JP3010433U - 多機能なペット用装置 - Google Patents

多機能なペット用装置

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JP3010433U
JP3010433U JP1994012934U JP1293494U JP3010433U JP 3010433 U JP3010433 U JP 3010433U JP 1994012934 U JP1994012934 U JP 1994012934U JP 1293494 U JP1293494 U JP 1293494U JP 3010433 U JP3010433 U JP 3010433U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの装置でペットの入浴、毛の乾燥、美容
保健などを一気に行なえる、新規・独特な多機能なペッ
ト用装置を提供する。 【構成】 機体10内部を仕切板11により上、下部格
納空間12,13に仕切り、該仕切板11に複数の通孔
113,114を穿設して該両格納空間12,13を連
通させ、かつ該上部格納空間12にドライヤー20、ブ
ロワー40、温水器50などを装設し、該下部格納空間
13にランニングマシン60、紫外線ランプ14、照明
ランプ15などを装設して、これにより1つの装置でペ
ットに運動させ並びに保健および美容などをできるよう
にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はペット用具に関し、特にほとんどの必要な機能を具えて、多方面に利 用できる多機能なペット用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、巷間でのペット飼育がますます盛んになるにつれて、例えばペット専用 のドライヤーや美容台および保温室などの各種用具が開発されるようになったが 、何れにしても単一の機能を具えたものばかりで、一般のペット用具店、家畜医 院はもとより個人でもペットを大事に保育するため、往々にして多数の単一機能 のペット用具を買い揃えなければならず、室内の空間を占め取られ多額の金銭を 費やすことになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような欠点に鑑み、本考案は、1つの器具でペットの入浴、毛の乾燥、美 容保健…などを一気に行なえる、新規・独特な多機能なペット用装置を提供する ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、そのほぼ箱状中空内部を仕切り板によっ て、上、下部格納空間に仕切り、該仕切板に複数の通孔を穿設して該上、下部格 納空間を連通させると共に、該上部格納空間の一方端面に外部へ通じる所定数の 開口を設け、かつ該下部格納空間周囲を透明板体で張り巡らして内部が透視可能 な機体と; それぞれが吹込扇風機と送気ダクトおよび複数の電熱体を具えて、該吹込扇風 機を上記上部格納空間内の仕切板上面に固定し、該送気ダクトは中空先拡がり状 を呈して、その小径端を吹込扇風機の出気口に連接し、その他端の大径端を上記 仕切板両側端における一方の通孔に固接すると同時に、該両電熱体を該送気ダク ト内に取付けた所定数のドライヤーと; 扇風機および複数の電熱体を具えて、該扇風機は正逆回転可能且つ上記複数の ドライヤー中間に位置付けるように上記仕切板の通孔上面に取付けられ、該複数 の電熱体を該扇風機下方に吊掛状に架設したラジェーターと; 吹込扇風機、熱導出管および排気管を具えて、該吹込扇風機を上記仕切板上部 の適所に固定し、かつ該熱導出管を中空ラッパ状に形成して、その大径端を該吹 込扇風機の開口端に連接し、並びにその内部の軸向き沿いに所定数の電熱体を設 けて、該熱導出管の小径端を機体の上部格納空間側面の比較的小さい開口まで延 伸させて所定長さの排気管を連結したブロワーと; 上記仕切板上部に固定され、その入水口に上記機体外部から引き入れた入水管 を連接して、その出水口に出水管を連結し、且つ該出水管を該機体側面の比較的 大きい開口斜め下方に具えた小孔より外部に伸出させる温水器と; 基座、モーター、主動軸、複数の従動軸およびベルトコンベヤーによって形成 され、該基座は上記下部格納空間底面に設けられて、タイマーによりその回転時 間を制御される該モーターは上記基座内の所定位置に装設され、かつ該モーター の駆動軸と平行してその主動軸および複数の従動軸を適当な間隔に配設して、該 主動軸と該駆動軸との間に架設された伝動ベルとにより、該主動軸および複数の 従動軸の周回りに張設されたベルトコンベヤーを運転移動させ得るランニングマ シンと; 上記上部格納空間上端面に設けられ、その周縁にペットの首縄を縛り付けるた めの所定長さの棒体を挿設固定して、その上面にペットの美容用の網状格子板を 設けられた美容台と;を組合せて構成される。
【0005】 そして、上記ベルトコンベヤーを使用しない時に上記下部格納空間底部にトレ イを載置して、該トレイ上に敷設された網状格子板によりペットの休養や産気付 いた際の保育空間を形成し、さらに該下部格納空間に紫外線ランプおよび照明ラ ンプを取付けて、照明および殺菌の役割を務めさせるようにし;上記電熱体とし てチューブ状ヒーター若しくは超音波電熱体[FU HEATER ]を採用して;上記下 部格納空間正面と両側面にそれぞれ透明ドア板および透明板体を設けて、該下部 格納空間内に入れたペットを外から覗き見られるようにし、該両側面の両透明板 体を外向きに脹らみ湾曲する円弧状に形成して、該下部格納空間内部を比較的広 め、かつ上記ドライヤーからの熱風をスムーズに循環導入できるようにして一層 好ましくなる。
【0006】
【作用】
上記のように構成された、本考案は、その下部格納空間底部のトレイを取除い て、次にペットを該ベルトコンベヤー上に放置し、かつ両透明ドア板を閉合せて 錠を施錠してモーターを起動すると、該ベルトコンベヤーが運転移動して、ペッ トをしてその運動移動にともなってランニングさせることができる。また、温水 器を操作して出水管より温水を噴出させて、ペットを暖かい水で洗浄入浴させる ことができ、入浴が済めば、ブロワーの吹込扇風機を起動して風を送らせ、同時 に熱導出管の電熱体を起動して暖かい風を吹き出させて、ペットの毛髪を梳き乾 かせるのであるが、毛髪が過度に乾燥して痛め付けられるのを避けるため、普通 は充分に吹き乾かさないのであり、この際、ペットが感冒しないように、トレイ をベルトコンベヤー上に載置して次に両ドライヤーの吹込扇風機および電熱体を 起動すると、該下部格納空間を格好の乾燥室となってペットを入れて乾燥させ、 ペットの毛髪をより妥当に世話してより清新な光沢を持たせることができると共 に、該両ドライヤーが下部格納空間に送風している時、仕切板中央の水平面の扇 風機も気流に連動されて回転し、該下部格納空間内の熱風が上部格納空間に流動 して、該上部格納空間側壁のステンレス板の通気孔より熱気を排出させて、適当 な気流循環による放熱をさせることができる。さらにドライヤーを止めて、上記 ラジェーターの扇風機を下方の電熱体向きにして起動し、かつ該扇風機の気流を 電熱体に吹き通して、その形成された熱風を下部格納空間に流入させて該下部格 納空間を保温室として使用することができ、生まれたばかりのペットや産気づい た雌ペットに取って絶妙な産褥或いは養育部屋となり、かつ紫外線ランプを併用 することにより、該保温室に殺菌の機能を具えさせて、ペットが病毒に感染する 機会を軽減することができる。一方、該上部格納空間の網状格子板を敷設した上 端面はペット用美容台として使用でき、飼主や一般の美容師または獣医がペット の毛髪に鋏を入れる或いは美容をする若しくは手術する等の工作台として使用で きる。
【0007】 本考案の上記またはその他の目的、特徴および利点は、図面を参照しながら下 記実施例の詳細な説明から一層あきらかになろう。
【0008】
【実施例】
以下に本考案の1実施例を添附図面にもとづき説明する。
【0009】 まず、図1、2に示す如く、本考案の多機能なペット用装置は、機体10、一 対のドライヤー20、ラジェーター30、ブロワー40、温水器50、ランニン グマシン60、美容台70およびトレイ80などを含み、そのうち; 該機体10は、ほぼ中空状の直方体を呈して、4つの隅に直立柱体101を具 えており、かつその内部の所定位置に仕切板11をほぼ水平向きに架設して、該 中空内部を上、下両側の格納空間12,13に仕切り、並びに該仕切板11の長 手方向における中央部位を水平面111に形成して、該水平面111両端に接続 して下向きに傾斜する斜面112を一体成型し、さらに該水平面111中央に円 形通孔113を穿設すると共に、該両斜面112の下側縁付近にそれぞれ互いに 対応する方形通孔114を開設して、該上、下部格納空間12,13を連通させ るようにする。そして、該上部格納空間12周囲をステンレス板121により密 封するように囲い、図示におけるその右側面のステンレス板121に外部と連通 する2つの大小異なる開口1211を設けると同時に、それぞれ開口1211に 蓋板122を配設し、並びにその左側面のステンレス板121に多数の通気孔1 212を穿設する。該下部格納空間13の図示における背面はステンレス板13 1によって覆われ、両側面にそれぞれアクリル材質によって造られた外向きに脹 らみ円弧湾曲する透明板体132を固装して、さらに正面に観音開き状の扉を形 成するよう両透明ドア板133を取付けて、該両透明ドア板133の閉じた際に 突き合うそれぞれ側縁に跨がり錠134を装設し、かつ該下部格納空間13天井 の正、背面に臨んだ適当な位置にそれぞれチューブ状の紫外線ランプ14および 照明ランプ15を設けて、照明および殺菌の役割を務めさせる。
【0010】 該一対のドライヤー20は互いに対応するように取付けられ、それぞれドライ ヤー20は、主として吹込扇風機21、送気ダクト22および両電熱体23[本 実施例はチューブ状ヒーターを採用する]を含み、そのうち、該吹込扇風機21 は側面に固設した取付板211を介して上記仕切板11の斜面112上に固定さ れ、該送気ダクト22は中空先拡がり状を呈して、その小径端221を吹込扇風 機21の出気口212に連接し、他端の大径端222を上記仕切板11両側端に おける一方の方形通孔114に固接すると同時に、該送気ダクト22側壁に適当 な間隔に両貫通孔223を穿って、該両電熱体23を該両貫挿口223より貫挿 して該送気ダクト22内に取付ける。
【0011】 該ラジェーター30は、扇風機31および両電熱体32[本実施例はチューブ 状ヒーターを採用する]からなり、該扇風機31は正逆回転可能に形成されて、 上記両ドライヤー20の中間に位置付けられるよう上記仕切板11の水平面11 1上の円形通孔113に取付けられ、該両電熱体32は該円形通孔113下方に 吊掛状に架設された一対の枠板33に設けられて、丁度該円形通孔113の真下 に位置付けられるようにする。
【0012】 該ブロワー40は、吹込扇風機41、熱導出管42および排気管43などを含 み、該吹込扇風機41は座板411を介して上記仕切板11の水平面111上面 に上記扇風機31と隣接して固定され、該熱導出管42は中空ラッパ状を呈して 、その大径端421を該吹込扇風機41の開口端412に連接し、並びにその内 部の軸向き沿いに所定数の電熱体422[本実施例はチューブ状ヒーターを採用 する]を設けて、該熱導出管42の小径端423を機体10の上部格納空間12 側面の比較的小さい開口1211まで延伸させて排気管43を連結し、該排気管 43は本実施例では胴部蛇腹状のものを使用して末端に硬質のパイプ体431を 嵌接する。
【0013】 該温水器50は、上記何れかのドライヤー20の側辺に位置付けられるように 上記仕切板11の斜面112上に固定され、その入水口52に上記機体10外部 から引き入れた入水管51[該入水管51は該機体10が所定範囲を移動するに 足りる長さに設けられる]を連接して、その出水口502に出水管52を連結さ れ、且つ該出水管52を該機体10側面の比較的大きい開口1211斜め下方に 具えた小孔1213より外部に通して、その末端にシャワーヘッド521を取付 ける。
【0014】 該ランニングマシン60は、基座61、モーター62、主動軸63、複数の従 動軸64およびベルトコンベヤー65によって形成され、該基座61は上記下部 格納空間13底面に設けられて、その底部4隅にそえぞれキャスター611を取 付けて移動できる便利を図っており、該モーター62は上記基座61内の所定位 置に装設されて、その駆動軸621を基座61外側に伸出させ且つ主伝動ホイー ル622を嵌接する。該主動軸63は基座61の一方端面に近接して枢設され、 その軸端部631を該基座61側面外に伸出させて被伝動ホイール632を嵌接 し、且つ伝動ベルト66を該主伝動ホイール622と該被伝動ホイール632と の間に架設することにより該モーター62および該主動軸63を連動させる。そ して、該複数の従動軸64は該主動軸63と平行に適当な間隔をへだてて設けら れ、また、該ベルトコンベヤー65は該主動軸63および複数の従動軸64の周 回りに接着するように架設される。したがって、該主動軸63の回転により該ベ ルトコンベヤー65を運転作動させることができ、同時に該モーター62の回転 速度を調整ボタン612により制御して、タイマー613によりその回転時間を 制御する。
【0015】 該美容台70は、ステンレス板を加工して平坦状窪み面73を具えるように形 成され、上記上部格納空間12上端面に取付けられて、その側面に一体成型され た固定片71にねじ72を配して上記機体10上面に固定されると同時に、該窪 み面73に両網状格子板74を着脱自在に設け、さらに該美容台70周縁に一対 の棒体75を挿設固定して、ペットの首綱を縛り付けるに用いる。
【0016】 該トレイ80は、着脱自在に上記下部格納空間13底部のベルトコンベヤー6 5上面に取付けられ、該トレイ80内に木製の格子板81を敷設する。
【0017】 上記のように配設された本考案の各設備について、それぞれの使用情況を以下 に説明する。; 一.ペットを健やかに強く且つきれいに育てるには、毎日適度の運動、特にラン ニングをさせる必要があり、それ故、ペットを連れ出して散歩させる時間の都合 ができない飼主にとって、図3に示す如く、本考案はランニングマシン60を提 供してペットに室内でランニングトレーニングをさせることができ、この機能を 使うときは、ベルトコンベヤー65上方のトレイ80を先に取り出して、次にペ ットを該ベルトコンベアー65上に放置し、かつ両透明ドア板133を閉合せて 錠134を施錠し、並びにモーター62を起動して該ベルトコンベアー65を運 転作動させると、ペットはその運動移動にともなってランニングし始めることに なり、最初は調整ボタン612を操作してモーター62の回転速度をゆっくりし 、ペットが慣れてから情況に応じて速度を速めるように調整して、運動の効果を 向上させるようにし、同時にタイマー613によりランニング時間を設定するこ とができる。
【0018】 二.また、ペットも人間同様に常に清潔を保持してこそ人に好かれるもので、し たがって、時々入浴させる必要があり、この際、図3に示すように、温水器50 のスイッチを操作して出水管52のシャワーヘッド521より温水を噴出させれ ば、ペットを暖かい水で洗浄入浴させることができ、入浴が済めば、ブロワー4 0の吹込扇風機41を起動して風を送らせ、同時に熱導出管42の電熱体422 を起動して暖かい風を吹き出させて、ペットの毛髪を梳き乾かせるのである。
【0019】 三.一般にペットの毛髪の手入れは極めて大切なことで、往々にして世話が行き 届かないことから毛髪が光沢を失い、それ故、上記ブロワー40で吹き乾かす時 は、毛髪が過度に乾燥して傷め付けられるのを防ぐため、往々にして充分に吹き 乾かさないのであり、したがって、ペットが感冒するのを防止するため、本考案 は特に乾燥室を設けており、図4に示すように、トレイ80をベルトコンベヤー 65上方に載置して[ランニングマシンはすでに使用停止しているから]、次に 両ドライヤー20の吹込扇風機21および電熱体23を起動すると、該下部格納 空間13は所謂乾燥室を形成することになり、この時、手入れをしたペットを乾 燥室に入れて乾燥させると、ペットの毛髪をより妥当に世話してより清新な光沢 を持たせることができる。また、該両ドライヤー20が下部格納空間13に送風 している時、仕切板11中央の水平面111の扇風機31も気流に連動されて回 転し、該下部格納空間13内の熱風が上部格納空間12に流動して、かつ図示の 左側ステンレス板121の通気孔1212より熱気を排出して、適当な気流循環 による放熱効果を形成する。
【0020】 四.図5に示すのは本考案の保温室であり、該保温室を使用するときは、まずド ライヤー20を止めて、上記ラジェーター30の扇風機31を下方の電熱体32 向きにして起動し、かつ該扇風機31の気流を電熱体32に吹き通して、その形 成された熱風を下部格納空間13に流入させて該下部格納空間13を保温室とし て使用するのであり、該保温室は一般の生まれたばかりのペットや産気づいた雌 ペットに取って絶妙な産褥或いは養育部屋となり、かつ上記紫外線ランプ14を 併用することにより、該保温室に殺菌の機能を具えさせて、ペットが病毒に感染 する機会を軽減することができる。
【0021】 五.図6に示すのは、本考案のペット用美容台であり、飼主や一般の美容師また は獣医がペットの毛髪に鋏を入れる或いは美容をする若しくは手術する等の工作 台として使うことができ、その角隅に立設された棒体75はペットの首綱を縛り 付けるに用いられる。
【0022】 上記第一項〜第五項で述べた各種使用状態は、本実施例ではそれぞれ単独に説 明しているが、勿論、その多能な用途を同時に利用してもよく、例えば多数のペ ットを同時に手入れするときは、先ず順に各ペットを美容台で毛髪整理して、し かる後、順に入浴、吹乾かし、そして、先に入浴、吹乾かしたペットを先に下部 格納空間13に入れて乾燥し、未入浴のものは継続して入浴、吹乾かして、順に 該下部格納空間13に入れて乾燥するのであり、このように各種設備がそれぞれ 独立した開閉装置を設けていることを利用して、一部設備を同時に使用して比較 的多数のペットを同時に手入れすることができ、また、該照明ランプ15は必要 に応じて開閉するのであり、光線が足りれば使用しなくても良い。
【0023】 さらに、図7も併せて参照すれば、本考案における上記各電熱体23,32, 422は超音波電熱体90[UF HEATER ]を採用してもよく、この種超音波電熱 体はセラミックス製の円柱状や方形柱状などの異なるサイズに加工成形された発 熱部材であって、その両端周縁にそれぞれ電極91を配設され、即ち、超音波電 熱体90は本考案の電熱を要する場所柄に応じて各異なる形状に成形することが でき、同時にこの種超音波電熱体90は下部格納空間13内の適所に装設しても よく、それに電流を印加して、その放熱を適宜に制御することにより該下部格納 空間13内部をサウナ風の浴室に形成し、必要時にペットを入れて、ペットの血 液循環を促進して新陳代謝の作用から体内の雑質を排除させ又は体質を浄化させ 或いは美容させるのであり、ペットをしてより健康かつ綺麗にすることができる 。
【0024】 最後に、言って置きたいことは、本考案は空間形状の変化を利用して組合式に 多様なペット用施設を提供でき、例えばペットの入浴から生育ないし保健および 美容などに適用できて、一般家庭の飼主やペット美容店および家畜病院などが使 用して多機能を発揮させることができる。
【0025】
【考案の効果】
上記のように構成された、本考案は、ペットのランニングマシン、入浴洗浄室 、毛髪の乾燥、保温室、殺菌室および美容台などの機能を具えているので、1つ の装置でペットの入浴、毛髪の吹乾し、美容保健などを一気に行ないえると共に 、これら機能はそれぞれ独立した開閉装置を設けているので、一つの装置で比較 的多数のペットを同時に手入れすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における比較的好ましい実施例の立体分
解斜視図である。
【図2】上記実施例の正面断面図である。
【図3】上記実施例のランニングマシンを使用している
状態の表示図である。
【図4】上記実施例のドライヤーを使用している際の表
示図である。
【図5】上記実施例の保温、殺菌機能を働かせている状
態の表示図である。
【図6】上記実施例の美容台を使用している状態の表示
図である。
【図7】上記実施例における電熱体のもう1つの実施状
態表示図である。
【符号の説明】
10 機体 11 仕切板 12,13 上、下部格納空間 113 円形通孔 114 通孔 1211 開口 132 透明板体 20 ドライヤー 21 吹込扇風機 22 送気ダクト 221 送気ダクトの小径端 222 送気ダクトの大径端 23 電熱体 30 ラジェーター 31 扇風機 32 電熱体 40 ブロワー 41 吹込扇風機 412 吹込扇風機の開口端 42 熱導出管 421 熱導出管の大径端 422 熱導出管の電熱体 423 熱導出管の小径端 43 排気管 50 温水器 501 入水口 502 出水口 51 入水管 52 出水管 60 ランニングマシン 61 基座 62 モーター 613 タイマー 621 モーターの駆動軸 63 主動軸 64 従動軸 65 ベルトコンベヤー 66 伝動ベルト 70 美容台 74 網状格子板 75 棒体 90 超音波電熱体

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 そのほぼ箱状中空内部を仕切り板11に
    よって上、下部格納空間12,13に仕切り、該仕切板
    11に複数の通孔114を穿設して該上、下部格納空間
    12,13を連通させると共に、該上部格納空間12の
    一方端面に外部へ通じる所定数の開口1211を設け、
    かつ該下部格納空間13周囲を透明板体132で張り巡
    らして内部が透視可能な機体10と;それぞれが吹込扇
    風機21と送気ダクト22および複数の電熱体23を具
    えて、該吹込扇風機21を上記上部格納空間12内の仕
    切板11上面に固定し、該送気ダクト22は中空先拡が
    り状を呈して、その小径端221を吹込扇風機21の出
    気口212に連接し、その他端の大径端222を上記仕
    切板11側端の通孔114に固接すると同時に、該電熱
    体23を該送気ダクト22内に取付けた所定数のドライ
    ヤー20と;扇風機31および複数の電熱体32を具え
    て、該扇風機31を正逆回転可能且つ上記複数のドライ
    ヤー20中間に位置付けるよう上記仕切板11の通孔1
    13上面に取付け、該複数の電熱体32を該扇風機31
    下方に吊掛状に架設したラジェーター30と;吹込扇風
    機41、熱導出管42及び排気管43を具えて、該吹込
    扇風機41を上記仕切板11上部の適所に固定し、かつ
    該熱導出管42を中空ラッパ状に形成して、その大径端
    421を該吹込扇風機41の開口端412に連接し、並
    びにその内部に軸向き沿いに所定数の電熱体422を設
    けて、該熱導出管42の小径端423を機体10の上部
    格納空間12側面の比較的小さい開口1211に延伸さ
    せて所定長さの排気管43を連結したブロワー40と;
    上記仕切板11上部に固定され、その入水口52に上記
    機体10外部から引き入れた入水管51を連接して、そ
    の出水口502に出水管52を連結し、且つ該出水管5
    2を該機体10側面の比較的大きい開口1211斜め下
    方に具えた小孔1213より外部に伸出させる温水器5
    0と;基座61、モーター62、主動軸63、複数の従
    動軸64およびベルトコンベヤー65によって形成さ
    れ、該基座61は上記下部格納空間13底面に設けられ
    て、タイマー613によりその回転時間を制御される該
    モーター62は上記基座61内の所定位置に装設され、
    かつ該モーター62の駆動軸621と平行してその主動
    軸63および複数の従動軸64を適当な間隔に配設し
    て、該主動軸63と該駆動軸621との間に架設された
    伝動ベルト66により、該主動軸63および複数の従動
    軸64の周回りに張設されたベルトコンベヤー65を運
    転移動させ得るランニングマシン60と;上記上部格納
    空間12上端面に設けられ、その周縁にペットの首縄を
    縛り付けるための所定長さの棒体75を挿設固定して、
    その上面にペットの美容用の網状格子板74を設けられ
    た美容台70と;とを組合せてなる多機能なペット用装
    置。
  2. 【請求項2】 上記ベルトコンベヤー65を使用しない
    時に上記下部格納空間13底部にトレイ80を載置し
    て、該トレイ80上に敷設された網状格子板74により
    ペットの休養や産気付いた際の保育空間を形成し、さら
    に該下部格納空間13に紫外線ランプ14および照明ラ
    ンプ15を取付けて、照明および殺菌の役割を務めさせ
    るようにしてなる請求項1記載の多機能なペット用装
    置。
  3. 【請求項3】 上記電熱体23,32,422としてチ
    ューブ状ヒーター若しくは超音波電熱体90[UF HEATE
    R ]を採用してなる請求項1記載の多機能なペット用装
    置。
  4. 【請求項4】 上記下部格納空間13正面と両側面にそ
    れぞれ透明ドア板123および透明板体132を設け
    て、該下部格納空間13内に入れたペットを外から覗き
    見られるようにし、該両側面の両透明板体132を外向
    きに膨らみ湾曲する円弧状に形成して、該下部格納空間
    13内部を比較的広め、かつ上記ドライヤー20からの
    熱風をスムーズに循環導入できるようにしてなる請求項
    1記載の多機能なペット用装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017006006A (ja) * 2015-06-16 2017-01-12 不二精機株式会社 動物用運動装置
KR102015799B1 (ko) * 2019-06-13 2019-08-29 이종필 글로브 박스형 펫 드라이룸
KR20220032789A (ko) * 2020-09-08 2022-03-15 조성경 반려동물용 다용도 미용 보조 장치

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