JP3012660U

JP3012660U - 雨雪確率表

Info

Publication number: JP3012660U
Application number: JP1994017346U
Authority: JP
Inventors: 外士高瀬
Original assignee: 外士高瀬
Priority date: 1994-12-19
Filing date: 1994-12-19
Publication date: 1995-06-20
Anticipated expiration: 2000-12-19

Abstract

(57)【要約】【目的】日記帳や手帳類を用いて予定や計画をたてる
際の利便さのために、日本全国各地方の任意の月日の雨
と雪の確率が直ちに分かる様式にした上記日記帳や手帳
類に掲載可能な雨雪確率表。【構成】日本全国の天気に関する膨大な資料を簡素化
するために、天候を代表する１１都市について、最近１
０年間の天気を確率で表示する。これで、１０年間のす
べての天気を列記する場合に比べて表示量が１／１０に
なる。また、天気は快晴・晴・曇・雨・雪のように分類
されるが、「明日の天気はどうか」と思案する場合「快
晴か・晴か・曇か・雨か・雪か」とは考えず、「雨にな
らないか、雪にならないか」とだけ考る。そこで本考案
では雨と雪だけに着目、その他の天気を削除してさらな
る簡素化を図った。雨は青、雪は白ヌキで印刷して見や
すくし、日記帳や手帳類の年間予定表の当該月の横に併
記できる様式にした全国規模の月別雨雪確率表。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は日記帳や手帳類に掲載して便利な全国の天気の予測表にかかわるものであり、詳しくは天候を代表する１１都市の最近１０年間の雨と雪の日数だけを一覧表にして簡素化し、これを日記帳や手帳類に掲載して、予定や計画をたてる際に便利なようにしたものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の過去の天気の記録は、たとえば気象庁監修の気象年鑑に記載されているように、快晴・晴・曇・雨・雪の天気記号で表現されている。たとえば最近１０年間の記録であれば、特定の地方の１０年間すべての月日にこれらの天気記号が付され、天気に関する貴重な記録として保存されている。

【０００３】一方、日常の天気予報では確率表示がなされている。しかし、特定地方の特定月日について天気の確率表示が可能なのはせいぜい先行１週間であり、数カ月先の特定地方の特定月日の天気の確率表示はなされていない。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

日記帳や手帳類で数カ月先の予定や計画をたてる際には、天気が気になる場合が多い。とくに、全国各地方の天気の確率が任意の月日について分かるような天気の確率表が日記帳や手帳類に掲載されていれば便利であるが、現在のところそのような便利な掲載物はない。

【０００５】前述のように、日常の天気予報は確率表示をしているが、長期予報の確率表示は無理である。そこで特定地方の特定月日の天気を調べるには過去の記録に頼らざるをえない。たとえば気象庁の記録を調べれば分かるが、日記帳や手帳類にそのままを掲載すれば天気の記録のみに多くのページを裂かねばならず、日記帳や手帳類の本来の使い勝手が阻害される。

【０００６】本考案は従来の技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは全国各地方の任意の月日の天気の確率を１カ月１枚の表にまとめ、日記帳や手帳類の年間予定表の該当月の横に併記しようとするものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

天気を表現する場合、快晴・晴・曇・雨・雪のように分けられる。ところが、「明日の天気はどうか」と思案する場合、「快晴か・晴か・曇か・雨か・雪か」とは考えず、「雨にならないか、雪にならないか」とだけ考える。そこで本考案では雨と雪だけに着目、その他の天気はすべて削除した。

【０００８】日記帳や手帳類での掲載枚数をさらに減らし簡素で分かりやすくするために、天気を確率表示することにした。たとえば最近３年間の天気を確率表示すれば、毎年の表示に比べて枚数は１／３に簡素化され、５年間を確率表示すれば１／５に簡素化される。

【０００９】日本全国の天候を代表する１１都市について、次の２つの理由で最近１０年間の天気を対象にした。１つはサンプルの数量的信頼性の観点から、いま１つは確率の表現をしやすくするためである。たとえばその地方のその月日の最近１０年間に、雨の日が３日であれば雨の確率は３０％であり、雪の日が２日であれば雪の確率は２０％である。前述のように１０年間を対象にすれば、雨や雪の日数を１０倍するだけでそのまま天気の確率になるという使い勝手のよさが生れる。

【００１０】

【作用】

日本全国の天候を代表する１１都市の最近１０年間の雨と雪の日数だけを月別に一覧表にして「雨雪確率表」を作成、日記帳や手帳類の年間予定表の当該月の横に併記する。

【００１１】

【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図１は本考案の「雨雪確率表」の１実施例を示す。左に月日があり、右に日本全国の天候を代表する１１都市の最近１０年間の雨と雪の日数が記入されている。なお、雨は青色、雪は白ヌキで印刷され一目瞭然の様式になっている。

【００１２】図２は日記帳や手帳類の年間予定表の該当月（この例では１１月）と、上記雨雪確率表を併記した実施例を示す。左のページに１１月の予定表、上記予定表の右のページに１１月の天候上の全国主要都市の雨雪確率表が併記され、予定や計画をたてる際の参照に便利なよう配慮されている。

【００１３】

【考案の効果】

本考案は上述のとおり構成されているので、旅行の計画をたてるような場合、たとえば、数カ月先の１１月２７日の札幌行きを予定表に記入しながら、上記予定表の右横の雨雪確率表を見て当日の札幌の雨の確率は１０％、雪の確率は４０％というように、数カ月先の当日当地の天気の確率を直ちに確認できる。

【００１４】本考案の雨雪確率表を日記帳や手帳類に掲載することにより、上記日記帳や手帳類を用いて予定や計画をたてる際に、全国各地方の任意の月日の雨と雪の確率を直ちに確認できるという便利さが上記日記帳や手帳類に付加される。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の雨雪確率表の様式を示す実施例の平面
図である。

【図２】図１の雨雪確率表を日記帳や手帳類の年間予定
表と併記した状態を示す平面図である。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】左に月日を記載し右に「雨雪確率表」欄
を設けて、上記「雨雪確率表」欄をさらに日本全国の天
候を代表する１１都市に分け、上記各都市ごとに最近１
０年間の雨と雪の日数だけを表示してなる雨雪確率表。