JP3007122U - 遊戯用ボール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 興趣を更に高める工夫を施した新規の遊戯用
ボールを提供することを目的とする。 【構成】 ボール本体１内の偏倚個所に磁石２を固定し
たものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は転がしたり、投げたり等して遊ぶ遊戯用ボールに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従前、本願考案者は、ボール本体内の偏倚個所にオモリを蔵したこの種ボール を提供した。（実開平５−９３４６４号公報参照）

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記従来の技術において述べたボールは、転がしたときにジグザグに進む等し て興趣がある。しかし、これ以上の興趣は期待できない。

【０００４】 本考案は上記の興趣を更に高める工夫を施した新規の遊戯用ボールを提供する ことを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案に係わる遊戯用ボールは、ボール本体１内の 偏倚個所に磁石２を固定したものである。

【０００６】

【作用】

磁石がオモリの役目をして上記従来例のボールと同様に転がした場合にはジグ ザグに進むものであり、 また、同磁石の吸着力によって上記ジグザグ進行中に磁性材により構成されて いる部分たとえば鉄製くぎ等に吸着して停止したりするものであり、 また、本考案に係わるボールの多数個が進み動いている場合には、同磁石の吸 着力で吸着し合ったり、反発力で反発して進路を変えたりするものである。

【０００７】

【考案の効果】 本考案に係わる遊戯用ボールは上記のようにボール本体１内の偏倚個所に磁石 ２を固定したことを特徴とするので、上記作用において述べたように磁石のオモ リ作用、吸着作用および反発作用によって従来例のボールとは異なるおもしろい 進み方をなすものであり、また他の磁石で動かして遊ぶことも可能なものであっ て、上記従来例以上の興趣が期待できるものである。

【０００８】

【実施例】

図に示す実施例は、硬質プラスチック材料を以て一対の一方半球形状体３、４ を構成し、一方の一方半球形状体３の内面に大径のパイプ状突起５を突設して当 該大径パイプ状突起５内にフェライト磁石２を抜落不能に嵌着し、また他方の半 球形状体４の内面に小径のパイプ状突起６を突設し、これ等他方半球形状体４、 一方半球形状体３の開口縁を毛抜合の状態に接着してボール本体１としたもので ある。このとき小径パイプ状突起６の先端は磁石２に当接して同磁石２の抜出を 阻止する。

【０００９】 本考案は、ボール本体をスポンジ、ゴム等の柔かい素材で構成すること、磁石 ２のＳ極を外側として入れることができる。また本考案に係わるボールはスマー トボールおもちゃ、ビリヤードおもちゃのような球を使用するゲーム器に同球と して組み込んでゲームをおもしろくすることも可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係わる遊戯用ボールを示す斜視図であ
る。

【図２】同じく分解斜視図である。

【図３】同じく断面図である。

【符号の説明】

１ ボール本体 ２ 磁石 ３ 一方半球形状体 ４ 他方半球形状体 ５ 大径パイプ状突起 ６ 小径パイプ状突起

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ボール本体１内の偏倚個所に磁石２を固
   定したことを特徴とする遊戯用ボール。