JP3010531U - 財布の抑止具 - Google Patents
財布の抑止具Info
- Publication number
- JP3010531U JP3010531U JP1994014249U JP1424994U JP3010531U JP 3010531 U JP3010531 U JP 3010531U JP 1994014249 U JP1994014249 U JP 1994014249U JP 1424994 U JP1424994 U JP 1424994U JP 3010531 U JP3010531 U JP 3010531U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- wallet
- elastic
- rods
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長財布がズボンのポケットから抜け落ちるこ
とが無くなり安心して長財布をズボンの後ポケットに入
れて利用できる。 【構成】 基板1の左右の側面4,4′より外側で、且
つ、上方に向けて基板1の上端面6の左右の端部より稍
上側位置にまで上端部が突出し、且つ、基板1を内側に
して内外方向に弾力性を有する弾力性つっかい杆2,2
を基板1の側面の左右位置に設ける。さらに弾力性つっ
かい杆2,2の外側面に引っ掛かり刻み目17,17を
刻設する。つっかい杆2,2の上端部にコ字形のポケッ
ト入口掛止め鉤5,5を形成する。基板1の表面10と
裏面8の一部に横方向に巻回した財布抱持バンド7を設
ける。財布抱持バンド7の開閉側端部11にバンド開閉
具12を繋着する。
とが無くなり安心して長財布をズボンの後ポケットに入
れて利用できる。 【構成】 基板1の左右の側面4,4′より外側で、且
つ、上方に向けて基板1の上端面6の左右の端部より稍
上側位置にまで上端部が突出し、且つ、基板1を内側に
して内外方向に弾力性を有する弾力性つっかい杆2,2
を基板1の側面の左右位置に設ける。さらに弾力性つっ
かい杆2,2の外側面に引っ掛かり刻み目17,17を
刻設する。つっかい杆2,2の上端部にコ字形のポケッ
ト入口掛止め鉤5,5を形成する。基板1の表面10と
裏面8の一部に横方向に巻回した財布抱持バンド7を設
ける。財布抱持バンド7の開閉側端部11にバンド開閉
具12を繋着する。
Description
【0001】
本考案は、ポケットに入れた財布の抑止具に関するものである。
【0002】
従来、財布は通常、成人男性の場合は上服の内ポケットか、または、ズボンの ポケットに入れて使用されているが、その場合二つに折れる形の折り財布は、ポ ケットの中に完全に没入するため上側からカバーで被蓋することができるが、長 形の長財布はポケットから外にはみ出す部分が多く、蓋をすることができないの でポケットから上半部の一部分が露出したまゝで使用されている。
【0003】
近来はカード類の利用が増え、財布の中にも多数のカードを入れておく必要が 生じてきているが、折り財布は嵩張って破損しやすく、ポケットに入れても異状 に脹らみ恰好も悪いものである。その点、長財布は容量も大きく、お金の出入も 便利ではあるが反面ポケットから上半部が出ているために非常に落ち易く、特に 腰を掛けた時とか、人込みの中では用心も悪く紛失するケースが多いために万一 の場合を考慮して巳むを得ず上着の内ポケットとか、或は手提の中に入れて使用 しなければならず、その場合内ポケットに入れておくと上着を脱いだ時にうっか り落とすことがあり、手提の中だと出入に手間どり取扱いが煩わしい問題点を有 していた。 本考案はこれらの問題点を解決し、容量が大きく、カード類も多く入り、お金 の出入も便利な長財布をズボンのポケットで使用しても紛失の虞れの無い財布の 抑止具を提供することを目的としている。
【0004】
上記目的を達成するために、本考案の財布の抑止具においては、ズボンのポケ ットの内巾より稍、小巾に成形した基板の左右の側面より外側に向かって常に弾 力性を有して突っぱる弾力性つっかい杆を基板に取付け、左右の弾力性つっかい 杆の上端部にポケットの入口の両端縫い付け部に挿し込める大きさに内側に向か ってコ字形に曲げたポケット入口掛止め鉤を形成し、基板の裏側に取付けたバン ドの一端を掛止めするバンド開閉具で緊張弛緩する財布抱持バンドを基板の表面 に横方向に設ける。また、弾力性つっかい杆の外側面に鋸歯状の引っ掛かり刻み 目を刻設する。
【0005】
上記のように構成された財布の抑止具を、ポケット入口掛止め鉤を上にして、 左右の弾力性つっかい杆の間隔を内側に向かって縮めながらズボンのポケット入 口にまでポケット入口掛止め鉤を挿入して手を放すとポケット入口掛止め鉤がポ ケット入口の両端縫い付け部Nに横方向に掛止めされて上下に動かなくなりポケ ットP中に固定する。そして、バンド開閉具をバンド緩み側に倒すと財布抱持バ ンドが緩んで長財布Sを上から楽に挿入することができ、財布を挿入後にバンド 開閉具を緊張側に倒すと財布抱持バンドがしっかりと財布を抱持する。また、弾 力性つっかい杆の外側面に刻設した引っ掛かり刻み目がポケット内の内側面に引 っかかり、ポケット入口掛止め鉤の掛止め部の無い構成のポケット(ジーパン類 に多い通称、貼り付けポケット、図5参照)内にでも固定することができる。
【0006】
実施例について図面を参照して説明する。 図1〜図4において基板1は例えば塩化ビニール樹脂のようなプラスチック板 で形成されており、大きさはズボンのポケットの内巾より稍、小さく形成するこ とが好ましい。 弾力性つっかい杆2,2は例えばバネ鋼の線材を略U字形に曲げて基板1の裏 面に下半部を取付片3,3,3で固着し、左右の上向き上半部は、基板1の左右 の側面4,4′より斜め上方の外向きに突出し、内外に弾力性を有して弾力性つ っかい杆2,2の内側間隔が広狭自在に動くように取付ける。 ポケット入口掛止め鉤5,5は弾力性つっかい杆2,2の各上端部を内側に向 かって略コ字形に折曲げて形成する。さらに詳しくは、ポケット入口掛止め鉤5 は基板1の上端面6より上側の位置で弾力性つっかい杆2の上端部を折曲げて形 成し、コ字形に折曲げた内巾はズボンのポケット入口の両端縫い付け部がコ字形 の内側に挿入できる大きさに形成し、上側の先端部は稍下向きに傾斜さすことが 望ましい。
【0007】 財布抱持バンド7は例えば細径のゴムを縫い込んだバンドを用い、基板1の裏 面8の一側面4より稍内側位置に一端側を縫着9などの手段で止着し他の一端側 は基板1の表面10に巾方向(横方向)に添接してから更に他の一側面4′、裏 側の裏面8に添って回り込ませて開閉側端部11を形成して基板1の周囲を横断 面略C字形状に囲むように巻回する。
【0008】 バンド開閉具12は、例えば鋼線で開閉杆13を形成し、開閉杆13を基板1 の裏面8に縦方向に下端部を止着14し、上端側は上面6より上側に突出させて 基板1の裏面8と平行に基板1の巾方向に傾動可能に取付けて開閉杆13の全高 の略中央位置に前記裏面8に回り込ませた財布抱持バンド7の開閉側端部11と を繋着15する。掛止め切欠き16,16は上端面6より下側に向かって略三角 形状に切欠きする。さらに詳しくは、掛止め切欠き16,16の切欠き位置は一 個の掛止め切欠き16は側面4′より遠い位置の開閉杆13を掛止めした時には 開閉側端部11を強力に牽引して財布抱持バンド7が緊張する(財布を抱持する 状態)位置に欠設し、他の一個の掛止め切欠き16の切欠き位置は逆に4′に近 い位置に欠設する。
【0009】 また、他の実施例を示す図5において、引っ掛かり刻み目17は弾力性つっか い杆2,2の各外側面に鋸歯状に刻設する。
【0010】 図6及び図7は、本考案の弾力性つっかい杆2の他の実施例を示している。弾 力性つっかい杆22,22は中間に設けたバネ18により左右外向きに常押しす る構成とすることができる。また、図7に示す如く左右の弾力性つっかい杆22 ,22の外側面に鋸歯状の引っ掛かり刻み目27を刻設する。
【0011】 図8は、弾力性つっかい杆2の他の実施例を示している。 図1に示される弾力性つっかい杆2と異なる点は、左右の弾力性つっかい杆3 2,32の基部が中央位置で二分割されたコ字形滑動板19,19に取付けられ ており、バネ28によりコ字形滑動板19,19の滑動により弾力性つっかい杆 32,32間の間隔が広狭自在に動くように取付ける。
【0012】
以上説明したように本考案の財布の抑止具は、ズボンのポケット内に挿入する とポケット入口掛止め鉤或は引っ掛かり刻み目の付いた弾力性つっかい杆がポケ ットにつっかい、抜け出さなくなるので財布抱持バンド内に長財布を挿入するこ とにより、長財布もポケットから落ちる懸念が無く、安心して長財布をズボンの ポケットに入れて使用することができる。
【図1】本考案の財布の抑止具の正面図である。
【図2】財布の抑止具の背面図である。
【図3】財布の抑止具の右側面図である。
【図4】袋ポケットに使用する場合を示す図である。
【図5】弾力性つっかい杆の他の実施例を示す図であ
る。
る。
【図6】弾力性つっかい杆の他の実施例を示す図であ
る。
る。
【図7】弾力性つっかい杆の他の実施例を示す図であ
る。
る。
【図8】弾力性つっかい杆の他の実施例を示す図であ
る。
る。
1 基板 2,22,32 弾力性つっかい杆 3 取付片 4,4′ 側面 5 ポケット入口掛止め鉤 6 上端面 7 財布抱持バンド 8 裏面 9 縫着 10 表面 11 開閉側端部 12 バンド開閉具 13 開閉杆 14 止着 15 繋着 16 掛止め切欠き 17,27 引っ掛かり刻み目 18,28 バネ 29 コ字形滑動板
Claims (5)
- 【請求項1】 基板1の左右の側面4,4から外側の上
方に向けて基板1の上端面6の左右の端部より稍上側位
置にまで上端部が突出し、基板1を内側にして内外方向
に弾力性を有する弾力性つっかい杆2,2を基板1に設
け、つっかい杆2,2の上端部に各コ字形のポケット入
口掛止め鉤5,5を形成し、基板1の表面10と裏面8
の一部に横方向に巻回した財布抱持バンド7を設け、財
布抱持バンド7の開閉側端部11にバンドを緊張弛緩す
るバンド開閉具12を繋着してなる財布の抑止具。 - 【請求項2】 請求項1の弾力性つっかい杆2,2は、
バネ鋼線材をU字形に折曲げて基枠1に取付け上端部に
ポケット入口掛止め鉤5を曲設して形成した請求項1記
載の財布の抑止具。 - 【請求項3】 弾力性つっかい杆2,2の外側面に引っ
掛かり刻み目17,17を刻設してなる請求項1記載の
財布の抑止具。 - 【請求項4】 左右の弾力性つっかい杆22,22の中
央位置にバネ18を設けて内外方向に弾力性を付加した
請求項1記載の財布の抑止具。 - 【請求項5】 左右の弾力性つっかい杆22,22の外
側面に引っ掛かり刻み目27,27を刻設してなる請求
項4記載の財布の抑止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014249U JP3010531U (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 財布の抑止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014249U JP3010531U (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 財布の抑止具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3010531U true JP3010531U (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=43146291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994014249U Expired - Lifetime JP3010531U (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 財布の抑止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010531U (ja) |
-
1994
- 1994-10-24 JP JP1994014249U patent/JP3010531U/ja not_active Expired - Lifetime
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