JP3010629U - 健康歯刷子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用に際し刷子部によると熱摩擦を防止し、
歯肉の強化がなされると共に歯垢も良くとれ、しかも使
用後が爽快であるようにした。 【構成】 刷子部１が天然植物繊維で構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は刷子部を良質の天然植物繊維で形成した健康歯刷子に関するものであ り、歯肉の強化と歯垢が良く除去され、且つ使用後の爽快感も良好である。

【０００２】

【従来の技術】

従来より提供されている歯刷子は、再生繊維、半合成繊維、合成繊維および無 機繊維の所謂化学繊維で形成されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし乍ら、上記した化学繊維で形成された従来の歯刷子は、歯を摩擦するこ とによって帯電し、充分な歯みがき効果が得られないのみならず、特に食後にお ける使用の不快感を有している。

【０００４】 本考案はこのような従来例の欠点をなくすべく考案されたもので、刷子部分に 天然植物繊維を用いたことにより、上記した従来品の欠点を除去することができ た。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案に係る健康歯刷子は、刷子部分を綿花・カポックなどの種子毛繊維、亜 麻・大麻などの靱皮繊維、マニラあさ・サイザルあさなどの葉脈繊維、やし・へ ちまなどの果実繊維、しゅろなどの茎幹繊維等の天然植物繊維で形成したことを 特徴とする。

【０００６】

【作用】

このため本考案の健康歯刷子は、使用に当たって熱摩擦を殆んど生じないので 歯の摩耗も殆んどなく、且つ歯肉の強化がなされると共に歯垢も良くとれ、しか も使用後の爽快感も良好である。

【０００７】

【実施例】

以下、本考案に係る実施例を図面に基づき具体的に説明する。

【０００８】 １は本考案に係る健康歯刷子の刷子部であって、該刷子部１は前記した種子繊 維、靱皮繊維、葉脈繊維、果実繊維、茎幹繊維等の天然植物繊維で形成されてい る。

【０００９】 ２は刷子部保持体で、前記した刷子部１を接着剤その他の方法で植立固定して いる。

【００１０】 ３は把手部であって、木、竹、金属その他の適宜な材料で形成されており、そ の一端付近には前記した刷子部保持体２をテーパー部を利用してスライド凹入し て固定するための凹入固定部４が形成されている。

【００１１】 尚、刷子部保持体２は凹入固定部４より取り外して煮沸消毒することができる 。

【００１２】

【考案の効果】

本考案の健康歯刷子は、使用に当たって熱摩擦を殆んど生じないので歯の摩耗 も殆んどなく、且つ歯肉の強化がなされると共に歯垢も良くとれ、しかも使用後 の爽快感も良好であり、更には刷子部を煮沸消毒できて衛生的である。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１(Ａ)は本考案に係る健康歯刷子の分解斜面
図である。(Ｂ)はその側面図である。

【符号の説明】

１ 刷子部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 刷子部を良質の天然植物繊維で形成して
   成る健康歯刷子。