JP3012252U - 洗車用モップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】洗車において、最も簡単、且容易に目的を達す
るために機能を集約したものである。 【構成】長さ約１メートル２０センチ〜１メートル５０
センチ、直径約２センチ、肉厚３ミリの中空円筒の先端
部に直径約１７センチのジョウゴ型のモップ糸保持体
（１）を金具によって締着しコイルスプリング（４）に
よって一定の状態に保持され、他端がゴム管によって水
道管に直結される。モップ保持体（１）とレバー（８）
がインナーワイヤーにて連結され、レバー（８）を握る
ことによってモップ糸保持体（１）が連動して傾斜す
る。又柄（２）に開閉コック（７）組込まれてありこれ
によって水の流量が自在に調整出来るものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、洗車用モップである。

【０００２】

【従来の技術】

洗車に於いては、各種モップやブラシ、等が考案されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のモップやブラシはそれぞれ其の保持体に小さな穴を多数開けて水を放出 する構造であるため洗車に手間が掛ると共に車の屋根を洗う事が困難である。又 水の直線放水が出来ないため底部の泥落とし等の作業が出来ない欠点がある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、従来の技術の有するこのような問題点を解決するために、底部の泥 落とし作業には水を直流に放水し、ボデー、屋根洗いには図１のレバー（８）を 握る事によってモップ糸保持体（１）の角度を変え水をモップ糸保持体（１）の 内壁に当て分散放出させて作業し、レバー（８）の握りを加減することによって モップ糸保持体（１）の角度を変える事により一層作業が円滑に行えるように考 案したものである。

【０００５】

【作用】

本考案は、使用に当たっては、図１のゴム管取付口（９）に水道管よりゴム管 にて直結し開閉コック（７）を開けると水は銅パイプ（１０）より放出され、レ バー（８）を握るとモップ糸保持体（１）は内側に最大約７０゜傾斜するため水 はモップ糸保持体（１）の内壁に当たって分散放出される。洗車に際してはレバ ー（８）の握りを加減しながらモップ糸保持体（１）の角度を自在に変えて洗車 を行うものである。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について図面によって説明する。 図１のモップ糸保持体（１）は、例えば塩化ビニールのようなプラスチックスを 用い、押出し成型加工により直径約１７センチ厚さ２ミリ程度の肉厚を有するジ ョウゴ型に形成されている。

【０００７】 柄（２）は同じくプラスチックスの押出し成型加工により、長さ１メートル２ ０センチから１メートル５０センチ程度とし直径約２センチ肉厚３ミリを有する 中空円筒に形成され先端に金具（１１）を固着しモップ糸保持体（１）がボルト 、ナットによって締着される。

【０００８】 モップ糸（３）は、外形約１７センチ、内径約１０センチ、厚さ約４ミリの円 盤に小さな穴を開けて強力な糸によって締着され、モップ糸保持体（１）に接着 されている。

【０００９】 銅パイプ（１０）は直径約１４ミリ肉厚約２ミリの円形中空管で、柄（２）の 先端に挿着される。

【００１０】 コイルスプリング（４）は長さ約４センチ、線の直径１ミリ、コイルの外径６ ミリ程度の、モップ糸保持体（１）を定位置に保持するに十分な強さのものであ る。

【００１１】 インナーワイヤー（５）、アウターワイヤー（６）、レバー（８）は自転車の ブレーキに使用されている物と同様なものである。

【００１２】

【考案の効果】

本考案は上述のとうり構成されているので、次に記載する効果がある。

【００１３】 車の底部から屋根にいたるまで、洗車が容易である。洗車に時間が掛からない 。手元で水の調節が出来るため節水の効果大である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【符号の説明】

１ モップ糸保持体 ２ 柄 ３ モップ糸 ４ コイルスプリング ５ インナーワイヤー ６ アウターワイヤー ７ 開閉コック ８ レバー ９ ゴム管取付け口 １０ 銅パイプ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】図１にみるモップ糸保持体（１）が柄
   （２）に対して、レバー（８）を握る事によって角度を
   変えるため水流がモップ糸保持体（１）の内壁に当たっ
   て分散放出されると共に、開閉コック（７）の操作によ
   って水の流量を調整する構造の洗車用モップ。