JP3008132U - フトンカバ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、長さの異なるフトンに応じて長さ
調整が行えるフトンカバ−を提供することを目的とする
ものである。 【構成】 本考案は、袋状の掛けフトンカバ−本体１の
一端側および上端側を開放状となし、一端側に開閉部２
を設け、かつ上記上端側の下側部分を延設して長さ調整
部３を形成したフトンカバ−である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は長さの異なる掛けフトン、あるいは敷フトンに応じて長さ調整ができ るフトンカバ−に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の掛けフトン、あるいは敷フトン用のフトンカバ−は、図５に示すように 、一端側が開放状とされる袋状のカバ−ａ内にフトンｂを収納し、ファスナ−ｃ によってカバ−ａ内に内包するものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながらフトン長さが異なることが多く、その場合にはフトン長さに応じ たフトンカバ−をそのつど買い求めることになるので、長さの余ったまま使用す るのが現状である。 そこで本考案では上記問題点を解消するために、長さ調整が行えるフトンカバ −を提供することを目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の上記目的は次の如き構成のフトンカバ−によって達成できる。即ちそ の要旨は袋状の掛けフトンカバ−本体の一端側および上端側を開放状となし、一 端側に開閉部を設け、かつ上記上端側の下側部分を延設して長さ調整部を形成し たことを特徴とするフトンカバ−並びに袋状の敷フトンカバ−本体の一端側およ び下端側を開放状となし、一端側に開閉部を設け、かつ上記下端側の上側部分を 延設して長さ調整部を形成したことを特徴とするフトンカバ−である。

【０００５】

【作用】

本考案のフトンカバ−は、図３に示すように、掛けフトンカバ−本体１内に掛 けフトンＡを収納した後に、長さ調整部３によって掛けフトンカバ−本体１上端 よりはみ出した掛けフトンＡ部分を内包した状態で使用する。 次に図４に示すように、敷フトンカバ−本体１内に敷フトンＢを収納した後に 、長さ調整部３によって敷フトンカバ−本体１下端よりはみ出した敷フトンＢ部 分を内包し、上記長さ調整部３の先端側部分を、敷フトンカバ−本体１内に差し 入れるものである。

【０００６】

【実施例】

以下本考案に係るフトンカバ−を、その実施例を示す図面を参酌し乍ら詳述す る。 図１に示すように、掛けフトンカバ−本体１の一端側および上端側が開放状と され、上記一端側にファスナ−などによる開閉部２が設けられ、上記上端側の下 側部分が延設され長さ調整部３が形成されるものである。

【０００７】 次に図２に示すように、敷フトンカバ−本体１の一端側および下端側が開放状 とされ、上記一端側にファスナ−などによる開閉部２が設けられ、上記下端側の 上側部分が延設され長さ調整部３が形成されるものである。 なお上記開閉部２は、ファスナ−の他に、紐体などによって開閉する機構を使 用する場合もある。

【０００８】

【考案の効果】

以上述べて来た如く本考案によれば、長さの異なる掛けフトン、あるいは敷フ トンに応じて長さ調整が可能となり、かつその出し入れが非常に容易に行える効 果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の掛けフトンカバ−の説明図である。

【図２】本考案の敷フトンカバ−の説明図である。

【図３】本考案の掛けフトンカバ−の使用説明図であ
る。

【図４】本考案の敷フトンカバ−の使用説明図である。

【図５】従来のフトンカバ−の説明図である。

【符号の説明】

１ フトンカバ−本体 ２ 開閉部 ３ 長さ調整部

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 袋状の掛けフトンカバ−本体の一端側お
   よび上端側を開放状となし、一端側に開閉部を設け、か
   つ上記上端側の下側部分を延設して長さ調整部を形成し
   たことを特徴とするフトンカバ−。
2. 【請求項２】 袋状の敷フトンカバ−本体の一端側およ
   び下端側を開放状となし、一端側に開閉部を設け、かつ
   上記下端側の上側部分を延設して長さ調整部を形成した
   ことを特徴とするフトンカバ−。
3. 【請求項３】 上記開閉部をファスナ−により開閉自在
   としたことを特徴とする請求項１、若しくは２記載のフ
   トンカバ−。