JP3002789U - 木製外周テーパ円盤加工機 - Google Patents

木製外周テーパ円盤加工機

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JP3002789U
JP3002789U JP1994004703U JP470394U JP3002789U JP 3002789 U JP3002789 U JP 3002789U JP 1994004703 U JP1994004703 U JP 1994004703U JP 470394 U JP470394 U JP 470394U JP 3002789 U JP3002789 U JP 3002789U
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JP
Japan
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cutting
disk
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cut
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Application number
JP1994004703U
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Inventor
智則 村瀬
Original Assignee
有限会社ムラセ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 毛引刃による安定した切抜き加工によって板
状の被切抜材料から切口のきれいな外周テーパ円盤を切
抜き加工する。 【構成】 回転主軸2を降下させてクランプユニット1
4によってテーブル13上の板状の被切抜材料15を押
えクランプし、回転主軸2と一体の回転円盤12の回転
に伴う毛引刃29の回転及びショックアブソーバ30に
よる速度調整しての毛引刃29の降下送りによって外周
テーパ円盤Aを切抜き加工することを特徴としている。 【効果】 毛引刃による無理のない安全な切抜き加工に
よってテーパ切抜面にささくれや醜い焦げなどの生じな
い安定した切抜き加工が合理的に行える。テーパ切抜面
にだれや歪などを生ずることなく、切口のきれいで正確
な木製外周テーパ円盤を簡単かつ迅速容易に切抜き加工
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は木製外周テーパ円盤加工機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
元来、例えばたる(樽),おけ(桶)などのふた(蓋)類のような木製外周テ ーパ円盤はその加工がたいへんむつかしいものであって、適切な加工手段がなか った。従来の加工手段としては木工旋盤による加工手段、ボール盤などにホ ーリングカッターを取付け、毛引刃にて加工する加工手段、バンドソーによる 加工手段などが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、の場合には、材料を回転させるためバイト(刃物)が板材を 貫通する際に端材が飛散するものでいろいろな問題があり、またの場合には毛 引刃の逃げがあり、摩擦熱により加工面が焼け焦げやすく、刃持ちが悪く、また これらのために厚物材料の加工ができなく、薄物(特にベニヤ合板)の加工を余 儀なくされており、なおまたふた(蓋)の裏側から毛引刃が入ることになるので どうしてもテーパ外周面の表側にささくれが出る欠点があり、さらにの場合に は、木目によってバンドソーの逃げがあって真円に加工できなく、かつ挽き面が 醜いなどの問題があった。 本考案は、板状の被切抜材料から外周テーパ円盤を切抜き加工するにおいて、 毛引刃による無理のない安全な安定した切抜き加工によって切抜面にだれ,かえ り,ささくれなどの醜い変形や焼け焦げがなくて、切口のきれいな正確な切抜き 加工が容易に行えるようにすることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の課題を解決するためになされたものであってその要旨とす るところは、主軸昇降用シリンダー操作でフレームに沿って昇降動する主軸台に 上部が支承された、下端にスラストベアリングを介装した回転自在のクランプユ ニットを有する回転主軸の下部に、回転円盤を設け、該回転円盤側に設けられる 刃物台下端部の毛引刃が放射方向に進退動できるような毛引刃送り装置を備えた 基板に設けられた傾度調節自在の傾動框に、上記毛引刃とショクアブソーバを備 えた刃物台を毛引刃昇降用シリンダー操作で昇降自在に設けてなり、回転主軸を 降下させてクランプユニットによってテーブル上の板状の被切抜材料を押えクラ ンプし、回転主軸と一体の回転円盤の回転に伴う毛引刃の回転及びショックアブ ソーバによる速度調整しての毛引刃の降下送りによって外周テーパ円盤を切抜き 加工することを特徴とする木製外周テーパ円盤加工機である。次に本考案を以下 実施例について図面を参照しながら詳しく説明する。
【0005】
【実施例】
先ず2は、上方の主軸昇降用シリンダー5操作でフレーム3のスライドレール 4に沿って昇降動する主軸台1に上部が支承された回転主軸である。そしてこの 回転主軸2には、下端にスラストベアリングを介装した回転自在のクランプユニ ット14が遊嵌装設され、その僅か上方に放射状の導通孔20を有する回転円盤 12が一体固止されている。なお回転主軸2は、主軸台1に取付けのモーター6 にベルト伝動媒介節7を介して連結されている。また13はクランプユニット1 4下方のテーブルで、該テーブル13上には薄い敷板16を敷いて板状の被切抜 材料15が載置されている。次に17は、上記回転円盤12側に設けられる後記 する刃物台26下端部の毛引刃29が放射方向に進退動できるような毛引刃送り 装置Sを備えた基板で、該基板17は上部に円弧孔18を有し、下部は導通孔2 0を通じて回転円盤12の下方に延設されている。そして上記の毛引刃送り装置 Sは、摘み21操作による送りねじ22の左右回転で基板17が案内19に沿っ て放射方向に進退動する構成となっている。次に上記の基板17には、傾動框2 3が下部を枢着24して傾動自在に設けられ、基板17円弧孔18に通入した固 定ねじ25の螺締で傾度を所定傾度に設定して固定できるようになっている。ま た上記の傾動框23には、下端部の毛引刃29と上部のショックアブソーバ30 とを夫々備えた刃物台26が軌条27に沿って昇降動するように嵌装されると共 に該刃物台26の上端が傾動框23上端に設けられた毛引刃昇降用シリンダー2 8のピストンロッドに連結され、このシリンダー28の操作で刃物台26が昇降 動するようになっている。なおまた32は、上記刃物台26側と反対側の回転円 盤12上に摘み33操作による送りねじ34の回転で放射方向に進退動できるよ うに設けられたバランスウエイトである。また図1に示すように回転主軸2には 上端から内部に中心軸に沿って流体流路8が設けられ、該流体流路8の上端はロ ータリージョイント9を介して流体ホース10によって外部の流体圧ユニット( 図示せず)に、また同下端は流体ホース11によって毛引刃昇降用シリンダー2 8に夫々連結されて流体圧回路を構成している。
【0006】
【作用】
先ずモーター6の始動で回転主軸2と一体に回転円盤12が回転する。なおこ の際、流体圧(空圧)ユニット系に接続の流体ホース10はロータリージョイン ト9を介して回転主軸2の流体流路8の上端ポートに接続されているため、まつ わることがなく、流体圧は流体ホース11を介してシリンダー28に機能するも のである。次にシリンダー5の操作で回転主軸2を主軸台1と共に降下させて、 クランプユニット14によってテーブル13上の板状の被切抜材料15を押えク ランプする。この際、クランプユニット14は停止して被切抜材料15を押えク ランプするも、回転主軸2及び回転円盤12は回転している。なお上記のクラン プユニット14の押えクランプが作用するとシリンダー5は停止する。そしてそ れから毛引刃昇降用シリンダー28の操作で刃物台26が降下送り作用されて行 き、回転円盤12と共に回転しながら毛引刃29は降下送りされて行くが、毛引 刃29が被切抜材料15に切り込まれて行く時にショックアブソーバ30によっ て速度調整される。即ちショックアブソーバ30は、そのロッド先端の係止部3 1が回転円盤12に係止してから機能して毛引刃29の降下送り速度を遅く調整 して切り込みを行わせるようにしてある。かくして毛引刃29の切り込みで被切 抜材料15から外周テーパ円盤Aを切抜き加工する。そして切抜きが終了すると 、シリンダー28が作動して刃物台26が上昇復元する。それからシリンダー5 が作動して回転主軸2が上昇し、クランプユニット14によるクランプが解除さ れて切抜かれた外周テーパ円盤A製品を取出す。
【0007】
【考案の効果】
本考案は上記のように構成したから、毛引刃による無理のない安全な切抜き加 工によってテーパ切抜面にささくれや醜い焼け焦げなどの生じない安定した切抜 き加工が合理的に行える。そしてテーパ切抜面にだれ,かえりや歪などを生ずる ことなく切口のきれいで正確な木製外周テーパ円盤を簡単かつ迅速容易に切抜き 加工できる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案加工機の実施例を示す正面図である。
【図2】本考案加工機の実施例を示す平面図である。
【図3】本考案加工機の刃物台装置部の斜視図である。
【符号の説明】
1 主軸台 2 回転主軸 3 フレーム 4 スライドレール 5 主軸昇降用シリンダー 6 モーター 7 ベルト伝動媒介節 8 流体流路 9 ロータリージョイント 10,11 流体ホース 12 回転円盤 13 テーブル 14 クランプユニット 15 被切抜材料 16 敷板 17 基板 18 円弧孔 19 案内 20 導通孔 21 摘み 22 送りねじ 23 傾動框 24 枢着 25 固定ねじ 26 刃物台 27 軌条 28 毛引刃昇降用シリンダー 29 毛引刃 30 ショックアブソーバ 31 係止部 32 バランスウエイト 33 摘み 34 送りねじ A 外周テーパ円盤 S 毛引刃送り装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主軸昇降用シリンダー5操作でフレーム3に沿って昇降
    動する主軸台1に上部が支承された、下端にスラストベ
    アリングを介装した回転自在のクランプユニット14を
    有する回転主軸2の下部に、回転円盤12を設け、該回
    転円盤12側に設けられる刃物台26下端部の毛引刃2
    9が放射方向に進退動できるような毛引刃送り装置Sを
    備えた基板17に設けられた傾度調節自在の傾動框23
    に、上記毛引刃29とショックアブソーバ30を備えた
    刃物台26を毛引刃昇降用シリンダー28操作で昇降自
    在に設けてなり、回転主軸2を降下させてクランプユニ
    ット14によってテーブル13上の板状の被切抜材料1
    5を押えクランプし、回転主軸2と一体の回転円盤12
    の回転に伴う毛引刃29の回転及びショックアブソーバ
    30による速度調整しての毛引刃29の降下送りによっ
    て外周テーパ円盤Aを切抜き加工することを特徴とする
    木製外周テーパ円盤加工機。
JP1994004703U 1994-04-05 1994-04-05 木製外周テーパ円盤加工機 Expired - Lifetime JP3002789U (ja)

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JP1994004703U JP3002789U (ja) 1994-04-05 1994-04-05 木製外周テーパ円盤加工機

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JP1994004703U JP3002789U (ja) 1994-04-05 1994-04-05 木製外周テーパ円盤加工機

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Family

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JP1994004703U Expired - Lifetime JP3002789U (ja) 1994-04-05 1994-04-05 木製外周テーパ円盤加工機

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