JP3011815B2 - フラット同軸ケーブルを使用した通信装置の増設システム - Google Patents

フラット同軸ケーブルを使用した通信装置の増設システム

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JP3011815B2
JP3011815B2 JP4068470A JP6847092A JP3011815B2 JP 3011815 B2 JP3011815 B2 JP 3011815B2 JP 4068470 A JP4068470 A JP 4068470A JP 6847092 A JP6847092 A JP 6847092A JP 3011815 B2 JP3011815 B2 JP 3011815B2
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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/72Means for accommodating flexible lead within the holder

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフラット同軸ケーブルを
使用した通信装置の増設システムに関する。このような
増設システムは、光通信システムにおいて交換機と伝送
装置の間或いは伝送装置同士の間に設置され、回線の選
定、変更、切替、試験等の光回線の総合的な管理を阻害
することなく、光回線チャネルの増設及びインタフェー
スの変更を可能とするものである。
【0002】世界の幹線光伝送方式は、日本、北米、ヨ
ーロッパの3系列に分かれそれぞれ独立に発展してきた
ため、光回線チャネルのディジタルハイアラキーは地域
毎に異なっていた。
【0003】しかし、近年、このような違いを吸収した
世界統一方式のディジタルハイアラキーを確立すべく、
各国で検討が重ねられてきた。1988年になって、C
CITTにおいて同期ディジタルハイアラキーが確立さ
れ、その通信網内部のインタフェースの標準化勧告が採
択され、世界統一方式の新幹線光通信網が構築されるよ
うになってきた。
【0004】
【従来の技術】従来の通信装置の増設システムは、シェ
ルフに挿入されたプリント配線板アセンブリ(以下PW
Bアセンブリと略称する)を交換することによりインタ
フェースの変更を達成するとともに、新たなPWBアセ
ンブリをシェルフ内に挿入することにより増設を行って
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の増設
システムはPWBアセンブリレベルでシステムの増設及
びインタフェースの変更を行うため、新しい世界統一方
式の幹線光通信網には柔軟に対応できないという問題が
ある。
【0006】新しい光通信網を構築するには、シェルフ
レベルの増設が可能で、フロアスペースを必要最小限に
制限でき、且つPWBアセンブリ単位でインタフェース
の変更が可能な条件が求められている。
【0007】特に新しいサービスに対応するために、局
舎内の他の通信設備類は小型化されているが、増設シス
テムのみが旧態依然として大きなスペースを占めてお
り、改良の余地のあるものであった。
【0008】また、従来の増設システムはPWBアセン
ブリレベルでしか増設を行うことができず、インタフェ
ースの変更もPWBアセンブリレベルで行うため、シス
テムの柔軟性に欠けるという問題があった。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、設置スペースが少
なく、増設やインタフェースの変更に柔軟に対応するこ
とができるとともに、増設作業性に優れ、操作や保守も
容易なフラット同軸ケーブルを使用した通信装置の増設
システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、ラックと;前記ラックに搭載された
複数の基本PWBアセンブリが垂直姿勢で並列して実装
された基本シェルフと;前記基本シェルフの上方で該ラ
ックに搭載されたフラット同軸ケーブル束の余長部分を
収容する第1トレイと;前記第1トレイの上方で該ラッ
クに搭載された複数の増設PWBアセンブリが垂直姿勢
で並列して実装された少なくとも一つの増設シェルフ
と;前記増設シェルフの上部に一体的に固定されたフラ
ット同軸ケーブル束の余長部分を収容する第2トレイ
と;前記基本PWBアセンブリの前側で該基本PWBア
センブリに着脱可能に接続され、前記第1トレイ内に余
長部を収容しながら第1トレイを前側から後側に通過
し、前記第2トレイの後側から第2トレイ内に導入され
て第2トレイ内に余長部を収容しながらその前側から取
り出されて前記増設PWBアセンブリの前側で該増設P
WBアセンブリに着脱可能に接続されるフラット同軸ケ
ーブル束と;から構成されることを特徴とするフラット
同軸ケーブルを使用した通信装置の増設システムを提供
する。
【0011】
【作用】従来は増設をシェルフに挿入されるPWBアセ
ンブリ単位(レベル)で実施していたが、本発明によれ
ば複数本のフラット同軸ケーブルを束ねたフラット同軸
ケーブル束を使用することにより、シェルフ単位(レベ
ル)で増設が可能となり、多種類のPWBアセンブリを
一度に増設することができる。これにより、新幹線光通
信システムに柔軟に対応することが可能となり、設置面
積を大幅に縮小することが可能となる。
【0012】また、基本シェルフ及び増設シェルフの上
部にそれぞれ第1及び第2トレイを配置し、トレイ内に
フラット同軸ケーブル束の余長部を収容するようにして
いるので、回線の増設、インタフェースの変更、試験等
の際に、基本PWBアセンブリ又は増設PWBアセンブ
リを余裕をもって基本シェルフ又は増設シェルフから前
方に引き出すことが可能となり、作業がやりやすくな
る。
【0013】本発明はまた、フラット同軸ケーブル束を
使用した基本PWBアセンブリと増設PWBアセンブリ
との接続の仕方に特徴を有しており、これにより基本P
WBアセンブリ又は増設PWBアセンブリを余裕をもっ
て各シェルフから前方に引き出すことが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明実施例の正面図、図2はその
側面図である。ラック2aには複数の基本PWBアセン
ブリ12を垂直姿勢で並列して収容した2個の基本シェ
ルフ4が搭載されている。各基本シェルフ4の上方には
フラット同軸ケーブル束16の余長部を収容するケーブ
ル収容トレイ6が搭載されている。
【0015】図1及び図2に示されるように、ケーブル
収容トレイ6は基本シェルフ4と分離されているが、ケ
ーブル収容トレイ6を基本シェルフ4と一体的に構成す
るようにしてもよい。
【0016】各ケーブル収容トレイ6の上方には、複数
の増設PWBアセンブリ14を垂直姿勢で並列して収容
した2個の増設シェルフ8がそれぞれ搭載されている。
各増設シェルフ8の上部にはフラット同軸ケーブル束1
6の余長部を収容するケーブル収容トレイ10が一体的
に設けられている。
【0017】図2及び図4を参照すると明らかなよう
に、フラット同軸ケーブル束16は基本PWBアセンブ
リ12の前側で基本PWBアセンブリ12に着脱可能に
接続され、ケーブル収容トレイ6内に余長部16cを収
容しながらケーブル収容トレイ6を前側から後側へ通過
する。
【0018】そして、フラット同軸ケーブル束16はケ
ーブル収容トレイ10の後側からケーブル収容トレイ1
0内に導入されて、ケーブル収容トレイ10内に余長部
16cを収容しながらその前側から取り出されて、増設
PWBアセンブリ14の前側で増設PWBアセンブリ1
4に着脱可能に接続される。
【0019】図1を再び参照すると、左側のラック2b
内には1台の基本シェルフ4の上部に5台の増設シェル
フ8が搭載されている。光通信システムの規模に応じ
て、それぞれ基本シェルフ4及び増設シェルフ8を収容
したラック2a,2bを必要台数だけ並列して設置す
る。
【0020】図3を参照して、フラット同軸ケーブル束
16の構成について説明する。フラット同軸ケーブル束
16はその両端部16aで複数のフラット同軸ケーブル
18がフラット状に束ねられ、コネクタジャック20に
接続されている。さらに、中間部分16bでは樹脂被覆
22により概略円形に束ねられ、耐摩耗性を提供するた
めのスパイラルチューブ24が必要箇所に被せられてい
る。個々のフラット同軸ケーブル18は、例えば1mm×
1mmの断面形状を有している。
【0021】図5はケーブル収容トレイ6の背面側斜視
図を示している。ケーブル収容トレイ6にはケーブルホ
ルダ26が固定されており、このケーブルホルダ26に
各フラット同軸ケーブル束16を固定バンド28で固定
する。
【0022】図6に示されるように、フラット同軸ケー
ブル束16の余長部16cをケーブル収容トレイ6内に
収容し、基本PWBアセンブリ12を余裕をもって前方
に引き出すことができる長さに各フラット同軸ケーブル
束16は固定バンド28で固定される。
【0023】ケーブル収容トレイ6の大きさがフラット
同軸ケーブル束16の本数に応じて調整できるように、
ケーブル収容トレイ6は基本シェルフ4と分離されてい
る。次に、図6の基本シェルフ・ケーブル収容トレイ斜
視図を参照すると、フラット同軸ケーブル束16は収容
トレイ6の後側で固定バンド28により固定され、余長
部16cがケーブル収容トレイ6内に収容されて、ケー
ブル収容トレイ6の前側に設けられたケーブル案内バン
ド30を通過して、基本PWBアセンブリ12に接続さ
れている。
【0024】フラット同軸ケーブル束16の余長部16
cの曲率半径Rは、フラット同軸ケーブル束16の直径
の5倍以上の曲率半径を維持できるように設定されてい
る。基本PWBアセンブリ12の挿入及び引出しをスム
ーズに行なえるように、フラット同軸ケーブル束16の
余長部16cを半分程度のターン数に留めておくのが望
ましい。
【0025】図7は基本PWBアセンブリ12のケーブ
ル導入・接続部の側面図を示している。ケーブル案内バ
ンド30を通過した複数本のフラット同軸ケーブル束1
6は、基本PWBアセンブリ12の前側上部に取り付け
られた案内部材32により画成されたケーブル導入口3
3に導入される。図8はケーブル導入口33の平面図を
示しており、本実施例では4本のフラット同軸ケーブル
束16が導入される。
【0026】このように、ケーブル導入口33には通常
複数本のフラット同軸ケーブル束16が導入されるが、
ケーブル導入口33の面積により基本PWBアセンブリ
12の幅方向の寸法が決定されるため、基本PWBアセ
ンブリ12の実装密度を高めるためにはより細心のフラ
ット同軸ケーブルを使用する必要がある。
【0027】34はケーブル固定金具であり、基本PW
Bアセンブリ12に斜めに取り付けられている。基本P
WBアセンブリ12を基本シェルフ4内に十分挿入した
とき、ケーブル収容トレイ6に設けられたケーブル案内
バンド30を中心にして、ケーブル固定金具34で規制
されるフラット同軸ケーブル束16の曲率半径が、フラ
ット同軸ケーブル束16の直径の5倍以上となるように
ケーブル固定金具34が取り付けられている。
【0028】図10はフラット同軸ケーブル束16の固
定方法を示す図である。ケーブル固定金具34にはフラ
ット同軸ケーブル束16の抜け防止用の一対の爪34a
が一体的に形成されている。これらの爪34aはフラッ
ト同軸ケーブル束16をケーブル固定金具34内に挿入
し抜けを防止するために、互い違いに形成されている。
【0029】フラット同軸ケーブル束16をこれらの爪
34aの間に挿入し、図示矢印方向に約45°回転する
ことにより、フラット同軸ケーブル束16がケーブル固
定金具34内に挿入される。フラット同軸ケーブル束1
6を取り外すには、逆方向に約45°回転すればよい。
【0030】再び図7を参照すると、基本PWBアセン
ブリ12の前側中央部にはケーブル押さえ部材36が取
り付けられており、複数本のフラット同軸ケーブル束1
6が隣接する基本PWBアセンブリ12方向にはみ出さ
ないように押さえられている。
【0031】基本PWBアセンブリ12の前側下部領域
には複数のコネクタプラグ40が水平に取り付けられて
いる。PWB上の電子部品の実装密度をできるだけ大き
くとれるように、ストレートタイプのコネクタプラグ4
0が使用される。フラット同軸ケーブル束16のコネク
タジャック20は、上から下の順に各コネクタプラグ4
0に接続される。
【0032】図11を参照すると、増設シェルフの背面
側斜視図が示されている。増設性を考慮して、増設シェ
ルフ8の上部にはケーブル収容トレイ10が一体的に取
り付けられている。ケーブル収容トレイ10にはケーブ
ルホルダ42が固定されており、このケーブルホルダ4
2に固定バンド44でフラット同軸ケーブル束16を固
定する。
【0033】複数本のフラット同軸ケーブル束16を整
然とケーブル収容トレイ10内に導入するために、複数
のケーブル導入窓45が設けられている。フラット同軸
ケーブル束16は増設PWBアセンブリ14を余裕をも
って前方に引き出すのを許容する長さに固定される。
【0034】次に、図12を参照すると、フラット同軸
ケーブル束16はケーブル収容トレイ10の後部で固定
バンド44でケーブル収容トレイ10に固定され、その
余長部16cがケーブル収容トレイ10内に収容されて
いる。増設PWBアセンブリ14の引出し・挿入をスム
ーズに行なえるようにケーブル収容トレイ10内での余
長部16cのターン数は半分程度に留めておくのが望ま
しい。
【0035】ケーブル収容トレイ10の前部には複数個
のケーブル通過用切欠き46が設けられている。これら
のケーブル通過用切欠き46は、ケーブル収容トレイ1
0の底板と増設シェルフ8の上面板とを同時に概略U字
形状に切欠き、フラット同軸ケーブル束16を損傷しな
いように丁寧に仕上げられている。
【0036】フラット同軸ケーブル束16は、スパイラ
ルチューブ24によりケーブル通過用切欠き46でケー
ブルが傷つかないように保護されている。また、ケーブ
ル収容トレイ10内部でのフラット同軸ケーブル束の余
長部16cの曲率半径は、フラット同軸ケーブル束16
の直径の5倍以上に設定されている。
【0037】図13に最もよく示されているように、ケ
ーブル通過用切欠き46を通過したフラット同軸ケーブ
ル束16は増設PWBアセンブリ14に取り付けられた
ケーブル固定・案内部材48のケーブルガイド48aに
案内されて下方に伸長し、フラット同軸ケーブル束16
に取り付けられたコネクタジャック20が増設PWBア
センブリ14に取り付けられたコネクタプラグ50に接
続される。
【0038】増設PWBアセンブリ14に実装するコネ
クタプラグ50は、増設PWBアセンブリ14の幅寸法
を最低限に抑えるために、Lアングルタイプを使用する
のが望ましい。
【0039】コネクタプラグ50の下方にはケーブル押
さえ部材54を取り付けるための部材52が固定されて
おり、この部材52にビス56によりケーブル押さえ部
材54が回動可能に取り付けられる。
【0040】コネクタジャック20をコネクタプラグ5
0に接続した後、ケーブル押さえ部材54を時計回り方
向に回動して、その上部に取り付けられている固定用ネ
ジ58をケーブル固定・案内部材48の固定部48bに
設けられているタップ穴49に螺合する。これにより、
フラット同軸ケーブル束16が横方向にはみ出ることが
防止される。
【0041】ケーブル押さえ部材54の固定を解除する
には、図14に示すように固定用ネジ58を反時計方向
に回してタップ穴49との螺合を解除し、矢印A方向に
ケーブル固定部材54を倒せばよい。
【0042】次に図15を参照して、本発明実施例によ
る基本PWBアセンブリと増設PWBアセンブリとの接
続方法について説明する。基本シェルフ4内の基本PW
Bアセンブリ12−1と増設シェルフ8−1内の増設P
WBアセンブリ14−1及び14−3が接続されて現在
運転されていると仮定する。この状態から光回線チャネ
ルを増設したい場合、基本シェルフ4内の基本PWBア
センブリ12−2と増設シェルフ8−2を追加し、これ
らをフラット同軸ケーブル束で接続することにより、回
線を断とすることなく容易に増設作業を実施することが
できる。
【0043】次に、チャネルインタフェースの変更方法
について説明する。最近の通信装置では、主信号系に関
するPWBアセンブリを二重化し、一枚のPWBアセン
ブリが故障しても、自動的に現用PWBアセンブリから
予備PWBアセンブリに切り替えて、システム断となら
ないように冗長構成をとっている。
【0044】図15に示した増設シェルフ8−2におい
て、例えば14−5,14−7を現用のPWBアセンブ
リ、14−6,14−8を予備のPWBアセンブリと仮
定する。
【0045】増設シェルフ8−2の各PWBアセンブリ
を異なるチャネルインタフェースに変更する場合、まず
信号の通っていない予備PWBアセンブリ14−6,1
4−8を交換し、次に現用PWBアセンブリ14−5,
14−7をマニュアルで切替操作し、予備PWBアセン
ブリ14−6,14−8側へ信号を通す。その後、現用
PWBアセンブリ14−5,14−7を交換することに
より、チャネルインタフェースの変更を回線断とするこ
となく容易に実施することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、各種回線チャネルをシ
ェルフ単位で高密度に増設可能となり、設置面積を従来
の約1/3〜1/4に縮小することが可能となる。
【0047】また、システム規模の拡大、各種回線チャ
ネルの変更等に柔軟に対応することができるとともに、
その作業も回線断なしに簡単に実施することができる。
さらに、複数のフラット同軸ケーブル束を通信装置前面
より各PWBアセンブリに接続できるようになり、回線
の設定・変更・増設作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の正面図である。
【図2】実施例側面図である。
【図3】フラット同軸ケーブル束の一部断面図である。
【図4】実施例分解斜視図である。
【図5】ケーブル収容トレイの背面側斜視図である。
【図6】基本シェルフ・ケーブル収容トレイ斜視図であ
る。
【図7】基本PWBアセンブリのケーブル導入・接続部
の側面図である。
【図8】ケーブル導入口の平面図である。
【図9】ケーブル固定金具の平面図である。
【図10】フラット同軸ケーブル束の固定方法を示す図
である。
【図11】増設シェルフの背面側斜視図である。
【図12】増設シェルフの斜視図である。
【図13】増設PWBアセンブリのケーブル導入・接続
部の斜視図である。
【図14】ケーブル押さえ部材の固定方法説明図であ
る。
【図15】実施例の接続方法を示す概略図である。
【符号の説明】
2a,2b ラック 4 基本シェルフ 6,10 ケーブル収容トレイ 8 増設シェルフ 12 基本PWBアセンブリ 14 増設PWBアセンブリ 16 フラット同軸ケーブル束 18 フラット同軸ケーブル 20 コネクタジャック 40,50 コネクタプラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−186437(JP,A) 特開 平3−231704(JP,A) 特開 平3−171796(JP,A) 特開 平3−34393(JP,A) 特開 平2−211408(JP,A) 特開 昭59−132294(JP,A) 実開 平4−35367(JP,U) 実開 昭63−18874(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 1/00 - 1/16 H05K 7/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラック(2a,2b) と;前記ラック(2a,2b)
    に搭載された、複数の基本PWBアセンブリ(12)が垂直
    姿勢で並列して実装された基本シェルフ(4) と;前記基
    本シェルフ(4) の上方で該ラック(2a,2b) に搭載された
    フラット同軸ケーブル束(16)の余長部分(16c) を収容す
    る第1トレイ(6) と;前記第1トレイ(6) の上方で該ラ
    ック(2a,2b) に搭載された、複数の増設PWBアセンブ
    リ(14)が垂直姿勢で並列して実装された少なくとも一つ
    の増設シェルフ(8) と;前記増設シェルフ(8) の上部に
    一体的に固定されたフラット同軸ケーブル束(16)の余長
    部分(16c) を収容する第2トレイ(10)と;前記基本PW
    Bアセンブリ(12)の前側で該基本PWBアセンブリ(12)
    に着脱可能に接続され、前記第1トレイ(6) 内に余長部
    (16c) を収容しながら第1トレイ(6) を前側から後側に
    通過し、前記第2トレイ(10)の後側から第2トレイ(10)
    内に導入されて第2トレイ(10)内に余長部(16c) を収容
    しながらその前側から取り出されて、前記増設PWBア
    センブリ(14)の前側で該増設PWBアセンブリ(14)に着
    脱可能に接続されるフラット同軸ケーブル束(16)と;か
    ら構成されることを特徴とするフラット同軸ケーブルを
    使用した通信装置の増設システム。
  2. 【請求項2】 前記フラット同軸ケーブル束(16)は両端
    部分(16a) で複数のフラット同軸ケーブル(18)がフラッ
    ト状に束ねられ、中間部分(16b) で円形に束ねられてい
    ることを特徴とする請求項1記載のフラット同軸ケーブ
    ルを使用した通信装置の増設システム。
  3. 【請求項3】 前記フラット同軸ケーブル束(16)は第1
    ケーブル固定手段(28)で前記第1トレイ(6) の後部で第
    1トレイ(6) に固定され、該第1トレイ(6)の前部に固
    定されたケーブル案内バンド(30)を通過して前記基本P
    WBアセンブリ(12)に接続されることにより、該基本P
    WBアセンブリ(12)を前記基本シェルフ(4) に挿抜可能
    に搭載したことを特徴とする請求項2記載のフラット同
    軸ケーブルを使用した通信装置の増設システム。
  4. 【請求項4】 前記フラット同軸ケーブル束(16)は、前
    記基本PWBアセンブリ(12)に取り付けられた第2ケー
    ブル固定手段(34)と前記ケーブル案内バンド(30)によ
    り、その曲率半径を規制され、該基本PWBアセンブリ
    (12)に取り付けられたケーブル押さえ手段(36)により基
    本PWBアセンブリ(12)に対して押さえ付けられている
    ことを特徴とする請求項3記載のフラット同軸ケーブル
    を使用した通信装置の増設システム。
  5. 【請求項5】 前記第2トレイ(10)は該フラット同軸ケ
    ーブル束(16)を第2トレイ(10)の後部で固定する第3ケ
    ーブル固定手段(44)と、その後部に設けられた複数のケ
    ーブル導入窓(45)と、その前部に形成されたケーブル通
    過用切欠き(46)とを具備したことを特徴とする請求項2
    記載のフラット同軸ケーブルを使用した通信装置の増設
    システム。
  6. 【請求項6】 前記増設PWBアセンブリ(14)は前記ケ
    ーブル通過用切欠き(46)と整列してその前部に取り付け
    られたケーブル案内手段(48a) と、その一端が増設PW
    Bアセンブリ(14)に回動可能に取り付けられ他端が増設
    PWBアセンブリ(14)に取り外し可能に固定されるケー
    ブル押さえ部材(54)とを具備したことを特徴とする請求
    項5記載のフラット同軸ケーブルを使用した通信装置の
    増設システム。
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