JP3009071U - 携帯用磁気シ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長旅等に際して携帯するのに適し、座席シ−
トの背もたれに配置してもたれ掛ったり、膝に掛けた
り、あるいは、宿泊先で寝具上に敷いたりして用いるこ
とにより、血行が促進され、以て長時間着座することに
よる疲れを癒すことができる携帯用磁気シ−トを提供す
ることを目的とする。 【構成】 ポリエステル繊維、綿等を薄手に充填すると
共に、多数の永久磁石を内蔵した大型磁気シ−ト１と小
型磁気シ−ト２とを設け、前記小型磁気シ−ト２の周囲
にファスナ−３、ベルベットテ−プ等の締結手段を取付
け、前記小型磁気シ−ト２は二つ折した状態で前記締結
手段を介して袋状をなすようにし、前記袋状となった小
型磁気シ−ト２内に小さく折畳んだ大型磁気シ−ト１を
収納可能にして成る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は携帯用磁気シ−ト、より詳細には、旅行や出張等に際して携帯するの に好適で、飛行機や列車の座席シ−トの背もたれに配置して背中を当てたり、膝 に掛けたり、あるいは、宿泊先で寝具上に敷いたりする、永久磁石を備えた携帯 用磁気シ−トに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

旅行や出張等に際して長時間飛行機や列車に乗るような場合、長時間同じ姿勢 を維持することが多いために血行が損なわれ、そのために疲れがたまったり、コ リや痛みを感じたりしやすい。しかし、従来は、このような場合に血行を促進し てコリや痛みの発生を防止するための好適な携帯具は提唱されていない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上述したように従来は、長旅に際して携帯し、適時使用して血行を促進するた めの携帯具は提唱されていなかった。 そこで本考案は、長旅等に際して携帯するのに適し、座席シ−トの背もたれに 配置してもたれ掛ったり、膝に掛けたり、あるいは、宿泊先で寝具上に敷いたり して用いることにより、血行が促進され、以て長時間着座することによる疲れを 癒すことができる携帯用磁気シ−トを提供することを課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、ポリエステル繊維、綿等を薄手に充填すると共に、多数の永久磁石 を内蔵した大型磁気シ−トと小型磁気シ−トとを設け、前記小型磁気シ−トの周 囲にファスナ−、ベルベットテ−プ等の締結手段を取付け、前記小型磁気シ−ト は二つ折した状態で前記締結手段を介して袋状をなすようにし、前記袋状となっ た小型磁気シ−ト内に小さく折畳んだ大型磁気シ−トを収納可能にして成る携帯 用磁気シ−ト、を以て上記課題を解決した。

【０００５】

【作 用】

大型磁気シ−トを折畳んで袋状にした小型磁気シ−ト内に収納した状態で携持 でき、使用時にはそれらを拡げて背や膝等に当てる。また、上記収納状態のまま 枕として利用することもできる。

【０００６】

【実施例】

本考案の好ましい実施例を添付図面に依拠して説明する。 図中１は大型磁気シ−ト、２は小型磁気シ−トであり、共に袋状にした側地内 にポリエステル繊維、綿等を薄く充填し、適宜キルティング処理したものである 。大型磁気シ−ト１は例えば１１５×６５ｃｍの大きさとし、小型磁気シ−ト２ は例えば５５×３５ｃｍの大きさとする。

【０００７】 大型磁気シ−ト１及び小型磁気シ−ト２内には、タブレット状のフェライト磁 石、線状磁石等の永久磁石を多数配備する。この永久磁石は、普通、側地の内面 に等間隔置きに固定される。タブレット状の場合、例えば、大型磁気シ−ト１に ついては１６０個、小型磁気シ−ト２については５２個配置する。

【０００８】 小型磁気シ−ト２の周囲には、ファスナ−３、ベルベットテ−プ、ホック等の 締結手段が取付けられ、二つ折した状態でファスナ−３等を閉めることにより袋 状となり、内部にシ−ト状物の収納が可能となる。本考案においては、大型磁気 シ−ト１を折畳んで収納することになるが、その代わりに、あるいは、それと共 にタオルその他のシ−ト状物を収納することもできる。

【０００９】 本考案に係る磁気シ−トは、大型磁気シ−ト１を小さく折畳んで二つ折した小 型磁気シ−ト２内に収め、ファスナ−３等を締結した状態にて携帯する。使用に 際しては、小型磁気シ−ト２を開き、大型磁気シ−ト１を取出して展開する。そ して、例えば、大型磁気シ−ト１を座席の背もたれに当てて寄り掛かり、小型磁 気シ−ト２を膝に掛ける（図３参照）。かくして各磁気シ−ト１、２内の永久磁 石の作用により血行が促進されてコリが解消され、長旅であってもさ程苦痛を感 じることがなく、快適な旅を満喫できる。

【００１０】 また、宿泊先等においては、大型磁気シ−ト１を敷寝具上に敷き、小型磁気シ −ト２を枕上に載せたりして利用することができ、また、袋状にした小型磁気シ −ト２内に大型磁気シ−ト１を収納した状態で、枕として使用することもできる 。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は上述した通りであって、小型磁気シ−トがそのままバッグとなり、そ の中に大型磁気シ−トを小さく折畳んで収納できるので、旅行、出張等に際して 携帯するのに便利で、飛行機や列車等において長時間着座する際等に取出して座 席の背もたれに当てたり、膝に掛けたりし、また、宿泊先で寝具上に敷いたり枕 として利用することにより、永久磁石の作用で血行が促進されるため、長時間着 座することによってコリや疲れが発生することが極力抑えられ、以て快適な旅を 楽しむことが可能となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の実施例における大型磁気シ−トの小
型磁気シ−ト内への収納方法を示す斜視図である。

【図２】 本考案の実施例における大型磁気シ−トの小
型磁気シ−ト内への収納状態を示す斜視図である。

【図３】 本考案の実施例における大型磁気シ−トと小
型磁気シ−トの使用状態を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 大型磁気シ−ト ２ 小型磁気シ−ト ３ ファスナ−

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ポリエステル繊維、綿等を薄手に充填す
   ると共に、多数の永久磁石を内蔵した大型磁気シ−トと
   小型磁気シ−トとを設け、前記小型磁気シ−トの周囲に
   ファスナ−、ベルベットテ−プ等の締結手段を取付け、
   前記小型磁気シ−トは二つ折した状態で前記締結手段を
   介して袋状をなすようにし、前記袋状となった小型磁気
   シ−ト内に小さく折畳んだ大型磁気シ−トを収納可能に
   して成る携帯用磁気シ−ト。