JP3001125U - スキー室内練習具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】雪面でない所でスキー身体動作に類似した運動
を行い、スキー身体動作と筋力の練習を目的とする ス
キー身体動作で重要な、上体、下股のひねり、ひねり戻
しの協調動作を、図１の回転上台Ａの水平面に乗って、
行う事によって目的を達する回転部上台Ａと固定部下台
Ｂは回転自在面を角度をもって連結している為、ひねり
戻しには、上体と下股のひねりで生じた、歪みの反動を
利用して行い、スキー身体動作に類似している、回転部
上台Ａの足を乗せられる位置が、スキー運動の荷重点に
あたる為、バランス感覚も、本考案はスキー身体動作に
類似した運動である 【構成】前方へ回転しやすい角度をもって図１の回転部
上台Ａと固定下部Ｂを回転自在な部分で連結したもの
で、回転部上台Ａは両足前方半分を乗せられるだけの大
きさと水平面で構成したものである

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本考案は、スキー室内練習に係わるものである

【０００２】

【従来の技術】大規模で、レール等をもちいた横の運動である為、広い場所が 必要である

【０００３】

【考案が解決使用とする課題】小規模で狭い場所で行え、重心まわりの回転運 動と、体軸のバランスに関わるスキーの身体動作に類似した、身体動作、筋力の 練習を目的にして、考案したものである

【０００４】

【課題を解決するための手段】前方向に回りやすい角度をもった、回転自在面 の上に、両足の前部のみ乗せる水平面を有したものである

【０００５】

【作用】水平面に両足の前部のみをのせて、踵のささえがない姿勢で回転面に のることにより、体軸の後ろに下がった姿勢が、保持できず正しく乗るにはバラ ンスが必要な為、バランス感を養い、スキーの姿勢の欠点である後傾姿勢の矯正 法となる 前方向に回転しやすい、回転面をリズムよく左右に身体動作で回転さ せ、それを止めるには上体と下股のひねりの協調と、膝の内絞りが必要で、スキ ー身体動作に類似している

【０００６】

【実施例】一実施例として、第１図に示す如く回転部上台Ａと、固定部下台Ｂ を５度の角度をつけた回転自在面で連結したものである 下台Ｂは置いたままで 固定され上台Ａは身体動作で回転させる 回転させる前、体軸が上台Ａの水平面 に正しく乗っていないと踵のささえがない為体軸を保持できない 身体動作で回 転運動を行った場合も体軸が上台Ａの水平面に正しく乗ってないと回転軸と体軸 のずれが生じて、回転面角度によって回転速度が加速され、前に落とす力が生じ 体軸を保持出来ない 回転運動を止めるには上体と下股のひねりの協調と膝の運 動で重心を移動して行う

【０００７】

【考案の効果】多くのスポーツにおいて、イメージトレーニングの必要性が今 や一般に知られる様になって、イメージトレーニングの補助具として効果が有り 低廉な価格をもって本考案を広く一般に提供することができる 雪面でない所で雪面をイメージしながら本考案を使用した時、本考案練習具の他 雪面で使用する、ポールをスキーの時と同じ様に使用できるよう高さがある為、 その他の用具はいらず、狭い場所で足を固定する事も無いので手軽に安全に練習 出来る 足裏の圧感、足首関節の柔軟性、膝の入れ方、股関節の締め、腰の構え 上体、下股の協調、各筋肉の使用法、リズム、タイミングのとりかた、どれをと ってもスキーを行うのに重要な事で有るが、本考案の運動はスキー身体動作に類 似している 足を狭い面に乗せる事で足裏の圧の変化を敏感に感じる事が出来、 細かなバランスが必要な為、足首関節の柔軟性、膝の構えが要求される 又、回転面に角度が有る為、上体と下股のひねり戻し、ひねり返しに、ひねりで 生じた体軸の歪みの反動を利用しての左右へ、回転方向の移動が必要で、スキー 身体動作に類似している為、スキー技術向上につながる効果がある

【０００８】

【図面の簡単な説明】

【図１】 側面断面図 Ａは回転部上台 Ｂは固定部下台

【図２】 考案本体全体の見取り図

【図３】 考案を使用した時の側面略図 下向きの矢印は、正しく乗った時の重力と体軸の一致を
示す

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 前方向に回転しやすい角度をもち、回転自在面の上に両
   足の前方半分だけ乗せる水平面を有するスキー室内練習
   具