JP3013048B2 - 非地理的電話番号をサポートする方法および装置 - Google Patents

非地理的電話番号をサポートする方法および装置

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JP3013048B2
JP3013048B2 JP9526807A JP52680797A JP3013048B2 JP 3013048 B2 JP3013048 B2 JP 3013048B2 JP 9526807 A JP9526807 A JP 9526807A JP 52680797 A JP52680797 A JP 52680797A JP 3013048 B2 JP3013048 B2 JP 3013048B2
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チァン,リー―ファン
ジャイン,ラヴィ,クマール
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テルコーディア テクノロジーズ インコーポレイテッド
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/26Network addressing or numbering for mobility support

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は無線通信に関し、さらに具体的には、ポータ
ブル通信装置(携帯電話など)のユーザに関する加入者
情報のロケーションを、非地理的番号を唯一の識別情報
として使用して判別する方法および装置に関する。
従来技術の説明 大部分の有線電話番号は地理的電話番号である。例え
ば、有線電話、ファクシミリ(ファックス)マシン、パ
ーソナル・コンピュータまたは類似装置などの、固定通
信装置はエリア・コード付きの電話番号を持っている。
エリア・コードおよび電話番号の次の3桁の数字(交換
局)は地理的ロケーション情報を収め、地理的番号へ送
られるコールが、長距離電話回線(これは長距離サービ
ス・プロバイダが所有および/または運用している場合
がある)の正しいチャネルを通って正しいローカル電話
回線(これは異なるローカル電話サービス・プロパイダ
が所有および/または運用している場合がある)に結ば
れるようにしている。
セルラ電話などの、多くの無線通信装置も地理的電話
番号を持っている。この通信装置はポータブルであるの
で、エリア・コードが示す地理的エリアに常に置かれて
いるとは限らない。交換局は無線通信サービス・プロパ
イダを判別することができる。しかし、これらの地理的
電話番号は、コールを正しく結ぶのに十分な無線加入者
に関する情報を提供している。
図1は、パーソナル通信システム(PCS)ネットワー
ク100と呼ばれる、無線通信ネットワークを示す簡略図
である。PCSは他のタイプの無線ネットワークに類似し
ているので、本発明の以下の説明では、予備知識として
このPCSが説明されている。しかし、本発明は、いかな
る場合も、PCSシステムだけで使用されることを目的と
していない。事実、当業者ならば容易に理解されるよう
に、本発明は多種類の通信システムで使用することが可
能であり、特に、無線通信システムで使用するのに適し
ている。PCS100はシグナリング・ネットワーク102を含
んでいるが、このネットワークは交換通信ネットワーク
をサポートしている。交換通信ネットワークの例として
は、公衆交換電話ネットワーク(PSTN)または統合シグ
ナリング・ディジタル・ネットワーク(ISDN)がある。
シグナリング・ネットワーク102は無線通信システム104
に接続されている。
例示のシグナリング・ネットワーク102は(他にもあ
るが、特に)ネットワーク・データベース105を含んで
おり、このデータベースはサービス・コントロール・ポ
イント(SCP)となるものである。ホーム・ロケーショ
ン・レジスタ(HLR)106と名付けたデータベースはシグ
ナリング・ネットワークの一部になっている。HLR106は
リンク108を通してリージョナル・シグナリング・トラ
ンスファ・ポイント(RSTP)110に接続されている。RST
P110は複数のリンク112を通して複数のローカル・シグ
ナリング・トランスファ・ポイント(LSTP)114に接続
されている。各LSTP114は複数のローカル・リンク116を
通してサービス交換ポイント(SSP)118などの、複数の
スイッチに接続されている。SSP118は有線電話120など
の、施設機器が置かれているカストマ施設に接続してい
る。SSP118は1つまたは複数の無線交換センタ(WS
C)、モバイル交換センタ(MSC)、または無線ポート・
コントロール・ユニット(RPCU)122に接続することも
可能であり、これらは無線通信システム104の一部にな
っている。WSC(またはMSCまたはRPCU)122は複数の基
地局(BS)(または無線ポート(RP))124に接続され
ており、この基地局は「セル」(または「カバレッジ・
エリア」)126をモニタしている。1つまたは複数のWSC
122はビジティング・ロケーション・レジスタ(VLR)12
8と名付けた別のデータベースに接続されている。
HLR106は、ユーザのホーム・ロケーション側のユーザ
のローカル・テレコミュニケーション・サービス・プロ
バイダが維持管理しているデータベースを収容してい
る。このデータベースはユーザ・プロファイル(user p
rofile)と呼ばれる、ユーザに関する情報を収めてい
る。VTR128はポータブル装置(portable device)のユ
ーザとポータブル装置130が訪問しようとするロケーシ
ョン側のテレコミュニケーション・サービス・プロバイ
ダによって維持管理されている。ポータブル装置130の
例としては、無線電話、無線通信アプリケーションが置
かれているパーソナル・ディジタル・アシスタント(PD
A)、または他の装置がある。VLR128はHLR106のユーザ
情報のサブセットをストアしており、ポータブル装置13
0が、そのVTRがサービスしているエリアに現在置かれい
ることをレコードしている。HLR106は、ポータブル装置
が現在置かれているVTRのレコードをとっている。ポー
タブル装置130が別のWSC122によってカバーされている
エリアに移動すると、その装置は新しいWSC122に登録さ
れる。新しいロケーションはVLR128にストアされる。ポ
ータブル装置130が別のVLR128によってカバーされてい
るエリアに移動すると、前のVLRにストアされているHLR
106データのサブセットは新しいVLRに転送される。新し
いVLRのロケーションはHLRにストアされ、前のVLRロケ
ーションはHLR106から削除される。
無線通信サービスは無線通信サービス・プロバイダか
ら提供されるが、このプロバイダはローカル電話サービ
ス・プロバイダでもある場合と、そうでない場合とがあ
る。提案しているPCSサービスのように、ある種の無線
サービスは地理的電話番号を使用していない。このよう
な電話番号は非地理的電話番号(non−geographic(tel
e)phone number)、すなわちNGPNとも呼ばれ、加入者
のシグナリング・ネットワーク・データベースを識別す
る情報を含んでいない。このデータベースには、例え
ば、加入者のユーザ・プロファイルを収容しているサー
ビス・プロバイダのHLRが収められている。また、この
電話番号には、その加入者にサービスを提供するサービ
ス・プロバイダを判別するために必要な情報も含まれて
いない。なお、シグナリング・ネットワーク・データベ
ースのIDはこの情報から得ている。
各無線サービス・プロバイダは1つまたは複数のHLR
を持っている場合がある。さらに、サービス・プロバイ
ダは追加の加入者を獲得したとき、現在のHLRに記憶ス
ペースの不足が起こったときや、現在のHLRが既存HLRに
収容されている加入者すべての情報を効率的に処理でき
ないときにはHLRを追加する必要が起こることもある。
また、サービス・プロバイダはHLRを複数の地理的ロケ
ーションに置いておけば、その地理的ロケーションにホ
ーム・ロケーションを持っている加入者との通信コスト
を節減できる場合もある。
該当のシグナリング・ネットワーク・データベースを
NGPNから判別する、現在提案されている1つの方法とし
て、グローバル・タイトル・トランスレーション(GT
T)がある。このGTTはローカルおよびリージョナル・シ
グナリング・トランスファ・ポイントによって実行さ
れ、加入者のNGPNをその加入者の該当HLR106のIDに変換
している。これらのシグナリング・トランスファ・ポイ
ントの主要機能はコール・セットアップとコールを処理
することである。LSTPとRSTPリソースを使用してNGPNの
変換を行うと、貴重なシグナリング・リソースが拘束さ
れることになる。
STPリソースを使用すると、上記欠点がある他に、GTT
が将来の通信システムで実用できなくなるおそれがあ
る。その理由は、将来の通信システムは非同期転送モー
ド(ATM)ネットワークを有線通信ネットワークとして
使用する可能性があるからである。ATMネットワークは
コールをセットアップするために使用されるシグナリン
グ・メッセージの送信とコール自体の送信に同じ物理ネ
ットワークを使用することになるので、GTTは使用でき
ないことになる。(現在は、シグナリング・メッセージ
は音声トランク・ネットワークとは別のシグナリング・
ネットワークで送信されている。)コールのセットアッ
プと実際のコール送信に同じネットワークが使用される
ので、シグナリング・トランスファ・ポイントはネット
ワークで使用されなくなるため、GTTは使用できないこ
とになる。
NGPN変換が必要になる事情には多数ある。以下はその
ような事情の3つを示すしたものである。
(1)ある加入者が第1のVLRによってカバーされるエ
リアから第2のVLRによってカバーされるエリアに移動
したとき、HLRはコールが正しいロケーションに転送さ
れるように更新されなければならない。加入者のHLRは
ユーザ・プロファイルを更新するために判別される必要
がある。
(2)あるコールがNGPNを持つ加入者に送られるとき、
次の目的のために、変換が使用されてHLRの所在が突き
止められる。つまり、(a)ポータブル装置の所在を突
き止め、(b)コール転送またはコール・スクリーニン
グといった、コール・デリバリ・オプションが得られる
ようにするためである。
(3)NGPNを持つ加入者がコールを出したとき(起呼し
たとき)、次の目的のために、変換が使用されて加入者
のHLRが判別される。つまり、認証情報とサービス・プ
ロファイル情報(ビリング(料金請求)情報、長距離キ
ャリアなど)が得られるようにするためである。
NGPN変換プロセスは、NGPNが上記事情のいずれかでネ
ットワーク・エンティティに提示されたとき開始され
る。ネットワーク・エンティティとしては、VLR、SSP、
STP、またはその他の「インテリジェント」ネットワー
ク・エンティティがある。説明を簡単にするため、本明
細書ではNGPNはVLRに提示されるものとしている。な
お、「インテリジェント」ネットワーク・エンティティ
ならば、どのエンティティでも適していることはもちろ
んである。
実用目的のNGPN変換方法は、いくつかの基準を満足し
ていなければならない。第1は、高速で効率的であるこ
とである。第2は、変換がコーラ(起呼側)にサービス
するVLR、SSP、またはSCPのように、広域に分散化され
たネットワーク・エンティティによって実行できること
である。第3は、変換方法がNGPNを使用する加入者とシ
グナリング・データベースの増加に合わせてスケーラブ
ルであることである。第4は、変換方法がフレキシブル
で、NGPNからHLRへのマッピングの変更(加入者がサー
ビス・プロバイダを変更したり、2つのサービス・プロ
バイダが1つの会社に合併されたり、HLRが飽和状態に
なったり、加入者が別の地理的ロケーションに移動した
りした場合)が、サービス・プロバイダのオペレーショ
ンを中止することなくダイナミックに行われることであ
る。また、NGPN変換方式に望まれることは、ナンバリン
グ・プラン・アドミニストレータ(Numbering Plan Adm
inistrator)のような、独立のエンティティが番号をど
のようにHLRにマッピングするかを考慮することなく
(つまり、サービス・プロバイダ、地理的ロケーション
などを無視して)加入者のNGPNを選択できるようにする
ことである。
以上に鑑みて、本発明の目的は、シグナリング・トラ
ンスファ・ポイントまたはGTTを実行する他のエンティ
ティが存在していなくても使用できるNGPN変換システム
を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、高速で効率的なNGPN変換
システムを提供することである。
本発明の別の目的は、広域に分散化されたネットワー
ク・エンティティによって実行できるNGPN変換システム
を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、スケーラブルなNGPN変換
システムを提供することである。
さらに、本発明の目的は、マッピングをダイナミック
に変更することを可能にするNGPN変換システムを提供す
ることである。
本発明のさらに別の目的は、HLPマッピングを考慮す
ることなく独立のエンティティが番号を割り当てること
を可能にするNGPN方式を提供することである。
発明の概要 本発明の上記およびその他の目的は通信ネットワーク
に追加された変換サーバによって達成されている。変換
サーバとは、NGPNとHLRのマッピング・テーブルが置か
れているネットワーク・エンティティのことである。
変換サーバ(TS)は、いくつかの方法で構成すること
ができる。第1好適実施例では、変換サーバは単一の集
中化変換サーバである。VLRは中央TSに照会して該当のH
LRアドレスを入手する。第2好適実施例では、複数の変
換サーバがシグナリング・ネットワークに分散されてい
る。
複数の変換サーバが使用されるときは、NGPNを受信す
るVLRはそのNGPNをマッピングしたものがどの変換サー
バに置かれているかを判別できることが必要である。こ
れはいくつかの方法で行うことができる。第1好適実施
例では、サービス・プロバイダがサービスしている自分
の「ホーム」地域から出た加入者は、現在のロケーショ
ンに所在するサービス・プロバイダ(「地域外(foreig
n)」サービス・プロバイダ)のTSに自分のNGPNを提示
させる。この地域外TSは照会をシグナリング・ネットワ
ーク内の他のすべてのTSに同時にまたはいくつかのステ
ージでブロードキャストすることができる。第2好適実
施例では、NGPNを受信するVLRはそのNGPNについてハッ
シュ関数(hash function)を実行する。このハッシュ
関数は変換サーバを判別する。その後、VLRは変換サー
バに照会し、NGPNからHLRへマッピングしたものを入手
する。
ハッシュ関数が使用される場合、ある好適実施例で
は、VLRオペレーティング・システムを変更することな
く新しいTSの追加を受け入れるために拡張可能(extend
ible)ハッシュ関数が使用されている。ハッシュ関数で
判別される変換サーバの別の実施例では、さらに追加の
TSは2ステージTSによって受け入れられている。VLRは
第1ハッシュ関数を形成している。TSが複数のTSに分割
されたときは、分割されたTSは第2ハッシュ関数を実行
して、要求されたNGPNからHLRへのマッピングを持つTS
のロケーションを判断する。
本発明は、加入者が音声、データ、および/または映
像サービスなどの、異種通信サービスを得るために異種
サービス・プロバイダを使用する場合にも使用可能であ
る。本発明のアプリケーションとして可能なものとし
て、他にセル・リレー・アドレスの変換、インターネッ
トとドメイン・ネームの変換、800番の変換、ローカル
電話番号移動通信などがある。
図面の簡単な説明 以下、添付図面を参照して本発明を説明する。添付図
面において、 図1は、例示の無線通信システムを示す概略図であ
る。
図2は、本発明による変換サーバを持つ通信システム
のハイレベル・アーキテクチャを示すブロック図であ
る。
図3は、本発明の一実施例にしたがってハッシュ関数
を使用して変換サーバを判断するVLRを持つ通信システ
ムを示すブロック図である。
図4は、本発明の一実施例にしたがってハッシュ関数
を使用して変換サーバを判断し、キャッシュ・メモリを
装備したVLRを持つ通信システムを示すブロック図であ
る。
図5Aおよび図5Bは本発明で使用される拡張可能なハッ
シングを示す図である。
図6は、本発明の別の実施例による変換サーバを持つ
通信システムの場合のアーキテクチャを示す図である。
図7は、本発明の一実施例にしたがって2つ以上の通
信サービスを持つ加入者の変換サーバ・アドレスを判断
するVLRを持つ通信システムを示すブロック図である。
図8は、本発明の別の実施例にしたがって2つ以上の
通信サービスを持つ加入者の変換サーバ・アドレスを判
断するVLRを持つ通信システムを示すブロック図であ
る。
好適実施例の詳細な説明 以下の説明では、NGPNはMSC(またはRPCU)122または
無線交換センタなどの交換センタからVLRに提示される
ものと想定している。VLRは変換を実行するか、あるい
はネットワーク内の他のエンティティからの変換を判断
することによってNGPNからHLRへのマッピングを入手す
る。
変換サーバ 本発明の一実施例では、NGPNからHLRへのマッピング
を実行するように構成された変換サーバ(TS)が用意さ
れている。このTSは独立のネットワーク・エンティティ
にすることも、通信ネットワーク上を複数のエンティテ
ィに分散させることも、HLRまたはVLRのような別のネッ
トワーク・エンティティに置いておくことも可能であ
る。
図2は、本発明による変換サーバ202を持つ通信シス
テム200のハイレベル・アーキテクチャを示す図であ
る。図2はTSを独立のネットワーク・エンティティとし
て示しているが、独立のエンティティである必要はな
い。NGPNがSSP118によってVLR128に提示されるとき、VL
Rはポインタを持っているか、あるいは番号をTS202に指
示するハッシュ関数(下述する)を実行する。TSはルッ
クアップ・テーブルのようなデータベースを含み、NGPN
を受け取ると、それを該当のHLR106にマッピング(対応
付けること)する。このマッピングは標準ファイルまた
はデータベース・サーチにすることができ、当業者に自
明である、いくつかの方法で行うことが可能である。NG
PNからHLRへのマッピングをなんらかの理由で変更する
必要が起こったときは(例えば、加入者の追加、削除、
または変更)、TSだけを更新すべきであり、VLRは更新
してはならない。そのようにした方がはるかに単純化さ
れる。その理由の1つは、非常に多数のVLRが通信ネッ
トワーク全体にわたって分散されているためである。し
たがって、ここでは、非常に多数のネットワーク・エン
ティティ(VLR)ではなく、TS202だけを更新する必要が
ある。
TS202は各々のHLR106ごとに存在することができる。
他方、単一の集中化変換サーバ202を設けた方が好まし
い場合もある。スイッチはNGPNを受け取ると、それをVL
R128に転送する。VLRは中央TSに照会して(コールはス
イッチが別の指示を受けるまでスイッチで保留される)
該当のHLRアドレスを取得する。次に、VLRはHLRに照会
してコールの転送方法を判断する。単一の集中化TSが持
つ1つの欠点は、NGPNの数が増加すると、TSが処理要求
量を処理できなくなることである。この問題を軽減する
1つの方法は並列データベース処理マシンをTSとして使
用することである。
この問題を軽減するもう1つの方法は図2に示すよう
に、キャッシュ・メモリ204をVLRにおいて使用すること
である。各VLRは関連するキャッシュ・メモリ204をも
ち、最近にコールされたNGPNおよび関連HLRアドレスを
そこに置いておくことができる。NGPNがVLRによって受
信されると、VLRは受信したNGPNをメモリ内のNGPNと比
較する。NGPNがキャッシュ・メモリ204にストアされて
いれば、HLRアドレスはすでに入手可能であるので、TS
に照会する必要はない。NGPNがキャッシュ・メモリにス
トアされていなければ、VLRはTSに照会し、該当のHLRア
ドレスを入手する。NGPNとHLRアドレスはキャッシュ・
メモリにストアしておくことができ、必要ならば(例え
ば、キャッシュが一杯になった場合)、別のNGPNとID
(おそらく最低使用頻度のNGPN)がキャッシュ・メモリ
204から削除される。別の方法として(または付加的
に)、TS202がキャッシュ・メモリ206を持つこともでき
る。
キャッシュが使用される場合、キャッシュにストアさ
れた情報はNGPNからHLRへのマッピングが変更されると
無効になる。キャッシュ内の情報が最終的に更新される
ようにするには、いくつかの方法がある。1つの方法で
は、キャッシュはマッピングが変更されたとき即時に更
新されない。その代わりに、VLRがキャッシュに示され
ているHLRに照会すると、マッピングが見つからなかっ
たとのメッセージがHLRから戻される。その後、VLRは従
来と同じように、通常の非キャッシュ手法を使用して該
当のTSに照会する。当業者ならば理解されるように、他
にも適した方法があることはもちろんである。
別の方法として、ネットワークは複数のTSを持つこと
ができる。例えば、各サービス・プロバイダは独自のTS
202を持つことができる。各TSはそのサービス・プロバ
イダの加入者のNGPNからHLRへのマッピングを維持管理
している。(サービス・プロバイダがHLRを1つだけ持
つ場合は、NGPNからHLRへのマッピングは必要でないの
でTSは不要である)。このようにすると、各サービス・
プロバイダはその加入者情報を他のサービス・プロバイ
ダとは別にストアしておくことができる。TS情報の維持
管理は非集中化される。ある加入者がサービス・プロバ
イダを変更したときは、その加入者のNGPNは一方のTSか
ら削除され、別のTSに追加される。
この代替方法では、加入者がサービス・プロバイダの
「ホーム」地域(サービス・プロバイダがサービスする
地理的領域(geographic region))から出て「地域
外」領域に移動した場合に備えたシステムが用意されて
いる必要がある。NGPNが地域外のMSCまたはRPCU122に提
示されたとき、NGPNは地域外(foreign)サービス・プ
ロバイダのTSに転送される。地域外サービス・プロバイ
ダのTSは次に示す方法のいずれかを用いて該当のHLRア
ドレスを入手する。
1.地域外TSは他のすべてのTSに照会をブロードキャスト
する。これは単一のパラレル・ブロードキャストで行う
ことも、一連の照会で行うことも可能である。「ホー
ム」TSはNGPNとHLRとのマッピングを地域外TSに送信す
る。
2.ブロードキャストと他の方式とを組み合わせた方法。
例えば、ブロードキャストはいくつかのステージで行う
ことができ、あるTSが最初に照会される。各ステージで
照会されるTSは、サービス・プロバイダの加入者総数、
問い合わせるTSに対する地理的ロケーションなどの、さ
まざまな基準に基づいて判断することができる。
この方法はだれが各TSを持っているかに関係なく、ど
の複数TS構成にも等しく適用可能である。
処理時間のある程度の減少は、VLRまたはTSのどちら
かでキャッシングを行うことで達成される。上述したよ
うに、キャッシュは最近にアクセスされた複数の番号の
NGPN変換情報を置いておく、限られたメモリである。
ハッシュ関数を使用する変換サーバ 図3は、VLR128′のように、ハッシュ関数を使用して
TSのIDを判断するネットワーク・エンティティを持つ通
信システム300を示すブロック図である。このシステム
は無線交換センタ122(またはMSCまたはRPCU)、ハッシ
ュ関数プロセッサ304を持つVLR128′、TSアドレス・テ
ーブル306、1つまたは2つ以上のTS202および複数のHL
R106を含んでいる。
NGPNのHLRアドレスは次の方法で見つけることができ
る。NGPN変換が必要なときは(コール発信、コール終
了、またはVLRハンドオフなど)、NGPNはスイッチSSP11
8、WSC、MSC、またはRPCU122に提示される。スイッチは
コールを保留し、NGPNをVLR128′に転送する。VLRは入
力端302からNGPNを受信し、それをハッシュ関数プロセ
ッサ304に転送する。VLRは、NGPNについて、好ましくは
NGPNのバイナリ表現についてハッシュ関数(これは以下
で詳しく説明する)を実行し、f(NGPN)の値を得る。
ただし、fはハッシュ関数である。
ハッシュ関数の結果はネットワーク・アドレスでない
のが代表的である。そうでなければ、関数の結果はTSマ
ッピング・テーブル306に送られる。このTSマッピング
・テーブルはハッシュ関数の結果および関連TSアドレス
のテーブルを収めている。TSマッピング・テーブルはNG
PNを受け取り、該当のTSアドレスを取得する。TSアドレ
スが取得されると、VLR128′は判明したTSに照会して、
NGPNのHLRアドレスを判断する。これはNGPNをTSに転送
することで行うことができる。TSはそのNGPNにサービス
するHLRのIDを探し出し、それをVLRに転送する。VLRは
判別されたHLRに連絡し、コール・セットアップを続け
る。コールがセットアップされると、コールはスイッチ
から接続される。
このアーキテクチャを実現するために、VLRオペレー
ションのサポート・システムはハッシュ関数をロード
し、NGPNからHLRへのマッピングを管理し、変換方式を
サポートする他の管理関数(もしあれば)を提供する。
ハッシュ関数 ハッシュ関数は周知である。本発明では、ハッシュ関
数の望ましい特徴として次の2つがある。(1)計算が
容易であること、(2)ほぼ同数のNGPNを各TSにマッピ
ングすることである。
2つのTSを持つシステムの場合の単純ハッシュ関数の
一例として、even()という関数がある。この関数は、
例えば、NGPNが0または偶数で終わっていれば結果とし
て0を戻し(なお、偶数のバイナリ表現は0で終わ
る)、NGPNが奇数で終わっていれば、結果として1を戻
す(奇数のバイナリ表現は1で終わる)。したがって、
この例では、偶数で終わるNGPNは1番目のTSにストアさ
れ、奇数で終わるNGPNは2番目のTSにストアされる。こ
のハッシュ関数は、偶数と奇数で終わるNGPN電話番号の
量が相対的に等しければ、上述した両方の基準を満足す
る。
公知のハッシュ関数は他にもある。例えば、参考文献
として、D.Knuth著「The Art of Computer Programmin
g,Vol.3,Sorting and Searching」、Chapter6、section
6.4、Addison−Wesley 1973がある。なお、この文献の
内容は引用により本明細書の一部を構成するものであ
る。本発明で使用できるハッシュ関数のいくつかの例を
示すと、次のとおりである。
・modハッシュ関数:ハッシュ関数fは、NGPNをシステ
ム内のTS内の数(t)で除することにより求められる。
その結果は値NGPN mod tである。mod関数を使用すると
きは、tは素数(prime number)が選択されるのが代表
例である。そのようにすると、TSの数を素数のインター
バル(1,3,5,11,13,17,19以下同様)で増加することが
できる。
・「ミドル・スクエア(middle square)」関数:この
関数fはNGPN、正の整数r、およびシステム内のTSの数
(t)によって求められる。tの値は1から2rまでの範
囲である。pがNGPNのスクエア(square)のバイナリ表
現のミドル(middle)rビット数を表す数であるとす
る。その結果は値p mod tである。tの値は素数である
必要はない。
・「折返し和(folded sum)」関数:このハッシュ関数
fはNGPNとシステム内のTSの数tによって求められる。
この関数はNGPNの表現を複数の部分に分割し、これらの
部分を加算して値pを求める(例えば、NGPN 500−555
−1234は5+0+0+5+5+5+1+2+3+4=30
となる)。結果は値p mod tである。tの値は素数であ
る必要はない。
選択されるハッシュ関数はシステム内のTSの数と、NG
PNがどのように選択され、割り当てられるかに応じて選
択すべきである。当業者ならば容易に理解されるよう
に、実現方法によっては、他のハッシュ関数も適してい
る場合がある。
上述したように、ハッシュ関数の結果はシグナリング
・ネットワークで直接に使用できるネットワーク・アド
レスでないのが代表的である。ハッシュ結果をネットワ
ーク・アドレスに変換する1つの方法はマッピング・テ
ーブル306を各VLRにロードすることである。例えば、上
述したeven()ハッシュ関数では、マッピング・テーブ
ル306はハッシュ結果0を1番目のTSネットワーク・ア
ドレスに、ハッシュ結果1を2番目のTSネットワーク・
アドレスにマッピングするテーブルを持つことができ
る。このマッピング・テーブルはすべてのVLRについて
同じであり、その更新が必要になるのは、新しいTS(新
規加入者またはHLRではなく)がネットワークに追加さ
れた場合だけである。
ハッシュ結果をネットワーク・アドレスに変換するも
う1つの方法は、TS _lowからTS_highまでの範囲の、連
続ネットワーク・アドレスのブロックをTS用に予約して
おき、ネットワークTSアドレスをTS_low+f(NGPN)と
して生成することである。
NGPN変換のキャッシング 図4に示すように、VLR128″は図3のVLR128′と同じ
であるが、キャッシュ・メモリ402も備えている。上述
したように、キャッシングを行うと、最近に要求された
NGPNのHLRアドレスがストアされるのでVLRがTSサーバに
照会する回数が減少することになる。VLR128″はNGPNを
初めて提示されると、ハッシュ関数を実行し、その結果
をネットワーク・アドレスに変換し、該当のHLRアドレ
スを得るためにTSに照会する。NGPNとその関連HLRアド
レスはキャッシュにストアされる。NGPNがそのVLR128″
に提示されると、キャッシュ・メモリ402のサーチが行
われ、その番号のHLRマッピングがキャッシュにストア
されているかどうかが判断される。ストアされていれば
(「キャッシュ・ヒット」という)、その情報を得るた
めにTSに照会する必要はないが、HLRに照会することは
可能である。情報がキャッシュ・メモリ402にストアさ
れていなければ(「キャッシュ・ミス」という)、ハッ
シュ効果が上述したように、TSマッピング・テーブル30
8に送られる。
いくつかのキャッシュ・メモリ管理方式は公知であ
る。キャッシュ・メモリのサイズは制限されることが目
的であるので、メモリが一杯になったときは、どのエン
トリを残しておき、どのエントリをキャッシュ・メモリ
から除去するかを判断するメモリ管理システムが必要に
なる。例えば、最低使用頻度(Least Recently Used)
方式が使用できるが、この方式では、最低使用頻度のNG
PNは新しいNGPNで置き換えられる。当業者ならば理解さ
れるように、本発明で使用するのに適したキャッシュ・
メモリ管理方式は他にもある。
キャッシュ・メモリ402のサイズは、キャッシュがど
のVLRまたはTSで使用されるのかに応じて選択すること
ができる。例えば、照会頻度の高いVLRまたはTSは、照
会頻度の低いVLRまたはTSよりも、キャッシュ・メモリ
を大きくすることができる。
変換サーバのメンテナンス・オペレーション 最新情報をTSに保存しておくためには、加入者をTSに
追加し、TSから加入者を削除すること、および加入者を
一方のHLRから別のHLRに変更することが可能になってい
なければならない。加入者の数が増加すると、追加のHL
RとTSが必要になることがある。TSサーバが最新の情報
を保存しておくためには、HLRをシステムに追加し、あ
るHLRの加入者を2つ(またはそれ以上)のHLRに分割
し、あるTS上の加入者を2つ(またはそれ以上)のTSに
分割することも可能になっていなければならない。
以下は、これらのオペレーションの各々がどのように
行われるかの例を説明したものである。
加入者の追加:新規加入者がシステムに追加されるとき
は、その加入者のためのサービス・プロファイルが作成
され、該当のHLRにストアされる。ハッシュ関数がNGPN
について実行され、NGPNに関連するHLRアドレスをどのT
Sに置いておくべきかが判断される。その後、正しいTS
が更新され、その加入者のNGPNからHLRへのマッピング
情報を受け取る。
加入者の削除:ある加入者がシステムから削除されると
きは、ハッシュ関数がNGPNについて実行され、NGPNに関
連するHLRアドレスがどのTSにストアされているかが判
断される。加入者のNGPNとその関連HLR情報を見つける
ために、そのTSがサーチされる。そのNGPNのNGPNからHL
RへのマッピングのレコードがTSから削除される。加入
者のユーザ・プロファイルはその後HLRから削除するこ
とができる。
新しいHLRへの加入者の移動:ある加入者が新しいNLRに
移されるときは、ハッシュ関数がNGPNについて実行され
る。TSが判断され、照会されて現在のHLRアドレスを見
つける。加入者情報は新しいTSに更新され、そのNGPNの
TSエントリが新しいHLRアドレスを反映するように更新
される。
新しいHLRの追加:ほぼすべての新規加入者を持つ新し
いHLRが追加されるとき、新規加入者がその新しいHLRに
追加されるときは、加入者を既存のHLRに追加するのと
同じプロシージャが実行される。新しいNGPNとHLRアド
レスがTSに追加される。
HLRの分割:h個のレコードを持つHLRはn(ただし、n<
h)個の新規加入者がそこに追加されることになってい
る。しかし、h+n個のレコードはHLRの容量を越えて
いる。したがって、新規加入者を受け入れるためには新
しいHLRが必要になる。新しいHLRは各HLRがほぼ同数のN
GPNレコードを持つようにインストールされる必要があ
る。したがって、各HLRは約(h+n)/2個のレコード
を収容する必要がある。
新しいHLRが確立されると、移動すべき(h−n)/2
個のレコードは新しいHLRにコピーされる。新しいHLRに
移動された既存NGPNのTSエントリは上述したように更新
される。ユーザ・プロファイルが新しいHLRにストアさ
れた後、これらのレコードは古いHLRから削除される。
別の方法として、古いHLRは(h−n)/2個のアドレ
スを新しいHLRにコピーし、これらの番号のハッシュ関
数を実行し、その結果をテーブルにストアすることもで
きる。番号すべてがハッシュされると、テーブル・エン
トリはHLR情報を更新するためにそれぞれのTSに転送さ
れる。新しいHLRに移動された番号は古いHLRから削除さ
れる。
TSの分割:新しいTSが必要になったとき(例えば、NGPN
の数が大きすぎて現在のTSが効率的に処理できないと
き)は、現在のTS内のエントリをもっと多数のTSに再配
分する必要が起こる。その結果、1つまたは2つ以上の
新しいTSのIDが存在することになるので、ハッシュ関数
の変更が必要になる。ハッシュ関数が変更されるので、
システム内の各VLRはその新しいハッシュ関数を処理す
るようにそのハッシュ関数プロセッサ304を変更する。
好ましい方法は、VLRの「ダウンタイム(停止時間)」
を少なくするようにVLR変更時間を減少することであ
る。また、好ましい方法は、関数自体を変更するのでは
なく、既存のハッシュ関数の変数だけが変更されるよう
な形でハッシュ関数を変更することである。このように
すると、VLRをプログラミングし直さないで済むが(こ
の作業は時間とコストがかかる)、データ・ファイルの
値を変更することで更新することができ、これは簡単か
つ迅速に行うことができる。
以下では、次のことを想定して説明する。
(1)システム内の各VLRはNGPNをTSにマッピングする
ために使用する第1ハッシュ関数fを実行し、 (2)TSの総数がtからt+1に増加され、ある既存TS
の内容が変更されるものとする。
上記2つの好ましい基準(ダウンタイム制限と、関数
ではなくデータの変更)を満足するようにこれを行う1
つの方法は、拡張可能ハッシング(extendible hashin
g)と呼ばれる動的ハッシュ法を使用することである。
拡張可能ハッシングは、R.Fagin、J.Nievergelt、N.Pip
penger、およびH.R.Strong共著「Extendible Hashing−
−A Fast Access Method For Dynamic Files」、ACM Tr
ans,Database Sys.,vol.4,no.3,pp.315−44(Sept.197
9)に説明されている。なお、この文献の内容は引用に
より本明細書の一部を構成するものである。
拡張可能ハッシングでは、ハッシュ関数はビット・ス
トリングである値を戻すが、これらのビットのkビット
だけが使用されてTSアドレスが判断される。kビットは
VLR128にあるTSマッピング・テーブル306内のTSのIDを
調べるために使用される。例えば、TSが2つであれば、
kは1となり、1ビット(例えば、最上位ビット(MS
B)または最下位ビット(LSB))が調べられてTSアドレ
スが判断される。この例では、LSBが調べられる。LSBが
0であれば、1番目のTSが識別され、LSBが1であれ
ば、2番目のTSが識別される。
TSの数がtからt+1に増加されると、kの値はk+
1に増加される。つまり、次のビットも調べられてTSア
ドレスが判断される。上記の例によれば、新しいk値は
2に増加され、最下位の2ビットが調べられてTSアドレ
スが判断される。
本発明で使用される拡張可能ハッシングは図5Aと図5B
に示されている。図5Aに示すように、k=1ならば、TS
マッピング・テーブルは2k=2個の行を持っている。最
初の行はTS1のネットワーク・アドレスを収め、2番目
の行はTS2のネットワーク・アドレスを収めている。f
(NGPN)のLSBが調べられてNGPNからHLRへのマッピング
がどのTSにあるかが判断される。LSBが0ならば、1番
目のTSが識別され、LSBが1ならば、2番目のTBが識別
される。
TS1がTS1と新しいTS3に分割されるとする。kの値は
2に増加されるので、TSマッピング・テーブルの行数
は、図5Bに示すように、2k=4行に増加する。ハッシュ
関数結果の最下位2ビット(LSB)はTSアドレスを判断
するために使用される。(このLSBは2番目のLSBの前に
調べられる。ハッシュ関数“10"はf[k]で01となっ
ており、ハッシュ関数は右から左に読まれるからであ
る。)TSマッピング・テーブルはTS1のアドレスを第1
行に収めているが、いまはTS3のアドレスを新しい第2
行に収めている。この例では、以前にTS1にマッピング
されたNGPNの半分はTS3にマッピングされることにな
る。行3と4はどちらも、TS2のアドレスを収めている
ので、NGPNの残り半分はTS2にマッピングされることが
続けられる。
以下は、TSを分割するときの好ましいプロシージャの
例である。
(1)分割されるTSにストアされている各NGPNごとに、
ハッシュ関数が適用され、(k+1)番目のビットが調
べられる。このビットが0ならば、レコードは現在のTS
に残される。そうでなければ、新しいTSにコピーされ
る。
(2)すべてのVLRにあるkの値を増加し、新しいTSのI
Dを含むようにTSマッピング・テーブルを更新する。
(3)新しいTSにコピーされたレコードはすべてが古い
TSから削除される。
ハッシュ関数を使用するスケーラブルな変換サーバ 上述した拡張可能ハッシングではTSがネットワークに
追加されるが、これを使用すると、kの値とTSアドレス
が各VLRで変更されている。望ましいことは、TSがネッ
トワークに追加されたとき各VLRにあるデータを変更し
ないで済むようにするスケーラブルなTS方式を使用する
ことである。図6は、そのような方式を持つ通信ネット
ワーク600のアーキテクチャを示す図である。VLR128
は、好ましくは、図3または図4に示すものと同じにな
っている。違いが見られるのは、TS202′が分割される
ときのTSにおいてである。
本実施例では、TSが追加または分割されるとき、ハッ
シュ関数のk値を変更するのではなく、別のレベルが既
存TSに追加される。図6に示すように、本実施例では、
TS2がそのメモリ容量に近付いているため、新しいTSを
追加することが望ましくなったと想定している。TS2はT
S2.1(602′)とTS2.2(602″)に分割される。これら
の新しいTSはVLRではアドレスできないが、TS2(20
2′)からはアドレスできる。
2番目のハッシュ関数gはTS2に送られるNGPNのすべ
てについてTSハッシュ・プロセッサ604によって実行さ
れる。この2番目のハッシュ関数の結果は、NGPNマッピ
ング情報がオリジナルTS(現在はTS2.1の名前になって
いる)に残っているか、TS2.2と名付けられた新しいTS
に移動していたかを判断する。
VLR128はNGPNを受信すると、ハッシュ関数fを通常
通りに処理する。TSマッピング・テーブル304から得ら
れたTSアドレスがTS2に対するものであるときは、NGPN
はTS2に送信され、これも通常通りに行われる。NGPNがT
S2によって受信されると、TSハッシュ・プロセッサ604
は2番目のハッシュ関数gを実行する。ハッシュ結果は
TS内部マッピング・テーブル606に提示される。マッピ
ング・テーブルの結果から、NGPNからHLRへの情報がTS
2.1にストアされているか、TS2.2にストアされているか
が判断される。NGPNは正しいTSに送られ、情報が調べら
れ、VLR128に戻される。キャッシュ・メモリ608がTS
2.1で使用されていれば、最近に要求されたNGPNを得る
ためにTSハッシュ・プロセッサ604とTS内部マッピング
・テーブル606に照会しないで済むことになる。
TS2.1またはTS2.2のどちらかを分割する場合は、この
方法を繰り返して第3レベルを作ることができる。しか
し、この方法をなん度も繰り返すと、最終的に長いTSの
チェーンになるので、多数のハッシュ関数の計算が必要
になる。ある時点では、変換を得るための時間はコール
・セットアップ時間に好ましくない遅延を引き起こすこ
とになる。これに代わる方法として、上述した拡張可能
ハッシングを第2レベルのTS(例えば、TS2.1とTS2.2)
で使用することができる。つまり、ハッシュ関数gはハ
ッシュ関数で調べられるビット数を増加することで拡張
されている。この代替方法には、次のような利点があ
る。
(1)作成されるTSのレベルは2つまでであり、行われ
るTSルックアップは1回までである。
(2)拡張可能ハッシングはTSに容量不足が起こったと
きだけ行われ、他のTSはその影響を受けない。
(3)拡張可能ハッシングは適用が容易化されている。
kとTSマッピング・テーブルの変更はTSだけで行われ、
各VLRでは行われない。
(4)必要ならば、異なるTSごとに異なるハッシュ関数
gを使用できる。
本発明は、加入者が複数の通信サービスを使用する場
合に使用することができる。各サービスは異なるサービ
ス・プロバイダから得られる場合もあれば、得られない
場合もある。将来は、加入者は異なるサービス・プロバ
イダを利用して、音声通信、データ通信、および映像
(video)やマルチメディア通信などの、異種通信サー
ビスを受けることが可能になる。好ましくは、変換はサ
ービス・コード(SC)をNGPNに追加し、加入者のサービ
スの各々ごとにHLRのアドレスを収めているマッピング
・テーブルを維持管理することによって実行される。
図7は、2つ以上の通信サービスを持つ加入者の変換
サーバ・アドレスを本発明の一実施例にしたがって判断
するVLR128を持つ通信システム700を示すブロック図
である。各サービス・プロバイダは、加入者のユーザ・
プロファイルを収めている独立のデータベース(HLRな
ど)を維持管理することができる。コールまたは登録は
必要とする通信サービスに応じて異なるHLRを調べるこ
とで行われる。
NGPNがコール・デリバリ、発信、または登録のために
VLR(または他の適当なネットワーク・エンティティ)
に提示されるとき、これには要求されるサービスのタイ
プを記述したサービス・コードが付随している。例え
ば、音声は0(“00")に、データは1(“01")に、映
像またはマルチメディアは2(“10")にすることがで
きる。このサービス・コードはサービス・プロバイダを
識別するのではなく、サービス・タイプだけを識別する
ので非地理的である。ハッシュ関数プロセッサ304は上
述したようにNGPNをハッシングし、識別されたTSに照会
する。この照会はNGPNだけでなく、サービス・コードも
含んでいる。TS702は要求されたサービスにしたがった
該当のHLRのNGPNからHLRへのマッピングを収めている。
したがって、TS202はNGPNとサービス・コードの繰み合
わせを使用して、該当のサービス・プロバイダに所属す
るデータベースのアドレスを戻す。
図8は、2つ以上の通信サービスを持つ加入者の変換
サーバ・アドレスを判断するVLR128を持つ通信システ
ム800の第2実施例を示すブロック図である。図8に示
すように、TS802は要求されるサービスに関係なく、単
一のHLRだけのNGPNからHLRへのマッピングを収めてい
る。TS802はHLRアドレスをVLRに戻し、VLRは「メイン」
HLR804と呼ばれる、このHLRに照会する。メインHLR804
への照会はNGPNとSCを含んでいる。メインHLRは、サー
ビス・コードと、要求されたサービスの該当HLR806また
は他のデータベースのアドレスとを対応付けたマッピン
グを収めている。
当業者ならば理解されるように、TSとキャッシュのメ
ンテナンス・オペレーションは、このアプリケーション
を受け入れるように容易に変更することができる。
本発明による他のアプリケーション コール・リレー・アドレス変換 上述した動的ハッシング方式は、ATMと、公衆セルラ
・通信システムのようなセル・リレー・システムとの相
互接続で使用することができる。ATM企業内ネットワー
ク(ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)など)を
持つ人がコール・リレー・システム上をデリバリされる
コールを出すとき、2つのネットワークで使用されるア
ドレシングに不一致が存在する。例えば、代表的なATM
LANはそのLANに固有の、カスタマイズされたプライベ
ートなアドレス・ナンバリング・システムをもち、公衆
セル・リレー・システムはE.164ナンバリング・システ
ムなどの、一様アドレス・ナンバリング・システムを持
っているのが代表的である。
上述した変換サーバは、ATM企業内ネットワークの間
にインタフェースを設定してセル・リレー・システムと
通信するために使用できる。このようにすると、例え
ば、企業内ネットワークとワイヤレスPDAとの間でEメ
ールを送受信することができる。変換サーバはLANアド
レスとセル・リレー・システム・アドレスとの間で変換
し、通信が正しいロケーションに転送されるようにす
る。
インターネットおよびドメイン・ネームの変換 上述した動的ハッシング方式はインターネット・アド
レシングを使用するプライベートな企業内ネットワーク
と、E.164のような別のアドレシング・システムを使用
するネットワークとの相互接続で使用することも可能で
ある。
インターネット・アドレスは2つのタイプがある。最
初のタイプはドメイン・ネーム(“user@company.com"
など)であり、もう1つのタイプはIPアドレスであり、
これはインターネット・ゲートウェイに関連する12桁ま
たは16桁の番号である。
現行および提案(IPv6)インターネット・アドレシン
グ・システムはどちらも、インターネット・アクセス・
プロバイダをベースにしている。カストマがプロバイダ
を変更すると(つまり、アメリカ・オンライン(Americ
a On Line)からプロディジー(Prodigy)に変更する
と)、ユーザのドメイン・ネームは自分のIPアドレスと
同様に変更される(つまり、user@aol.comからuser@p
rodiyg.comに)。変換サーバは、第1のアクセス・プロ
バイダを通してインターネット・アクセス権をすでに持
っている人が、自分のインターネットIPアドレスおよび
/または自分のドメイン・ネームを変更しなくても、第
2のアクセス・プロバイダに変更できるように設けるこ
とができる。インターネット通信は、上述したように1
つまたは2つ以上のTSを経由して転送することができる
ので、インターネット・アクセス・プロバイダから提供
されたアドレスに関係なく、通信を目的の受信人に送る
ことができる。したがって、インターネット・ユーザに
ユニバーサル・ドメイン・ネームおよび/またはIPアド
レスを与えることが可能である。
ローカル電話番号のポータビリティ ローカル電話番号のポータビリティ(portability)
とは、有線電話サービスのカストマが地理的ロケーショ
ンを変更し、そのカストマが前のロケーションで持って
いた同じ電話番号を残しておくことができる能力のこと
である。これは特にビジネスの場合に有用である。地理
的ロケーションを、例えば、ニューヨーク・シティから
ニュージャージに変更するには、地理的ロケーションの
変更(電話番号エリア・コードと交換局の変更。例え
ば、212−xxx−xxxxから201−xxx−xxxxに変更)、およ
びローカル電話サービス・プロバイダの変更(例えば、
ナイネックス(NYNEX)からニュージャージー・ベル(N
ewJerseBell)へ)が行われる。
ローカル番号のポータビリティを実現する1つの望ま
しい方法は、コールを、通信ネットワーク内の変換サー
バなどのデータベースに転送することである。これらの
変換サーバは本発明を使用してアクセスし、識別し、管
理することができる。
800番のポータビリティ 本発明は、加入者がサービス・プロバイダを変更した
とき同じ800番(800number)を残しておきたいときのよ
うに、800番のポータビリティのために使用することが
できる。現在、どのサービス・プロバイダも、すべての
800番の800番変換を維持管理しており、他のサービス・
プロバイダに所属するものさえも維持管理している。望
ましことは、特に800番のサービス・プロバイダおよび8
00番の数が増加したとき、この方法に頼らないことであ
る。現行の方法は本発明で置き換えることができる。本
発明によれば、800番のポータビリティはローカル電話
番号のポータビリティを可能にするのと同じ方法で可能
にすることができる。
結論 変換サーバのいくつかの実施例を説明してきたが、各
実施例には独自の利点がある。
変換サーバは、NGPNを変換する他の方法に比べていく
つかの利点を持っている。NGPNのNGPNからHLRへのマッ
ピング情報は1つまたは2つ以上のネットワーク・エン
ティティに置かれているが、コールをセットアップし、
維持する上でリソースが効率よく使用されているネット
ワーク・シグナリングまたはスイッチング・コンポーネ
ントには置いておかない方が好ましい。さらに、シグナ
リング・トランスファ・ポイントは使用されないので、
ATMシグナリング・ネットワークはTSで使用することが
できる。このロケーションには、変更を容易化し、保管
を効率化するという利点があり、加入者が追加、削除ま
たは変更されるとき各VLRに変更を必要としないという
利点がある。TSは適当な単一ロケーションに置いておく
ことも、ネットワーク全体に分散させることもできる。
単一の集中化変換サーバは高速である。しかし、これが
大きくなりすぎると、受信した変換要求の数を効率よく
処理できないことが起こる。
ネットワーク全体に分散化された複数のTSは集中化TS
ほどには高速でないが、各TSは総マッピング要求の一部
だけを処理することができる。ハッシュ関数を使用して
識別される複数のTSを使用すると、いくつかの利点が得
られる。他の日常的なメンテナンス・オペレーション
(加入者のレコードの追加、削除または変更)を行う時
間も許容される。また、変換はVLRとTSの間でやりとり
されるメッセージを最小化して行うことができる。HLR
またはTSを分割するといった、時間を消費し、あるいは
困難なオペレーションは頻繁には実行されない。
ハッシュ関数を使用してTSを識別すると、上述したよ
うにスケラービリティの利点が得られる。動的ハッシュ
法を使用すると、スケラービリティが容易化されるとい
う利点がある。2レベルのNGPN変換方式は、VLRを変更
することなくスケーラビリティがある利点がある。
本発明は本発明の目的をすべて満足している。本発明
はシグナリング・トランスファ・ポイントのないシグナ
リング・ネットワークで使用できる。本発明は高速で、
効率的である。変換は広域に分散したVLRとTSによって
実行することができる。これは拡張可能(extendible)
であり、ダイナミックな変更を可能にする。番号は加入
者の地理的ロケーションまたはサービス・プロバイダに
関する情報を収めている必要がないので、本発明によれ
ば、ポータブル装置番号を独立のエンティティによって
割り当てることが可能である。
当業者ならば理解されるように、本発明はATMバック
ボーンを持つPCS以外の通信システムで使用することが
可能である。例えば、PCSシステムが開示されている
が、当然に理解されるように、PACS、セルラまたは他の
無線通信システムを使用することも可能である。本発明
の上述した実施例は単なる例示である。これらの実施例
は、当業者に自明であるように、請求の範囲に記載の本
発明の精神と範囲を逸脱しない限り種々態様に変更する
ことが可能である。
付録A 略語一覧 ATM 非同期転送モード(Asynchronous Transfer Mod
e) BS 基地局(Base Station) HLR ホーム・ロケーション・レジスタ(Home Locatio
n Register) GTT グローバル・タイトル・トランスレーション(Gl
obal Title Translation) ISDN 統合シグナリング・ディジタル・ネットワーク
(Integrated Signaling Digital Network) LAN ローカル・エリア・ネットワーク(Local Area N
etwork) LSB 最下位ビット(Least Significant Bit) LSTP ローカル・シグナリング・トランスファ・ポイン
ト(Local Signaling Transfer Point) MSB 最上位ビット(Most Significant Bit) MSC モバイル交換センタ(Mobile Switching Cente
r) NGPN 非地理的電話番号(Non−Geographic Telephone
Number) PCS パーソナル通信システム(Personal Communicati
on System) PDA パーソナル・ディジタル・アシスタント(Person
al Digital Assistant) RP 無線ポート(Radio Port) RPCU 無線ポート・コントロール・ユニット(Radio Po
rt Control Uuit) PSTN 公衆交換電話ネットワーク(Public Switched Te
lephone Network) RSTN リージョナル・シグナリング・トランスファ・ポ
イント(Regional Signaling Transfer Point) SC サービス・コード(Service Code) SCP サービス・コントロール・ポイント(Service Co
ntrol Point) SSP サービス交換ポイント(Service Switching Poin
t) TS 変換サーバ(Translation Server) VLR ビジティング・ロケーション・レジスタ(Visiti
ng Location Register) WSC 無線交換センタ(Wireless Switching Center)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャイン,ラヴィ,クマール アメリカ合衆国 07030 ニュージャー ジー州 ホボケン パーク アベニュ 214 (72)発明者 ラジャゴパラン,サブハシーニ アメリカ合衆国 08873 ニュージャー ジー州 サムレスト デパルマ コート 16 (56)参考文献 特開 平6−121367(JP,A) 国際公開96/21981(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非地理的ポータブル装置番号(NGPN)をシ
    グナリング・ネットワーク・デバイス・アドレスにマッ
    ピングする方法であって、当該方法は、 NGPNsとその関連シグナリング・ネットワーク・デバイ
    ス・アドレスを収めているテーブルを生成するステップ
    と、 NGPNを前記テーブルに提示するステップであって、提示
    する当該ステップは前記NGPNを前記シグナリング・ネッ
    トワーク内の複数のテーブルにブロードキャストするこ
    とを含むものと、 提示された前記NGPNの前記シグナリング・ネットワーク
    ・デバイス・アドレスを取得するステップと を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の方法において、ブロード
    キャストする前記ステップは、前記NGPNを前記シグナリ
    ング・ネットワーク内の前記複数のテーブルに同時にブ
    ロードキャストすることを含むことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の方法において、ブロード
    キャストする前記ステップは、前記NGPNを複数のステー
    ジでブロードキャストし、各ステージは前記NGPNを前記
    シグナリング・ネットワーク内のすべての前記テーブル
    数より少ないテーブルにブロードキャストすることを含
    むことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】非地理的ポータブル装置番号(NGPN)を持
    つ加入者との通信をシグナリング・ネットワーク内で確
    立する方法であって、当該方法は、 関連のシグナリング・ネットワーク・デバイス・アドレ
    スと共にNGPNsを収めているテーブルを生成するステッ
    プと、 NGPNをテーブルに提示するステップであって、提示する
    前記ステップは前記NGPNについてハッシュ関数を実行す
    ることを含むものと、 前記ハッシュ関数の結果を使用して、シグナリング・ネ
    ットワーク・アドレスを前記テーブルから取得するステ
    ップと、 提示された前記NGPNの前記シグナリング・ネットワーク
    ・デバイス・アドレスとの接続を確立するステップと を含むことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の方法において、前記テー
    ブルの前記シグナリング・ネットワーク・アドレスを取
    得するステップは、前記ハッシュ関数の結果を使用して
    マッピング・テーブル上の前記テーブル・アドレスを調
    べることをさらに含むことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の方法において、前記ハッ
    シュ関数を拡張可能ハッシュ関数となるように選択する
    ステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】請求項4に記載の方法において、さらに、 a.前記NGPNを前記テーブルに提示する前に、提示された
    前記NGPNの前記シグナリング・ネットワーク・デバイス
    ・アドレスがあるかキャッシュ・メモリをチェックする
    ステップと、 b.提示された前記NGPNの前記シグナリング・ネットワー
    ク・デバイス・アドレスが前記キャッシュ・メモリにな
    ければ、前記NGPNを前記テーブルに提示するステップと を含むことを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】請求項4に記載の方法において、提示され
    た前記NGPNの前記シグナリング・ネットワーク・デバイ
    ス・アドレスを取得するステップは、さらに、 a.提示された前記NGPNの前記シグナリング・ネットワー
    ク・デバイス・アドレスがあるかキャッシュ・メモリを
    チェックするステップと、 b.提示された前記NGPNの前記シグナリング・ネットワー
    ク・デバイス・アドレスが前記キャッシュ・メモリにな
    ければ、前記NGPNを前記テーブルから取得するステップ
    と を含むことを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】非地理的ポータブル装置番号(NGPN)をシ
    グナリング・ネットワーク・デバイス・アドレスにマッ
    ピングする方法であって、サービス・コードが当該NGPN
    に追加されているものにおいて、当該方法は、 NGPNsおよび関連のシグナリング・ネットワーク・デバ
    イス・アドレスを収めているテーブルを生成するステッ
    プと、 NGPNをテーブルに提示するステップと、 提示された前記NGPNの前記シグナリング・ネットワーク
    ・デバイス・アドレスを取得するステップであって、取
    得する前記ステップは前記テーブルからメイン・ネット
    ワーク装置のシグナリング・ネットワーク・デバイス・
    アドレスを取得し、前記メイン・ネットワーク装置か
    ら、提示された前記NGPNおよびサービス・コードのシグ
    ナリング・ネットワーク・デバイス・アドレスを取得す
    ることを含むものと を含むことを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】非地理的番号レコードを収めている、シ
    グナリング・ネットワーク上の第1変換サーバ(TS)を
    新しいTSを含む2つの変換サーバに分割する方法であっ
    て、ネットワーク装置が動的ハッシュ関数を使用して既
    存TSのアドレスを取得するものにおいて、当該方法は、 前記第1TSに入っている各非地理的番号について動的ハ
    ッシュ関数を適用するステップと、 前記ハッシュ関数の結果を使用して、どの番号レコード
    を前記第1TSに残しておく、およびどの番号レコードを
    新しいTSに移動するかを判断するステップと、 移動すべき前記番号レコードを前記新しいTS上にコピー
    するステップと、 コピーされた前記レコードを前記第1TSから削除するス
    テップと を含むことを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の方法において、前記動
    的ハッシュ関数は前記ハッシュ関数結果のkビットを調
    べる拡張可能ハッシュ関数であり、さらに、 判断する前記ステップはさらに、(k+1)番目のビッ
    トを調べてどの番号レコードを移動するかを判断するこ
    とを含み、 既存TSのアドレスを取得する前記ネットワーク装置内の
    kの値を動的ハッシュ関数を使用して大きくするステッ
    プと、 既存TSのアドレスを取得する前記ネットワーク装置を前
    記新しいTSを含むように更新するステップと を含むことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】非地理的番号レコードを収めている、シ
    グナリング・ネットワーク上の第1変換サーバ(TS)を
    新しいTSを含む2つの変換サーバに分割する方法であっ
    て、 前記第1TSに入っている各非地理的番号について動的ハ
    ッシュ関数を適用するステップと、 前記ハッシュ関数の結果を使用して、どの番号レコード
    を前記第1TSに残しておく、およびどの番号レコードを
    新しいTSに移動するかを判断するステップと、 移動すべき前記番号レコードを前記新しいTS上にコピー
    するステップと、 コピーされた前記レコードを前記第1TSから削除するス
    テップと を含むことを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】請求項12に記載の方法において、前記動
    的ハッシュ関数は前記ハッシュ関数結果のkビットを調
    べる拡張可能ハッシュ関数であり、さらに、前記動的ハ
    ッシュ関数は前記ハッシュ関数結果のkビットを調べる
    拡張可能ハッシュ関数であり、さらに、 判断する前記ステップはさらに、(k+1)番目のビッ
    トを調べてどの番号レコードを移動するかを判断するこ
    とを含み、 第1TS内のkの値を大きくするステップを含む ことを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】非地理的番号をシグナリング・ネットワ
    ーク・エンティティにマッピングする変換サーバ(TS)
    であって、 前記非地理的番号を受信するように構成された入力と、 非地理的番号および対応するシグナリング・ネットワー
    ク・エンティティ・アドレスを収めている少なくとも2
    つのテーブルと 前記入力に接続されたTSサーバ・ハッシュ・プロセッサ
    と、 前記ハッシュ・プロセッサの出力に接続されていて、ハ
    ッシュ・プロセッサ結果のマッピングを、前記少なくと
    も2つのテーブルの一方のアドレスと共に収めているTS
    内部マッピング・テーブルと、 を備えていることを特徴とする変換サーバ。
  15. 【請求項15】請求項14に記載の変換サーバにおいて、
    入力とテーブルの間に接続されたキャッシュ・メモリを
    さらに備えていることを特徴とする変換サーバ。
  16. 【請求項16】請求項14に記載の変換サーバにおいて、
    前記ハッシュ・プロセッサは、拡張可能ハッシュ関数を
    処理するように構成されていることを特徴とするTS。
  17. 【請求項17】非地理的番号を変換サーバに転送するシ
    グナリング・ネットワーク・エンティティであって、 前記非地理的番号を受信するように構成された入力と、 前記入力に応答するハッシュ・プロセッサと、 前記ハッシュ・プロセッサの出力に接続されていて、ハ
    ッシュ・プロセッサ結果に対応する変換サーバ・ネット
    ワーク・アドレスを収めているテーブルと を備えていることを特徴とするシグナリング・ネットワ
    ーク・エンティティ。
  18. 【請求項18】請求項17に記載のエンティティにおい
    て、前記入力と前記ハッシュ・プロセッサの間に接続さ
    れたキャッシュ・メモリをさらに備えていることを特徴
    とするエンティティ。
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