JP3000858U - スポイト - Google Patents

スポイト

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JP3000858U
JP3000858U JP1994001640U JP164094U JP3000858U JP 3000858 U JP3000858 U JP 3000858U JP 1994001640 U JP1994001640 U JP 1994001640U JP 164094 U JP164094 U JP 164094U JP 3000858 U JP3000858 U JP 3000858U
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dropper
oil
transparent
recess
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JP1994001640U
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Inventor
誠 安藤
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パワーアップジャパン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のパワステオイルやブレーキオイルな
どの汚れ度の検査用に使用するスポイトに関し、汚れ度
や交換時期をすぐに視認できるスポイトを提供する。 【構成】透明材で作成した容器管2と圧縮及び開放で吸
排作用をするゴム袋3とからなるスポイト1である。容
器管2の側部に透明小容器4を併設するにあたり、前記
容器管2に凹部5を形成し、その凹部5に透明小容器4
を着脱自在に装填した。凹部5は、容器管2の対称位置
に形成してある。そして予め小容器4に新品のオイルや
交換時期にきた汚れたオイルを入れて、スポイト1の凹
部5にセットしておく。吸引した被検査オイル等の液体
と比較することで、使用中のオイル等の汚れの段階的認
識が容易にできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スポイト、特に、自動車のパワステオイルやブレーキオイルなどの 汚れ度の検査用に使用するスポイトに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のパワステオイルやブレーキオイルなどの消耗度や汚れ度の検査 は、備え付けの目盛付バーにパワステオイルを付着させて、その汚れを見て判断 していた。 この方法では、或る程度訓練すれば或は経験を重ねれば、その汚れ程度を認識で きたし、簡便な方法ではある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし前記のような検査法では、一体どの程度の汚れなのか、オイル交換をす る必要があるほどに汚れているのかは、通常のドライバーにはなかなか認識でき ない。 それは基準となる汚れの感覚が、全て記憶にたよっているからである。 汚れ程度を写したカラー写真等と比較することもできるが、写真では実際のオイ ルの色調は表現しにくく比較はなかなかできない。 また、目盛付バーに付着するオイルの量は、わずかであるので、オイルの色を把 握できないことも多い。 このように、従来のようなオイルの目盛付バーに付着 するわずかな量で汚れの判断をすることは妥当でないので、少なくとも一定量を 捕捉することが必要である。 本考案は、まず一定量を捕捉し、視認検査に適する道具を提供することが第一の 目的である。 次に本考案では、パワステオイル・エンジンオイル等の汚れの段階的認識、交換 の時期である汚れの限界の認識を容易にできる道具を提供することが第二の目的 である。 そして、この汚れの程度が、新品状態から段階的に交換限界まで、特別な事前の 知識がなくとも容易に認識できる道具を提供することが第三の目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、この目的を達成するために、まず透明合成樹脂やガラス等の透明材 で作成した容器管と、圧縮及び開放で吸排作用をするゴム袋とからなるスポイト で一定量を捕捉する構成とした。 容器管は、差し込み用の細管を備えかつ滞留する径大部を有する形状である。 そして透明材で作成した容器管と圧縮及び開放で吸排作用をするゴム袋とから なるスポイトにおいて、前記容器管の側部に所定液を入れる透明な小容器を併設 した。 透明な小容器を併設する構成としては、前記容器管に凹部を形成し、その凹部 に透明な小容器を着脱自在に装填した。 凹部は、前記容器管の中間を径大にし側部の対称位置に縦長の2個の凹部を形成 したものを提案する。 凹部は、開口部が若干狭い断面U状で、小容器がパチンと入り容易には抜けおち ない構造である。 2個の凹部には、すっぽり入る大きさ(容器管の外周に納まる大きさ)の蓋付 の透明小容器を夫々着脱自在に装填している。 小容器は、二種類の所定液を予めいれておいたり、一種類だが段階的汚れを表わ す所定液を入れたり、汚れのない所定液と限界的(交換時期を表わす)な汚れの 所定液などを入れて、装填しておく。 さらにまた透明材で作成した容器管と圧縮及び開放で吸排作用をするゴム袋と からなるスポイトであって、前記容器管に、1本以上の横溝或は縦溝を形成し、 その溝に所定液を入れたリング状透明管或は小容器を溝数或は溝の大きさに応じ て一個又は複数個を着脱自在に嵌合したスポイトも提案する。
【0005】 スポイトは、上部にゴム袋を設けるのが使い易く一般的だが、口で吸引する構 造とか注射器(シリンダー型)タイプ等に変更もできる。 又容器管の形状は特別に限定するものではなく、一定量を滞留でき、かつスムー ズに排出できるように内部にできるだけ凹凸のない形状が好ましい。
【0006】 さて容器管に吸引されたパワステオイルなどは、その汚れが目に見えても、その 汚れがどの段階なのか不明である。 しかし本考案ではその比較のサンプルとして、小容器に所定液(メーカー毎の オイル製品、新品のパワステオイル、新品のブレーキオイル、中間位の汚れ程度 のオイル、交換の必要な汚れの限界に達したオイル)を入れ併設しているので、 一目瞭然吸引したオイルの現況が分るのである。
【0007】
【実施例】
図1は、本考案に係るスポイトの一実施例を示す斜視図である。 実施例に示す図1のスポイト1は、透明合成樹脂やガラス等の透明材で作成し た容器管2と、圧縮及び開放で吸排作用をする形状復元性素材で作成された球形 状のゴム袋3とからなるスポイト1である。 スポイト1は、復元性のゴム袋で一定量の液体を吸引し、容器管2内にオイル等 の吸引液を滞留捕捉する。 容器管2は、差し込み用の細管21を備えかつ滞留する径大部22を有する形状 である。 容器管2には目盛りを付しておくと他の用途にも使用できて便利である。 この容器管2の側部には、所定液を入れる透明な小容器4を併設している。 透明な小容器4を併設する構成としては、前記容器管2に凹部5を形成し、その 凹部5に透明な小容器4を着脱自在に装填している。 図1では凹部5は、前記容器管2の径大部22の側部の対称位置に縦長の2個の 凹部5を形成し、夫々に小容器4を装填している。 凹部5は、開口部が若干狭い断面U状で、小容器4がパチンと入り容易には抜け おちない小突部51を設けた構造である。 小突部51を設けないときは、透明セロハンテープで小容器4を取り付けても よい。 小容器4は、所定液の出し入れ交換のために蓋41の付いた円筒形であり、2個 の凹部5にすっぽり入る大きさ(容器管の外周に納まる大きさ)である。 小容器4は、ほぼ全体が透明なので、容器管2にセットすると、違和感なくひと つのスポイト1の印象になる。 小容器4は、二種類の所定液を予めいれておいたり、一種類だが段階的汚れを表 わす所定液を入れたり、汚れのない所定液と限界的(交換時期を表わす)な汚れ の所定液などを入れて、装填しておく。 図1の実施例は、スポイト1の全長260mmで、容器管2に幅21mm・深さ 22mm・長さ52mmの凹部を形成し、長さ46mm・直径17mmの円筒形 の小容器4を取り付けたものである。 スポイト1及び小容器4は、透明合成樹脂製である。
【0008】 実際の使用では、小容器4には比較のサンプルとして、各メーカーのオイル製 品、新品のパワステオイル、新品のブレーキオイル、新品のエンジンオイル、中 間位の汚れ程度のオイル、交換の必要な汚れの限界に達したオイルなどの実物見 本をサンプルとして入れて、多数個準備しておく。 そして、パワステオイルの視認検査に用いるときは、新品のパワステオイルを入 れた小容器と、交換限界まで汚れたパワステオイルを入れた小容器4を、スポイ ト1にセットする。 自動車から、使用中のパワステオイルを吸引して、スポイト1の容器管2に一定 量滞留させ、両者の色調を比較すれば一目瞭然吸引したオイルの現況が分るので ある。 又2個の小容器4に、夫々パワステオイルとブレーキオイルを装填しておけば 、ひとつのスポイト1で両方のオイルの検査をすることもできる。
【0009】 次に図2に示す実施例について説明する。 前記実施例と同様に、透明材で作成した容器管2と圧縮及び開放で吸排作用を するゴム袋3とからなるスポイト1であるが、図2の実施例は、前記容器管2に 1以上の横溝23を形成し、その横溝23に所定液を入れたリング状透明管6を 溝数或は溝の大きさに応じて一個又は複数個を着脱自在に嵌合したものである。
【0010】 図3の実施例も前記と同様に、透明材で作成した容器管2と圧縮及び開放で吸 排作用をするゴム袋3とからなるスポイト1であるが、前記容器管2には、1本 の幅広の縦溝24を形成し、その縦溝24に所定液を入れた小容器4を溝の大き さに応じて複数個を差し込み重ねるように装填したものである。
【0011】 使用については、前記実施例と同様であり、小容器4のサンプル見本が複数個 並び、吸引オイルと並列するので、より詳細な対比ができるものとなっている。 両者の色調を比較すれば一目瞭然に吸引したオイルの現況が分る。
【0012】 以上は、あくまで実施例であって、本考案はこれらに限定されるものではない 。 また、全体の輪郭形状のデザイン変更や材質の変更、取手を付すとか、吊下げ用 の紐を付けるとかの細部の設計変更は自由である。 又用途についても、自動車の各種オイル検査に限定するものではなく、透明度検 査や異物混入度の視認検査などに利用できる。
【0013】
【考案の効果】
以上の構成・作用である本考案に係るスポイトは、実物の入ったサンプル見本 と、吸引滞留した被検査液体(オイル等)とを並べて対比することができるもの で、次のような特有な技術的効果がある。 パワステオイルの汚れ度などが、何の知識がなくともその場で明瞭に認識で きる。 そのため、オイル交換の必要性などが容易に判断できる。 ガソリンスタンドなどでは、オイル交換のアドバイスの際の、目で見える説 得材料となる。 十分な量を滞留して比較できるので、正確に比較できる。 比較する液体がいずれも容器内にあり並んでいるので、両者の条件が同じで かつその色調が自然に表われる。 揺らしたりもできるので、液体の粘性なども比較できる。 このように本願考案に係るスポイトは、一般個人がオイル交換の際の目安とし たり、ガソリンスタンドにおいてオイル交換の目安としての使用などが期待でき 、安全維持のためきわめて有用な道具であり、実用的価値はきわめて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るスポイトの一実施例を示す斜視
図。
【図2】本考案に係るスポイトの異なる実施例を示す正
面図。
【図3】本考案に係るスポイトの異なる実施例を示す正
面図。
【符号の説明】
1 スポイト 2 容器管 3 ゴム袋 4 小容器 5 凹部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明材で作成した容器管と圧縮及び開放
    で吸排作用をするゴム袋とからなるスポイトであって、
    前記容器管に透明小容器を併設してなることを特徴とす
    るスポイト。
  2. 【請求項2】 透明材で作成した容器管と圧縮及び開放
    で吸排作用をするゴム袋とからなるスポイトであって、
    前記容器管の側部に透明小容器を併設するにあたり、前
    記容器管に凹部を形成し、その凹部に透明小容器を着脱
    自在に装填してなることを特徴とするスポイト。
  3. 【請求項3】 透明材で作成した容器管と圧縮及び開放
    で吸排作用をするゴム袋とからなるスポイトであって、
    前記容器管の中間を径大にし側部の対称位置に2個の凹
    部を形成し、2個の凹部に蓋付の透明小容器を夫々着脱
    自在に装填してなることを特徴とするスポイト。
  4. 【請求項4】 透明材で作成した容器管と圧縮及び開放
    で吸排作用をするゴム袋とからなるスポイトであって、
    前記容器管に、1本以上の溝を形成し、その溝に所定液
    を入れたリング状透明管或は小容器を嵌合してなること
    を特徴とするスポイト。
JP1994001640U 1994-02-08 1994-02-08 スポイト Expired - Lifetime JP3000858U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013215636A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Hideki Tsujimura ピペット
JP2014533126A (ja) * 2011-09-30 2014-12-11 ザ トラスティーズ オブ コロンビア ユニバーシティ イン ザ シティオブ ニューヨーク 光イメージング用インターフェースシステム、装置及び方法

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