JP3010732B2 - ビデオカメラのビューファインダー取付台の固定装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 ビデオカメラのビューファインダーを取付け、回転し
うる取付台に関するもの。

従来の技術 従来の、ビューファインダーを取付ける台の回転装置
は多種多様で、一般的な回転軸を構成し、ネジ等で締付
けて固定するものが多い。

発明が解決しようとする課題 この様な従来の技術では構成が複雑になり、部品点数
が多くなり、コストupになる。

本発明は上記課題を解決するもので、コストの安いビ
デオカメラのビューファインダー取付台の固定装置を提
供することを目的としている。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、回転させるため
の軸を備え、その軸が挿入される孔と、その孔の中心に
対し、偏心させた位置に前記動きを固定させる為の固定
リングを備えたものである。

作 用 本発明は上記構成により、部品点数が少なく、コスト
を大幅に下げることができる。

実施例 以下、本発明の一実施例について、第１図〜第３図を
参照しながら説明する。第１図が当発明により構成され
たビューファインダー取付台の全体斜視図を示し、１は
カメラの取付け、かつ全体の台となるもので、２及び反
対側にカメラ側との取付用のネジを示す。（反対側は図
示せず）３は左右回転し、水平回転を構成するための架
台４を固定するためのリングで、３及び４は回転軸５に
より水平回転のみをする。６はビューファインダーを取
付ける架台を示し、７のネジ２本でビューファインダー
の着脱が可能である。８及び９はビューファインダーを
上下に回転させるための上下方向の回転軸で８は一般的
な回転軸及び回転軸受で構成されている。

1,3,4,5で示した所が当発明によって構成された軸部
を示すもので、第２図に断面詳細図を示す。

回転軸５は取付台１及び回転固定リング３の孔に挿入
されており抜け止め11及び架台４にネジ10にて固定され
ている。

第３図ａで示すように、取付台１は中心Ａにあけられ
た孔１′を有し、又中心Ａに対し偏心させた位置に設け
た中心Ｂがある。そして中心Ｂに対してあけられた穴Ｃ
を有している。回転固定リング３は穴Ｃに対して挿入で
きる軸と、ある位置で中心Ａと同軸上にくる孔３′を有
している。固定リング３を矢印方向に回転させると、第
３図ｂで示すように孔１′と孔３′が、斜線部Ｄのよう
にかさなる。軸５は斜線部Ｄによって押えられ摩擦によ
り回転方向の動きを固定することができる。

このように本発明の実施例のビデオカメラのビューフ
ァインダー取付台の固定装置は、取付台１にあけられた
孔１′に対し偏心させた位置に回転中心を持つ回転固定
リング３を配し回転固定リング３を回転させることによ
りできる斜線部Ｄにより回転軸５を押え、回転方向の動
きを固定することができる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、コ
ストの安いビデオカメラのビューファインダー取付台の
固定装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はビューファインダー取付台全体の斜視図、第２
図は同回転部の断面図、第３図は固定リングが制動をか
ける状態を示す詳細図である。 １……カメラ取付台、３……リング、４……架台。

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ビデオカメラ等の回転しうる台について、
   回転する軸を備え、その軸が挿入される孔と、その孔の
   中心に対し、偏心させた位置に前記動きを固定させる為
   の固定リングを備えたビデオカメラのビューファインダ
   ー取付台の固定装置。