JP3011169U - 地盤補強体用連結具 - Google Patents

地盤補強体用連結具

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JP3011169U
JP3011169U JP1994015203U JP1520394U JP3011169U JP 3011169 U JP3011169 U JP 3011169U JP 1994015203 U JP1994015203 U JP 1994015203U JP 1520394 U JP1520394 U JP 1520394U JP 3011169 U JP3011169 U JP 3011169U
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Japan
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ground
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reinforcements
protrusions
connector
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村松栄二郎
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Tokyu Construction Co Ltd
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Tokyu Construction Co Ltd
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】地盤補強体用連結具において、地盤補強体の連
結操作を簡単とし、連結強度を高め、離脱を難しくする
ことにある。 【構成】複数の開孔22を有する地盤補強体20を複数
枚連結する地盤補強体用連結具10において、開孔22
を通る突出部12を基盤11上に複数配列し、連結しよ
うとする地盤補強体20の開孔22が重なるように地盤
補強体20を重ね合せた際に突出部12が重なった開孔
22を通り、突出部12に庇部14を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、土構造物用の地盤補強体の連結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ジオグリッドなど地盤補強体20の連結具として、例えば接続パイプ3 0(図6参照)やテープが用いられ、この接続パイプ30やテープを重ね合わさ れた隣接する地盤補強体20の開孔22と帯状体21を利用して編み込んで地盤 補強体20を連結している。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
しかし、従来の連結具にあっては、次のような問題点がある。 <イ>地盤補強体の連結作業に手間がかかり、多大の作業時間を要する。 <ロ>連結具と地盤補強体の接触部分が少なく、連結強度に問題がある。
【0004】
【本考案の目的】
<イ>本考案は地盤補強体の連結作業が簡単な地盤補強体用連結具を提供するこ とにある。 <ロ>本考案は地盤補強体の連結強度が高い地盤補強体用連結具を提供すること にある。 <ハ>本考案は地盤補強体から離脱し難い地盤補強体用連結具を提供することに ある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、複数の開孔を有する地盤補強体を複数枚連結する地盤補強体用連結 具において、開孔を通る突出部を基盤上に複数配列し、連結しようとする地盤補 強体の開孔が重なるように地盤補強体を重ね合せた際に突出部が重なった開孔を 通ることを特徴とする、地盤補強体用連結具、又は、
【0006】 開孔の形状に類似の断面外側形状を有する突出部を基盤上に複数配列し、連結 しようとする地盤補強体の開孔が重なるように地盤補強体を重ね合せた際に突出 部が重なった開孔を通ることを特徴とする、地盤補強体用連結具、又は、
【0007】 開孔を通る突出部を基盤上に複数配列し、該突出部の上端から基盤の裏面まで 抜ける貫通孔を有し、連結しようとする地盤補強体の開孔が重なるように地盤補 強体を重ね合せた際に突出部が重なった開孔を通ることを特徴とする、地盤補強 体用連結具、又は、
【0008】 開孔を通る突出部を基盤上に複数配列し、突出部の側面に庇部を形成し、連結 しようとする地盤補強体の開孔が重なるように地盤補強体を重ね合せた際に突出 部の庇部が重なった開孔を通り、突出部の開孔からの抜けを防止することを特徴 とする、地盤補強体用連結具、又は、
【0009】 マトリックス状に配列した開孔を有する地盤補強体を複数枚連結する地盤補強 体用連結具において、開孔を通る突出部を基盤上でマトリックス状に配列し、突 出部の側面に庇部を形成し、連結しようとする地盤補強体のマトリックス状の開 孔が重なるように地盤補強体を重ね合せた際に突出部の庇部が重なった開孔を通 り、突出部が開孔から抜けるのを防止することを特徴とする、地盤補強体用連結 具、又は、
【0010】 マトリックス状に配列したほぼ四角形の開孔を有する地盤補強体を複数枚連結 する地盤補強体用連結具において、開孔を通る突出部を基盤上でマトリックス状 に配列し、突出部の断面外側形状はほぼ四角形であり、突出部の上端から基盤の 裏面に抜ける貫通孔を有し、連結しようとする地盤補強体のマトリックス状の開 孔が重なるように地盤補強体を重ね合せた際に突出部が重なった開孔を通ること を特徴とする、地盤補強体用連結具、又は、
【0011】 開孔を通る突出部を基盤上でマトリックス状に配列し、突出部の断面外側形状 はほぼ四角形であり、突出部の上部側面から厚みが先端に向かって薄くなる庇部 を形成し、連結しようとする地盤補強体のマトリックス状の開孔が重なるように 地盤補強体を重ね合せた際に突出部の庇部が重なった開孔を通り、突出部が開孔 から抜けるのを防止することを特徴とする、地盤補強体用連結具、又は、
【0012】 開孔を通る突出部を基盤上でマトリックス状に配列し、突出部の断面外側形状 はほぼ四角形であり、突出部の上面から基盤の裏面に貫通するほぼ四角形の貫通 孔を有し、突出部の上部外側側面から厚みが先端に向かって薄くなる庇部を形成 し、連結しようとする地盤補強体のマトリックス状の開孔が重なるように地盤補 強体を重ね合せた際に突出部の庇部が重なった開孔を通り、突出部が開孔から抜 けるのを防止することを特徴とする、地盤補強体用連結具にある。
【0013】
【実施例1】 以下、図面を参照して本考案の実施例について説明する。
【0014】 <イ>地盤補強体(図2) 地盤補強体20は、盛土の安定化などに使用されるもので、種々の形状や材質 のものを使用することができる。例えば、図2では、格子状に配列された帯状体 21と、帯状体21で囲まれてマトリックス状に配列された開孔22を有してい る。又は、開孔22の配置が千鳥状であったり、形状が多角形や円形など種々の ものを利用できる。地盤補強体20を連結するために相互の開孔22が合うよう に重ね合せられる。重ね合せの程度は、重なり合う開孔22が一列であったり、 複数列であったり、必要に応じて適宜決められるものである。
【0015】 <ロ>地盤補強体用連結具(図1、図3〜図5) 地盤補強体用連結具10は、地盤補強体20を連結するもので、基盤11の平 面に突出して突出部12が形成されている。この突出部12が地盤補強体20の 重なり合う開孔22に通り、隣接する相互の地盤補強体20を連結する。地盤補 強体用連結具10は、地盤補強体20の形状に依存するが、突出部12が開孔2 2を通るものであれば、種々の形状や材質を有することができる。例えば、連結 具10は図1のように図2の地盤補強体20の構造に対応しており、連結具10 の突出部12は、断面外側形状が開孔22の形状に類似してほぼ4角形を有し、 マトリックス状に所定の周期で配列されている。図面では2列の突出部12を示 しているが、1列でも複数列でも使用状況に合せて適宜選択される。
【0016】 突出部12は、図3のように基盤11も貫通する貫通孔を有していてもよい。 この場合は、貫通孔にも土砂を入れて突出部12の強度を高めると共に、地盤と の密着性を高めることができる。
【0017】 地盤補強体20と地盤補強体用連結具10の連結を強固にするために、例えば 図4乃至図5のように突出部12に庇部14を設ける。庇部14は、例えば、突 出部12の外側周囲の上部付近に設けても良く、又は、地盤補強体20が連結具 10の突出部12に力が作用すると予想される側に設けてもよい。突出部12の 断面外側形状が四角形の場合は、四辺、三辺、二辺や一辺に設けることができる 。庇部14は、地盤補強体20の開孔22に入りやすく、離脱し難い形状が良い 。例えば、突出部12の取り付け付近を肉厚にし、離れるに従って基盤側に傾斜 して肉薄にする。庇部14はバネ状の構造が良い。
【0018】 地盤補強体用連結具10の一具体例として、材質は強度が大きく、耐腐食性の 高いプラスチックを用い、地盤補強体20の強度と合うように設計される。地盤 補強体20を図2のような格子状の形状で、その周期を50mmとし、連結具1 0を図4のような構造にする。連結具10の基盤11の厚さを2乃至5mm、そ の高さを20乃至30mm、その縦横の2辺を30×30mm、突出部12の間 隔を20mm、庇部14の突出長を7.5mm、取り付け部の肉厚の厚さを1. 0乃至2.0mm、先端部の厚さを0.5乃至1.0mmとする。
【0019】
【考案の効果】 本考案は、次のような効果を得ることができる。 <イ>地盤補強体の開孔に合せて連結具に突出部を設けることにより、突出部が 簡単に開孔に差し込むことができるので、連結操作が簡単になる。 <ロ>地盤補強体の帯状体と連結具の突出部の接触面積を広く取ることができる ので、連結強度を高めることができる。 <ハ>突出部に庇部を設けることにより、地盤補強体の離脱を難しくすることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】地盤補強体用連結具の斜視図
【図2】地盤補強体の一部重ね合わせの状態図
【図3】他の地盤補強体用連結具の斜視図
【図4】庇部を有する地盤補強体用連結具の斜視図
【図5】地盤補強体の連結状態図
【図6】従来の地盤補強体の連結状態図
【符号の説明】
10・・・地盤補強体用連結具 11・・・基盤 12・・・突出部 13・・・貫通孔 14・・・庇部 20・・・地盤補強体 21・・・帯状体 22・・・開孔

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の開孔を有する地盤補強体を複数枚連
    結する地盤補強体用連結具において、 開孔を通る突出
    部を基盤上に複数配列し、 連結しようとする地盤補強体の開孔が重なるように地盤
    補強体を重ね合せた際に突出部が重なった開孔を通るこ
    とを特徴とする、 地盤補強体用連結具。
  2. 【請求項2】複数の開孔を有する地盤補強体を複数枚連
    結する地盤補強体用連結具において、 開孔の形状に類
    似の断面外側形状を有する突出部を基盤上に複数配列
    し、 連結しようとする地盤補強体の開孔が重なるように地盤
    補強体を重ね合せた際に突出部が重なった開孔を通るこ
    とを特徴とする、 地盤補強体用連結具。
  3. 【請求項3】複数の開孔を有する地盤補強体を複数枚連
    結する地盤補強体用連結具において、 開孔を通る突出
    部を基盤上に複数配列し、 該突出部の上端から基盤の裏面まで抜ける貫通孔を有
    し、 連結しようとする地盤補強体の開孔が重なるように地盤
    補強体を重ね合せた際に突出部が重なった開孔を通るこ
    とを特徴とする、 地盤補強体用連結具。
  4. 【請求項4】複数の開孔を有する地盤補強体を複数枚連
    結する地盤補強体用連結具において、 開孔を通る突出
    部を基盤上に複数配列し、 突出部の側面に庇部を形成し、 連結しようとする地盤補強体の開孔が重なるように地盤
    補強体を重ね合せた際に突出部の庇部が重なった開孔を
    通り、突出部の開孔からの抜けを防止することを特徴と
    する、 地盤補強体用連結具。
  5. 【請求項5】マトリックス状に配列した開孔を有する地
    盤補強体を複数枚連結する地盤補強体用連結具におい
    て、 開孔を通る突出部を基盤上でマトリックス状に配列し、 突出部の側面に庇部を形成し、 連結しようとする地盤補強体のマトリックス状の開孔が
    重なるように地盤補強体を重ね合せた際に突出部の庇部
    が重なった開孔を通り、突出部が開孔から抜けるのを防
    止することを特徴とする、 地盤補強体用連結具。
  6. 【請求項6】マトリックス状に配列したほぼ四角形の開
    孔を有する地盤補強体を複数枚連結する地盤補強体用連
    結具において、 開孔を通る突出部を基盤上でマトリックス状に配列し、 突出部の断面外側形状はほぼ四角形であり、 突出部の上端から基盤の裏面に抜ける貫通孔を有し、 連結しようとする地盤補強体のマトリックス状の開孔が
    重なるように地盤補強体を重ね合せた際に突出部が重な
    った開孔を通ることを特徴とする、 地盤補強体用連結具。
  7. 【請求項7】マトリックス状に配列したほぼ四角形の開
    孔を有する地盤補強体を複数枚連結する地盤補強体用連
    結具において、 開孔を通る突出部を基盤上でマトリックス状に配列し、 突出部の断面外側形状はほぼ四角形であり、 突出部の上部側面から厚みが先端に向かって薄くなる庇
    部を形成し、 連結しようとする地盤補強体のマトリックス状の開孔が
    重なるように地盤補強体を重ね合せた際に突出部の庇部
    が重なった開孔を通り、突出部が開孔から抜けるのを防
    止することを特徴とする、 地盤補強体用連結具。
  8. 【請求項8】マトリックス状に配列したほぼ四角形の開
    孔を有する地盤補強体を複数枚連結する地盤補強体用連
    結具において、 開孔を通る突出部を基盤上でマトリックス状に配列し、 突出部の断面外側形状はほぼ四角形であり、 突出部の上面から基盤の裏面に貫通するほぼ四角形の貫
    通孔を有し、 突出部の上部外側側面から厚みが先端に向かって薄くな
    る庇部を形成し、 連結しようとする地盤補強体のマトリックス状の開孔が
    重なるように地盤補強体を重ね合せた際に突出部の庇部
    が重なった開孔を通り、突出部が開孔から抜けるのを防
    止することを特徴とする、 地盤補強体用連結具。
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