JP3001802B2 - スイーパーの回転ブラシ - Google Patents
スイーパーの回転ブラシInfo
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- JP3001802B2 JP3001802B2 JP7348019A JP34801995A JP3001802B2 JP 3001802 B2 JP3001802 B2 JP 3001802B2 JP 7348019 A JP7348019 A JP 7348019A JP 34801995 A JP34801995 A JP 34801995A JP 3001802 B2 JP3001802 B2 JP 3001802B2
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- brush
- sweeper
- plate
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Landscapes
- Brushes (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ゴルフ場，公園
などにおいて、刈った後の芝カスなどの塵芥を回収する
スイーパーの、塵芥を掻き上げる回転ブラシに関するも
のである。
などにおいて、刈った後の芝カスなどの塵芥を回収する
スイーパーの、塵芥を掻き上げる回転ブラシに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来の回転ブラシを備えた一般的なスイ
ーパーを図４〜図６について説明する。図４はスイーパ
ーの側面図、図５は図４の回転ブラシ付近を示す縦断側
面図、図６は図５の線VI−VIの断面図である。
ーパーを図４〜図６について説明する。図４はスイーパ
ーの側面図、図５は図４の回転ブラシ付近を示す縦断側
面図、図６は図５の線VI−VIの断面図である。
【０００３】図において、１はエンジン２により自走す
る走行車、３は塵芥を入れるホッパー、４はホッパー３
を昇降・開閉させる油圧シリンダー、５はホッパー３に
通じる掻上風胴、６は掻上風胴５内で回転して地上の塵
芥を掻き上げる回転ブラシ、７はエンジン２により駆動
される回転ブラシ６の回転軸、８は回転軸７の円周方向
に放射状に複数枚配設した板状ブラシで、軸方向に長い
取付金具８ａとこの取付金具８ａにより保持される毛８
ｂとで板状に構成されている。
る走行車、３は塵芥を入れるホッパー、４はホッパー３
を昇降・開閉させる油圧シリンダー、５はホッパー３に
通じる掻上風胴、６は掻上風胴５内で回転して地上の塵
芥を掻き上げる回転ブラシ、７はエンジン２により駆動
される回転ブラシ６の回転軸、８は回転軸７の円周方向
に放射状に複数枚配設した板状ブラシで、軸方向に長い
取付金具８ａとこの取付金具８ａにより保持される毛８
ｂとで板状に構成されている。
【０００４】かかるスイーパーは、エンジン２により走
行しながら回転ブラシ６により地上の塵芥を掻き上げて
掻上風胴５からホッパー３内に回収する。
行しながら回転ブラシ６により地上の塵芥を掻き上げて
掻上風胴５からホッパー３内に回収する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転ブラシは、
その回転をスムーズに行うためには取付金具８ａの端部
を掻上風胴５の側板５ａから離す必要があるので、図６
に示すように側板５ａとの間に隙間９が形成されてい
る。また、ゴルフ場，公園などの塵芥には、芝刈機で刈
った場合の芝カスばかりでなく、サッチングリール
（刀）により掻き出したサッチや（コア抜き用）タイン
により抜いたコアなどもあり、このサッチやコアの量は
芝カスに比べると遥かに多いものである。
その回転をスムーズに行うためには取付金具８ａの端部
を掻上風胴５の側板５ａから離す必要があるので、図６
に示すように側板５ａとの間に隙間９が形成されてい
る。また、ゴルフ場，公園などの塵芥には、芝刈機で刈
った場合の芝カスばかりでなく、サッチングリール
（刀）により掻き出したサッチや（コア抜き用）タイン
により抜いたコアなどもあり、このサッチやコアの量は
芝カスに比べると遥かに多いものである。
【０００６】このように塵芥の量が多い場合、従来の回
転ブラシ６を備えたスイーパーにより清掃作業を行う
と、図７に示すように清掃幅をオーバーラップ１０させ
たとしても、隙間９からの塵芥が符号１１で示すように
取り残される。即ち、回転ブラシ６の一枚の板状ブラシ
８によりその幅方向の塵芥を同時に掻き上げるのである
が、その量が多いために掻き上げきれなかった塵芥が板
状ブラシ８の両端にこぼれた格好となって隙間９に取り
残される。
転ブラシ６を備えたスイーパーにより清掃作業を行う
と、図７に示すように清掃幅をオーバーラップ１０させ
たとしても、隙間９からの塵芥が符号１１で示すように
取り残される。即ち、回転ブラシ６の一枚の板状ブラシ
８によりその幅方向の塵芥を同時に掻き上げるのである
が、その量が多いために掻き上げきれなかった塵芥が板
状ブラシ８の両端にこぼれた格好となって隙間９に取り
残される。
【０００７】従来の回転ブラシは、以上のようにスイー
パーの清掃効果を悪くし、作業能率を低くするという問
題点があった。
パーの清掃効果を悪くし、作業能率を低くするという問
題点があった。
【０００８】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、一枚一枚の板状ブラシの掻き上げ量を
多くしてブラシ両端での塵芥のこぼれ残りを無くし、ス
イーパーの清掃効果を上げて作業能率を上げることので
きるスイーパーの回転ブラシを得ることを目的とする。
なされたもので、一枚一枚の板状ブラシの掻き上げ量を
多くしてブラシ両端での塵芥のこぼれ残りを無くし、ス
イーパーの清掃効果を上げて作業能率を上げることので
きるスイーパーの回転ブラシを得ることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスイーパ
ーの回転ブラシは、スイーパーの掻上風胴内で回転して
地上の塵芥などを掻き上げる回転ブラシであって、軸方
向に長い板状のブラシを回転軸の円周方向に放射状に複
数枚有するものにおいて、前記板状ブラシの長手方向の
中間部を回転方向に弯曲させたものである。
ーの回転ブラシは、スイーパーの掻上風胴内で回転して
地上の塵芥などを掻き上げる回転ブラシであって、軸方
向に長い板状のブラシを回転軸の円周方向に放射状に複
数枚有するものにおいて、前記板状ブラシの長手方向の
中間部を回転方向に弯曲させたものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】実施の形態１．本願 発明の一実施の形態を図１〜図３について説明す
る。図１は回転ブラシ付近を示す縦断側面図、図２は図
１の線II−IIの断面図、図３は一枚の板状ブラシの作用
を説明する模式図であり、前記従来のものと同一または
相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
る。図１は回転ブラシ付近を示す縦断側面図、図２は図
１の線II−IIの断面図、図３は一枚の板状ブラシの作用
を説明する模式図であり、前記従来のものと同一または
相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
【００１１】図において、１２は回転軸７の円周方向に
放射状に複数枚配設した板状ブラシで、軸方向に長くし
かも長手方向の中間部が回転方向に弯曲している取付金
具１２ａとこの取付金具１２ａにより保持される毛１２
ｂとで全体として弯曲した板状に構成されている。
放射状に複数枚配設した板状ブラシで、軸方向に長くし
かも長手方向の中間部が回転方向に弯曲している取付金
具１２ａとこの取付金具１２ａにより保持される毛１２
ｂとで全体として弯曲した板状に構成されている。
【００１２】このように板状ブラシ１２を弯曲させてお
くと、回転ブラシ６の回転（矢印１３で示す方向）中
に、まず図３（イ）に示すように板状ブラシ１２の中間
部１４ａが接地して塵芥を符号１５ａで示すように左右
に（両端側に）広がった状態で掻き上げ、次いで図３
（ロ）に示すように板状ブラシ１２の両端側部１４ｂが
接地して塵芥を掻き上げるときには、中間部の塵芥がす
でに無いので塵芥を符号１５ｂ，１５ｂで示すように中
間方向に広がった状態で掻き上げることができるので、
塵芥は板状ブラシ１２の両端側にこぼれることなく掻き
上げることができる。よって、回転ブラシ６の掻き残し
がなく、効率の良い清掃ができる。
くと、回転ブラシ６の回転（矢印１３で示す方向）中
に、まず図３（イ）に示すように板状ブラシ１２の中間
部１４ａが接地して塵芥を符号１５ａで示すように左右
に（両端側に）広がった状態で掻き上げ、次いで図３
（ロ）に示すように板状ブラシ１２の両端側部１４ｂが
接地して塵芥を掻き上げるときには、中間部の塵芥がす
でに無いので塵芥を符号１５ｂ，１５ｂで示すように中
間方向に広がった状態で掻き上げることができるので、
塵芥は板状ブラシ１２の両端側にこぼれることなく掻き
上げることができる。よって、回転ブラシ６の掻き残し
がなく、効率の良い清掃ができる。
【００１３】実施の形態２．本願 発明の一実施の形態を前記実施の形態１の図２を用
いて説明する。この実施の形態においては、取付金具１
２ａはその両端部１６が回転軸心に向けて折り曲げられ
て毛１２ｂの先が取付金具１２ａの端部よりも側方に突
出している。
いて説明する。この実施の形態においては、取付金具１
２ａはその両端部１６が回転軸心に向けて折り曲げられ
て毛１２ｂの先が取付金具１２ａの端部よりも側方に突
出している。
【００１４】なお、この板状ブラシ１２は、取付金具１
２ａの両端部１６を折り曲げて毛先を側方に広げてか
ら、毛先を直線上に刈り揃えることにより形成してあ
る。
２ａの両端部１６を折り曲げて毛先を側方に広げてか
ら、毛先を直線上に刈り揃えることにより形成してあ
る。
【００１５】図２に示すように板状ブラシ１２の毛先を
側方に突出させておくと、隙間９を毛先が塞ぐようにな
るので、回転ブラシ６の回転をさまたげることなく隙間
９への塵芥のこぼれ落ちを皆無にできる。
側方に突出させておくと、隙間９を毛先が塞ぐようにな
るので、回転ブラシ６の回転をさまたげることなく隙間
９への塵芥のこぼれ落ちを皆無にできる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば一枚一
枚の板状ブラシの掻き上げ量を多くしてブラシ両端での
塵芥のこぼれ残りを無くし、スイーパーの清掃効果を上
げて作業能率を上げることができるという効果が得られ
る。
枚の板状ブラシの掻き上げ量を多くしてブラシ両端での
塵芥のこぼれ残りを無くし、スイーパーの清掃効果を上
げて作業能率を上げることができるという効果が得られ
る。
【図１】この発明の実施の形態１を示す要部の縦断側面
図である。
図である。
【図２】図１の線II−IIの断面図である。
【図３】一枚の板状ブラシの作用を説明する模式図であ
る。
る。
【図４】従来のスイーパーを示す側面図である。
【図５】図４の回転ブラシ付近を示す縦断側面図であ
る。
る。
【図６】図５の線VI−VIの断面図である。
【図７】スイーパーの作業状況を示す図である。
１ 走行車 ２ エンジン ３ ホッパー ５ 掻上風胴 ６ 回転ブラシ ７ 回転軸 ９ 隙間 １２ 板状ブラシ １２ａ 取付金具 １２ｂ 毛 １４ａ 板状ブラシの中間部 １４ｂ 板状ブラシの両端側部 １６ 取付金具の両端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A46B 7/10 A01D 34/64 B08B 1/00 B08B 1/04
Claims (1)
- 【請求項１】 スイーパーの掻上風胴内で回転して地上
の塵芥などを掻き上げる回転ブラシであって、軸方向に
長い板状のブラシを回転軸の円周方向に放射状に複数枚
有するものにおいて、前記板状ブラシの長手方向の中間
部を回転方向に弯曲させたことを特徴とするスイーパー
の回転ブラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7348019A JP3001802B2 (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | スイーパーの回転ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7348019A JP3001802B2 (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | スイーパーの回転ブラシ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09164021A JPH09164021A (ja) | 1997-06-24 |
| JP3001802B2 true JP3001802B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=18394192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7348019A Expired - Fee Related JP3001802B2 (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | スイーパーの回転ブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3001802B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102174468B1 (ko) * | 2019-01-30 | 2020-11-04 | 하우영 | 칼라콘 |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP7348019A patent/JP3001802B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102174468B1 (ko) * | 2019-01-30 | 2020-11-04 | 하우영 | 칼라콘 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09164021A (ja) | 1997-06-24 |
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