JP3001873B2 - スピンスタンド及びディスク試験装置の平衡をとるための方法及び装置 - Google Patents

スピンスタンド及びディスク試験装置の平衡をとるための方法及び装置

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JP3001873B2
JP3001873B2 JP10343005A JP34300598A JP3001873B2 JP 3001873 B2 JP3001873 B2 JP 3001873B2 JP 10343005 A JP10343005 A JP 10343005A JP 34300598 A JP34300598 A JP 34300598A JP 3001873 B2 JP3001873 B2 JP 3001873B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転装置の平衡を
とるためのシステム及びテクニックに関し、更に詳細に
は、本発明は、そのアンバランスに起因する振動を減ら
すために、磁気ヘッド及びディスク検査装置のスピンス
タンドの平衡をとるためのシステム及びテクニックに関
する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータの不揮発性記憶を必要
とする多くのシステムは、ディスクの磁気材料に記憶さ
れた情報を読み書きするために磁気コーティングされた
回転ディスク及びトランスデューサから成るデータ記憶
装置を含む。
【0003】この種のデータ記憶装置内のトランスデュ
ーサは、一般に磁気ヘッドとして公知である。製造の
後、記憶密度、データ位置へのアクセス速度、信頼性及
びデータ保全性を含む操作上のパラメータ及び性能特徴
を測定するために、磁気ヘッドは、磁気ヘッド及びディ
スク検査装置で評価されることができる。この種の検査
装置の機械的な部品は、スピンスタンドとして公知であ
る。スピンスタンドは、磁気ヘッド支持素子、及びスピ
ンドルと呼ばれる回転可能な磁気ディスクパック支持素
子を一般に含む。ディスク、及びスピンドルの回転軸
(または等価的にスピン軸)に垂直な方向に対して磁気
ヘッドの直線移動を容易にするために、磁気ヘッド支持
素子が、摺動可能にスピンスタンドに付けられる。従来
技術のスピンスタンドの実施例は、本発明の譲受人であ
るカリフォルニア州サンホゼのGuzikTechnical Enterpr
ises社により製作されたモデルS71701である。
【0004】磁気ヘッドを評価するために、テストディ
スクパックは、スピンスタンドのスピンドルに据え付け
られる。ディスクパックは、ドライブアセンブリのスピ
ンドル上のユニットとして据え付けられるように適応さ
せられる1つまたは複数のセットの磁気ディスクを記述
するために使用される一般的な技術用語である。テスト
の間、ディスクパックは10000rpmを上回る速度
で回転できる。スピンスタンドのスピンドルがこの種の
高速で回転するので、スピンドル、及びその上に取り付
けられるディスクパックの振動を引き起こしてテストの
精度を悪くする遠心力を回避するために、スピンドルは
注意深く平衡をとられなければならない。回転素子内の
振動は、ディスクトラックの上の磁気ヘッドのトラッキ
ングエラーを引き起こす場合もある。この種のトラッキ
ングエラーは、特に高いデータ密度システムと関連して
重要であり、最新型のデータ記憶装置内のディスクトラ
ックの半径方向の密度が、10000トラック/インチ
と同じ程度であり得る。振動を最小にするために、ディ
スクパックの回転により発生する遠心力の連続が回転軸
の周り、及び垂直方向に一様に分布させられる。力がそ
のように分布される時、ディスクパックによって、発生
する各遠心力ベクトルは回転軸の周りに180度の方向
で配向される等しい力により相殺され、その結果、有効
な力は残らない。回転ディスクパックにより発生する遠
心力が一様に分布されない時にアンバランスが起こり、
完全な相殺が起こらないので、軸から外側へ放射状に向
く有効な力が残る。
【0005】スピンドル上に据え付けられる時、ディス
クパックはまた高速で回転するので、振動を最小にする
ためにディスクパックはまた平衡をとられなければなら
ない。従来技術のシステムでは、スピンドル及びディス
クパックは、多目的平衡試験機(例えば、Hems Balanci
ng Systems社のBT−25)によって、平衡をとられ
る。
【0006】スピンドルがディスクパックと無関係に平
衡をとられるので、もしスピンドルの平衡をとるために
使用される回転軸がディスクパックの平衡をとるために
使用される回転軸と一致しない場合、ディスクパックが
スピンドルに取り付けられる時にアンバランスがまだ存
在してもよい。テストディスクパックは、損害または修
正されたテスト仕様の結果として、時折スピンスタンド
から除去して交換されなければならない。各ディスクパ
ックは固有であるので、ディスクパックを交換すること
は潜在的なアンバランスをつくり出し、新しいスピンド
ル/ディスクパックの釣り合いプロシージャを必要とす
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
スピンドルに取り付けられるディスクパックを用いてス
ピンスタンドスピンドルの平衡をとることができる、修
正可能なスピンスタンドを提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、このスピンドルに取
り付けられるディスクパックを用いてスピンスタンドス
ピンドルの平衡をとるための方法を提供することであ
る。
【0009】本発明の更なる目的は、アンバランス測定
のための自動化された内蔵システムを有するスピンスタ
ンドを提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、このスピンドルに取
り付けられるディスクパックを用いてスピンスタンドス
ピンドルの平衡をとる自動化された手段を実現すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気ヘッド及
びディスク試験システムのスピンスタンドの平衡をとる
ための方法と装置を目的とする。本発明の装置は、ベー
ス部材に接続したスピンドル支持物を含むディスク支持
アセンブリ、回転軸の周りの前記スピンドル支持物に関
して回転可能であるスピンドル、及び回転軸の周りでス
ピンドルを回転させる選択可能な運転のためのスピンド
ル駆動装置から成る。支持アセンブリも、スピンドル支
持物に関してスピンドルの瞬間的な角度の位置の表す信
号を発生する位置インジケータを含む。本発明の装置は
更に、スピンドルに添付される少なくとも1つの平衡ア
センブリを含むので、平衡アセンブリはスピンドルに関
して回転軸の周りで回転可能である。複数の平衡重りが
平衡アセンブリの範囲であり、各重りは回転軸に関して
放射状の方向に関連する経路に沿って配置される。スピ
ンドル及びディスクパックアセンブリ内の固有のアンバ
ランスの効果を相殺するために、重りは経路に沿って調
整可能である。本発明の装置は、回転軸のまわりの前記
スピンドルの角度の位置の関数として、ベース部材に関
してスピンドルの放射状方向を向く加速を表す信号を発
生する加速度計も含む。本発明の装置は、更に、前記ス
ピンドルの最大加速に対応するスピンドル角度の位置を
決定し、最大加速を相殺するために平衡重りの1組の補
正位置を計算する計算要素を含む。
【0012】本発明の好適な実施例によれば、計算の要
素は、前記スピンドルの少なくとも二つの回転に対し
て、対応する角度の位置で加速を表す信号を平均する。
【0013】他の実施例では、本発明は、計算要素によ
り決定された前記補正位置に従うように重りの平衡を自
動的に調節するメカニズムを含む。
【0014】更に他の実施例では、ベース部材によるス
ピンドル振動の減衰を妨ぐように、ディスク支持アセン
ブリは、曲げやすいようにベース部材に取り付けられ
る。本発明はまた、いったん平衡プロシージャが完了し
たらディスク支持要素をベース部材に強く取り付けるた
めの固定メカニズムを含む。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、磁気ヘッドのスピンス
タンド及びディスクテストシステムの平衡をとるための
方法及びと装置を目的とする。
【0016】本発明のスピンスタンドが、図1に図示さ
れる。一般に、本発明は、スライド12及びスピンドル
ハウジング20を支持するベースプレート10を含む。
スライド12は、ガイドレール14に直線運動軸Xの方
向に直線運動をさせるように取付けられる。スライド1
2は、磁気ヘッドホルダー(例えば,複数の磁気ヘッド
18a、19a、18b、19b、18c、19cを支
えるヘッドスタックハウジング17から成るヘッドスタ
ック16)を支持する。
【0017】スピンドルハウジング20が、ベアリング
メカニズム及び駆動メカニズム90によりスピンドルハ
ウジング20に取り付けられる回転可能なスピンドル2
2を含むので、直線運動軸Xに対して垂直である回転軸
Zのまわりでスピンドル22を回転させられる。回転ス
ピンドル22は、ベースプレート10を通って延び、回
転エンコーダ58に接続される。エンコーダ58は、ス
ピンドル22のスピンドルハウジング20に関して一つ
の特別な角度の位置に対応するインデックスパルス69
を発生する。従って、スピンドル22が回転する時、エ
ンコーダ58は一連のインデックスパルス69を発生
し、パルス69間の期間は、スピンドル22の単一の回
転に対応する。実施例において、回転エンコーダ58
は、ヒューレットパッカード社により生産されるHED
S−9140回転エンコーダモジュールにより実施され
る。
【0018】スピンドル22はディスクパック31を支
持し、ディスクパックベース33及び磁気ディスク32
a、32b、32cを含む。ディスクパックベース33
は、ネジ26によって、スピンドル22に取り付けられ
る。磁気ディスクは、スペーサ34a、34bにより互
いに間隔を置き、ディスクパックベース33に取り付け
られる。磁気ディスク32aがディスクパックベース3
3のフランジ部分の上に載り、スペーサ34aが磁気デ
ィスク32bの上面に載り、スペーサ34bがディスク
32aの上面に載り、磁気ディスク32cがスペーサ3
4bに載るので、ディスクはスペーサに挟まれる。上側
ディスク32cの上面は、同様に圧縮可能で、弾性のあ
るスペーサ36を支持するスペーサ34cを支持する。
予めロードされたスペーサ38は、スペーサ36の上に
配置される。
【0019】テストのために各々のディスクに情報を読
み書きするために、ヘッド18a、19a、18b、1
9b、18c、19cが磁気ディスク32a、32b及
び32cの各表面にロードされる。ヘッド18a、18
b、18cは磁気ディスクの上面とかみ合い、ヘッド1
9a、19b、19cはディスクのより低い表面とかみ
合う。
【0020】ディスクパック31のディスク及びスペー
サが、平衡キャップ40によりディスクパックベース3
3に据えられる。このキャップが、ねじ切りされたシリ
ンダ40a、及び平衡部品42から成る。シリンダ40
aは、ディスクパックベース33の上端部に作られた、
ねじ切りされた開口部40bにねじ込まれる。図4に図
示される実施例において、44fを通して予めロードし
ている6つの開口部44aは、平衡部品42の内部に回
転軸Zと平行に配置される。46fを通しての予めロー
ドされた6つの重り46aは、予めロードされたスペー
サ36を圧縮し、回転軸Zの方向にディスクパックを予
めロードするために44fを通してねじ切りされた予め
ロードされた開口部44aにそれぞれねじ込まれる。一
般に、予めロードされた開口部44の数は6より多くて
も少なくてもよく、予めロードされる重り46は当業者
にとって公知の他の手段により固着することができ、調
節可能である。図3は、平衡部品42、回転軸Zを横切
る軸に沿って部分的に区分されるディスクパック31、
予めロードされた開口部44a、予めロードされた重り
46aを示す。図示された実施例では平衡部品が平衡キ
ャップと一体化され、着脱可能であるが、他の実施例は
強くスピンドル22に取り付けた平衡要素を含むことが
できる。
【0021】図4に示すように、平衡キャップ40の平
衡部品42は、部品42の一様に間隔を置かれた半径に
沿って穴をあけられた6つのねじ切りされた平衡開口部
48aを有する。平衡重り50a〜50fは、それぞれ
平衡開口部48a〜48fにねじ込まれ、平衡プロシー
ジャを実現する。本発明の他の実施例では、平衡開口部
の数は6より多いか少ないかであり、平衡重りは、回転
軸Zのまわり(即ち、部品42の不均一に離間された半
径に沿って)に非対称に分布させられる。図示された実
施例では、平衡重りは、回転軸に関して放射状の方向を
向く経路に沿って調節可能である。他の実施例では、調
整経路は他の向きを仮定することができ、その結果、放
射状の方向だけが調整可能な構成要素である。図2は、
平衡部品42及び回転軸Zを横切る軸に沿って部分的に
区分されるディスクパック31、平衡開口部48a、及
び平衡重り50aを示す。図3は、磁気ディスクの下に
設置された第2の平衡部品92、及び平衡重り94の第
2のセットを含む、本発明の代替実施例を示す。図3の
断面図では、平衡重り50a及び94aが図示されてい
る。
【0022】本発明の平衡システムは、スピンドルハウ
ジング20に取り付けられる加速度計52を含む。マサ
チューセッツ州のSetra Systems社により製造された
モデル141加速度計は、本発明の目的に適している典
型的な加速度計52である。スピンドルハウジング20
は、ベースプレート10に固定されたアダプタ55に強
く取り付けられるか、バネ57によりベースプレート1
0に対して可撓性接続を有することができる。後者の場
合、スピンドルハウジング20は、錨ネジ59によりベ
ースプレート10に強く取り付けられることが可能であ
る。錨ネジ59がねじ切りされた開口部53にはめ込ま
れるように、バネ57は圧縮され、スピンドルハウジン
グ20はベースプレート10の方へ引かれる。錨ネジ5
9がねじ切りされた開口部53に完全にかみ合わされる
時、スピンドルハウジングは強くベースプレート10に
取り付けられる。スピンドルハウジング20及びベース
プレート10間の可撓性の結合(即ち、錨ネジ59がは
ずされる時)は、ベースプレート10がスピンドルハウ
ジング20及び加速度計52の振動が減衰させないよう
にし、従って、スピンドルハウジング20により経験さ
せられる力の正確な測定を提供する。平衡プロシージャ
が完全である時、錨ネジ59をかみ合わせることによ
り、スピンドルハウジング20及び加速度計52がベー
スプレート10にしっかり固定される。
【0023】スピンドル22に関していくつかの任意の
角度位置内で平衡キャップ40を用いてディスクパック
31を据え付けた後、支持物72に取り付けられた光源
70(例えばレーザーペン)が適切な平衡の結果を達成
するために使用される。支持物72は、スピンドルハウ
ジング20に接続している。光源70の光は、インデッ
クスパルス69がエンコーダ58から来る時に点灯す
る。図4に示されるように、幅が狭い光ビームが平衡キ
ャップ40の上面に彫られたスケール49を照らす。ス
ケール49のしるしが、平衡キャップ40の離散的な角
度の位置にマークする。このスケールの0のしるしに対
応する角度の位置は、開口部48の一つ(例えば、開口
部48a)と同じ角度の位置である。従って、スケール
49の照らされたしるしは、インデックスパルス69及
びスケール49のゼロ角点の間の角度の変化の指示を提
供する。加速度計52は、プリアンプ/フィルタ62の
入力62inに接続している。プリアンプ/フィルタ62
の出力が、A/Dコンバータ64(今後はADCと呼
ぶ)の入力に接続している。ADC64の出力は、イン
タフェース66を経てコンピュータ68に接続してい
る。エンコーダ58からのインデックスパルス69のシ
ーケンスはまた、インタフェース66を経てコンピュー
タ68に接続している。プリアンプ/フィルタ62、A
DC64、インタフェース66及びコンピュータ68
は、測定値データ処理ユニット(今後はMDPUと呼
ぶ)を形成する。
【0024】MDPUへの加速度計52からの信号は、
加速度計52により経験される瞬間的な力を表す。MD
PUは、インデックスパルス69のシーケンスと一緒に
この信号を受信し、加速度計により経験される力、また
は等価的に、スピンドル角度の位置Φの関数としてスピ
ンドルハウジング20により経験される力を表す信号A
(Φ)を発生する。図示された実施例では、加速度計5
2は、回転軸Zに対して実質的に垂直な方向の線形加速
度を測定する。他の実施例では、加速度計は、回転軸Z
に対して直角かまたは直角ではない1つ以上の他の方向
の線形加速度を測定できる。実施例において、加速度計
は三つの相互に直角な方向の加速度を測定するので、い
かなる方向の加速度もデカルト座標内の構成要素を分析
することにより決定できる。他の実施例ではさらに、こ
こで記載されている1つ以上の線形加速度に加えて、加
速度計はスピンドルの角加速度を測定できる。
【0025】1つの測定操作の間、ディスクパック31
及び平衡キャップ40が取り付けられた状態で、MDP
Uがスピンドル22の一つの完全な回転に対するA
(Φ)を決定できる。インデックスパルス69が回転エ
ンコーダ58により出される時、角度位置Φ=0はスピ
ンドルの角度位置として定義される。図5に示されるよ
うに、スピンドル22、ディスクパック31及び平衡キ
ャップ40が完全に平衡をとられる時、測定されるA
(Φ)は、ノイズを除いてゼロである。図6に示される
ように、アンバランス条件がスピンドル22、ディスク
パック31、及び平衡キャップ40に存在する時、測定
されるA(Φ)はノイズに加えて有意な主高調波成分H
(Φ)を含む。主高調波は、数学的にH(Φ)=H0[ s
in(Φ+Φ0-π/2)]として表わすことができる。有効
な残留遠心力ベクトルFが、スピンドル22に回転軸の
反対方向に作用し、回転軸Zのまわりに関して180度
の方向を向く等しい力により相殺されなかったので、ア
ンバランス条件は存在する。振動の主高調波H(Φ)の
振幅H0は遠心力ベクトルFの大きさ|F|に比例し、
この高調波の位相変化Φ0はベクトルFの角度位置を決
定する。インデックスパルス69に関する平衡重り50
a〜50fの角度位置、質量mi、及びこれらのネジに
対するネジ山のピッチtiは全ての定数であり、容易に
測定できる。いったんA(Φ)が測定されたら|F|及
びH0間の比例係数cを決定できるので、i〜f全てに
対して(スカラー乗算により)各ネジSiの方向のFの
i成分を見い出し、ネジSiをθiまで回転させること
により(但し、ωはスピンドルの角速度である)この成
分を補正することが可能である。
【数4】
【0026】測定上のノイズの有害な効果は、上記の測
定をN回繰り返し、(高調波から独立しているノイズが
次のサンプルにわたって互いに関連しないので)結果を
平均することにより、Nの平方根だけ減少させることが
できる。
【0027】残留遠心力Fの値は、振動の主高調波の振
幅H0に比例するが、A(Φ)の他の高調波成分のため
に必ずしも振動A(Φ)の振幅A0には比例しない。F
の本当の角度位置Φ0は、また、振動自体よりむしろ振
動の主高調波から測定されなければならないA0及びH0
の値は非常に近く、アンバランスの程度が高い時、Φ 0
の値は正確に測定できる。しかし、Fを見い出すために
振動曲線A(Φ)が単独で使用される時、他の高調波の
影響は測定の精度を実質的に減少させる。1次元の相関
関係分析は、振動曲線A(Φ)から主高調波H(Φ)の
最善近似を(平均自乗法で)導く。それは、一つの高調
波を見いだすのに必要なだけなで、相関関係プロシージ
ャは簡単であり、次式を使用して実現できる。
【数5】
【数6】 これらの式は連続関数の積分を記述しているが、数値を
求める関数が1組の離散的なデータサンプルとして表さ
れる時、積分が加法と取り替えられることを当業者は認
識している。
【0028】新しいスピンスタンドの平衡装置は、磁気
ヘッド及びディスクをテストするためにスピンスタンド
を使用する前に、まず較正しなければならない。初期較
正プロシージャは、特別な参照ディスクパック31、及
び平衡キャップ40をスピンドル22に取り付けること
により始まる。ディスクパック31の角度位置、平衡キ
ャップ40、及びスピンドルの組合せは、光源70が平
衡キャップの上面に彫られるスケール49のゼロ角度を
指すまで調節される。公知の制御されたアンバランスを
つくり出すために、公知の質量minitを有する平衡重り
50は、開口部48a内の公知の半径方向の位置rinit
に合わされる。ヘッド18及び19がディスク32から
十分に離れるまでレール14に沿ってスライド12を移
動することにより、磁気ヘッド18及び19は各磁気デ
ィスク32と反対方向に動かされる。スピンドルハウジ
ング20及びベースプレート10の間に可撓性の結合を
つくり出すために、錨ネジ59はベースプレート10か
らはずされる。それで、ディスクパック31、平衡キャ
ップ40、及びスピンドルの組合せは、最小限の有効な
速度で回転させられる。初期アンバランス力がFと比較
して取るに足りないと仮定すると、rinit=|Finit
=minitω2initである残留力rinitは、平衡重り5
0aに起因するアンバランスのために、平衡重り50a
の方向にスピンドル及びディスクパックアセンブリに作
用する。結果的な振動は、加速度計52により検出さ
れ、MDPUにより標本化される。
【0029】スピンドル22の各回転に対して、0≦Φ
<360度の範囲でA(Φ)データセットを発生するた
めに、MDPUは加速度計52からの信号を標本化す
る。MDPUは、スピンドル22の回転N(例えば6
4)まで、加速度計52からの信号を標本化することを
継続する。それからMDPUは、集められたデータセッ
トNから複合データセットA~(Φ)を発生する。本発
明の実施例は、複合A~(Φ)を発生するために単純な
算術平均計算を使用するが、複数のデータセットを結合
する他の方法(例えば平均、幾何平均、または調和平
均)も使用できる。それから振動の主高調波H(Φ)が
上記の相関関係法により決定され、最大値H0及び位相
変化α0が決定される。それで、|F|をH0に関係づけ
る比例係数cが計算され、c=minitω2init/H0
ある。c及びα0の値は、不揮発性メモリ記憶装置にお
いて、記憶されて維持される。
【0030】それぞれが全作動範囲を表すc及びα0
値のいくつかの組を発生し記憶するように、上記のプロ
シージャは多様な回転速度で繰り返される。インデック
スパルス69が平衡キャップ40の目盛り49のゼロ角
度、及びアンバランスをつくり出すネジ48aの位置に
対応するので、α0は、加速度計52、及びフィルタ/
プリアンプ62を含むデータ収集電気回路に固有である
位相変化に対応する。
【0031】通常のテストプロシージャの間、スピンス
タンドの平衡装置は、各新しいディスクパック31、及
び本発明のスピンスタンドのスピンドル22に取り付け
られた平衡キャップ40のために較正されなければなら
ない。一つの可能な手動の較正プロシージャは、次のよ
うである。 1.ヘッド18及び19がディスク32から十分に離れ
るまでレール14に沿ってスライド12を移動すること
により、磁気ヘッド18及び19は各磁気ディスク32
と反対方向に動かす。 2.スピンドルハウジング20及びベースプレート10
の間に可撓性の結合をつくり出すために、錨ネジ59は
ベースプレート10からはずす。 3.新しいディスクパック31及び平衡キャップ40
が、スピンドル22に取り付ける。インデックスパルス
69によって、光源70が平衡キャップの上面に彫られ
たスケール49を照らすようになるまで、スピンドルは
手動で回転させられる。スケール49に照らされるしる
しの値が得られ、MDPUに送られ、α0’と呼ばれる
α0の新しい値を発生するために、初期較正の間に確立
され、記憶されα0の値に加えられる。他の実施例は自
動取得及びMDPU入力手段を取り入れることができる
が、図示された実施例では、光源70により照らされる
しるしの値はユーザにより手動で読み込まれ、手動の入
力平均手段(図示せず)を経てMDPUに提供される。
新しい位相変化α0’は、データ収集電気回路に固有で
ある位相変化に対応し、それは、新しい平衡キャップ4
0上のスケール49の、インデックスパルス69及びゼ
ロしるし間の角度のオフセットを説明する。上記に記述
した手動の較正に代わるものとして、自動化された較正
プロシージャを使うことができる。
【0032】1つの可能な自動化された較正プロシージ
ャは、次のようである。 1.ヘッド18及び19がディスク32から十分に離れ
るまでレール14に沿ってスライド12を移動すること
により、磁気ヘッド18及び19は各磁気ディスク32
と反対方向に動かす。 2.スピンドルハウジング20及びベースプレート10
の間に可撓性の結合をつくり出すために、錨ネジ59は
ベースプレート10からはずす。 3.平衡キャップ40を有する新しいディスクパック3
1を、任意の位置内のスピンドル22の上へ取り付け
る。各々が同じ質量mを有する平衡重り50a〜50f
を開口部48a〜48fの所定の初期位置にそれぞれ据
え付ける(即ち、その全部を平衡キャップ40の回転軸
から同じ距離rに設置する)。 4.テストのために使用される角速度ωで、スピンドル
22の回転を確立する。初期アンバランスが存在する場
合、それは図7の残留遠心力Fに対応する振動A(Φ)
により明らかにされる。A(Φ)は加速度計52により
検出され、MDPUにより受信される。スピンドル22
のN(例えば64)回転を通じて集められたA(Φ)デ
ータから、MDPUは複合A~(Φ)を計算する。MD
PUは上記の相関関係処理により振動の主高調波H
(Φ)を決定し、続いてMDPUは最大値H0及び位相
変化Φ0を決定する。 5.新しいアンバランス条件を得るために、スピンドル
22の回転を止め、平衡重り50aの位置を変える(例
えば、開口部48aから抜き出す)。このアンバランス
は、図7の遠心力F1に対応する。 6.再び、テストのために使われる速度で、スピンドル
22の回転を確立する。異なる振動A1(Φ)は、新し
いアンバランス条件の結果として起こる。A1(Φ)
は、加速度計52により検出され、MDPUにより受信
される。スピンドル22のN(例えば64)回転を通じ
て集められたA(Φ)データから、MDPUは複合A~
(Φ)を計算する。MDPUは上記の相関関係処理によ
り振動の主高調波H(Φ)を決定し、続いてMDPUは
最大値H1及び位相変化Φ1を決定する。
【0033】力F1は、力F及びベクトルF0のベクトル
総和であり、図7に示されるように、|F0|=mω2
は、Φ=π+αにおいて、半径方向の軸に沿って配向さ
れ、平衡重り50aの位置の変化に起因する。平衡キャ
ップ40の開口部48a及びインデックスパルス(Φ=
0)の間の位相変化αの値が、次式を使用して定義でき
る。
【数7】 それで、|F|及びH0間の比例係数cは、次式から見
い出すことができる。
【数8】
【0034】測定、並びにα及びcの値の計算を終えた
後に、スピンドルの回転は止められ、平衡重り50aは
初期位置に戻される。αを計算する時に初期アンバラン
スのが値考慮されるので、上記の自動化された平衡プロ
シージャは、手動のプロシージャより正確である。光源
70は、自動化されたプロシージャを実現する必要はな
い。スピンスタンド、スピンドル及びディスクパックシ
ステムの平衡をとるための一つの可能なプロシージャは
次のようである。 1.ヘッド18及び19がディスク32から十分に離れ
るまでレール14に沿ってスライド12を移動すること
により、磁気ヘッド18及び19は各磁気ディスク32
と反対方向に動かす。 2.スピンドルハウジング20及びベースプレート10
の間に可撓性の結合をつくり出すために、錨ネジ59は
ベースプレート10からはずす。 3.平衡キャップ40を有する新しいディスクパック3
1を、任意の位置内のスピンドル22の上へ取り付け
る。各々が同じ質量mを有する平衡重り50a〜50f
を開口部48a〜48fの所定の初期位置にそれぞれ据
え付ける(即ち、その全部を平衡キャップ40の回転軸
から同じ距rに設置する)。 4.パラメータc及びαを決定するために、手動の較正
プロシージャまたは自動化された較正プロシージャに従
う。 5.ディスクパック31及び平衡キャップ40を用い
て、作動速度ωでスピンドル22の回転を確立する。A
2(Φ)は、加速度計52により検出され、MDPUに
より受信される。スピンドル22のN(例えば64)回
転を通じて集められたA2(Φ)データから、MDPU
は複合A2~(Φ)を計算する。MDPUは上記の相関関
係処理により振動の主高調波H2(Φ)を決定し、続い
てMDPUは最大値H2及び位相変化Φ2を決定する。M
DPUは、較正段階で決定されるc及びαの値を使用し
て、平衡キャップ40におけるゼロ角度に関する力の大
きさ|F2|=cH2及び力F2の角度の位置Φ2−αを決
定する。それで、平衡キャップ40の幾何学的パラメー
タ、及び当業者にとって公知のベクトル解析技術を使用
して、力F2はネジの方向の成分に分解される。ネジ5
0a〜50fの位置及び重りが公知なので、F2の成分
を相殺する必要がある平衡重り50a〜50f位置の変
化が、MDPUにより容易に計算される。 6.段階5で記載したように、スピンドル回転を止め
て、ネジ50a〜50fの位置を訂正する。 7.ディスクパック31、及び平衡キャップ40を用い
て、動作速度ωでスピンドル22の回転を確立する。A
(Φ)は、加速度計52により検出され、MDPUによ
り受信される。スピンドル22のN(例えば64)回転
を通じて集められたA(Φ)データから、MDPUは複
合A~(Φ)を計算する。
【0035】A(Φ)の振幅が所定の限度内にある場
合、平衡プロシージャは完了する。その他の点では、段
階5及び6を繰り返す。A(Φ)の振幅が所定の限度内
にある時、錨ネジ59はきつく締められるので、スピン
ドルハウジング20は強くベースプレート10に固定さ
れる。それで、スピンスタンドは、磁気ディスクパック
31を用いてヘッドスタック16をテストするための準
備ができる。
【0036】本発明の他の実施例では、平衡ネジ50a
〜50fの位置がスピンドル22に設置される訂正メカ
ニズム80、または平衡素子により訂正されることがで
きる。図8は、平衡ネジ50aに接続される訂正メカニ
ズム80aを示す。訂正メカニズム80は、電気モータ
アクチュエータ(すなわちギアメカニズムを駆動してい
る回転モータ、または機械的な結合を駆動しているリニ
アモータ)、空気アクチュエータ、液圧アクチュエー
タ、または電磁アクチュエータを含むことができる。訂
正メカニズム80は、ここで記載されている(スピンス
タンド、スピンドル、及びディスクパックシステムの平
衡をとるためのプロシージャの段階5の)位置変化に対
応して、MDPUから訂正信号82を受信する。
【0037】発明が特定の実施例に関して図示され記載
されたが、これらの実施例が出願の発明の範囲を制限し
ないこと、及びいかなる修正及び変更も添付の請求項の
範囲内で可能であることが理解される。例えば、平衡部
品42は必ずしも平衡キャップ40の不可欠な部品でな
く、スピンスタンドスピンドルに別々の部品として据え
付けることができる。2つの平衡キャップ(1つはディ
スクパック31の上端、他はディスクパック31の下
端)は、平衡をとるためのために使用できる。平衡キャ
ップは、6以上または以下のネジ切りされた開口部48
a〜48fを有することができる。ベースプレート10
へのスピンドルハウジング20の浮遊性接続は、バネ5
7の代わりにゴムパッドを使用して実現できる。スピン
スタンドが磁気ヘッドテストと関連して記載されたが、
同じスピンスタンド及び同じ平衡プロシージャは、磁気
ディスクまたはディスクパックのテストに適用できる。
【0038】以上、本発明の好ましい実施例について図
示し記載したが、特許請求の範囲によって定められる本
発明の範囲から逸脱することなしに種々の変形および変
更がなし得ることは、当業者には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】内蔵の平衡システムを有する本発明のスピンス
タンドの模式的な部分断面図である。
【図2】図1において、描かれている、平衡重りの一つ
を例示する、スピンスタンドの模式的な部分断面図であ
る。
【図3】図1において、描かれている、第2の平衡重り
を例示する、スピンスタンドの模式的な部分断面図であ
る。
【図4】図1のスピンスタンドの平面図である。
【図5】スピンスタンドが最適に平衡をとられた条件に
おける、図1のスピンスタンドからの多様な信号のタイ
ミング線図である。
【図6】スピンスタンドが著しく平衡のとれていない条
件における、図1のスピンスタンドからの多様な信号の
タイミング線図である。
【図7】自動化された較正プロシージャの間に、スピン
ドル及びディスクパックシステムに適用される遠心力を
表す図である。
【図8】平衡ネジに接続された訂正メカニズムを示す図
である。
【符号の説明】
10 ベースプレート 12 スライド 16 ヘッドスタック 17 ヘッドスタックハウジング 18、19 ヘッド 20 スピンドルハウジング 22 スピンドル 31 ディスクパック 32 ディスク 33 ディスクパックベース 34、36、38 スペーサ 40 平衡キャップ 42 平衡部品 44、48、53 開口部 46 重り 49 スケール 50 ネジ 52 加速度計 55 アダプタ 57 バネ 58 エンコーダ 59 錨ネジ 62 フィルタ/プリアンプ 64 コンバータ 66 インタフェース 68 コンピュータ 69 インデックスパルス 70 光源 72 支持物 80 訂正メカニズム 82 訂正信号 90 駆動メカニズム 92 平衡部品 94 平衡重り
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 1/00 - 1/38

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.i.ベース部材に接続されるスピン
    ドル支持物、 ii.スピン軸のまわりで前記スピンドル支持物に関し
    て回転可能なスピンドル、 iii.前記スピンドルを前記軸のまわりで回転するよ
    うに選択的に駆動するための駆動手段、及び iv.前記スピンドル支持物に関して前記スピンドルの
    角度位置を表す位置信号を発生するための手段、 B.前記スピンドルに添付され、前記平衡アセンブリが
    前記スピン軸のまわりで前記スピンドルを用いて回転可
    能であり、内部に複数の平衡重りを有し、各重りは関連
    する経路に沿って調整可能に配置され、前記経路は前記
    スピン軸に関して少なくとも部分的に放射状に配向され
    る、少なくとも1つの平衡アセンブリ、及び C.前記スピン軸のまわりの前記スピンドルの角度位置
    の関数として前記ベース部材に関して前記スピンドルの
    放射状方向の加速度を表す信号を発生するための手段を
    含むディスク支持アセンブリから成ることを特徴とす
    る、回転成分の平衡をとる平衡システムを含む、磁気ヘ
    ッド及びディスクの試験装置のスピンスタンド。
  2. 【請求項2】 前記スピンドルの最大加速度に対応する
    スピンドルの角度位置を識別するための手段、及び前記
    最大加速度を減らすために前記平衡重りの1組の位置を
    計算するための手段を含む計算要素を更に含むことを特
    徴とする、請求項1記載のスピンスタンド。
  3. 【請求項3】 前記ディスク支持アセンブリは可撓的に
    前記ベース部材に取り付けられ、一時的に前記ディスク
    支持要素を前記ベース部材に強く取り付ける手段を含む
    ことを特徴とする、請求項1記載のスピンスタンド。
  4. 【請求項4】 前記計算要素により計算される前記補正
    位置に従うように前記平衡重りを調節するための手段を
    含むことを特徴とする、請求項2記載のスピンスタン
    ド。
  5. 【請求項5】 前記スピンドル支持物はベース部材に接
    続されており、 A.調整可能なように取り付けらた少なくとも1つの平
    衡重りを有する少なくとも1つの平衡アセンブリを提供
    し、前記平衡アセンブリは前記スピンドルに添付され、 B.予め定められた角速度で前記スピンドル及び前記デ
    ィスクパックを前記スピン軸のまわりで回転させ、 C.前記スピンドルの角度位置の関数として、前記ベー
    ス部材に関して前記スピンドルの放射状方向の加速度に
    対応する信号を発生し、 D.前記加速度の最大値を決定し、前記最大値に対応す
    るスピンドルの角度位置を識別するために前記信号を解
    析し、 E.前記加速度の前記最大値を減らすように、前記決定
    された最大値及び前記識別された角度位置に応答して、
    前記各平衡重に対する補正位置を決定する段階から成る
    ことを特徴とする、スピンドルに添付された同軸ディス
    クパックを含み、前記スピンドル及びディスクパックが
    スピンドル支持物に関して回転可能な磁気ヘッド及びデ
    ィスクの試験装置のスピンスタンドの回転成分の平衡を
    とる方法。
  6. 【請求項6】 前記各平衡重りが、関連する経路に沿っ
    て調整可能なように配置され、前記経路が前記スピン軸
    に関して放射状に配向されていることを特徴とする、請
    求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 補正位置を決定する前記段階が、 i.前記加速度の最大値及び前記スピンドルの角度位置
    に対応する第1の力ベクトルを決定し、 ii.前記第1の力ベクトルに等しい大きさを有し、前
    記第1の力ベクトルの反対方向を向く第2の力ベクトル
    を決定し、 iii.少なくとも1つの前記関連する経路に沿う成分
    に前記第2の力ベクトルを分解する下位段階を更に含む
    ことを特徴とする、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記各平衡重りがネジを含み、前記位置
    補正を成し遂げるために角度θiだけネジを回転させる
    段階を更に含み、前記角度θiは 【数1】 により表され、Fは、1からJまでの全てiに対して、
    前記i番目のネジの前記半径方向の経路に沿う前記第2
    の力の成分を表し、miは前記i番目のネジの質量を表
    し、tiは前記i番目のネジのネジ山のピッチを表し、
    ωは前記平衡アセンブリの角速度を表し、Jは前記平衡
    アセンブリ内の平衡重りの数を表すことを特徴とする、
    請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記信号を解析する前記段階は、前記ス
    ピンドルの少なくとも2つの回転に対して対応する角度
    位置で前記受信された信号を平均する下位段階を含む、
    請求項5記載の方法。
  10. 【請求項10】 【数2】 により表される前記高調波の主高調波、及び振幅H0
    決定するために、前記信号を解析する前記段階は、前記
    信号の1次元の相関関係を含み、前記高調波の位相角度
    θ0は 【数3】 により表され、A(Φ)は前記信号を表し、Φは前記角
    度位置を表し、前記位相角度θ0は予め定められた基準
    位置に関する前記スピンドルのオフセット角度を表すこ
    とを特徴とする、請求項5記載の方法。
JP10343005A 1997-12-02 1998-12-02 スピンスタンド及びディスク試験装置の平衡をとるための方法及び装置 Expired - Fee Related JP3001873B2 (ja)

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