JP3007204U - 名刺タイプのプライベートカード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は従来の機械的に活字で印刷された名
刺とは性格的にやや相違し本人が記載できる記事部分が
そのスペースを多く占めるところに特徴があり、所用を
もって相手を訪問した時に先方が不在の時その場でメッ
セージ等の記載を敏速かつ正確に記載できるようにした
ことと、さらにそのスペースの一部に絵柄を描き、該絵
柄は本人専用のオリジナル絵柄とし氏名の活字の役割を
果たすようにし、かつソフトなイメージをもった携帯便
利な名刺タイプトのプライベートカードである。 【構成】 名刺タイプのプライベートカードには名刺大
の紙葉の本体、任意な絵柄、絵柄名称を表記するととも
に記事欄には複数の横方向の罫線をそれぞれ印刷で形成
してなる名刺タイプのプライベートカードの構造。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、相手側に対してプライベートな伝言を記入できるようにした名刺タ イプのプライベートカードに関するものであり名刺としても併用できるものであ る。

【０００２】

【従来の技術】

従来の名刺に関してはその表面には社名、地位、本人名及び住所と電話番号等 が記載され、その名刺は紙葉の地色の着彩または活字の様態そしてマークの表記 等の表示にとどまり、訪問先の相手不在の時などその表面の僅かな空白スペース にプライベートな伝言などを記載していた。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

従来相手先と名刺を交換する際、相手が不在の時には名刺の裏面側に一言メッ セージを記入し訪問先の相手の関係者に手渡しすることになる。そのメッセージ の記入については名刺の表裏面の空白スペースに記入するのが普通でその際の書 き込みは罫線がないのでメッセージが書きづらいといった欠点があった。 そのメッセージを書き易くかつ必要なデータなどを明確に表示しようとするも のである。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】

この名刺タイプのプライベートカードはその目的を達成する為に、従来の名刺 に表記されていた氏名の活字に代えて記入者本人専用のオリジナル絵柄を該名刺 タイプのプライベードカードに印刷するとともにその周辺をメッセージ記入用の 複数の罫線で占めるように書き込みを容易にしたものである。

【０００５】

【作用】

本考案によれば、訪問先の相手が不在の時でもその相手に明確なメッセージを 伝えることが出来るので訪問先の相手との意志の伝達がスムースにいくこと。 また相手との面談中でも重要な案件をメモって記録でき、かつ華やかなソフトム ードの絵柄をもつ紙葉は訪問先などの相手からは充分誠意の籠ったメッセージと して受け取ってもらえることなどである。

【０００６】

【実施例】

次に、本考案に係る実施例を図面に基づいて説明する。 第１図において、１は名刺タイプのプライベートカードの本体であってその形状 は普通の名刺大であり名刺サイズと言われている縦５５ミリ横９０ミリ程度とし 、やや厚紙を紙葉状とした本体１は任意な地色で着彩される。

【０００７】 ２は表記印刷された絵柄であって本実施例第１図では本体１の右下方に桔梗の 絵柄が描かれている。また第２図では本体１の右上方に烏瓜の絵柄が描かれてお り図形の表示箇所はその図形の絵柄に合わせてより本体１の任意箇所に表示され る。なお該絵柄は花木類鳥類昆虫類動物類などが適切であるが幾何学的模様など 抽象図形などでもよい。 特にこの絵柄については本人の氏名に代る表示であり例えば「桔梗」の絵柄は その本人の氏名・仮にＡ氏とする・を間接的に表現するものであり［桔梗」の絵 柄はＡ氏が独占して使用するものであって本絵柄は季節感などを出す為に単に付 記的に描かれたものではないし、絵柄はこれを使用する本人の顔とも言える。

【０００８】 ３は絵柄名称の表記印刷であって前記絵柄２の名称である「桔梗」を本体１の 左下方に記載したものであって表示された絵柄２に対応する絵柄の名称である。 しかしその絵柄名称の記載位置は本体１の左下方とは限定されず本体１の任意 箇所に記載に記載してもよい。 ４は記事欄であって前記本体１の中央部に位置し横方向に横罫鎖線を等間隔に で複数段を設け印刷をもって表示される。ここ記事欄には本人が書き込むメッセ ージが書き易いように横罫鎖線をもって形成されている。

【０００９】 そして横罫鎖線はワープロ名刺の台紙としての用途もあるのでごく浅い罫線を 入れるのがベターである。 以上述べたように本考案名刺タイプのプライベートカードは本体１に絵柄２を 表記するとともに絵柄名称３及び記事欄４をもって構成されるので、記事欄４の 書き込みは横罫線上に自由に記載すればよい。

【００１０】

【考案の効果】

上記のように本考案の名刺タイプのプライベートカードは形状が名刺大の紙葉 なので普通の定期入れ等のケースに複数収容ができるので持ち運びが容易であり 、所用で先方を訪問した際、もし相手が不在の時にはその場で本名刺タイプのプ ライベートカードの記事欄に用件等の必要事項を敏速かつ正確に書き込み相手側 の関係者に本名刺タイプのプライベートカードを手渡して訪問先の相手に手渡す よう依頼することが出来る利便がある。

【００１１】 また本考案はメッセージの伝達ばかりではなく仮領収書や重要事項の記録用と しても適切なものである。 さらに本考案は本人各自が自分の好みの絵柄を選びその絵柄を続けて使用する ものである。従って例えば「桔梗」の絵柄のついた名刺タイプのプライベートカ ードはＡ氏よりのメッセージが記載され、「烏瓜」の絵柄の名刺タイプのプライ ベートはＢ氏よりのメッセージが記載され続けることになり、プライベートカー ドとして秘密めいた遊びの要素が加わり、かつ花の絵柄のソフトムードなどで訪 問先の相手には強烈な印象を与えるばかりでなく相手に好感をもたれ誠意を持っ て訪問してくれたとの印象を与えることができる。また重要な用件などが明確に 記載され相手の手許に残るなどの利点がある個人のプライベートカードとしても 興趣にとむ新規特有なものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の名刺タイプのプライベートカードの正
面図である。

【図２】本考案の名刺タイプのプライベートカードの絵
柄を代えた正面図である。

【図３】本考案の側面図である。

【符号の説明】

１ 本体 ２ 絵柄 ３ 絵柄名称 ４ 記事欄

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 下記要件を備えることを特徴とする名刺
   タイプのプライベートカードの構造。 （イ）名刺タイプのプライベートカードの本体の形状を
   名刺大の紙葉としたこと。 （ロ）前記本体の表面には複数の横罫線を表示したこ
   と。 （ハ）前記同表面の任意箇所に任意な絵柄を表示したこ
   と。 （ニ）前記本体の表面の任意箇所に絵柄の名称を表示し
   たこと。