JP3005364B2 - 光学的試料測定装置 - Google Patents
光学的試料測定装置Info
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- JP3005364B2 JP3005364B2 JP4206683A JP20668392A JP3005364B2 JP 3005364 B2 JP3005364 B2 JP 3005364B2 JP 4206683 A JP4206683 A JP 4206683A JP 20668392 A JP20668392 A JP 20668392A JP 3005364 B2 JP3005364 B2 JP 3005364B2
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- Japan
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- light source
- standard light
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試料の分析のために試
料の発光を測定する光学的試料測定装置に関する。
料の発光を測定する光学的試料測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光学的試料測定装置は、試料の発
光を検出する光電子増倍管(PMT)やその検出パルス
のカウントを行う計数回路などで構成される。ここで発
光する試料は、例えば化学的な発光を生ずるものが考え
られる。
光を検出する光電子増倍管(PMT)やその検出パルス
のカウントを行う計数回路などで構成される。ここで発
光する試料は、例えば化学的な発光を生ずるものが考え
られる。
【0003】ちなみに、光電子増倍管は、周知のように
光子を受光してそれを電気信号に変換した後、増幅して
出力するものであり、その印加電圧に依存して電流増幅
率が決定されるものである。
光子を受光してそれを電気信号に変換した後、増幅して
出力するものであり、その印加電圧に依存して電流増幅
率が決定されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の光学的試料測定
装置は以上のように構成されていたため、光電子増倍管
の電圧が変化したり、あるいは光電子増倍管自体の特性
が変化した場合、測定精度が低下するという問題があっ
た。
装置は以上のように構成されていたため、光電子増倍管
の電圧が変化したり、あるいは光電子増倍管自体の特性
が変化した場合、測定精度が低下するという問題があっ
た。
【0005】なお、そのような場合、従来においては、
人為的に光電子増倍管の電圧を変化させて感度校正を行
っていたため、極めて煩雑であり、精度管理のためのコ
ストアップにつながるという問題があった。
人為的に光電子増倍管の電圧を変化させて感度校正を行
っていたため、極めて煩雑であり、精度管理のためのコ
ストアップにつながるという問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、光電子増倍管の感度校正を自
動的に行うことができ、これによって測定精度の向上を
図ることのできる光学的試料測定装置を提供することに
ある。
ものであり、その目的は、光電子増倍管の感度校正を自
動的に行うことができ、これによって測定精度の向上を
図ることのできる光学的試料測定装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、液体シンチレータが混入された試料の発
光を検出し、発光量を電気量に変換して測定する光学的
試料測定装置において、下面側に光を発する発光量が既
知の標準光源と、少なくとも1つの試料と前記標準光源
とを載置する円形の台であって、試料及び標準光源が載
置される各載置部に光を透過させる開口が形成された試
料搭載台と、前記試料搭載台の下部に近接配置され、前
記開口を介して前記試料または前記標準光源の発光を検
出する光電子増倍管と、前記試料搭載台を回転させ、前
記光電子増倍管に対して前記開口を位置決めする駆動機
構と、前記標準光源の基準の測定値を記憶する基準値メ
モリと、前記標準光源の発光検出を行った時の測定値と
前記基準測定値とを比較し、差があった場合、その差に
対応した信号を演算して出力する比較回路と、前記比較
回路の出力を受けて差が無くなる迄、前記光電子増倍管
の電圧を調整する電圧制御回路と、を含み、前記試料搭
載台には同一円周上に複数の前記開口が形成されたこと
を特徴とするものである。
に、本発明は、液体シンチレータが混入された試料の発
光を検出し、発光量を電気量に変換して測定する光学的
試料測定装置において、下面側に光を発する発光量が既
知の標準光源と、少なくとも1つの試料と前記標準光源
とを載置する円形の台であって、試料及び標準光源が載
置される各載置部に光を透過させる開口が形成された試
料搭載台と、前記試料搭載台の下部に近接配置され、前
記開口を介して前記試料または前記標準光源の発光を検
出する光電子増倍管と、前記試料搭載台を回転させ、前
記光電子増倍管に対して前記開口を位置決めする駆動機
構と、前記標準光源の基準の測定値を記憶する基準値メ
モリと、前記標準光源の発光検出を行った時の測定値と
前記基準測定値とを比較し、差があった場合、その差に
対応した信号を演算して出力する比較回路と、前記比較
回路の出力を受けて差が無くなる迄、前記光電子増倍管
の電圧を調整する電圧制御回路と、を含み、前記試料搭
載台には同一円周上に複数の前記開口が形成されたこと
を特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、試料搭載台上面には、少な
くとも1つの試料と標準光源とが載置される。ここで、
標準光源はその発光量が既知(一定)のものである。
くとも1つの試料と標準光源とが載置される。ここで、
標準光源はその発光量が既知(一定)のものである。
【0009】一方、試料搭載台に近接して光電子増倍管
が配置されており、試料搭載台上の試料または標準光源
の発光が検出される。この光電子増倍管への印加電圧
は、電圧制御回路によって制御されている。
が配置されており、試料搭載台上の試料または標準光源
の発光が検出される。この光電子増倍管への印加電圧
は、電圧制御回路によって制御されている。
【0010】したがって、試料の測定の前段階として、
まず試料搭載台を移動させて光電子増倍管の前方に標準
光源を位置させ、この状態で標準光源の発光を検出し、
その時の測定値を予め設定された基準の測定値に維持さ
せるように光電子増倍管の電圧を調整すれば、経時的な
特性変化によらない精度の高い光学的な試料測定が可能
となる。なお、試料搭載台上に試料と標準光源とが共に
載置されているため、試料搭載台を移動させるだけで標
準光源による感度校正を自動的に実行できるという利点
がある。
まず試料搭載台を移動させて光電子増倍管の前方に標準
光源を位置させ、この状態で標準光源の発光を検出し、
その時の測定値を予め設定された基準の測定値に維持さ
せるように光電子増倍管の電圧を調整すれば、経時的な
特性変化によらない精度の高い光学的な試料測定が可能
となる。なお、試料搭載台上に試料と標準光源とが共に
載置されているため、試料搭載台を移動させるだけで標
準光源による感度校正を自動的に実行できるという利点
がある。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。図1には、本発明に係る光学的試料測定装
置の全体構成が示されている。
て説明する。図1には、本発明に係る光学的試料測定装
置の全体構成が示されている。
【0012】本実施例において試料搭載台は、円盤状の
ターンテーブルにより構成されている。ターンテーブル
10は、その回転駆動をなすモータ12に連結されてい
る。すなわち、このモータ12によってターンテーブル
10は所定角度自在に回転し得る。
ターンテーブルにより構成されている。ターンテーブル
10は、その回転駆動をなすモータ12に連結されてい
る。すなわち、このモータ12によってターンテーブル
10は所定角度自在に回転し得る。
【0013】ターンテーブル10には、その中心から同
一距離の位置、すなわち同一の円周上に複数の載置部が
形成されている。各載置部の底部は、光が下方に透過す
る構造になっている。
一距離の位置、すなわち同一の円周上に複数の載置部が
形成されている。各載置部の底部は、光が下方に透過す
る構造になっている。
【0014】少なくとも1か所の載置部には試料14が
載置される。同時に少なくとも1か所の載置部には発光
量が既知でかつ一定の発光を行う標準光源16が配置さ
れる。標準光源16としては長期間にわたって温度変動
などによらずに一定の発光を行う光源を用いることが望
ましい。
載置される。同時に少なくとも1か所の載置部には発光
量が既知でかつ一定の発光を行う標準光源16が配置さ
れる。標準光源16としては長期間にわたって温度変動
などによらずに一定の発光を行う光源を用いることが望
ましい。
【0015】ターンテーブル10の下面側には、光電子
増倍管18が配置されている。この光電子増倍管は、図
1に示されるようにターンテーブル10の中心から一定
距離隔てた位置に配置され、載置部の真下にくる位置に
設けられている。その受光面は、試料14または標準光
源16からの光子を受光する。
増倍管18が配置されている。この光電子増倍管は、図
1に示されるようにターンテーブル10の中心から一定
距離隔てた位置に配置され、載置部の真下にくる位置に
設けられている。その受光面は、試料14または標準光
源16からの光子を受光する。
【0016】なお試料14は、例えば放射性同位核種に
よって指標された物質に液体シンチレータを混入したも
のであり、試料14内部で発生する光は光電子増倍管1
8にて受光される。一方、標準光源16は、ターンテー
ブル10の下面側に光を発するものであり、光電子増倍
管18の上方に位置する場合のみ発光を行うかあるいは
測定中は連続的に発光を行っている。
よって指標された物質に液体シンチレータを混入したも
のであり、試料14内部で発生する光は光電子増倍管1
8にて受光される。一方、標準光源16は、ターンテー
ブル10の下面側に光を発するものであり、光電子増倍
管18の上方に位置する場合のみ発光を行うかあるいは
測定中は連続的に発光を行っている。
【0017】光電子増倍管18には高電圧ユニット20
が接続されており、電源22から供給される電力は、こ
の高電圧ユニット20で高電圧に変換されて光電子増倍
管18に供給されている。なお、このような測定系は、
実際の装置においては暗箱内に設けられる。
が接続されており、電源22から供給される電力は、こ
の高電圧ユニット20で高電圧に変換されて光電子増倍
管18に供給されている。なお、このような測定系は、
実際の装置においては暗箱内に設けられる。
【0018】制御部24は、以上説明した測定系の制御
を行うものであり、移動制御部26、電圧制御回路3
0、マイクロプロセッサ34、比較回路36、基準値メ
モリ38で構成される。
を行うものであり、移動制御部26、電圧制御回路3
0、マイクロプロセッサ34、比較回路36、基準値メ
モリ38で構成される。
【0019】移動制御回路26は、モータ12の制御を
行っており、ターンテーブル10を任意の角度回転させ
ることができる。
行っており、ターンテーブル10を任意の角度回転させ
ることができる。
【0020】基準値メモリ38は、標準光源16の発光
量に対しての基準の測定値を記憶している。この基準の
測定値は、工場出荷時或いは稼働後の定期点検時に、技
術者により入力あるいは変更される以外は一定である。
量に対しての基準の測定値を記憶している。この基準の
測定値は、工場出荷時或いは稼働後の定期点検時に、技
術者により入力あるいは変更される以外は一定である。
【0021】比較回路36は、標準光源16の測定時の
み出力するよう制御されている。入力端子が2つあり、
両信号が等しくなる迄、その差に比例した信号を電圧制
御回路30に対して出力する。
み出力するよう制御されている。入力端子が2つあり、
両信号が等しくなる迄、その差に比例した信号を電圧制
御回路30に対して出力する。
【0022】1つの入力端子には常に基準値メモリ38
が接続されていて、基準のカウント数が入力される。も
う1つの入力端子には、標準光源16の測定をしている
時だけ切換スイッチ40を経由して計数回路28からの
標準光源16の計測値が入力される。
が接続されていて、基準のカウント数が入力される。も
う1つの入力端子には、標準光源16の測定をしている
時だけ切換スイッチ40を経由して計数回路28からの
標準光源16の計測値が入力される。
【0023】電圧制御回路30は、比較回路36からの
信号を受け、標準光源16の計測値が基準値と一致する
よう高電圧ユニット20を制御する。そして一致したら
その電圧を、次の標準光源の計測時迄保持し続ける。マ
イクロプロセッサ34は、制御部24内の各回路及び切
換スイッチ40を制御し、試料14の測定及びその合い
間に適宜標準光源16による光電子増倍管の感度の校正
を実施する。
信号を受け、標準光源16の計測値が基準値と一致する
よう高電圧ユニット20を制御する。そして一致したら
その電圧を、次の標準光源の計測時迄保持し続ける。マ
イクロプロセッサ34は、制御部24内の各回路及び切
換スイッチ40を制御し、試料14の測定及びその合い
間に適宜標準光源16による光電子増倍管の感度の校正
を実施する。
【0024】計数回路28は、光電子増倍管18からの
光電流をパルスとして計数するものであり、単位時間当
りの計数値、すなわち計数率が切換スイッチ40に送ら
れ、試料14の測定の場合は表示器等に出力され、標準
光源16の場合は比較回路36に出力される。
光電流をパルスとして計数するものであり、単位時間当
りの計数値、すなわち計数率が切換スイッチ40に送ら
れ、試料14の測定の場合は表示器等に出力され、標準
光源16の場合は比較回路36に出力される。
【0025】このように電圧制御回路30によって高電
圧ユニット20を制御することで、光電子増倍管18の
経時的な感度変化や温度に依存する感度変化を校正する
ものである。
圧ユニット20を制御することで、光電子増倍管18の
経時的な感度変化や温度に依存する感度変化を校正する
ものである。
【0026】次に、本発明に係る光学的試料測定装置の
動作について説明する。
動作について説明する。
【0027】試料の発光を測定する場合、まず移動制御
回路26によってモータ12が駆動され標準光源16が
光電子増倍管18の上方に位置するまでターンテーブル
10が回転される。この状態で、光電子増倍管18によ
って標準光源16の発光が検出される。この時の計数回
路28の計数率は切換スイッチ40を通って比較回路3
6の一方の入力端へ供給される。そしてもう一方の入力
である基準値と比較され、両入力に差がある場合、比較
回路36はその差に比例した信号を電圧制御回路30に
出力する。
回路26によってモータ12が駆動され標準光源16が
光電子増倍管18の上方に位置するまでターンテーブル
10が回転される。この状態で、光電子増倍管18によ
って標準光源16の発光が検出される。この時の計数回
路28の計数率は切換スイッチ40を通って比較回路3
6の一方の入力端へ供給される。そしてもう一方の入力
である基準値と比較され、両入力に差がある場合、比較
回路36はその差に比例した信号を電圧制御回路30に
出力する。
【0028】電圧制御回路30はこの信号を受け、高電
圧ユニット20への電圧を調整する。これによって、最
終的に光電子増倍管18の感度が、設定された一定値に
校正されることになる。
圧ユニット20への電圧を調整する。これによって、最
終的に光電子増倍管18の感度が、設定された一定値に
校正されることになる。
【0029】以上の感度校正工程が行われた後、実際の
試料の発光測定が行われる。すなわち、移動制御回路2
6によってモータ12が駆動され、光電子増倍管18の
上方に試料14が位置するようにターンテーブル10が
回転される。その後、試料の発光測定が行われ、その測
定値である計数率が外部に出力される。
試料の発光測定が行われる。すなわち、移動制御回路2
6によってモータ12が駆動され、光電子増倍管18の
上方に試料14が位置するようにターンテーブル10が
回転される。その後、試料の発光測定が行われ、その測
定値である計数率が外部に出力される。
【0030】そして、試料搬送機構によって試料14が
搬送された後、次の試料14がターンテーブル10に載
置される。この時、そのまま試料の測定を行っても良
く、あるいは上述した感度校正を行った後に試料の測定
を行っても良い。通常は、10分に1回、1時間に1回
など定期的に標準光源16による感度校正を行えば十分
であると考えられる。
搬送された後、次の試料14がターンテーブル10に載
置される。この時、そのまま試料の測定を行っても良
く、あるいは上述した感度校正を行った後に試料の測定
を行っても良い。通常は、10分に1回、1時間に1回
など定期的に標準光源16による感度校正を行えば十分
であると考えられる。
【0031】本実施例の光学的試料測定装置は、完全自
動化が図られており、光学的試料測定装置の使用開始時
及び所定時間経過後に感度校正が行われている。
動化が図られており、光学的試料測定装置の使用開始時
及び所定時間経過後に感度校正が行われている。
【0032】図2には載置部が2つのターンテーブル5
2が示されている。1つの載置部に試料14が、もう1
つの載置部に標準光源16が載置される。
2が示されている。1つの載置部に試料14が、もう1
つの載置部に標準光源16が載置される。
【0033】図3には、ターンテーブルの変形例が示さ
れている。図3のターンテーブル54においては、載置
部が4つ配置されており、1つの標準光源の他、3つま
での試料をテーブル上に載置可能である。すなわち、3
回おきに標準光源16による感度校正を行うことが可能
である。そして、ターンテーブル32の上面側には円環
状の遮蔽リング56が上面側に突出形成されており、外
部からの光あるいは試料相互間の光をできるだけ遮蔽す
るように構成されている。勿論、下面側にこのような構
造を設けてもよい。
れている。図3のターンテーブル54においては、載置
部が4つ配置されており、1つの標準光源の他、3つま
での試料をテーブル上に載置可能である。すなわち、3
回おきに標準光源16による感度校正を行うことが可能
である。そして、ターンテーブル32の上面側には円環
状の遮蔽リング56が上面側に突出形成されており、外
部からの光あるいは試料相互間の光をできるだけ遮蔽す
るように構成されている。勿論、下面側にこのような構
造を設けてもよい。
【0034】図4には試料搭載台として、直線状試料搭
載台58が示されている。この場合載置部は、直線状に
配置され、試料14が載置される他、例えば1端に標準
光源16が載置される。
載台58が示されている。この場合載置部は、直線状に
配置され、試料14が載置される他、例えば1端に標準
光源16が載置される。
【0035】なお、試料搭載台としてターンテーブルと
直線状との2種類を例示したが、他に平面上でのチエー
ンコンベアによる循環式、立体的なチェーンコンベアに
よる循環式等が容易に考えられる。さらに標準光源16
の配置は、試料14の載置部と同じ所を例示したが、光
電子増倍管18と標準光源16とが対向でき、試料搬送
機構が大幅変更とならない範囲で、試料搭載台の外に配
置してもよい。
直線状との2種類を例示したが、他に平面上でのチエー
ンコンベアによる循環式、立体的なチェーンコンベアに
よる循環式等が容易に考えられる。さらに標準光源16
の配置は、試料14の載置部と同じ所を例示したが、光
電子増倍管18と標準光源16とが対向でき、試料搬送
機構が大幅変更とならない範囲で、試料搭載台の外に配
置してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
標準光源を用いて光電子増倍管の感度校正を行うことが
できるので、測定精度を長期にわたって維持可能であ
る。
標準光源を用いて光電子増倍管の感度校正を行うことが
できるので、測定精度を長期にわたって維持可能であ
る。
【図1】本発明に係る光学的試料測定装置の全体構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】載置部が2つのターンテーブルを示す上面図で
ある。
ある。
【図3】載置部が4つのターンテーブルを示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】直線状試料搭載台を示す斜視図である。
10,52,54 ターンテーブル 12 モータ 14 試料 16 標準光源 18 光電子増倍管 30 電圧制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】 液体シンチレータが混入された試料の発
光を検出し、発光量を電気量に変換して測定する光学的
試料測定装置において、下面側に光を発する 発光量が既知の標準光源と、 少なくとも1つの試料と前記標準光源とを載置する円形
の台であって、試料及び標準光源が載置される各載置部
に光を透過させる開口が形成された試料搭載台と、前記試料搭載台の下部に近接配置され、前記開口を介し
て 前記試料または前記標準光源の発光を検出する光電子
増倍管と、前記試料搭載台を回転させ、前記光電子増倍管に対して
前記開口を位置決めする駆動機構と、 前記標準光源の基準の測定値を記憶する基準値メモリ
と、 前記標準光源の発光検出を行った時の測定値と前記基準
測定値とを比較し、差があった場合、その差に対応した
信号を演算して出力する比較回路と、 前記比較回路の出力を受けて差が無くなる迄、前記光電
子増倍管の電圧を調整する電圧制御回路と、 を含み、 前記試料搭載台には同一円周上に複数の前記開口が形成
された ことを特徴とする光学的試料測定装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記試料搭載台の各試料の載置部には試料の下部を包み
込んで遮蔽する遮蔽リングが突出形成されたことを特徴
とする光学的試料測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4206683A JP3005364B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 光学的試料測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4206683A JP3005364B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 光学的試料測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0650894A JPH0650894A (ja) | 1994-02-25 |
JP3005364B2 true JP3005364B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=16527386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4206683A Expired - Fee Related JP3005364B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 光学的試料測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3005364B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001059939A (ja) * | 1999-06-14 | 2001-03-06 | Olympus Optical Co Ltd | フォトマルチプライヤの感度調整方法、該感度調整方法を採用した走査型レーザ顕微鏡および感度調整プログラムを記録した記録媒体 |
JP4542390B2 (ja) * | 2004-08-16 | 2010-09-15 | 興和株式会社 | 受光検知方法、光測定装置および眼科測定装置 |
JP5124498B2 (ja) | 2009-01-30 | 2013-01-23 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 自動分析装置 |
JP6219760B2 (ja) * | 2014-03-26 | 2017-10-25 | 株式会社日立ハイテクサイエンス | Icp発光分光分析装置 |
JP2016156696A (ja) * | 2015-02-24 | 2016-09-01 | アズビル株式会社 | 粒子検出装置 |
CN113418598B (zh) * | 2021-05-26 | 2024-06-07 | 东风电驱动系统有限公司 | 一种免维护光线传感器自动检测台 |
-
1992
- 1992-08-03 JP JP4206683A patent/JP3005364B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0650894A (ja) | 1994-02-25 |
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