JP3009473U - 多段型折畳みラック - Google Patents

多段型折畳みラック

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JP3009473U
JP3009473U JP1994011871U JP1187194U JP3009473U JP 3009473 U JP3009473 U JP 3009473U JP 1994011871 U JP1994011871 U JP 1994011871U JP 1187194 U JP1187194 U JP 1187194U JP 3009473 U JP3009473 U JP 3009473U
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JP
Japan
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shelves
shelf
rack
stage
shelf board
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JP1994011871U
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秀之助 山田
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秀之助 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡素で棚板を自由に折り畳むことがで
き、しかも、スムーズに物品を棚板から出し入れするこ
とが出来る多段型折畳みラックを提供すること。 【構成】 棚板10・10の裏面を支承するステー2・2を
配設し、基端10aを支柱1・1に沿って遊動自在に結合
することにより、棚板10・10を開閉・格納するという技
術的手段を採用した。 【効果】 軸ボルト11とステー2・2によって棚板10・
10を支承するので、棚板10を自由に折り畳むことがで
き、背の高い物品をラックに格納することや、スムーズ
に物品を棚板から出し入れすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は構造が簡素で、棚板を自由に折り畳むことができ、しかも、スムーズ に物品を棚板から出入れすることが出来る多段型折畳みラックに関するものであ って、餅収納容器や、稲作の苗箱など、季節的な物品の整理格納に有利である。
【0002】
【従来の技術】
周知のとおり、多段型の折畳みラックは、使用しないときは小さい体積で保管 場所に格納するため、棚板を折畳めるように製作されており、ラックを使用する 際には、棚板を素早く開口し、棚板に物品を収めることが出来るところに多段型 の折畳みラックの長所がある。
【0003】 しかしながら、従来の多段型折畳みラックでは、一度、棚板を開口してしまう と、以後、棚板の高さを調節することが困難であり、例えば、高さが違う物品を 同じラックに収める場合、背が高い物品が収まらなかったり、物品を出し入れす る際、物品が棚板に当たってスムーズに物品を出し入れ出来ないのが実情であっ た。
【0004】
【解決すべき技術的課題】
本考案は、従来の多段型折畳みラックにおいて、上記の問題点があったことに 鑑みて為されたものであり、棚板に載置する物品が、背が高くても対応すること ができ、尚且つ、スムーズに棚板から物品を出し入れ出来る多段型折畳みラック を提供することを技術的課題とするものである。
【0005】
【課題解決のために採用した手段】
本考案者が上記技術的課題を解決するために採用した手段を、添附図面を参照 して説明すれば、次のとおりである。
【0006】 即ち、本考案は、図1に示すように、複数の棚板10・10…を支柱1・1を中心 として左右対称に多段状に並ぶように設けると共に、各棚板10の基端10aが支柱 1・1に沿って遊動自在に結合され、更に、これら各棚板10の基端10aを固定部 材15によって各別にロック可能にする一方、前記両支柱1・1の棚板持出側には 各棚板10・10…の裏面を支承するステー2・2…を配設することによって、上記 技術的課題を解決した点に特徴がある。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を添附図面に示す実施例に基づいて更に詳しく説明する。なお、 図1は第1実施例品の開口時の斜視図、図2は第1実施例品の格納時の斜視図、 図3は第1実施例品の開口時の部分拡大分解斜視図、図4は第1実施例品の他形 態の斜視図、図5は第2実施例品の開口時の斜視図である。
【0008】 〔第1実施例〕 図1において、符号1で指示されるものは、断面「コ」字形の溝形溝からなる 支柱であって、当該支柱1・1は中央平面部分を相互に背中合わせで適当な間隔 をもって立設される。符号2で指示されるものはステーであって、前記支柱1・ 1の溝壁外面に、所定間隔に付設される。また、符号14で指示されるものは長孔 であって、前記支柱1・1の中央平面部の中央に穿設される。
【0009】 次に、多段型ラックの1段の構成について述べると、図3において、符号10で 指示されるものは棚板であって、当該棚板10は方形の鉄板で形成され、棚板から 物品が滑り落ちないように周囲にリブ状の縁堤を設け、さらに、棚板10の持出側 の縁堤中央部に把手を設け、前記支柱1・1の間に配置する。符号12で指示され るものは丁番であって、当該丁番12・12はヘアピンの様な形状をしており、丁番 12の平面部で前記棚板10の縁堤を挟着する。符号11で指示されるものは軸ボルト であって、当該軸ボルト11は両端に雄ねじ部を持ち、前記丁番12と、左右一対の 長孔14・14を連通することにより、前記棚板10・10は当該軸ボルト11によって軸 支される。符号15で指示されるものは蝶ナットであって、当該蝶ナット15・15は 前記軸ボルト11が持つ雄ねじ部に螺合し、前記軸ボルト11を長孔14・14の所要位 置に固定する。また符号13で指示されるものは平ワッシャーであって、前記蝶ナ ット15・15と支柱1・1の間と、支柱1・1と棚板10・10の間にそれぞれ介在す る。
【0010】 次に、ラックの使用状態について述べると、図2に示すように軸ボルト11・11 …を長孔14・14の最下部に蝶ナット15・15…で固定すると、軸ボルト11・11…に よって軸支された棚板10・10…が、ステー2・2…によって回動が制限され、2 つの棚板10・10が恰もV字を成すように多段状に支承され、棚板10・10…が格納 状態になる。このまま格納すれば、格納スペースが頗る小さくて済む。
【0011】 また、図3に示すように軸ボルト11・11…を長孔14・14の最上部に蝶ナット15 ・15…で固定すると、軸ボルト11・11…によって軸支された棚板10・10…の裏面 を、ステー2・2…が支承し、棚板10・10…が水平状態に支承され、棚板が開口 状態になる。
【0012】 以上がこの実施例における使用状態であるが、ちなみに、棚板10・10…は支柱 1・1間を軸ボルト11・11…を軸に回動自由であるが、ステー2・2…が、棚板 10・10…の裏面を支承するので、回動が制限され、実際には、棚板10・10…は格 納状態から、水平状態になるまでしか回動せず、其処に安定する。
【0013】 また、本実施例は長孔14・14に沿って、軸ボルト11・11…がスライドすると共 に、棚板10・10…は、支柱1・1間で軸ボルト11・11…を回動軸として回動自由 になるため、棚板10・10…を自由に折り畳むことができ、棚板10から物品を出し 入れする際、目的の棚板10の上部にある棚板10の端部に設けた把手を持ち上げる ことにより、目的の棚板10の物品を出し入れするのに有効なスペースが増し、物 品をスムーズに出し入れする事ができる。その上、図4に示すように、背の高い 物品を棚板10に載置する場合、棚板10を外側に向って上向きに傾斜させることに より、背の高い物品をラックに収納することも可能になる。
【0014】 〔第2実施例〕 図5に示す第2実施例は、前述した軸ボルト11・11…を互いに連動させる点に 特徴を有し、その他の構成は第1実施例と同様である。
【0015】 図5の符号16で指示されるのは、各軸ボルト11・11…を回動自在に連結するコ ネクティングロットであって、当該コネクティングロット16は各段の軸ボルト11 ・11…に相対して穿設、挿入されており、かつ、前述の蝶ナット15と平ワッシャ ー13の間に介在させる一方、各軸ボルト11・11…が連動するように当該コネクテ ィングロット16を支柱1・1の外側に設ける。よって、当該コネクティングロッ ト16が、各段の軸ボルト11を連動させるので、1段の棚板10・10を開閉・格納す るために、軸ボルト11を前述の長孔14・14内で移動させるのに伴い、各段の軸ボ ルト11・11…も連なって長孔14・14内を移動し、各段棚板10・10…が同時に開閉 ・格納される。即ち、各段の棚板10・10を同時に開閉・格納することが可能にな る。
【0016】 本考案の実施例は概ね上記のとおりであるが、本考案は前述の実施例に限定さ れるものではなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更が 可能であって、例えば棚板10の形状を方形でなく円形にすること、支柱1や棚板 10の材質を、アルミニウムやその他の合金に変更することも可能である。
【0017】 また、長孔14・14に左右一対の凹部を複数個設ければ、予め決まった複数の位 置に棚板10・10…を固定することが可能になることや、本実施例の長孔14・14… の長さを高さ方向に延長すれば、棚板10・10…を外方に向って下向きに傾斜させ ることも可能になり、これら何れの変更態様も本考案の技術的範囲に属すること はいうまでもない。
【0018】
【考案の効果】
以上、実施例を挙げて説明したとおり、本考案によれば、棚板を容易に拡展し て格納する事ができ、しかも棚板を自由に折り畳むことができるため、背の高い 物品を棚板に載置する場合、図4に示すように、棚板10を外側に向って上向きに 傾斜させることにより、背の高い物品をラックに収納することが可能になる。
【0019】 また、棚板は支柱1・1間で軸ボルト11を回動軸として回動自由になるため、 棚板から物品を出し入れする際、目的の棚板の上部にある棚板の端部に設けた把 手を持ち上げることにより、物品を出し入れするのに有効なスペースが増し、物 品をスムーズに出し入れする事が可能になる。以上のように、本考案は、棚板に 載置する物体の背が高くても対応することができ、尚且つ、スムーズに物品を棚 から出し入れできる。さらに要すれば、コネクティングロット16を設けることに より、各段の棚板を同時に開閉・格納することが可能になる。つまり、真に実用 価値が大であり、さらに用途が拡大する多段型折畳みラックである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施例品の開口時の斜視図である。
【図2】図2は第1実施例品の格納時の斜視図である。
【図3】図3は第1実施例品の開口時の部分拡大分解斜
視図である。
【図4】図4は第1実施例品の他形態の斜視図である。
【図5】図5は第2実施例品の開口時の斜視図である。
【符号の説明】
1 支柱 2 ステー 10 棚板 10a 棚板10の基端 11 軸ボルト 12 丁番 13 平ワッシャー 14 長孔 15 蝶ナット 16 コネクティングロット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の棚板10・10…を折畳み自在に設け
    た多段型ラックにおいて、これら棚板10・10…を支柱1
    ・1を中心にして対称に多段状に並ぶ如く、かつ、各棚
    板10の基端10aが支柱1に沿ってスライド可能にクリア
    ランス結合すると共に、これら各棚板10の基端10aを固
    定部材15によって各別にロック可能にする一方、前記両
    支柱1・1の棚板持出側には各棚板10・10…の裏面を支
    承するステー2・2…を配設したことを特徴とする多段
    型折畳みラック。
  2. 【請求項2】 複数の棚板10・10…を折畳み自在に設け
    た多段型ラックにおいて、これら棚板10・10…を支柱1
    ・1を中心にして対称に多段状に並ぶ如く、かつ、各棚
    板10の基端10aが支柱1に沿ってスライド可能にクリア
    ランス結合すると共に、これら各棚板10の基端10aを固
    定部材15によって各別にロック可能にする一方、前記両
    支柱1・1の棚板持出側には各棚板10・10…の裏面を支
    承するステー2・2…を配設し、かつ、各段の軸ボルト
    11・11…を連結せしめるコネクティングロット16を設
    け、複数の棚板10・10…を一度に開口・格納可能にした
    ことを特徴とする多段型折畳みラック。
JP1994011871U 1994-09-26 1994-09-26 多段型折畳みラック Expired - Lifetime JP3009473U (ja)

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