JP3010667U - 健康器具 - Google Patents

健康器具

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JP3010667U
JP3010667U JP1994014402U JP1440294U JP3010667U JP 3010667 U JP3010667 U JP 3010667U JP 1994014402 U JP1994014402 U JP 1994014402U JP 1440294 U JP1440294 U JP 1440294U JP 3010667 U JP3010667 U JP 3010667U
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JP1994014402U
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富男 高橋
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富男 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】捩じれ状態にある腰椎の戻し効果と同時に、棘
上靭帯への刺激を高め、座骨神経痛や腰痛の治療や予防
を短期間で行なうことができるようにする。 【構成】台板1上に左右に隣接する突起2,2を所定の
間隔Lを存して立設する。これら互いに隣接する突起
2,2の高さT1,T2に高低差tを持たせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば腰痛あるいは座骨神経痛などの治療または予防のための指 圧具として用いられる健康器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
人体の動作の要は腰部にあり、この腰部に異常があると動作も制限され、日常 生活にも多大な影響を及ぼし、特に、腰痛は、人体にとっては宿命的なものと云 われている。
【0003】 このような腰痛は、図4に示すように、人体10を支えている脊柱20がショ ックをやわらげるクッションの役割を果たすように生理的にゆるやかなS字型に 彎曲していることに起因する。
【0004】 この脊柱20は、図5及び図6に示すように、24個の椎骨21からなり、こ れらの椎骨21と椎骨21との間には、椎間板22が介在されているとともに、 椎骨21は、7個の頚椎21Aと、12個の胸椎21Bと、5個の腰椎21Cと で構成され、この腰椎21Cの下に仙骨23及び尾骨24を介して骨盤25が連 結されている。
【0005】 一般に、腰痛となるところは、上体の重みや動作による圧力を最も大きく受け る腰椎21Cの部位であり、特に、該腰椎21Cの第5腰椎と仙骨23の間は、 約30度の傾斜θ(図4)を有するばかりでなく、上半身の体重を支えているた めに、絶えず前へ滑ろうとする力が働いていることから、大きな負担を強いられ 、これによって、腰椎21Cが捩じれたりして、腰神経系に接触して痛みを生じ させると同時に、その周囲の棘間靭帯(棘上靭帯)を含む腰腸肋筋などの筋肉が 極度に凝った状態になることによる。
【0006】 従来、この種の人体の腰痛の治療や予防などの指圧具として用いられる健康器 具においては、図7に示すように、台板1上に左右に隣接する一対の突起2,2 を立設し、これら互いに隣接する突起2,2の球面状をなす先端圧接部3,3の 頂点における圧接点P,Pの間隔Lを、図6に示すように、人体10の背中10 aの腰椎21Cの両脇に位置する腎兪A,A、大腸兪B,B、関元兪C,Cや小 腸兪D,Dなどの圧痛点(ツボ)間に相当する約55mmから60mmの幅W(L= W)に設定してなる構成を有するものがある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来構造のものでは、台板1上に立設した左右に隣接 する一対の突起2,2の各々の高さTが同一高さ(約30mm程度)であることか ら、使用時、図8に示すように、仰向け状態にある人体10の背中10aの圧痛 点、例えば関元兪C,Cに一対の突起2,2の圧接点P,Pを圧接し、上半身( 特に肩部)を水平状態に維持して体重を掛けた場合、人体10の背中の圧痛点に 均等な指圧力が作用するだけで、人体10の腰部を捩じるような働きや痛みの強 い一方の圧痛点を強く指圧する働きがないために、捩じれ状態にある腰椎の腰神 経系への接触状態の開放、及び棘上靭帯への刺激による充分な凝りの除去を行な うことができず、治療や予防に長期間を要するといった問題があった。
【0008】
【考案の目的】
この考案の目的は、捩じれ状態にある腰椎の戻し効果と同時に、棘上靭帯への 刺激を高め、腰痛や座骨神経痛の治療や予防を短期間で行なうことができるよう にした健康器具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、この考案は、台板上に左右に隣接する突起を 所定の間隔を存して立設し、これら互いに隣接する突起の高さに高低差を持たせ てなる構成を提案するものである。
【0010】 また、この考案では、上記構成において互いに隣接する突起の高低差を6mmか ら10mmの範囲に設定した健康器具を提案するものである。
【0011】
【作用】
すなわち、この考案は、上記の構成を採用することによって、台板上に所定の 間隔を存して立設した左右に隣接する突起を互いに異なる高さにしてなるために 、仰向け状態にある人体の背中の痛みの強い一方の圧痛点に左右一対の突起の高 い方の圧接点を対応させて圧接し、上半身を水平状態に維持して体重を掛けた際 、左右一対の突起の高い方が人体の一方の圧痛点を強く圧接する働きが生じ、こ れによって、捩じれ状態にある腰椎を戻す方向に回転させることにより矯正され 、腰神経系への接触部位を開放させる働きを生じさせると同時に、棘上靭帯への 刺激による充分な凝りの除去が行なえる。
【0012】 又、上記構成において突起の高低差を6mmから10mmの範囲に設定することに より腰椎に対する捩り効果が最も良好になる。
【0013】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図1から図3に示す図面を参照しながら詳細に説 明する。なお、この考案に係る図示の実施例において、図4から図8に示す従来 構造のものと構成が重複する部分は同一符号を用いて説明する。
【0014】 図1及び図2はこの考案に係る健康器具を示すもので、表面にコルクが添設さ れた台板1上には、左右に所定の間隔Lを存して隣接する一対の直径30mmの円 柱状の突起2,2が立設されているとともに、これら各々の突起2,2の先端圧 接部3,3は、例えばコルクあるいは硬質ゴム等の硬質弾性素材の半球面体から なる球面状に形成されている。
【0015】 そして、前記各々の突起2,2の球面状をなす先端圧接部3,3の頂点におけ る圧接点P,P間の間隔Lは、図7に示すような人体10の腰椎21Cの両脇に 位置する腎兪A,A、大腸兪B,B、関元兪C,C、小腸兪D,Dなどの圧痛点 間に相当する約55mmから60mmの幅Wに設定されているとともに、それら各々 の高さT1,T2は、その高低差tが6mmから10mmの範囲となるように互いに 異なる高さ(T1〉T2)を有する。
【0016】 この場合、前記互いに隣接する突起2,2間の高低差tの設定理由は、6mm以 下では人体10の腰椎21Cへの捩じり効果が低く、10mm以上では人体10の 腰椎21Cへの捩じりが高すぎて、却って痛みを感じるからである。
【0017】 したがって、上記の構成によれば、図3に示すように、使用時、仰向け状態に ある人体10の背中10aの圧痛点、例えば関元兪C,Cの痛みの強い方の左側 の関元兪Cに、台板1上に隣接させて立設した高い方の突起2の圧接点Pが対応 するようにして圧接する。
【0018】 この状態で、上半身(特に肩部)を水平状態に維持して体重を掛けると、高い 方の突起2が人体10の痛みの強い方の左側の関元兪Cを強く圧接し、これによ って、捩じれ状態にある腰椎21Cが、図3に矢印で示すように、戻す方向に回 転させられて矯正され、腰神経系への接触部位を開放する働きを生じさせると同 時に、棘上靭帯への刺激による充分な凝りの除去が行なえるとともに、腰腸肋筋 への指圧効果による血液の流れを助長する。
【0019】 なお、上記の実施例においては、左右に隣接する一対の突起2,2を所定の間 隔を存して台板1上に固定的に立設したが、各々の突起2,2を左右に移動可能 にして、それらの圧接点P,Pの間隔Lを調整可能にしたり、あるいは、突起を 前後左右に複数個配列するように構成しても良い。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、この考案は、台板上に左右に隣接する突起を 所定の間隔を存して立設し、これら互いに隣接する突起の高さに高低差を持たせ てなることから、仰向け状態にある人体の背中の痛みの強い一方の圧痛点に高い 方の突起の圧接点を対応させて圧接し、上半身を水平状態に維持して体重を掛け た際、高い方の突起により人体の痛みの強い一方の圧痛点を強く圧接する働きが 生じるために、捩じれ状態にある腰椎を戻す方向に回転させて矯正させることが でき、腰神経系への接触部位を開放させる働きを生じさせると同時に、棘上靭帯 への刺激による充分な凝りの除去を行なうことができ、これによって、腰痛や座 骨神経痛の治療や予防を短期間で行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る健康器具の一実施例を示す斜視
図。
【図2】同じく断面図。
【図3】同じく使用状態を示す説明図。
【図4】人体の脊柱の構造を示す説明図。
【図5】人体の脊柱の構造を示す拡大側面図。
【図6】人体の脊柱の構造を示す拡大背面図。
【図7】従来の健康器具の斜視図。
【図8】従来の健康器具の使用状態を示す説明図。
【符号の説明】
1・・・台板、 2,2・・・突起、 3,3・・・先端圧接部(球面体)、 10・・・人体、 10a・・・背中、 20・・・脊柱、 21・・・椎骨、 21A・・・頚椎、 21B・・・胸椎、 21C・・・腰椎、 T1,T2・・・突起の高さ、 t・・・高低差、 P,P・・・圧接点、 L・・・圧接点の間隔、 A,A・・・人体の圧痛点(腎兪)、 B,B・・・人体の圧痛点(大腸兪)、 C,C・・・人体の圧痛点(関元兪)、 D,D・・・人体の圧痛点(小腸兪)、 W・・・人体の圧痛点の幅。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】台板上に左右に隣接する突起を所定の間隔
    を存して立設し、これら互いに隣接する突起の高さに高
    低差を持たせたことを特徴とする健康器具。
  2. 【請求項2】互いに隣接する突起の高低差を6mmから1
    0mmの範囲に設定したことを特徴とする請求項1に記載
    の健康器具。
JP1994014402U 1994-10-28 1994-10-28 健康器具 Expired - Lifetime JP3010667U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019123653A1 (ja) * 2017-12-22 2019-06-27 正夫 榊原 指圧器具、指圧器具セット及びその配置構造
CN111419693A (zh) * 2020-02-21 2020-07-17 通化海恩达高科技股份有限公司 一种小腿及足部穴位治疗装置

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