JP3011343U - 輸採液口栓 - Google Patents

輸採液口栓

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JP3011343U
JP3011343U JP1235694U JP1235694U JP3011343U JP 3011343 U JP3011343 U JP 3011343U JP 1235694 U JP1235694 U JP 1235694U JP 1235694 U JP1235694 U JP 1235694U JP 3011343 U JP3011343 U JP 3011343U
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JP
Japan
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infusion
narrow mouth
stopper
needle
mouth
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JP1235694U
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忠五 水無瀬
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Kawasumi Laboratories Inc
Original Assignee
Kawasumi Laboratories Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】輸液容器や血液回路などに使用される医療用ゴ
ム栓の改良に関する。 【構成】輸採液口栓の穿刺指示箇所に輸採液口栓の縦方
向に延びる細口を形成し、細口の下端は輸採液口栓の下
面を貫通することなく、輸採液口栓の下面から0.1m
mから3mmの距離(残壁)を隔てて輸採液口栓内に位
置し、前記細口は点状に形成され、細口を形成した輸採
液口栓内の壁面はほとんど隙間なく密着した状態に維持
されている輸採液口栓。 【効果】輸採液口栓11の場合は、細口14を形成した
輸採液口栓11内の壁面がほとんど隙間なく密着した状
態にあるので針を穿刺する際には針の外周は壁面を押し
広げながら壁面に密着するので確実に針の外周と壁面の
隙間から薬液が漏出するのを防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、輸液容器や血液回路などに使用される医療用ゴム栓の改良に関する 。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】
出願人は、実願平2−93029号及び実願平6−6794号にゴム栓の縦方 向に延びるスリットを形成したゴム栓を提案した。しかしながらスリットに針を 穿刺する際には針の外周とスリットを形成したゴム栓の壁面は完全に密着せず針 の外周と前記壁面の間にわずかな隙間が生じる。輸液容器の中に入っている液体 を患者に輸液する時は、ゴム栓を装着した口部を下にして、ゴム栓に針を穿刺す ることにより行うので、ゴム栓のスリットを形成した壁面と針の間の隙間から液 体が漏れるおそれがある。そこで本考案者は以上の課題を解決するために鋭意検 討を重ねた結果次の考案に到達した。
【0003】
【課題を解決するための手段】
[1]本考案は、輸採液口栓の穿刺指示箇所に輸採液口栓の縦方向に延びる細 口を形成し、細口の下端は輸採液口栓の下面を貫通することなく、輸採液口栓の 下面から0.1mmから3mmの距離(残壁)を隔てて輸採液口栓内に位置し、 前記細口は直径を3mm以下に形成し、細口の直径を穿刺予定の針の直径より も若干小さくしかつ細口の断面を円状に形成した輸採液口栓を提供する。 [2]本考案は、輸採液口栓の穿刺指示箇所に輸採液口栓の縦方向に延びる細 口を形成し、細口の下端は輸採液口栓の下面を貫通することなく、輸採液口栓の 下面から0.1mmから3mmの距離(残壁)を隔てて輸採液口栓内に位置し、 前記細口は点状に形成され、細口を形成した輸採液口栓内の壁面はほとんど隙 間なく密着した状態に維持されている輸採液口栓を提供する。
【0004】
【実施例】 図1は本考案の輸採液口栓1の平面図で、図2は図1のA−A断面図である。 輸採液口栓1は上面2に針の穿刺指示箇所3が形成され、穿刺指示箇所3に輸採 液口栓1の縦方向に延びる細口4が形成されている。
【0005】 細口4の下端Eは輸採液口栓1の下面5を貫通することなく、輸採液口栓1の 下面5から0.1mmから3mmの距離D(残壁6)を隔てて輸採液口栓1内に 位置するように形成されている。 0.1mm未満では肉厚が薄すぎて形成するのが困難であり3mmを越えると 肉厚が厚すぎて先端が鋭利でない針を穿刺した時にスムーズ残壁6に貫通しにく いので好ましくない。 細口4の直径は3mm以下に形成されている。3mmを越えると直径の小さい 針の場合細口4を形成した壁面と密着しない場合があるので好ましくない。
【0006】 細口4の断面形状は、円が好ましい。本考案における「円」とは真円の他に若 干変形したものも含む。要するに細口4を形成した壁面と針の外周が密着できる 形状であれば良い。細口4の壁面と針の外周の密着をより確実にするには、細口 4の直径を穿刺する予定の針の直径よりも若干小さく形成することが望ましい。 また図3(図4は図3のB−B断面図)の輸採液口栓11のように細口4は点 状に形成することができる。 点状の細口14は例えば金型の中に細径の芯棒を置いて、芯棒を置いた金型の 中に輸採液口栓の構成材料を流し込んで固化させた後、芯棒を引き抜くことによ り形成するかあるいは輸採液口栓11の穿刺指示箇所13に輸採液口栓11の縦 方向に細径の穿刺部材をさし込んで引き抜くことにより形成される。 輸採液口栓11の場合も輸採液口栓1と同様の残壁16が形成される(換言す れば細口14の下端Eは輸採液口栓11の下面15を貫通することなく、輸採液 口栓11の下面15から0.1mmから2mmの距離D(残壁16)を隔てて輸 採液口栓11内に位置するように形成されている。)
【0007】
【考案の作用効果】 輸採液口栓1の場合は、針を穿刺指示箇所3を経て細口4に穿刺し、針の先端 を残壁6を経て下面5まで貫通させ、針を細口4の壁面に密着した状態で輸液容 器の中の薬液を患者に輸液することができる。 残壁6は薄く形成されているので先端が鋭利でない針でも容易に貫通させるこ とができる。細口4は穿刺予定の針の直径よりも若干小さく形成され、その断面 形状も円状に形成されているので針の外周との密着性が良く、輸液容器の中の薬 液を患者に輸液する際に漏れるおそれがないので安心して治療に使用することが できる。 輸採液口栓11の場合は、細口14を形成した輸採液口栓11内の壁面がほと んど隙間なく密着した状態にあるので針を穿刺する際には針の外周は壁面を押し 広げながら壁面に密着するので前記輸採液口栓1の場合よりもより確実に針の外 周と壁面の隙間から薬液が漏出するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の輸採液口栓の平面図
【図2】図1のA−A断面図
【図3】本考案の輸採液口栓の平面図
【図4】図3のB−B断面図
【符号の説明】
1、11 輸採液口栓 2、12 上面 3、13 穿刺指示箇所 4、14 細口 5、15 下面 6、16 残壁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸採液口栓の穿刺指示箇所に輸採液口栓
    の縦方向に延びる細口を形成し、細口の下端は輸採液口
    栓の下面を貫通することなく、輸採液口栓の下面から
    0.1mmから3mmの距離(残壁)を隔てて輸採液口
    栓内に位置し、 前記細口は直径を3mm以下に形成し、細口の直径を穿
    刺予定の針の直径よりも若干小さくしかつ細口の断面を
    円状に形成したことを特徴とする輸採液口栓。
  2. 【請求項2】 輸採液口栓の穿刺指示箇所に輸採液口栓
    の縦方向に延びる細口を形成し、細口の下端は輸採液口
    栓の下面を貫通することなく、輸採液口栓の下面から
    0.1mmから3mmの距離(残壁)を隔てて輸採液口
    栓内に位置し、 前記細口は点状に形成され、細口を形成した輸採液口栓
    内の壁面はほとんど隙間なく密着した状態に維持されて
    いることを特徴とする輸採液口栓。
JP1235694U 1994-09-09 1994-09-09 輸採液口栓 Expired - Lifetime JP3011343U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001327576A (ja) * 2000-05-22 2001-11-27 Otsuka Pharmaceut Factory Inc キャップおよびそれを用いた薬剤容器
JP2002052064A (ja) * 2000-08-08 2002-02-19 Otsuka Pharmaceut Factory Inc キャップおよびそれを用いた薬剤容器
JP2002126040A (ja) * 2000-10-26 2002-05-08 Otsuka Pharmaceut Factory Inc キャップとその製造方法およびそれを用いた薬剤容器
JP2003033423A (ja) * 2001-05-14 2003-02-04 Otsuka Pharmaceut Factory Inc 弾性封止体およびそれを用いた薬剤容器
JP2003154017A (ja) * 2001-11-21 2003-05-27 Fukai Kogyo Kk シール弁

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