JP3005930U - 蓄電式金属ヒーター装着具 - Google Patents

蓄電式金属ヒーター装着具

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JP3005930U
JP3005930U JP1994003847U JP384794U JP3005930U JP 3005930 U JP3005930 U JP 3005930U JP 1994003847 U JP1994003847 U JP 1994003847U JP 384794 U JP384794 U JP 384794U JP 3005930 U JP3005930 U JP 3005930U
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JP1994003847U
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Inventor
孝雄 村山
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PROTEC CO., LTD.
Technica Co Ltd
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PROTEC CO., LTD.
Technica Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寒冷地で長時間労働する者にとって、長時間
使用しても性能が一定で、かつ、任意の場所にヒーター
を装着でき、また、ヒーターとバッテリー部が機能的に
分離され、さらに、体格の変化に応じてフレキシブルに
調整ができる金属ヒーター装着具を提供する。 【構成】 ベスト内側の全面または任意の個所に面ファ
スナー雌2を設け、薄型金属ヒーターのヒーター部とバ
ッテリー部を分離し、ヒーター部は表面をメッシュ状と
し裏面の全体または一部に面ファスナー雄を設けた金属
ヒーター収納袋体8に収納し、バッテリー部は面ファス
ナー雄を端部に有しベストの腰部付近の両端からベスト
前部裏面両端に設けたベルト通しに挿通するサイド調整
ベルト6に設けたバッテリー収納部7に収納し、金属ヒ
ーター収納袋体8をベスト内側の任意の個所に着脱自在
に係止してなる蓄電式金属ヒーター装着具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、金属ヒーター装着具、さらに詳しくは、長時間一定温度を保つ薄型 金属ヒーターを任意の個所に着脱自在に取付可能とした蓄電式金属ヒーター装着 具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、寒さをしのぐため使い捨てカイロが用いられている。使い捨てカイ ロは、そのまま胴部や腰部に挿入したり、カイロ収納用のポケットを有したカイ ロベルトを用いて利用されている。
【0003】 また、衣服に多数のポケットを設け使い捨てカイロを任意の場所に着脱自在に 取り付け可能にしたベスト等も開示している(実開昭61−106224号、実 開昭62−128524号、実開昭63−175108号、実開昭63−175 108号、実開昭64−10014号、実開平1−119013号等)。
【考案が解決しようとする課題】
【0004】 しかし、使い捨てカイロは、製品による性能のバラツキが大きく、保温力や温 度も一定せず、短時間で温度が低下してしまうため一定温度のものを長時間使用 することはできなかった。このため、冬場でのキャディ、電線保線員、外部作業 員、スキー場のリフト係等寒冷地で長時間労働する者は、毎日複数個用い、長期 的にはコストがかさみ非経済的であった。
【0005】 また、長時間使用しても性能を一定にするためには、容量の大きなバッテリー を組み込むことが必須となるが、カイロ自体大きなものになる欠点があり、バッ テリーを組み込んだものは、着衣等の任意の個所にカイロを装着することもでき ず、また装着すると重量感があり、作業効率も劣る欠点がある。
【0006】 さらに、ヒーター部とバッテリー部を分離すると機能性の点からバッテリーの 収納場所をいかに設けるかが問題となり、また、体格の異なった人毎や作業道具 を体に巻きつけることによる体形の変化にも対処でき、低コストで機能性が良い ヒーター装着具の提供が望まれてた。
【0007】 本考案者らは、キャディ、電線保線員、外部作業員、スキー場のリフト係等寒 冷地で長時間労働する者にとって、長時間使用しても性能が一定で、かつ、任意 の場所にヒーターを装着でき、また、ヒーターとバッテリー部を分離しても装着 具として機能性に富み、さらに、体格の変化に対してもフレキシブルに調整がで きる金属ヒーター装着具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案者らは、前記課題を解決すめため鋭意研究を重ねた結果、薄型 金属ヒーターのヒーター部とバッテリー部を分離し、着衣の内面に面ファスナー 雌を全面または一定間隔をあけて設け、面ファスナーの雄部を片面に有する金属 ヒーター収納袋体を組み合わせれば、前記課題が解決できるとの知見を得て本考 案を完成した。
【0009】 つまり、本考案は、薄型金属ヒーターのヒーター部とバッテリー部を分離し、 ヒーター部は表面をメッシュ状とし裏面の全体または一部に面ファスナー雄を設 けた金属ヒーター収納袋体に収納し、バッテリー部は充電式バッテリーをベルト に着脱自在に設けたバッテリー収納部に収納し、該金属ヒーター収納袋体が面フ ァスナー雌を内面に設けた着衣の任意の個所に着脱自在に係止してなる蓄電式金 属ヒーター装着具である。
【0010】 これをベストとして用いるときは、ベスト内側の全面または任意の個所に面フ ァスナー雌を設け、バッテリー部は面ファスナー雄を端部に有しベストの腰部付 近の両端からベスト前部裏面に設けたベルト通しに挿通するサイド調整ベルトに 設けたバッテリー収納部に収納し、また、サスペンダーとして用いるときは、サ スペンダー背部のY字分岐部と先端部付近を長方形状の背当体に固着し、前記背 当体の内側面の全面または任意の個所に面ファスナー雌を設け、バッテリー部は ベルトに挿通するか、前記背当体に設け、ヒーターを任意の個所に着脱自在に係 止する。
【0011】 以下、本考案の一実施態様を図面に基づいて説明する。 図1は、蓄電式金属ヒーター装着具をベストにした斜視図、図2は、ベストの 前部を上へ押し上げた説明図、図3は、金属ヒーター収納袋体の斜視図、図4は 、サスペンダーに利用した外側を示し、図5は、サスペンダーに利用した内側を 示す図である。
【0012】 ベスト1の内側全面には、起毛加工を施した細かいループ状の繊維を無数に密 生させた面ファスナー雌4を設ける。該面ファスナーは、裏部全面に設けるほか 、一定間隔に縦縞または横縞のように設けてもよい。
【0013】 ベスト背部2の腰部付近の両端には、端部にフック状の繊維を密生させた面フ ァスナー雄5を有したサイド調整ベルト6が設けられている。サイド調整ベルト 6には、充電式バッテリーを収納する収納部7を有し、後述する金属ヒーター収 納袋体8とコード9で連結される。
【0014】 ベストは、サイド調整ベルト6をベスト前部裏面の両端部に設けたベルト通し 10に挿通し、ベスト前部の任意の個所でベスト前面裏面に設けた面ファスナー 雌4と係止される。このように、ベストの背部と前部を調整ベルトで任意に調整 可能としたため体格に応じて、また、寒冷地での作業用具袋等を胴部に巻きつけ て体格に変化が生じてもフレキシブルに調整することができ、また、ベストの前 部が乱踊するのを防止することができる。
【0015】 また、発熱体となるヒーターは、薄型の特殊金属ヒーターを用い、ヒーター部 とバッテリー部を分離し、バッテリー11には充電式の蓄電池を用い、ヒーター はバッテリーから1又は複数個を直列または並列に直結する。
【0016】 ヒーター部は放熱を効率良くするため表面をメッシュ状11としたヒーター収 納袋体8に収納する。また、ヒーター収納袋体8の裏面の全体または一部には面 ファスナー雄5を設け、面ファスナー雌を内側に設けた着衣の任意の個所に着脱 自在に係止することができる。
【0017】 また、バッテリーは、サイド調整ベルト6内にバッテリー収納部7を設けて着 脱自在に収納するか、ベルトに挿通して着脱自在とした収納体に収納することが できる。
【0018】 ベスト1は、図1に示すように、襟ぐり、袖ぐりが大きく、前面の開放はファ スナーにより、かつ、背部の裾を前部より130〜150mm長くすると機能性 が向上する。
【0019】 以上のように、ベストを特殊な形状にし、サイド調整ベルトでバッテリーを調 整し、かつ体格に合わせた調整ができるので、機能的に、かつフレキシブルに利 用することができ、任意の個所に着脱自在にヒーターを装着することができる。
【0020】 図4は、本考案をサスペンダーに利用した外側を示す図で、サスペンダー背部 のY字分岐部15と先端部付近を長方形状の背当体12に固着し、前記背当体1 2の内側面の全面または任意の個所に面ファスナー雌4を設け、ヒーター収納袋 体8を前記背当体12の任意の個所に着脱自在に係止するものである。
【0021】 このとき、バッテリー11は、背当体の外側下部にバッテリー収納部7を設け るか、または、ベルトに挿通したバッテリー収納部に収納してもよい。サスペン ダーは、伸縮自在の素材からなり、先端の係止部16をズボン等に係止すれば、 背当体12の任意の場所に係止したヒーターにより快適に作業を行なうことがで きる。
【0022】 また、ベスト、サスペンダーのいずれにおいても、面ファスナー雌部にアルミ ナ系ファインセラミックス、ジルコニウム系ファインセラミックス等の遠赤外線 幅射物質粒を複数混入するか、または面ファスナー部をセラミックス素材を混合 した布地にすれば、より熱効率を良くすることができる。さらに、面ファスナー 雌部に任意の間隔で小孔を設け、バッテリーとヒーターを連結するコードを面フ ァスナー雌部とベストの間を挿通させ、ヒーター収納体を係止した直近の孔から 、該コードを取りだすこともできる。
【0023】
【効果】
本考案によれば、キャディ、電線保線員、外部作業員、スキー場のリフト係等 寒冷地で長時間労働する者にとって、長時間使用しても性能が一定で、かつ、任 意の場所にヒーターを装着でき、また、ヒーターとバッテリー部を分離しても装 着具として機能性に富み、さらに、体格の変化に対してもフレキシブルに調整が できる金属ヒーター装着具を提供することができる。
【0024】 また、ヒーター部は表面をメッシュ状としたため放熱を効率良くすることがで き、バッテリーも本考案の構成により作業性に支障を来たさず充電式を利用する ことができるので、長時間使用者にとっては低コストとなり、遠赤外線幅射物質 粒を複数混入すれば、より熱効率を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】蓄電式金属ヒーター装着ベストの斜視図。
【図2】ベストの前部を上へ押し上げた説明図。
【図3】ヒーター収納袋体の斜視図。
【図4】サスペンダーに利用した外側を示す図。
【図5】サスペンダーに利用した内側を示す図。
【符号の説明】
1 ベスト 2 ベスト背部 3 ベスト前部 4 面ファスナー雌 5 面ファスナー雄 6 サイド調整ベルト 7 バッテリー収納部 8 金属ヒーター収納袋体 9 コード 10 ベルト通し 11 バッテリー 12 背当体 13 固着具 14 サスペンダー 15 Y字分岐部 16 係止具 17 メッシュ状
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A44B 19/00 H05B 3/20 358

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄型金属ヒーターのヒーター部とバッテ
    リー部を分離し、ヒーター部は表面をメッシュ状とし裏
    面の全体または一部に面ファスナー雄を設けた金属ヒー
    ター収納袋体に収納し、バッテリー部は充電式バッテリ
    ーをベルトに着脱自在に設けたバッテリー収納部に収納
    し、該金属ヒーター収納袋体が面ファスナー雌を内側に
    設けた着衣の任意の個所に着脱自在に係止してなる蓄電
    式金属ヒーター装着具。
  2. 【請求項2】 ベスト内側の全面または任意の個所に面
    ファスナー雌を設け、薄型金属ヒーターのヒーター部と
    バッテリー部を分離し、ヒーター部は表面をメッシュ状
    とし裏面の全体または一部に面ファスナー雄を設けた金
    属ヒーター収納袋体に収納し、バッテリー部は面ファス
    ナー雄を端部に有しベストの腰部付近の両端からベスト
    前部内側両端に設けたベルト通しに挿通するサイド調整
    ベルトに設けたバッテリー収納部に収納し、金属ヒータ
    ー収納袋体をベスト内側の任意の個所に着脱自在に係止
    してなる蓄電式金属ヒーター装着具。
  3. 【請求項3】 請求項2において、ベストの襟ぐり、袖
    ぐりが大きく、前面の開放はファスナーにより、かつ、
    背部が前部より長いことを特徴とする請求項2記載の蓄
    電式金属ヒーター装着具。
  4. 【請求項4】 サスペンダー背部のY字分岐部と先端部
    付近を長方形状の背当体に固着し、前記背当体の内側面
    の全面または任意の個所に面ファスナー雌を設け、薄型
    金属ヒーターのヒーター部とバッテリー部を分離し、ヒ
    ーター部は表面をメッシュ状とし裏面の全体または一部
    に面ファスナー雄を設けた金属ヒーター収納袋体に収納
    し、バッテリー部はベルトに挿通したバッテリー収納部
    に収納し、金属ヒーター収納袋体を前記背当体の任意の
    個所に着脱自在に係止してなる蓄電式金属ヒーター装着
    具。
  5. 【請求項5】 バッテリー収納部を背当体に設けたこと
    を特徴とする請求項4記載の蓄電式金属ヒーター装着
    具。
  6. 【請求項6】 面ファスナー雌部にアルミナ系ファイン
    セラミックス、ジルコニウム系ファインセラミックス等
    の遠赤外線幅射物質粒を複数混入するか、または面ファ
    スナー部をセラミックス素材を混合した布地にしたこと
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の蓄電式金
    属ヒーター装着具。
JP1994003847U 1994-03-22 1994-03-22 蓄電式金属ヒーター装着具 Expired - Lifetime JP3005930U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012503533A (ja) * 2008-09-25 2012-02-09 ジ ヒュク リック ジュン、 頸部装置および同装置を使用する方法
JP2017518788A (ja) * 2014-04-28 2017-07-13 キング アブドゥラー ユニバーシティ オブ サイエンス アンド テクノロジー 適応型温熱療法のためのスマート温熱パッチ

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US11690754B2 (en) 2014-04-28 2023-07-04 King Abdullah University Of Science And Technology Smart thermal patch for adaptive thermotherapy

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