JP3001940B2 - 通訳装置 - Google Patents

通訳装置

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JP3001940B2
JP3001940B2 JP2204916A JP20491690A JP3001940B2 JP 3001940 B2 JP3001940 B2 JP 3001940B2 JP 2204916 A JP2204916 A JP 2204916A JP 20491690 A JP20491690 A JP 20491690A JP 3001940 B2 JP3001940 B2 JP 3001940B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、入力された文を他国語に翻訳する通訳装置
に関するものである。
従来の技術 近年、研究開発の段階ではあるが、例えば音声入力の
通訳装置が試作されている(例えば、情報管理Vol.32 N
o.2(1989)参照)。
以下、従来の音声入力の通訳装置の一例について簡単
に説明する。なお説明の便宜上、通訳装置は日本語から
英語への翻訳を行うものとする。
第4図は、従来の音声入力の通訳装置の構成を示す概
略ブロック結線図である。第4図において、1は入力さ
れた日本語文の音声を認識する音声認識装置からなる入
力部、2は入力部1の結果をもとにその文の意味を解釈
し、その意味内容を表す意味表現を出力する意味解析
部、3は意味解析部2から出力される意味表現をもとに
英語の文を生成する翻訳部である。
入力部1の音声認識装置における音声認識には様々な
方法があるが(例えば、「音声認識」新美康永著、共立
出版(1979)参照)、音声認識の単位として音素を用い
る方法が代表的である。音素とは、ある言語を記述する
のに最小で不可欠な音韻論的単位である。
意味解析部2からは入力された文の意味内容を表す意
味表現が出力される。第5図に意味表現の一例を示す。
この例は、意味表現の記述を格文法の考えを用いてお
り、文の種類、述語動詞および述語動詞によって支配さ
れる格に対して値を与えたものである。
「近くにトイレはありますか。」の入力音声5は、入
力部1を経て意味解析部2で解釈され、まず“モード
(文の種類)”、“動作”の値としてそれぞれ“疑
問”、“存在する”が与えられ、次に“動作”の値であ
る述語動詞“存在する”が持つ“動作主”と“場所”と
いう格に対してそれぞれ“トイレ”、“近辺”という値
が与えられる。一般に意味表現6は文の意味情報をいく
つかの性質とその値のペアで表現したものである。
翻訳部3では英語の構文生成ルールを用いて意味解析
部2から出力される意味表現6を英語の文に変換する。
発明が解決しようとする課題 しかし、以上のような構成の従来の通訳装置では、非
常に類似した2つの文を続けて翻訳させたい場合でも、
その2つの文を2回にわけて、かつそれぞれの文全体を
入力しなければ所望する翻訳文を得られないという課題
があった。
また、従来の音声入力の通訳装置では、音声の認識や
意味解析が100%正しく行われないため、入力された文
に対して正しい意味表現が必ずしも得られず、所望する
翻訳文を得るためには正しい意味表現が得られるまで何
回も文全体の入力を繰り返さなければならないという課
題があった。
本発明は、以上のような従来からの課題を解決するも
のであり、入力はできる限り繰り返さないようにして使
用者の入力を正確に、かつ迅速に翻訳することができ、
また、一つの例文をもとに意味内容を変更した文を作成
して翻訳することができるようにした通訳装置を提供す
ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は、一文毎に入力
された文を解釈し、その意味内容として性質とその値の
複数の対で構成される意味表現を、性質とその値の対が
不完全な場合においても出力する意味入力部と意味解析
部と意味表現加工部と翻訳部とを有する通訳装置であっ
て、意味解析部は入力部から一文毎に入力された文を解
釈し、その意味内容として性質とその値の複数の対で構
成される意味表現を、性質とその値の対が不完全なもの
も含んで出力し、翻訳部は上記意味解析部から出力され
る意味表現または上記意味表現加工部で変更された意味
表現をもとに他国語を生成し、意味表現加工部は、上記
翻訳部で翻訳の対象となった最新の意味表現を記憶し、
当該記憶された最新の意味表現または上記意味解析部か
らの意味表現の意味内容をもとに、肯定文、疑問文、否
定文間のモード変更、時制の変更または単語の置換・付
加・省略等を操作者の入力により実行するように構成さ
れている。
作 用 本発明は、上記構成により、入力された文をもとに意
味解析部が解釈して出力した意味表現に対し、使用者が
意味表現加工部において、肯定文・疑問文・否定文間の
モード変更、時制の変更、単語の置き換え等、意味内容
の変更操作を行い、これをもとに翻訳部で翻訳するよう
にできる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。第1図は本発明の一実施例における通訳装置
のブロック結線図である。
本実施例においては、第4図に示した従来の通訳装置
と同一構成部分には同一番号を付してその詳細な説明を
省略する。
第1図において、1は入力された日本語文の音声を認
識する音声認識装置からなる入力部、2は入力部1の結
果をもとにその文の意味を解釈し、その意味内容を表す
意味表現を出力する意味解析部、3は意味解析部2から
出力される意味表現をもとに英語の文を生成する翻訳
部、4は意味内容の変更を行って翻訳部3に出力する意
味表現加工部である。
本実施例の第一の特徴は、第1図に示すように意味解
析部2からの出力である意味表現に対し、使用者が肯定
文・疑問文・否定文間のモード(文の種類)変更、時制
の変更、単語の置き換え等、各種の意味内容の変更を行
って翻訳部3に出力する機能を有する意味表現加工部4
を備えたことである。
第二の特徴は、意味解析部2の出力である意味表現の
形にある。従来は、述語動詞が支配する格については値
が与えられている場合のみその格と値のペアを意味表現
の一部として記述するようにしていた。しかし本実施例
では、意味解析部2は、述語動詞が支配する全ての格に
ついてその情報を意味表現に記述する。
「近くにありますか。」という文から得られる従来の
意味表現と本実施例での意味表現を第2図に示す。“あ
ります”という述語動詞は、動作主と場所という2つの
格を支配するが、「近くにありますか。」という文には
動作主の格に入る値は含まれていない。そのため、従来
の意味表現7には動作主の格に関する記述はない。一
方、本実施例で用いる意味表現8には、動作主の格に関
する記述としてその値が不定であることを明記してい
る。
以上の構成において、以下、その動作について第3図
に示す動作例を参照しながら説明する。
第3図に示すように「近くにトイレはありますか。」
の入力音声5は、入力部1を経て意味解析部2で意味表
現8に変換される。ここで誤認識により「近くにありま
すか。」の意味を表す意味表現8が得られたとする。こ
の意味表現8は、動作主の格の値が不定であり意味が曖
昧であるために従来であれば翻訳部3において英文変換
は失敗し、ここで使用者は音声により再び全文を入力部
1に入力することになる。しかし、本実施例において
は、ここで使用者が意味表現加工部4において、値の与
えられていない動作主の格を指定し、そこに“トイレ”
という値を与えれば良い。
意味表現8において、値の与えられていない述語動詞
の支配する格(本実施例では動作主の格)についても表
現しておくのは、上記の操作を可能にするためである。
これにより、意味表現加工部4は先の意味表現8の動作
主の格の値を“トイレ”とした意味表現9を出力する。
この意味表現9は翻訳部3において、「Is there a
restroom around here?」の英文10に変換され、所
望する英文が得られる。
具体的には、格の値の指示の方法として、キーボード
からのキー入力や、ファンクションキーを設定しておい
たり、あるいは単語認識による音声入力等が考えられ
る。
このように、本実施例によれば、述語動詞の支配する
格については、その値の存在の有無にかかわらずその情
報を意味表現として出力する意味解析部2と、意味表現
中の値の与えられていない格にも後からその値を与える
ことができる機能を有する意味表現加工部4を備えるこ
とにより、音声認識と意味解析の処理の結果において生
じる意味の誤りを簡単に訂正することができ、使用者の
所望する英文をスムーズに得ることができる。また、最
新の意味表現を意味表現加工部4に記憶しておくことに
より、使用者は何回でも意味表現の変更を簡単に行うこ
とができる。
なお、本実施例では、翻訳すべき文を音声により入力
できるよう音声認識装置を入力部1としているが、必ず
しもその必要はなく、例えばキーボードのキーにより翻
訳すべき文を入力しても良い。
また本実施例では、意味表現加工部4は意味表現中の
値の入っていない格の値の決定操作を行う場合について
説明したが、意味表現加工部4で行うことができる意味
表現の加工操作は上記内容に限定されるものではない。
さらに、上記実施例では、日本語を英語に翻訳する場
合について説明したが、入力言語と出力言語はいかなる
言語であってもよいことは言うまでもない。
以上説明した実施例によれば、入力された一つの例文
をもとに意味解析部2が解釈して出力した意味表現に対
し、使用者が意味表現加工部4において、肯定文・疑問
文・否定文間のモード変更、時制の変更、単語の置き換
え・付加・省略等、意味内容の変更操作を行うことによ
り、種々の文を容易に作成し翻訳することが可能とな
る。
また、音声認識装置を入力部1として用いた場合に
は、意味解析部2の解釈が使用者の入力音声と異なって
いても、ある程度両者が類似していれば文全体を音声に
より何回も繰り返し入力することなく、意味解析部2が
解釈して出力した意味表現をもとに、文の型式や意味、
あるいは一部の単語等を変更することにより、所望する
文の翻訳文を正確に、かつ迅速に得ることができる。
発明の効果 以上のように本発明は、一文毎に入力された文を解釈
し、その意味内容として性質とその値の複数の対で構成
される意味表現を、性質とその値の対が不完全な場合に
おいても出力する意味解析部と、意味解析部から出力さ
れる意味表現をもとに他国語を生成する翻訳部と、意味
解析部から翻訳部へ出力する意味表現の意味内容を、先
に入力した一つの例文をもとに、操作者の入力により変
更する意味表現加工部を設けるように構成されている。
この構成により、入力はできる限り繰り返さないよう
にして使用者の入力を正確に、かつ迅速に翻訳すること
ができ、また、一つの例文をもとに意味内容を変更した
文を作成して翻訳することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における通訳装置を示す概略ブ
ロック結線図、第2図は同実施例で用いる意味表現例と
従来の通訳装置で用いていた意味表現例とを説明する概
念図、第3図は同実施例による動作例を説明する概念
図、第4図は従来の通訳装置を示す概略ブロック結線
図、第5図は同従来例の動作を説明する概念図である。 1……入力部、2……意味解析部、3……翻訳部、4…
…意味表現加工部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力部と意味解析部と意味表現加工部と翻
    訳部とを有する通訳装置であって、意味解析部は入力部
    から一文毎に入力された文を解釈し、その意味内容とし
    て性質とその値の複数の対で構成される意味表現を、性
    質とその値の対が不完全なものも含んで出力し、翻訳部
    は上記意味解析部から出力される意味表現または上記意
    味表現加工部で変更された意味表現をもとに他国語を生
    成し、意味表現加工部は、上記翻訳部で翻訳の対象とな
    った最新の意味表現を記憶し、当該記憶された最新の意
    味表現または上記意味解析部からの意味表現の意味内容
    をもとに、肯定文、疑問文、否定文間のモード変更、時
    制の変更または単語の置換・付加・省略等を操作者の入
    力により実行することを特徴とする通訳装置。
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