JP3001468U - 毛針作成確認水槽 - Google Patents

毛針作成確認水槽

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JP3001468U
JP3001468U JP1994003338U JP333894U JP3001468U JP 3001468 U JP3001468 U JP 3001468U JP 1994003338 U JP1994003338 U JP 1994003338U JP 333894 U JP333894 U JP 333894U JP 3001468 U JP3001468 U JP 3001468U
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water
fish
needle
making
water surface
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JP1994003338U
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Inventor
公夫 米ノ井
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有限会社ヨネノイデザイン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 毛針釣の毛針を作成する際の、水面及び水中
での毛針の状態を容易に確認することができる毛針作成
確認水槽を提供する。 【構成】水槽5の上端から対角をなすように鏡面材4が
設置される事で形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は毛針釣(フライフィッシング)に使う毛針(フライ)を作成する際に 便利なアクセサリーに係り、さらに詳しくは、毛針が水面及び水中で、どの様な 状態で魚に見えるのかを釣人自身が確認できる毛針作成補助水槽に関する。
【0002】
【従来の技術】
鱒や、山女、岩魚などの毛針釣に際しては、その時々の羽化または発生する水 棲昆虫や陸棲昆虫を模した数多くの毛針を用意する。
【0003】 毛針釣は釣の楽しさもさる事ながら自分自身で毛針を作る事も楽しみの1つと して認識されている。
【0004】 毛針釣における毛針とは、水中における水棲昆虫の幼虫の状態、羽化しようと 水面に向かう状態、羽化が終了し水面に浮いた状態、さらに陸棲昆虫などが水面 に落ちた状態など、様々な段階での昆虫類などの形態を模し、あるいはその特徴 を強調して作成する必要がある。
【0005】 しかしながら単に毛針を作るだけでは、その毛針が水中または水面で、どの様 な状態で魚に見えているのかを確認する事ができない。
【0006】 魚の眼から毛針がどの様に見えるのかを理解するためには釣人自身が潜水して 観察するのが確実な方法であるが、手間がかかり非現実的である。
【考案が解決しようとする課題】
ところで、図1に示すように、魚が水面を見た時、水と空気の屈折率の違いで 魚の眼から97°の範囲(フィッシュウィンドウ 3)は静水であれば水面上の 物は明確に見る事ができるが、97°を越えた範囲は屈折臨界角を越える為、水 面が鏡面現象2を起こす。
【0007】 魚の視点が浅ければ、このフィッシュウィンドウは狭くなり、深ければ広がる。
【0008】 魚の眼から見たフィッシュウィンドウ外にアメンボウなどの完全に水面に浮く 昆虫類がいた場合、足先が水面膜をわずかにへこませて小さな窪みをつくる。
【0009】 この窪みはレンズの働きをする為、水中から見た状態では光の照度や角度によ っては集光レンズの様な役割を果たす為、この部分が光り輝き、これが魚にとっ ては補食対象となる昆虫類の信号の役割を果たしている。
【0010】 また、昆虫の体の一部が水面下に沈んだ状態では、真横から見ると、図2(a )に示すように見えるが、フィッシュウィンドウ外では水面が鏡面現象2を起こ している為、図2(b)のように、沈んだ体の部分が反射して見える。
【0011】 このように毛針釣の対象魚はフィッシュウィンドウ外での水面又は水面直下の 変化を敏感に感知し補食行動を起こす。
【0012】 以上の事から毛針作成に際しフィッシュウィンドウ内では、より昆虫らしく、 あるいはその昆虫の特徴をより強調して毛針を作成すれば良い。
【0013】 しかし、フィッシュウィンドウ外では水面上あるいは水面直下の昆虫が鏡面現 象にどの様に作用、影響して見えるのかを想像して毛針を作成する必要がある。
【0014】 これら二つの見え方の違いを理解して毛針作りを行なえば、より完成度の高い 毛針を作成できる。
【0015】
【課題を解決する為の手段】
以下、図面に基づいて本考案の手段を説明する。
【0016】 図3における視点A1の位置から水槽内の鏡面材4を見た際は、入射角B1が屈 折臨界角内の為、フィッシュウィンドウ内における魚の眼から見た毛針7の状態 を見る事ができる。
【0017】 図4の視点2からは仮想水面(虚像)6に対して入射角B2が屈折臨界角を越 える為、仮想水面6にて反射像9における、全反射現象を起こし二次反射像10 を作り、魚の眼から見たフィッシュウィンドウ外での鏡面現象に作用する毛針7 の状態を見る事ができる。
【0018】 図4では水面直下に浮かぶ毛針7の状態であるが、水面上に浮かぶ毛針7の場合 は表面張力により鏡面現象に窪みが生じ、水面膜に変化が起きて、魚の眼で見た 水面膜の状態を確認できる。
【0019】
【作用】
このため、水面および水面下での魚の眼から見た毛針の状態を容易に卓上で確認 しながら、より完成度の高い毛針を作成する事ができる。
【0018】 また、代表的な二つの視点を例にしたが、水槽が透明である為、様々な視点から 毛針と水面及び水中との関係を観察する事ができる。
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0019】 図5は、本考案の第一の実施例を示す全体斜視図であり、その全体は透明のガラ スや樹脂などで作られた水槽5の上端から対角をなすように鏡面材4が設置され る事で形成される。
【0020】 水槽5は一体成形でも接着による成形であっても水密を保てれば良い。
【0021】 また、内部を透視できる材質や色であれば透明でなくても良い。
【0022】 また、毛針観察面8だけが透明であっても良い。
【0023】
【考案の効果】
以上に述べたように本考案によれば、水槽により容易に水中の状態を作り、そ の中に鏡面材を対角に設ける事により水の屈折臨界角を利用し、魚の眼から見た 毛針の状態を、鏡面材を見る角度によりフィッシュウィンドウ内およびフィッシ ュウィンドウ外の、魚の眼で見た毛針の水面膜の状態を簡易に、卓上で確認でき る。
【図面の簡単な説明】
【図1】対象魚の視野を表す図である。
【図2】昆虫の水面及び水中での見え方を表す図であ
る。
【図3】本考案の第一の視点を表す図である。
【図4】本考案の第二の視点を表す図である。
【図5】本考案の第1の実施例を示す全体斜視図であ
る。
【符号の説明】
A1、A2 視点 B1、B2 入射角 1 水面 2 鏡面現象 3 フィッシュウィンドウ 4 鏡面材 5 水槽 6 仮想水面 7 毛針 8 毛針観察面 9 反射像 10 二次反射像

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項 1】 透明の水槽に鏡面材が対角になるよう
    に設置した事を特徴としその中に水を入れる事により水
    の屈折臨界角を利用し、魚の眼から見た水面及び水中の
    毛針の状態を容易に確認できるようにした毛針作成確認
    水槽。
JP1994003338U 1994-02-25 1994-02-25 毛針作成確認水槽 Expired - Lifetime JP3001468U (ja)

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