JP3001325U - パチンコ発射機の操作ハンドル構造 - Google Patents

パチンコ発射機の操作ハンドル構造

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JP3001325U
JP3001325U JP1994001034U JP103494U JP3001325U JP 3001325 U JP3001325 U JP 3001325U JP 1994001034 U JP1994001034 U JP 1994001034U JP 103494 U JP103494 U JP 103494U JP 3001325 U JP3001325 U JP 3001325U
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JP
Japan
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operation handle
ring
shaped piece
handle structure
wire
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JP1994001034U
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克之 川上
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はパチンコ発射機の操作ハンドル構造
に関し、特に、操作ハンドルによるハンマの打ち強度の
初期値を可変とすることを目的とする。 【構成】 本考案によるパチンコ発射機の操作ハンドル
構造は、操作ハンドル(25)の軸体(37)の外周位置に設け
た輪状駒(40)を回転することにより、ハンマ(8)に対す
るばね力(打ち強度)を変え、その初期値を任意に変え
ることができる構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パチンコ発射機の操作ハンドル構造に関し、特に、操作ハンドルに よるハンマの打ち強度の初期値を可変とすると共に、操作ハンドルと輪状駒を同 軸配置するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種のパチンコ発射機としては、例えば、図2に示す 構造が用いられている。 すなわち、図2において符号20で示されるものはカム21を有するシンクロ ナスモータであり、このカム21に対応してハンマ8が軸支部22を介して矢印 Aの方向に回動自在に設けられている。 前記ハンマ8に接続された復帰ばね23のワイヤ23aはプーリ24を介して 操作ハンドル25に接続され、このプーリ24は付勢ばね26によって付勢され ている。 従って、前述の構成において、回転中のカム21によりハンマ8が矢印Aの方 向に往復回動され、操作ハンドル25の操作によってハンマ8の打ち強度が調整 されるように構成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のパチンコ発射機の操作ノブ構造は、以上のように構成されていたため、 次のような課題が存在していた。 すなわち、この操作ハンドル25、プーリ24とは別体で離間していたため、 ハンマの打ち強度の初期値をプーリ24を用いて変えることはできるが、全体の 形状が大形化し、小形化を達成することは困難であった。
【0004】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、操作ハ ンドルによるハンマの打ち強度の初期値を可変とすると共に、操作ハンドルと輪 状駒を同軸配置して全体を小形化するようにしたパチンコ発射機の操作ハンドル 構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によるパチンコ発射機の操作ハンドル構造は、固定ケーシングに回転自 在に設けられ操作ハンドルを有する軸体と、前記軸体の内端位置に配設されたギ ア部と、前記軸体に同軸配設され前記ギア部と噛合する歯部を有する輪状駒と、 前記輪状駒を軸方向における一方向に付勢するための弾性部材と、前記軸状駒の 外周に形成された輪状溝と、前記輪状溝に係合さればねに接続されたワイヤとを 備えた構成である。
【0006】 さらに詳細には、前記ワイヤの代わりにそれ自体がばね性を有するばねワイヤ を用いる構成である。
【0007】 さらに詳細には、前記ギア部は、前記軸体に同軸配設され前記軸体に固定した 支持筒体に形成され、前記弾性部材はコイルスプリングよりなる構成である。
【0008】
【作用】
本考案によるパチンコ発射機の操作ハンドル構造において、操作ハンドルの軸 体のギア部に、ハンマに接続されたばねワイヤ又はワイヤが巻回された輪状駒が 着脱自在に設けられているため、この輪状駒を軸方向に移動させてギア部と輪状 駒との係合を解除させ、この輪状駒を左右何れかに回転させることにより、ばね ワイヤ又はワイヤが輪状駒に巻増し又はゆるめられることにより、ハンマに対す るばね力による打ち強度の初期値を任意に変えることができる。また、操作ハン ドルと輪状駒とが同軸配置であるため、全体形状が小形化される。
【0009】
【実施例】
以下、図面と共に本考案によるパチンコ発射機の操作ハンドル構造の好適な実 施例について詳細に説明する。なお、従来例と同一又は同等部分については同一 符号を用いて説明する。 図1において符号30で示されるものは全体がほぼ箱形をなす固定ケーシング であり、この固定ケーシング30の前端30a側には案内孔31及びこの案内孔 31に沿った形状で筒状をなす外部ガイド筒体32が外方に形成されると共に、 この外部ガイド筒体32に連続して内部ガイド筒体32aが固定ケーシング30 の内方に向けて形成されている。
【0010】 前記固定ケーシング30の後端30bには後蓋33が取付ねじ34を介して固 定されており、この後蓋33の中心孔33aには例えばオイルレスメタル等の軸 受環体35を介して支持筒体36がこの軸体37に対して同軸状に回転自在に設 けられている。この支持筒体36の支持孔36a内には、前記案内孔31内に回 転自在に挿入された軸体37が同軸状に挿入され、この軸体37と支持筒体36 とはねじ38によって一体状に結合されている。
【0011】 前記軸体37のの外端37aには操作ハンドル25が嵌入により固定して設け られており、この操作ハンドル25の案内スリーブ25aは前記ガイド筒体32 の外周32bに回転自在に遊嵌されている。
【0012】 前記支持筒体36の端部すなわち軸体37の内端37a位置にはギア部36b が形成され、この支持筒体36の外周には輪状駒40が軸方向に摺動自在に設け られており、この輪状駒40の内面に形成された輪状の歯部40aが前記ギア部 36bに噛合している。 前記支持筒体36の外周に設けられた止めワッシャからなる止め体41と前記 輪状駒40との間には、前記支持筒体36の外周に設けられたコイルスプリング 等からなる弾性部材42が配設されており、この弾性部材42により輪状駒40 が常に軸方向における奥側の一方向に付勢されている。
【0013】 前記輪状駒40の外周に形成された輪状溝43内には、図2で説明した復帰ば ね23に接続したワイヤ23aが巻回して設けられており、このワイヤ23aの 端部(図示せず)はこの輪状溝43に固定して接続されている。
【0014】 前記ワイヤ23aは、前記固定ケーシング30の図示しない窓を介して外部に 導出され、図2に示すハンマ8に接続されているもので、このワイヤ23aと復 帰ばね23の代わりにばね性を有する周知のばねワイヤを用いた場合も同じ作用 を得ることができる。
【0015】 次に、前述の構成において操作ハンドルを操作する場合について述べる。 まず、図1の状態で、操作ハンドル25を回転操作すると、軸体37、支持筒 体36、ギア部36b、歯部40a及び輪状駒40を介してハンマ8を回動させ て、ハンマ8を所定のばね力によって常に付勢することができる。 前述の場合、前記固定ケーシング30の窓(図示せず)から手を入れてこの輪 状駒40を矢印Aの方向に軸方向移動させると、ギア部36bと歯部40aとの 噛合が解除され、この輪状駒40を左右何れかの方向に回転させることによって 、ワイヤ又はばねワイヤ23aの巻回量が変わり、ハンマ8に対するばね力の変 更すなわち初期値の変更を行うことができる。 前述の初期値の変更後は、軸状駒40を矢印Bと逆方向に移動させることによ ってギア部36bと歯部40aが噛合して初期値の変更動作を完了することがで きる。
【0016】 なお、前述の軸体37と支持筒体36とは、別体で構成した場合について述べ たが、一体に構成することができることは述べるまでもないことである。
【0017】
【考案の効果】
本考案によるパチンコ発射機の操作ハンドル構造は、以上のように構成されて いるため、次のような効果を得ることができる。 すなわち、操作ハンドルの軸体と輪状駒とを着脱自在の構成としているため、 この輪状駒の回転によってハンマに対するばね力すなわち打ち強度を自在に設定 することができる。また、操作ハンドルと輪状駒とが同軸配置であるため、全体 形状が小形化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるパチンコ発射機の操作ハンドル構
造を示す断面図である。
【図2】従来の構造を示す構成図である。
【符号の説明】
23a ワイヤ 23 ばね 25 操作ハンドル 30 固定ケーシング 36b ギヤ部 37 軸体 37a 内端 37b ギヤ部 40a 歯部 40 輪状駒 42 弾性部材 43 輪状溝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ケーシング(30)に回転自在に設けら
    れ操作ハンドル(25)を有する軸体(37)と、前記軸体(37)
    の内端(37a)位置に配設されたギア部(36b)と、前記軸体
    (37)に同軸配設され前記ギア部(36b)と噛合する歯部(40
    a)を有する輪状駒(40)と、前記輪状駒(40)を軸方向にお
    ける一方向に付勢するための弾性部材(42)と、前記軸状
    駒(42)の外周に形成された輪状溝(43)と、前記輪状溝(4
    3)に係合され、ばね(23)に接続されたワイヤ(23a)とを
    備え、前記輪状駒(40)は、前記ギア部(36b)に対して着
    脱自在に設けられ、かつ、前記軸体(37)から独立して回
    転できるように構成されていることを特徴とするパチン
    コ発射機の操作ハンドル構造。
  2. 【請求項2】 前記ワイヤ(23a)の代わりにそれ自体が
    ばね性を有するばねワイヤを用いることを特徴とする請
    求項1記載のパチンコ発射機の操作ハンドル構造。
  3. 【請求項3】 前記ギア部(36b)は、前記軸体(37)に同
    軸配設され前記軸体(37)に固定した支持筒体(36)に形成
    され、前記弾性部材(42)はコイルスプリングよりなるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のパチンコ発射機の
    操作ハンドル構造。
JP1994001034U 1994-02-23 1994-02-23 パチンコ発射機の操作ハンドル構造 Expired - Lifetime JP3001325U (ja)

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