JP3008529U - 着装式定期入 - Google Patents
着装式定期入Info
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- JP3008529U JP3008529U JP1994012061U JP1206194U JP3008529U JP 3008529 U JP3008529 U JP 3008529U JP 1994012061 U JP1994012061 U JP 1994012061U JP 1206194 U JP1206194 U JP 1206194U JP 3008529 U JP3008529 U JP 3008529U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 定期券の取り扱いが片手で簡単に行える着装
式定期入を提供する。 【構成】 上部に開口を有した定期入本体の前面板部に
上辺に達する窓孔を設け、この窓孔には上部中央に欠部
を有した透明板を取り付け、裏面板部の外面にはベルト
通しを取り付け、この裏面板部の上端は前面板部の外側
に折り重なる蓋面部を延設し、また前面板部の下端部位
には一方側係止具を取り付け、上記蓋面部の自由端先端
部の内側には一他方側係止具を取り付けてなる。
式定期入を提供する。 【構成】 上部に開口を有した定期入本体の前面板部に
上辺に達する窓孔を設け、この窓孔には上部中央に欠部
を有した透明板を取り付け、裏面板部の外面にはベルト
通しを取り付け、この裏面板部の上端は前面板部の外側
に折り重なる蓋面部を延設し、また前面板部の下端部位
には一方側係止具を取り付け、上記蓋面部の自由端先端
部の内側には一他方側係止具を取り付けてなる。
Description
【0001】
本考案はランドセルの背負い帯等に装着できるようになした着装式定期入に関 するものである。
【0002】 従来、定期入は使用者のポケットに収納するようになっている。
【0003】
しかし、従来のポケット収納式の定期入は、取り扱いが煩雑であるという課題 を有している。特に最近は自動改札方式が普及したので、従来のポケット収納式 の定期入は、ポケットより取出、定期券を取出、自動改札機に挿入し、改札を通 過したら定期券を取ってこれを定期入に収納し、ポケットに収納するという工程 が必要で、とても煩雑であるという指摘がなされている。また、学童が人で混み あう改札口での通行で、このような両手を使用した作業を行うのは煩雑であるば かりか注意がこの作業に集中し危険性を伴うという課題をも有するものであった 。
【0004】 そこで本考案は上記課題に鑑みなされたもので、定期券の取り扱いが片手で簡 単に行える着装式定期入を提供することを目的としたものである。
【0005】
上記の目的に沿い、先述実用新案登録請求の範囲を要旨とする本考案の構成は 前述課題を解決するために、上部に開口を有した定期入本体1の前面板部2に上 辺に達する窓孔3を設け、この窓孔3には上部中央に欠部4aを有した透明板4 を取り付け、 上記定期入本体1の裏面板部6の外面にはベルト通し5を取り付け、この裏面 板部6の上端は前面板部2の外側に折り重なる蓋面部7を延設し、 また上記定期入本体1の前面板部2の下端部位には一方側係止具8aを取り付 け、上記蓋面部7の自由端先端部の内側には一方側係止具8aに着脱可能に係止 する他方側係止具8bを取り付けてなる技術的手段を講じたものである。
【0006】 また「請求項2」の考案は、上部に開口を有した定期入本体1の前面板部2に 上辺に達する窓孔3を設け、この窓孔3には上部中央に欠部4aを有した透明板 4を取り付け、 上記定期入本体1の裏面板部6の外面にはベルト通し5を取り付け、この裏面 板部6の上端は前面板部2の外側に折り重なる蓋面部7を延設し、 また上記定期入本体1の前面板部2の下端部位には一方側係止具8aを取り付 け、上記蓋面部7の自由端先端部の内側には一方側係止具8aに着脱可能に係止 する他方側係止具8bを取り付け、該蓋面部7の自由端先端部の外側には反射テ ープ材9を取り付けてなる技術的手段を講じたものである。
【0007】 また「請求項3」の考案は、上部に開口を有した定期入本体1の前面板部2に 上辺に達する窓孔3を設け、この窓孔3には上部中央に欠部4aを有した透明板 4を取り付け、 上記定期入本体1の裏面板部6の外面にはベルト通し5を取り付け、この裏面 板部6の上端は前面板部2の外側に折り重なる蓋面部7を延設し、 また上記裏面板部6の上端部位には両翼板10a,10bがスプリング13に よって両者が180度の角度に開くよう付勢したヒンジ具10の一方翼板10a を取り付け、このヒンジ具10の他方翼板10bを上記蓋面部7に取り付け、 また上記定期入本体1の前面板部2の下端部位には一方側係止具8aを取り付 け、上記蓋面部7の自由端先端部の内側には一方側係止具8aに着脱可能に係止 する他方側係止具8bを取り付けてなる技術的手段を講じたものである。
【0008】 また「請求項4」の考案は、上部に開口を有した定期入本体1の前面板部2に 上辺に達する窓孔3を設け、この窓孔3には上部中央に欠部4aを有した透明板 4を取り付け、 上記定期入本体1の裏面板部6の外面にはベルト通し5を取り付け、この裏面 板部6の上端は前面板部2の外側に折り重なる蓋面部7を延設し、 また上記裏面板部6の上端部位には両翼板10a,10bがスプリング13に よって両者が折り重なるよう付勢したヒンジ具10の一方翼板10aを取り付け 、このヒンジ具10の他方翼板10bを上記蓋面部7に取り付けてなる技術的手 段を講じたものである。
【0009】 また「請求項5」の考案は上部に開口を有した定期入本体1の前面板部2に上 辺に達する窓孔3を設け、この窓孔3には上部中央に欠部4aを有した透明板4 を取り付け、 上記定期入本体1の裏面板部6の外面にはベルト通し5を取り付け、この裏面 板部6の上端は前面板部2の外側に折り重なる蓋面部7を延設し、 また上記裏面板部6の上端部位には両翼板10a,10bがスプリング13に よって両者が折り重なるよう付勢したヒンジ具10の一方翼板10aを取り付け 、このヒンジ具10の他方翼板10bを上記蓋面部7に取り付け、 上記ヒンジ具10の他方翼板10bには引き紐11の一端を固定し、この引き 紐11の他端はヒンジ具10の枢着部10cの外面に沿わせた後裏面板部6の外 側に貫出して定期入本体1の下方まで垂れ下げてなる技術的手段を講じたもので ある。
【0010】
それ故本考案着装式定期入は、ベルト通し5にランドセル30の背負い帯31 を通し、「図1」に示すように定期入本体1を該背負い帯31に装着する。する と、常時はランドセル30を背負うことで定期入本体1ないしそこに収納した定 期券を携行でき、蓋面部7を設けてあるので定期券に記載されている氏名、利用 駅名等の個人的情報は隠蔽される作用を呈する。
【0011】 そして、有人改札口を通過する際は片手で蓋面部7を開く。すると、定期券は 透明板4の内側にあるので駅員に目視可能に提示できるよう作用する。また、無 人の自動改札の場合は、蓋面部7を開いた後、欠部4aによって一部が露出する 定期券部位に指を当て、これを上方にずらすことで該定期券を定期入本体1より 容易に抜き出し易い状態となす作用を呈する。したがって、この場合は、指の外 側で蓋面部7を開いた状態に保持しつつ定期券を指でつまみ、これを引き出せば 片手で定期券の引き出しが可能となり、また、改札を通った後定期券を定期入本 体1に戻す時は略逆の操作で同じく片手で行える作用を呈する。
【0012】 また「請求項2」の考案は上記作用に加え、反射テープ材9を取り付けてなる ので、夜間に自動車のライトを反射して歩行者の存在を自動車運転者に確実に確 認させる作用を呈する。
【0013】 また、「請求項3」の考案は、裏面板部6の上端部位には両翼板10a,10 bがスプリング13によって両者が180度の角度に開くよう付勢したヒンジ具 10の一方翼板10aを取り付け、このヒンジ具10の他方翼板10bを上記蓋 面部7に取り付け、定期入本体1の前面板部2の下端部位には一方側係止具8a を取り付け、上記蓋面部7の自由端先端部の内側には一方側係止具8aに着脱可 能に係止する他方側係止具8bを取り付けてあるので、常時は係止具8a,8b の係止でスプリング13の付勢力に抗して蓋面部7を閉じているが、両側係止具 8a,8bの係止を脱着すると蓋面部7はスプリング13の付勢力で自動的に開 く作用を呈する。
【0014】 また、「請求項4」の考案は、上記スプリング13の付勢力が逆方向、すなわ ち両翼板10a,10bがスプリング13によって両者が折り重なるよう付勢し てあるので、自動的に蓋面部7が閉じる作用を呈し、上記係止具8a,8bの使 用を省略できる。
【0015】 また、「請求項5」の考案は、他方翼板10bには引き紐11の一端を固定し 、この引き紐11の他端はヒンジ具10の枢着部10cの外面に沿わせた後裏面 板部6の外側に貫出して定期入本体1の下方まで垂れ下げてあるので、常時は蓋 面部7が閉じており、引き紐11の自由端を下方に引き下げた時のみ蓋面部7が 開く作用を呈するものである。
【0016】
次に、本考案の実施例を添付図面にしたがって説明する。図中、1が定期入本 体で、この定期入本体1は、上部に開口を有し、前面板部2に上辺に達する窓孔 3を設け、この窓孔3には上部中央に欠部4aを有した透明板4を取り付けてな る。
【0017】 上記定期入本体1は天然皮革、人工皮革、合成樹脂シートなどの可曲性生地で 構成され、前面板部2と裏面板部6とに二つ折りして、折り重なった両側辺部位 を縫合して上端に開口を有した袋状となせばよい。
【0018】 そして、前面板部2に設けた上記窓孔3は、下辺部と両側辺部とを所定幅で残 して上辺より欠部を設けて形成してある。
【0019】 また、上記透明板4は透明(半透明でよい)合成樹脂材が使用でき、その上部 中央に設ける欠部4aは、この欠部4aによって収納した定期券を直接指で触れ られるようになし、該定期券を指でずらして取り出すようになすものであるから 、その幅を指が入る程度のものとする。なお、この透明板4は定期入本体1に糊 着するか、前面板部2と裏面板部6とを縫合する際に共に縫合するようになす。
【0020】 そして、上記定期入本体1の裏面板部6の外面にはベルト通し5を取り付け、 この裏面板部6の上端は前面板部2の外側に折り重なる蓋面部7を延設してある 。
【0021】 上記ベルト通し5はベルト小片の両端を裏面板部6に縫着して構成した従来公 知なものが使用できる。なお、図示例では該ベルト通し5に、ランドセル30の 背負い帯31を挿通するようになしてあるので、その左右両端を裏面板部6に縫 着してあるが、図示しない服装ベルトを挿通する目的で使用する場合、言い換え るなら服装ベルトに装着して使用する場合は、該ベルト通し5の上下両端を裏面 板部6に縫着するようになせばよい。
【0022】 なお、上記ベルト通し5は、通常は裏面板部6(定期入本体1)と同じ材質で 構成されるが、本実施例ではゴム帯(ゴム材を織り込んだ帯)を使用し、背負い 帯31などを挿通した際に、ゴム帯の収縮で所定の締着力を有し容易には移動し ないようになしてある。
【0023】 なお、上記蓋面部7は、通常裏面板部6を延設して構成されるが、裏面板部6 の上端に別途用意した蓋面部7の基端部を縫着してもよいものである。
【0024】 そして、上記定期入本体1の前面板部2の下端部位には一方側係止具8aを取 り付け、上記蓋面部7の自由端先端部の内側には一方側係止具8aに着脱可能に 係止する他方側係止具8bを取り付けてなる。
【0025】 上記一方側係止具8aと他方側係止具8bとは従来公知な種々のものが使用で きるが、本実施例では平面的でコンパクトであるのと、錆びないことから面状フ ァスナーを使用している。
【0026】 上記蓋面部7と一方側係止具8aと他方側係止具8bとは、定期券の収納自体 には必須の構成要件ではない、しかし、定期券には前記したように氏名等の個人 情報が記載されている。従来のポケット収納式の定期入ではこれら個人情報は他 人が容易には見ることができないが、しかし、本考案の場合はこの蓋面部7が省 略されると「図1」に示したようにランドセル30の背負い帯31に装着すると これら個人情報は他人が容易に見ることができるようなる。そして、この個人情 報は、万が一悪用されると不測の事故原因となりかねないもので、特に学童など の低年齢者にとっては個人情報を悪用する者に十分な注意力を期待できず、定期 券に記載した氏名を呼ばれて、あたかも従来より知人であったかのようにふるま われ犯罪に巻き込まれた例もあり、これら個人情報は通常は見えないようになす ことが肝要である。
【0027】 そして「請求項2」の考案は、上記構成に加え、蓋面部7の自由端先端部の外 側には反射テープ材9を取り付けてなる。この反射テープ材9は、交通安全の目 的で使用されるもので、自動車のライトを反射して夜間の歩行者の存在を運転者 に判別し易いようになす者である。なお、「図2」に示した9aは校章等の表示 部位で、蓋面部7の外面には校章等の適宜表示を施してもよいのは無論である。
【0028】 また、「請求項3」の考案は、上記裏面板部6の上端部位には両翼板10a, 10bがスプリング13によって両者が180度の角度に開くよう付勢したヒン ジ具10の一方翼板10aを取り付け、このヒンジ具10の他方翼板10bを上 記蓋面部7に取り付けてある。
【0029】 このヒンジ具10は、定期入本体1に固定する一方翼板10aの上端に枢支軸 12を巻き込んで連結し、他方翼板10bの基端部をこの枢支軸12を同じく巻 き込むようにして枢支連結してなるのは通常のヒンジと同じである。そして、本 考案のヒンジ具10では、上記一方翼板10aは枢支軸12の両端部位を巻き込 んで連結し、この巻き込み部の中央側にはスプリング13を収納するための大径 部14,14を構成してある。そして、他方翼板10bは、上記枢支軸12の中 央部を巻き込むようにして連結し、大径部14,14内に収納したコイルスプリ ングよりなるスプリング13の一端は一方翼板10aまたは枢止軸12に固定し 、このスプリング13の他端は他方翼板10bに固定するようになしてある。
【0030】 上記ヒンジ具10は「請求項3」では、蓋面部7を自動的に開くために使用さ れるもので、スプリング13の付勢力は蓋面部7をその自重に抗して仰動させる に十分な力を有するようになしてある。
【0031】 上記ヒンジ具10を取り付けた場合、蓋面部7が常時開いていたのでは蓋とし て機能しない。そこで、この考案では、前記一方側係止具8aと他方側係止具8 bとはスプリング13の付勢力に抗して蓋面部7を閉じておくに十分な係止力を 有するようになしてある。
【0032】 したがって、この「請求項3」の考案では、一方側係止具8aと他方側係止具 8bとの係止を脱着すれば蓋面板7は自動的に仰動し、これを手などで保持する ことなく定期券の出し入れが行えることになるものである。
【0033】 次に、「請求項4」の考案は、上記裏面板部6の上端部位には両翼板10a, 10bがスプリング13によって両者が折り重なるよう付勢したヒンジ具10の 一方翼板10aを取り付け、このヒンジ具10の他方翼板10bを上記蓋面部7 に取り付けてなる。すなわち、この「請求項4」の考案は、上記スプリング13 の付勢方向を逆にして使用している。したがって、この場合は蓋面部7が閉じる 方向に該スプリング13で付勢されることになる。したがって、この場合は、前 記一方側係止具8aと他方側係止具8bとは不要となる。学童等年少者は運動量 が多いので、道を走ったりすると、蓋面部7が開いてしまうことがある。簡単に 蓋面部7が開いてしまうと、この蓋面部7が十分機能しなくなるし、開いたり閉 じたりするのは体裁も悪化し、破損の原因ともなるので、本考案では、ヒンジ具 10または一方側係止具8aと他方側係止具8bとを設けて蓋面部7は不必要時 には開かないようになしてある。
【0034】 また、「請求項5」の考案は、上記ヒンジ具10の他方翼板10bには引き紐 11の一端を固定し、この引き紐11の他端はヒンジ具10の枢着部10cの外 面に沿わせた後裏面板部6の外側に貫出して定期入本体1の下方まで垂れ下げ( 図示はしていないが、ランドセル30に取り付ける場合は、背負い帯31に沿わ せて垂れ下げる。)てなる。
【0035】 上記引き紐11は蓋面部7を開くためのもので、この引き紐11の自由端下端 を下方に引くと、他方翼板10bは仰動し蓋面部7は開くようになっている。な お、上記引き紐11は、他方翼板10bが枢止軸12を巻き込む巻き込み部位1 5の他方翼板10b側に固定してもよいが、この巻き込み部位15は大径に構成 すると大きなトルクを得られるものである。
【0036】
本考案は上記のごときで、ベルト通し5にランドセル30の背負い帯31等を 通すことで定期入本体1を使用者の体や持ち物に装着できる着装式定期入を提供 できるものである。
【0037】 したがって、目立つ場所に装着すれば、いちいち定期券をポケットより取り出 さなくてすみ取り扱いが簡便化され、同時に蓋面部7を設けてあるので定期券に 記載されている氏名、利用駅名等の個人的情報は不特定の他人には知られない着 装式定期入を提供できるものである。
【0038】 そして、本考案着想式定期入を使用して有人改札口を通過する際は片手で蓋面 部7を開けば駅員に目視可能に提示でき、また、無人の自動改札の場合は、蓋面 部7を開いた後、欠部4aによって一部が露出する定期券に指を当て、これを上 方にずらすことで該定期券を定期入本体1より容易に抜き出し安い状態となすこ とができ、この際指の外側で蓋面部7を開いた状態に保持しつつ定期券を指でつ まみ、これを引き出せば片手で定期券の引き出しが可能となり、また、改札を通 った後定期券を定期入本体1に戻す時は略逆の操作で同じく片手で行え、操作性 のよい着装式定期入を提供できるものである。
【0039】 また「請求項2」の考案は、上記効果に加え反射テープ材9を取り付けてなる ので、夜間に自動車のライトを反射して歩行者の存在を自動車運転者に確実に確 認させる着装式定期入を提供できるものである。
【0040】 また、「請求項3」の考案は、裏面板部6の上端部位には両翼板10a,10 bがスプリング13によって両者が180度の角度に開くよう付勢したヒンジ具 10の一方翼板10aを取り付け、このヒンジ具10の他方翼板10bを上記蓋 面部7に取り付け、定期入本体1の前面板部2の下端部位には一方側係止具8a を取り付け、上記蓋面部7の自由端先端部の内側には一方側係止具8aに着脱可 能に係止する他方側係止具8bを取り付けてあるので、常時は係止具8a,8b の係止でスプリング13の付勢力に抗して蓋面部7を閉じているが、両側係止具 8a,8bの係止を脱着すると蓋面部7はスプリング13の付勢力で自動的に開 く、更に操作性のよい着装式定期入を提供できるものである。
【0041】 また、「請求項4」の考案は、上記スプリング13の付勢力が逆方向、すなわ ち両翼板10a,10bがスプリング13によって両者が折り重なるよう付勢し てあるので、自動的に蓋面部7が閉じ、係止具8a,8bの使用を省略しても定 期券に記載された個人情報は確実に隠蔽できる着装式定期入を提供できるもので ある。
【0042】 また、「請求項5」の考案は、他方翼板10bには引き紐11の一端を固定し 、この引き紐11の他端はヒンジ具10の枢着部10cの外面に沿わせた後裏面 板部6の外側に貫出して定期入本体1の下方まで垂れ下げてあるので、常時は蓋 面部7が閉じており、引き紐11の自由端を下方に引き下げた時のみ蓋面部7が 開く着装式定期入を提供できるものである。
【図1】本考案着装式定期入をランドセルに装着した斜
視図である。
視図である。
【図2】本考案着装式定期入の一実施例を示す正面図で
ある。
ある。
【図3】背面図である。
【図4】縦断面図である。
【図5】蓋面部を開いた斜視図である。
【図6】本考案に使用されるヒンジ具の斜視図である。
1 定期入本体 2 前面板部 3 窓孔 4 透明板 4a 欠部 5 ベルト通し 6 裏面板部 7 蓋面部 8a 一方側係止具 8b 他方側係止具 9 反射テープ材 10 ヒンジ具 10a 一方翼板 10b 他方翼板 11 引き紐 13 スプリング
Claims (5)
- 【請求項1】 上部に開口を有した定期入本体(1)の
前面板部(2)に上辺に達する窓孔(3)を設け、この
窓孔(3)には上部中央に欠部(4a)を有した透明板
(4)を取り付け、 上記定期入本体(1)の裏面板部(6)の外面にはベル
ト通し(5)を取り付け、この裏面板部(6)の上端は
前面板部(2)の外側に折り重なる蓋面部(7)を延設
し、 また上記定期入本体(1)の前面板部(2)の下端部位
には一方側係止具(8a)を取り付け、上記蓋面部
(7)の自由端先端部の内側には一方側係止具(8a)
に着脱可能に係止する他方側係止具(8b)を取り付け
てなる着装式定期入。 - 【請求項2】 上部に開口を有した定期入本体(1)の
前面板部(2)に上辺に達する窓孔(3)を設け、この
窓孔(3)には上部中央に欠部(4a)を有した透明板
(4)を取り付け、 上記定期入本体(1)の裏面板部(6)の外面にはベル
ト通し(5)を取り付け、この裏面板部(6)の上端は
前面板部(2)の外側に折り重なる蓋面部(7)を延設
し、 また上記定期入本体(1)の前面板部(2)の下端部位
には一方側係止具(8a)を取り付け、上記蓋面部
(7)の自由端先端部の内側には一方側係止具(8a)
に着脱可能に係止する他方側係止具(8b)を取り付
け、該蓋面部(7)の自由端先端部の外側には反射テー
プ材(9)を取り付けてなる着装式定期入。 - 【請求項3】 上部に開口を有した定期入本体(1)の
前面板部(2)に上辺に達する窓孔(3)を設け、この
窓孔(3)には上部中央に欠部(4a)を有した透明板
(4)を取り付け、 上記定期入本体(1)の裏面板部(6)の外面にはベル
ト通し(5)を取り付け、この裏面板部(6)の上端は
前面板部(2)の外側に折り重なる蓋面部(7)を延設
し、 また上記裏面板部(6)の上端部位には両翼板(10
a,10b)がスプリング(13)によって両者が18
0度の角度に開くよう付勢したヒンジ具(10)の一方
翼板(10a)を取り付け、このヒンジ具(10)の他
方翼板(10b)を上記蓋面部(7)に取り付け、 また上記定期入本体(1)の前面板部(2)の下端部位
には一方側係止具(8a)を取り付け、上記蓋面部
(7)の自由端先端部の内側には一方側係止具(8a)
に着脱可能に係止する他方側係止具(8b)を取り付け
てなる着装式定期入。 - 【請求項4】 上部に開口を有した定期入本体(1)の
前面板部(2)に上辺に達する窓孔(3)を設け、この
窓孔(3)には上部中央に欠部(4a)を有した透明板
(4)を取り付け、 上記定期入本体(1)の裏面板部(6)の外面にはベル
ト通し(5)を取り付け、この裏面板部(6)の上端は
前面板部(2)の外側に折り重なる蓋面部(7)を延設
し、 また上記裏面板部(6)の上端部位には両翼板(10
a,10b)がスプリング(13)によって両者が折り
重なるよう付勢したヒンジ具(10)の一方翼板(10
a)を取り付け、このヒンジ具(10)の他方翼板(1
0b)を上記蓋面部(7)に取り付けてなる着装式定期
入。 - 【請求項5】 上部に開口を有した定期入本体(1)の
前面板部(2)に上辺に達する窓孔(3)を設け、この
窓孔(3)には上部中央に欠部(4a)を有した透明板
(4)を取り付け、 上記定期入本体(1)の裏面板部(6)の外面にはベル
ト通し(5)を取り付け、この裏面板部(6)の上端は
前面板部(2)の外側に折り重なる蓋面部(7)を延設
し、 また上記裏面板部(6)の上端部位には両翼板(10
a,10b)がスプリング(13)によって両者が折り
重なるよう付勢したヒンジ具(10)の一方翼板(10
a)を取り付け、このヒンジ具(10)の他方翼板(1
0b)を上記蓋面部(7)に取り付け、 上記ヒンジ具(10)の他方翼板(10b)には引き紐
(11)の一端を固定し、この引き紐(11)の他端は
ヒンジ具(10)の枢着部(10c)の外面に沿わせた
後裏面板部(6)の外側に貫出して定期入本体(1)の
下方まで垂れ下げてなる着装式定期入。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012061U JP3008529U (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 着装式定期入 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012061U JP3008529U (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 着装式定期入 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3008529U true JP3008529U (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=43144350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994012061U Expired - Lifetime JP3008529U (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 着装式定期入 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3008529U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016209439A (ja) * | 2015-05-13 | 2016-12-15 | 株式会社ニトリホールディングス | ランドセル |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP1994012061U patent/JP3008529U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016209439A (ja) * | 2015-05-13 | 2016-12-15 | 株式会社ニトリホールディングス | ランドセル |
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