JP3009246U - オゾン発生器用油冷却装置 - Google Patents

オゾン発生器用油冷却装置

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JP3009246U
JP3009246U JP1994013177U JP1317794U JP3009246U JP 3009246 U JP3009246 U JP 3009246U JP 1994013177 U JP1994013177 U JP 1994013177U JP 1317794 U JP1317794 U JP 1317794U JP 3009246 U JP3009246 U JP 3009246U
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cooling
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ozone generator
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俊彦 呉
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俊彦 呉
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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オゾン発生器のオゾン発生率を高めるオゾン
発生器用油冷却装置の提供。 【構成】 本考案は、一種のオゾン発生器用油冷却装置
であり、このオゾン発生器は一つの内管及び該内管を包
囲する外管を含み、さらに該外管を包囲する一つの冷却
管を有し、且つ発生器の両端にそれぞれ1つの連通管が
設けられてこれにより内管の内部と、内冷却管の内壁及
び外管の外壁の周りに形成された環状の空間とが連通さ
れ、及び内管内部と冷却管の内壁から及び外管の外壁の
周囲に形成された空間とに冷却油を充満することを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本考案は一種のオゾン発生器用油冷却装置に関し、特に、冷却油を利用した冷 却回路装置を指し、オゾン発生器の放電管壁の冷却効率を増強し、オゾン発生率 を高めるものに関する。 【0002】 【従来の技術】 従来より、オゾン発生器はその電極管壁の冷却には、わずかに、空気を電極管 壁の一端から流入させ管壁と熱交換を進行した後、もう一端から流出させる単純 なものがある。ただし、空気を冷却媒体として利用するのはその熱伝導係数が小 さいことから、空気の流速を速めて有効に管壁の温度を下げる必要があった。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】 本考案の課題は、油を冷却用媒体とするオゾン発生器用油冷却装置を提供し、 これにより両電極管壁の冷却効果を高めることである。 【0004】 本考案のもう一つの課題は冷却用油を密閉管内に入れ、この冷却用油により管 壁の熱量変化を吸収してより温度の低い部分へと伝導し、これにより熱の携帯を 完成し、故に油冷却循環に他の動力を必要としないことである。 【0005】 本考案のさらにもう一つの目的は、空気の流入口及び電極放電を経て得たオゾ ン流出口上にそれぞれ一つの分流板を設けて蓋をし、これにより空気及びオゾン の流入及び流出の流路を平均に分散し、空気を放電電極間の空間内に平均して分 配し、これにより容易に空気放電反応を完成し、オゾン発生率を高めることであ る。 【0006】 【課題を解決するための手段】 本考案は、一つの内管と該内管を包囲する一つの外管とを包括するオゾン発生 器に、上記外管を包囲する一つの冷却管を設け、該オゾン発生器の両端にはそれ ぞれ一つの連通管を設けて該内管の内部と上記冷却管の内壁と上記外管の外壁と の間に形成した空間とを連通させ、該内管内部と該冷却管内壁と該外管外壁の間 に形成した空間に冷却用油を充満する。 【0007】 さらに、本考案では、内管外壁と外管内壁の間に形成した放電空間には、その 空気の入口端及びオゾンの出口端にそれぞれ一つの分流板を設けて蓋をし、該分 流板の周囲には等間隔で厚みを貫通する溝を設ける。 【0008】 【作用】 本考案は一種のオゾン発生器用油冷却装置であり、特に冷却油を利用した冷却 回路装置であり、オゾン発生器の放電管壁の冷却効率を増強し、オゾン発生率を 高める。 【0009】 【実施例】 図2及び図3に示すように、周知のオゾン発生器は、一つの内管(1)と、一 つの外管(2)を包括する。そのうち内管(1)は、陽極とされその外表面上が 1層のセラミックで被覆され管の外壁が保護されている。一方、上記外管(2) は、上記内管(1)を包囲するように設けられ陰極とされる。こうして、内管( 1)の外管壁及び外管(2)の内管壁の間に一つの環状の放電空間が形成される 。 【0010】 本考案の提供する技術は、この外管(2)の外に、別に一つの冷却管(3)を ある間隔を隔てて外管(2)を包囲するように設け、且つ冷却管(3)の外表面 は放熱片(4)で連接する。同時に、左右端にはそれぞれ一つの連通管(5a) 、(5b)を設け、内管(1)と冷却管(3)の内壁と外管(2)の外壁の間に 形成された空間とを連通させる。このほか、内管(1)に包囲された部分と、冷 却管(3)の内壁と外管(2)の外壁の間に形成された空間とに、冷却油(6) を充満する。 【0011】 本考案のこの外の構造は、外管(2)の両側にそれぞれ一つの分流板(7)( 図3参照)を設けて蓋をすることである。この分流板(7)の円周上には等間隔 に溝(701)、(702)...を設ける。 【0012】 本考案では、空気を右端の進口管(8a)から引き入れる時、分流板(7)を 経て引き入れた気流を分散し、各溝(701)、(702)...より内管(1 )の外壁と外管(2)の外壁が形成する放電空間内に流入させ、空気をオゾンと した後、もう一端の分流板(7)より流出させ、出口管(8b)を経て集め、収 集する。分流板(7)の分流作用により、空気を平均的に放電空間内に分布させ ることができ、これにより反応率を高める。このほか、一部の遊離された空気分 子が管壁に衝突して放熱するために管壁温度が上昇する時には、冷却油(6)が 熱を取り出すことにより、並びに冷却油(6)の熱対流作用により、熱された内 管(1)内の冷却油が温度の低い区域、即ち外管(2)の外壁と冷却管(3)の 間の区域に流れて冷却され、この区域の冷たい冷却油は内管(1)の内部区域に 流れ込む。この流動が継続して進行されることで、管壁の温度を一定に保ち、オ ゾンが熱により再分解され、その発生率が低下することを防ぐことができる。 【0013】 【考案の効果】 本考案のオゾン発生器用油冷却装置は、油を冷却用媒体とし、両電極管壁の冷 却効果を高め、これによりオゾン発生率を高めることができる。 【0014】 本考案はさらに、冷却用油を密閉管内に入れ、この冷却用油により管壁の熱量 変化を吸収してより温度の低い部分へと伝導し、これにより熱の携帯を完成し、 故に油冷却循環に他の動力を必要としない。 【0015】 本考案はさらにまた、空気の流入口及び電極放電を経て得たオゾン流出口上に それぞれ一つの分流板を設けて蓋をし、これにより空気及びオゾンの流入及び流 出の流路を平均に分散し、空気を放電電極間の空間内に平均して分配し、これに より容易に空気放電反応を完成し、オゾン発生率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案のオゾン発生器用油冷却装置を従来のオ
ゾン発生器に組み合わせた斜視図である。 【図2】上記図1の断面図である。 【図3】上記図2のA−A線における断面図である。 【符号の説明】 1・・・内管 2・・・外管 3・・・冷却管 4・・
・放熱片 5a、5b・・・連通管 6・・・冷却油 7・・・分
流板 701、702・・・・・・溝 8a・・・進口管 8
b・・・出口管

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項I】 一つの内管と該内管を包囲する一つの外
    管とを包括するオゾン発生器に、上記外管を包囲する一
    つの冷却管を設け、該オゾン発生器の両端にはそれぞれ
    一つの連通管を設けて該内管の内部と上記冷却管の内壁
    と上記外管の外壁との間に形成した空間とを連通させ、
    該内管内部と該冷却管内壁と該外管外壁の間に形成した
    空間に冷却用油を充満することを特徴とする、オゾン発
    生器用油冷却装置。 【請求項2】 内管外壁と外管内壁の間に形成した放電
    空間には、その空気の入口端及びオゾンの出口端にそれ
    ぞれ一つの分流板を設けて蓋をし、該分流板の周囲には
    等間隔で厚みを貫通する溝を設ける、請求項1に記載の
    オゾン発生器用油冷却装置。
JP1994013177U 1994-09-20 1994-09-20 オゾン発生器用油冷却装置 Expired - Lifetime JP3009246U (ja)

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