JP3001747U - 引き出しの引き込み装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器引き出しの開閉操作を簡単にしたり、容
器置き場で作業時間の短縮を、提供することを目的とす
る。 【構成】 引き出しはスライド式に開閉自在にあり、そ
の外面に空転する車輪を車輪に力が加わるように取り付
けて構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は，引き出しを改良した容器に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の引き出しは，取手が付いているだけで引き出しを開けて作業が終わると ，手で差し込むしか方法がなく下の引き出しを開けるには上の引き出しを差し込 むしかなく，又，ほおっておくと室内が狭くなって整理されない問題点があった 。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は，上記した問題点を解決する引き出しを提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため、この考案の引き出しの一つは、引き出し外面に、モ ータ駆動の空転する車輪を接触させスライド自在としたことを特徴とする。 この考案の引き出しの他の一つは、引き出されているときに、モータを一定時間 の後駆動させて、引き出しにより力がモータ付輪車に加わったとき、引き出しが 差し込まれ、差し込み終わるとモータを停止させることを特徴とする。

【０００５】

【作用】

スライド自在な引き出しと空転車輪を設けた引き出しは、従来通り手で開閉で き、手を離すと一定時間後差し込まれるので、手で閉める必要がなく、引き出し の引き作業のみで、引き出し内部の内容物の出し入れができる。 空転車輪を接触させた引き出しは、引き込み時に手を引き出し内に入れても、車 輪が空転するので、引き出しは手で止まり、更に引き出しを開閉することが出来 、安全である。

【０００６】

【実施例】

図１は容器１例の斜視図であり、（１）は容器本体、（２）は引き出し。 図２は、上記容器の装置説明断面図である。 （３）は、空転車輪で、（４）はその後にあるモータのスイッチである。 図３は空転車輪装置の断面図である。 （５）は空転車輪、（６）はモータ、（７）は軸受で、引き出し（２）が本図１ の閉位置時にはスイッチ（４）にて空転車輪（３）は回転しないが引き出しが前 にスライドして開くと、空転車輪が駆動する。 この時、手で引き出しを保持していると車輪は空転して引き出しは停止、更に引 けば車輪は引き出しの外面で逆転しながら空転をして引き出しは自在に引き出さ れる。 手を離せば空転車輪は引き出しを閉じようと空転をするが引き出しの自重が空転 車輪に加わりモータ軸と空転車輪の間に挿入された軸受部との間に発生する摩擦 力分が引き出しを閉じる力となり引き出しは閉じられるようになっている。 図４は、タイマ設置説明断面図でタイマ（８）を設置して引き出し開け時の停止 時限を設定すれば引き出しを引き出して引き出しの利用作業時間後空転車輪が動 き、引き出しを閉めることが出来る。 図５は足踏みスイッチ設置説明断面図で、足踏みスイッチ９を設置してモータを 逆転させれば引き出しは開き、一定作業後、閉めることが出来る。

【０００７】

【考案の効果】

この考案は前記のように構成され、引き出しの開閉操作を簡単にしたり、 引き出しを開けたとき放置しても引き込まれるのでだらしなくないようにす ることが出来る効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】 容器１例の斜視図。

【図２】 容器１例の装置説明断面図。

【図３】 車輪１例の空転車輪装置断面図。

【図４】 容器１例のタイマ設置説明断面図。

【図５】 容器１例の足踏みスイッチ設置説明断面
図。

【符号の説明】

１ 容器 ２ 引き出し ３ 空転車輪装置 ４ スイッチ ５ 空転車輪 ６ モータ ７ 軸受 ８ タイマ ９ 足踏みスイッチ

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 引き出されている室本体を，人手
   を使用することなく閉じる装置。
2. 【請求項２】 引き出されている室本体を，一定
   時間の間 開けておいて人手を使用することなく閉じる
   装置。