樹木Tの幹の太さに合わせた鉄製のパイプ部11と、パイ プ部11の周面から内方へ締め込み得るよう取付たねじ部12にて形成している 。パイプ部11は、地面や鉢内に設置した状態(図2参照)で土中や鉢内に隠れ る程度の長さに設定していると共に、設置する樹木の形態等を考慮してその設置 本数を決定している。
【0009】 図1の例では5本が1セットになった人工樹木Tを支持することができるもの で、1本を中央に配置し、その周囲に他の4本を等間隔に配置した形態のものを 示している。そして、中央のパイプ部11aと周囲のパイプ部11bとは、支持 する幹同士がくっつかないようにやや間隔を空けている。これらのパイプ部11 aとパイプ部11bとの間に生じた隙間には連結部13を設けてあり、パイプ部 11全体を一体化して傾きに対する強度を向上させている。
【0010】 ねじ部12は、パイプ部11内部に突出した先端で、人工樹木Tを押圧固定す ることができるもので、樹木Tの抜け出し防止や回り止めを行うことができる。 ねじ部12は、パイプ部11の長さ方向において離れた2カ所に設けて、安定し て固定できるようにしていると共に、パイプ部11の周面方向には複数、例えば 3カ所以上設けてより確実に固定することができるように構成している(図面で は手前側のみを表している。)。但し、ねじ部12を1カ所だけ設けた場合でも 樹木が堅いときや、パイプ部11の内径と幹の外径とがほぼ等しいときなどには 充分な効果を期待できる。
【0011】 台部20は、この例では矩形の厚手の鉄板にて形成しており、パイプ部11の 端部が電気溶接により接続されている。また、パイプ部11の周面と台部20に は、両者を接続するための三角状の補強部材14を装着している。補強部材14 は、パイプ部11の周囲に複数箇所設けておけばより強固にパイプ部11を固定 することができる。なお、パイプ部11の固着は、上記のような溶接による他、 図3に示すように、パイプ部11の下端に設けた取付板15を介して、台座20 へねじ止めすることもできる。
【0012】 この基台1が支持する人工樹木Tとしては、幹や枝は合成樹脂や木によって形 成され、葉は布や合成樹脂等を用いて作成され、根の部分が省略されたものであ る。 そして、この人工樹木Tを上記基台1のパイプ部11に挿入して、ねじ部12 を締め付けることにより、人工樹木Tが傾いたり抜けたりあるいは回動したりし ないように固定する。
【0013】 ビルのエントランス等に設置する場合は、台部20と共にパイプ部11が隠れ る程度の穴を掘って基台1全体を埋設し土中に隠してしまう(図2参照)。これ により、地表側には人工樹木Tのみが表れることとなり、樹木のある環境を提供 することができる。この場合、基台1を埋設する穴は、台座20の大きさ程度の もので足り、設置工事も簡単となる。したがって、建築工事の途中だけでなく、 既存のビルのエントランスや屋外の歩道等にも容易に設置することができる。
【0014】 なお、この実施例の台部20は、鉄板製であるため、一部に孔を空けてアンカ ーボルトで固定することもできる。 また、鉢植えの場合は、人工樹木Tを挿入した基台1を鉢内にセットした後、 土を被せるか又は合成樹脂で形成した土または土塊状の物質を入れて当該基台1 を覆って隠す。これにより、鉢植えとなった人工樹木を設置するだけで、特別な 工事を要することなく屋内にも簡単に提供することができる。
【0015】 このように、この実施例の基台1を使用することにより、屋内においても樹木 のある環境を容易に提供することができ、潅水が不要なので管理の手間もかから ない。 図4は、他の実施例を示したものであり、パイプ部11を3本とし、台部30 はコンクリートにて形成した例を示している。パイプ部11は、台部30内に下 端を埋め込んで固定して、補助部材を不要としたものである。樹木固定用のねじ 部12は上記実施例と同様に設けている。
【0016】 この例の基台1は、台部30が比較的重いので、特に地中に埋め込んで使用す る場合に適しており、屋外に設置する場合にも好都合である。 さらに、図5の例は、パイプ部11を1本とした基台1を示しており、パイプ 部11の下端には鉄板製で十字状の支持板18を取り付けたものである。そして 、コンクリート製の台部30を、上記支持板18上に載置した状態で設けている 。したがって、十字状に広げた支持板18と、重量のある台部30とが相俟って 安定性の良い構成となっている。
【0017】 なお、この例においても、支持板18の一部に孔を設けてアンカーボルトで固 定することもできる。 これらの実施例の基台1は、生木では根の部分として必要なスペースが不要と なり、これを形取った同じ大きさの人工樹木Tをビル内や屋内に簡単に、かつ安 定良く設置することができる。
【0018】 上記実施例では、鉄製の台部20は矩形状のものを示したが、円形のものなど 特に形状を限定することなく任意の形状のものを使用することができる。また、 コンクリート製の台部30は、円形のものを示したが、矩形状等他の形状のもの や変形されたものなどでも同様の効果を生ずるものである。さらに、パイプ部1 0は、1本、3本、5本のものを示したが、2本、4本の他、さらに多い本数と することもできる。
【0019】
【考案の効果】
以上のように、この考案の人工樹木用基台によれば、人工樹木を簡単、かつ安 定良く設置することができるので、ビル内のエントランスやプールサイド、屋外 等の様々な場所に設置する場合においても、工事が簡単となり、作業性に優れた ものであり設置コストの低減化に寄与する。
【0020】 また、ある程度丈のある樹木であっても、支持部となるパイプ長さを変えれば 対応が容易で、しかも安定良く支持することができる。 さらに、鉢内にも安定良く設置することができるので、屋内にも簡単に設置で きる、などの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す基台の斜視図である。
【図2】上記基台を施工した状態を示す概略図である。
【図3】支持部の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】この考案の他の実施例を示す基台の斜視図であ
る。
【図5】この考案のさらに他の実施例を示す基台の斜視
図である。
【符号の説明】
1 基台 10 支持部 20,30 台部 T 人工樹木

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】人工樹木による立木の下端部を挿入支持す
    る筒状の支持部を、台部に固定立設していることを特徴
    とする人工樹木用基台。
  2. 【請求項2】台部を金属またはコンクリートにて形成し
    てある請求項1記載の人工樹木用基台。
JP1994016020U 1994-12-28 1994-12-28 人工樹木用基台 Expired - Lifetime JP3013190U (ja)

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JP1994016020U JP3013190U (ja) 1994-12-28 1994-12-28 人工樹木用基台

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JP1994016020U JP3013190U (ja) 1994-12-28 1994-12-28 人工樹木用基台

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JP3013190U true JP3013190U (ja) 1995-07-11

Family

ID=43148856

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JP1994016020U Expired - Lifetime JP3013190U (ja) 1994-12-28 1994-12-28 人工樹木用基台

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