JP3006701U

JP3006701U - ツイスト運動具

Info

Publication number: JP3006701U
Application number: JP1994003873U
Authority: JP
Inventors: 清輝姚
Original assignee: 清輝姚
Priority date: 1994-03-10
Filing date: 1994-03-10
Publication date: 1995-01-31
Anticipated expiration: 2000-03-10

Abstract

(57)【要約】【目的】按摩効果のあるツイスト運動具を提供するこ
と。【構成】本考案のツイスト運動具は、底盤上に多数の
起伏を有する軌道を設け、底盤中央の軸上に回転自由に
設け、且つ軸受け部材に支持された可動盤上には多数の
穴を設けて該穴の中に球形の昇降部材を置く。底盤と可
動盤が相対的な運動を行うとき、該昇降部材は該軌道を
転がり、可動盤の穴中で昇降し、足の裏に対する按摩作
用を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、体をねじらせる運動に用い、且つ按摩効果のある盤状のツイスト運動具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

ツイスト運動具（通称ツイスト盤）は、腰の力と大腿部の力を訓練により強化する健康運動器具であり、その使用方法は簡単であり、相当に普及している。

【０００３】従来のツイスト盤の構造は図１に示されるとおりである。すなわち、底盤（１）と可動盤（２）を設け、上記底盤（１）の中央に固定した垂直な軸（１１）で可動盤（２）を回転自由に連結し、また軸受部材（３）を底盤（１）と可動盤（２）の境界に設けて活動盤（２）を支持させ、これにより底盤（１）に可動盤（２）に相対的な旋回運動を行わせる。可動盤（２）の表面には滑り止め面（２１）を設け、使用者が踏むときの滑り止めとする。

【０００４】使用者がこれを使用するときには、ただ上半身を往復してツイストし、使用者の大腿部にねじりの力を伝える。すなわち、底盤（１）上にて可動盤（２）の往復旋回を行わせることで、腰の力と大腿部の力を訓練により強化する目的が達せられる。

【０００５】従来のツイスト盤は以上のような効果を有する他に、その他の運動効果を有さない。そのため減量したい人には有効かもしれないが、大多数の人によれば、直接的な利益はないとのことである。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の課題は、足の裏の按摩効果を有するツイスト運動具（ツイスト盤）を提供することである。すなわち本考案は、腰と大腿部の訓練効果の他に、足の裏のツボを刺激して使用者の健康を促進する効果を有するツイスト運動具を提供することを課題とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

本考案のツイスト運動具は、底盤上に多数の起伏を有する軌道を設け、底盤中央の軸上に回転自由に設け、且つ軸受け部材に支持された可動盤上には多数の穴を設けて該穴の中に昇降部材を置く。

【０００８】

【作用】

使用時においては、使用者は可動盤の上に足を乗せ、上半身を往復して捻じる。このとき活動盤が底盤上を旋回し、上記各昇降部材は底盤の軌道を転がり、可動盤の穴内で昇降し、よって足の裏への間欠的な按摩効果を得ることができる。

【０００９】

【実施例】

本考案の比較的良い実施例は、図２、３、４及び図５に示される。本考案のツイスト運動具は、中央に一つの垂直の軸（１１）を固定した底盤（１）と、該底盤（１）上の軸（１１）に回転自由に設けられた可動盤（２）と、該底盤（１）と該可動盤（２）との間に設けられ、且つ可動盤（２）を支持する軸受け部材（３）を有する。

【００１０】本考案は底盤（１）上に多数の起伏を有する軌道（１２）を設け、該軌道（１２）は、図４及び図５に最もよく示されるように、同心波状の構造を有する。また可動盤（２）上には多数の穴（２２）を設ける。かつ該穴（２２）中にはそれぞれ一つの昇降部材（４）を設ける。該昇降部材（４）は可動盤（２）と底盤（１）が相対的な旋回運動を発生するとき、底盤（１）上の軌道（１２）を転がり、可動盤（２）の穴（２２）中で上昇或いは下降する。

【００１１】可動盤（２）上には滑り止め面（２１）を設ける。該滑り止め面（２１）は、穴（２２）を塞がないように設ける。上記底盤（１）と可動盤（２）間の軸受け部材（３）は、図２に示されるように、スチール製の玉を用いるのが最もよい。かつ該軸受け部材（３）は、同時に軸（１１）に近い位置と、可動盤（２）の外周に近い位置に設け、それぞれ円弧状のみぞ（１３）中に嵌める。

【００１２】可動盤（２）上の各穴（２２）上の上縁（２２１）の直径は、昇降部材（４）の直径より僅かに小さく設けるのがよく、これにより、各昇降部材（４）を各穴（２２）中に装入することができ、上昇、下降はできるが脱落しない。これらの昇降部材（４）は、図５に示されるように棒状としても良いが、最もよいのは球状に設けることである。例えばスチール玉、磁性体の玉などである。これらは上昇して足の裏を刺激するとき快適であり、東洋医学の原理を応用し、人体の健康増進を図ることができる。各昇降部材（４）を支持する軌道（１２）は、前述したように同心の波状構造とするのが最も良い。かつ図２、及び図４に示されるように同心のみぞとするのが最も良く、これにより本考案の製造がさらに簡単になり、また簡単に故障しなくなる。

【００１３】

【考案の効果】

本考案は、足を乗せて行うツイスト運動による腰と大腿部の訓練効果の他に、足の裏のツボを刺激して使用者の健康を促進する効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来のツイスト盤の断面図である。

【図２】本考案の実施例を一部破断して示した平面図で
ある。

【図３】本考案の上記図２のＡ−Ａにおける断面図であ
る。

【図４】本考案の上記図２のＢ−Ｂにおける断面図であ
る。

【図５】本考案のもう一つの実施例の断面図である。

【符号の説明】

（１）底盤（２）可動盤（３）軸受け部材（４）
昇降部材（１１）軸（１２）軌道（１３）円弧状のみぞ（２１）滑り止
め面（２２）穴（２２１）穴の上縁

【手続補正書】

【提出日】平成６年８月１１日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】中央に一つの垂直の軸（１１）を固定し
た底盤（１）と、該底盤（１）の軸（１１）に回転自由
に設けた可動盤（２）と、該底盤（１）と可動盤（２）
との間に設け、該可動盤（２）を支持する軸受け部材
（３）と、を包括し、該底盤（１）状には多数の起伏を
有する軌道（１２）を設け、該可動盤（２）上には多数
の穴（２２）を設け、かつ各穴（２２）中にはそれぞれ
一つの昇降部材（４）を設け、この昇降部材（４）は上
記可動盤（２）と上記底盤（１）とが相対的な旋回運動
を行う時、上記軌道（１２）を転がり、上記可動盤
（２）の穴（２２）中にて上昇或いは下降を行うことを
特徴とする、ツイスト運動具。
【請求項２】底盤（１）上の各軌道（１２）は、それ
ぞれ軸（１１）を中心とした同心円の軌跡上に設ける、
請求項１に記載のツイスト運動具。
【請求項３】昇降部材（４）は球体とする、請求項１
に記載のツイスト運動具。
【請求項４】昇降部材（４）は磁性体とする、請求項
１に記載のツイスト運動具。