JP3000847U - 真空吸引密閉容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 平易な形状で製造が容易な部品で構成され、
かつ、部品点数が少なく、組立が容易な密閉容器及び真
空ポンプを提供する。 【構成】 中央に凹部と通し孔を有し、通し孔の周囲に
一定の間隔で数個の空気孔を設け、凹部底面から、内壁
が下方に向かって突き出し、蓋本体を取り囲む外縁と、
外縁の内側に二段階に設けられた環状壁と、環状のパッ
キンを収容する環状の溝を有する密閉蓋本体および環状
のパッキン、容器本体内部の空気を通すための空気孔を
有し、密閉蓋本体の内壁に収まる裏蓋、底面に丸い突起
があり、上面に二つの傾斜を有する突起を有し、密閉蓋
本体の凹部に収まる空気バルブと、密閉蓋本体の凹部に
適合し、相対するように配置された二つの差し入れ口か
ら、空気バルブ上面の傾斜を有する突起を上方に貫通さ
せて収める上蓋で構成される密閉ユニットにより、通気
状態の切替を得る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、吸引脱気が可能な密閉蓋と円筒状容器の組み合わせから成る密閉容 器に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、食品等の保存用密閉容器は通常容器と容器の上部を密閉する蓋から成る 。気密材の開発や容器等の寸法精度の向上により、外気は密閉蓋に遮られて容器 内に流入することがなくなり、保存用密閉容器内にある食品等は蓋により密閉す ることにより鮮度保持が可能となっている。

【０００３】 しかし、蓋を閉める際に容器内に大気圧の空気が残留し、長期間の保存などの 際には、容器に保存された食品等は徐々に鮮度・品質が悪化してしまう。

【０００４】 そこで、密閉容器内に空気がなるべく残留しないように密閉する容器が考えら れた。この特別な密閉容器では平時は気密状態が保たれる通気孔を設けてあり、 通気孔を通じて吸引脱気することにより密閉容器内を減圧し、真空状態を得るも のである。現在、このような食品等の保存用密閉容器として、簡素な構造の保存 用密閉容器と手押し式真空ポンプが開発されている。

【０００５】 上記のような手押し式真空ポンプを用いる保存用密閉容器としては、特開平３ −２１２３８２、特開平３−１９９６８１に示されるような構造のものが知られ ている。図１は従来の手押し式真空ポンプを用いる保存用密閉容器密閉容器の一 例を説明する断面図である。

【０００６】 図１に示すように、密閉容器は容器本体１１と蓋板１２の組み合わせから成り 、ポンプ嵌合部５０に真空ポンプ１３を当接して、手押しにより吸引脱気を行う 。蓋板１２には、容器本体１１の内周面に密着する環状壁５１を有し、環状壁５ １の外周にある環状溝５２に嵌着したパッキン５３により気密を保持する。

【０００７】 真空ポンプ１３は、ポンプ嵌合部に当接するポンプ筒４１と摺動させるピスト ン棒体４２およびハンドル４３を主な外部構成とする。

【０００８】 図２に従来の真空ポンプの一例を説明する断面図を示す。ポンプ嵌合部に密着 できるように、ポンプ下端には緩衝用パッキンリング４７が埋設されている。ハ ンドル４３に取り付けられたピストン棒体４２は、その下端に弁座４４を有する 。弁座４４には、Ｏリング状のリング弁４５を嵌着する弁溝４６を形成する。リ ング弁４５は、弁座４４より径が大きく、ポンプ筒４１の内壁に接してポンプ内 の気密状態を確保して摺動できるようになっており、摺動に際して弁溝４６の中 で上下動する。

【０００９】 図には示していないが、弁座４４から弁溝４６に通じてポンプ筒内にぬける空 気路を形成し、リング弁４５が弁溝４６の下側にあるとき、空気路が遮断される ようになっている。また、ポンプ筒４１の上端にあるピストン棒体４２を貫入さ せる孔は、ピストン棒体４２よりわずかに大きく、空気を排出する間隙を有する 。

【００１０】 ピストン棒体４２を摺動させると、上動時は弁溝４６の中でリング弁４５が下 方にずれて、空気路を遮断し、緩衝用パッキンリング４７によって当接部の気密 も得られるため、ポンプ嵌合部の弁を一時開放して容器内の空気を吸引する。ピ ストン棒体４２の下動時は、リング弁４５は上方にずれて空気路を開放し、容器 のポンプ嵌合部にある弁は封じられるため、ポンプ内に吸引した空気は弁座４４ から弁溝４６に通じる空気路からポンプ筒内を通じて、ピストン棒体４２の貫入 孔にある間隙から外部に排出される。

【００１１】 このように通常の手動式の真空ポンプは、ピストン棒体が上昇する際に、ポン プ筒内に空気を吸引し、ピストン棒体が下降する際に吸引した空気をポンプ筒外 に排気する作業を繰り返し、ポンプ筒に当接した容器の減圧を行う。

【００１２】 図３は従来の密閉容器の一例のポンプ嵌合部の拡大断面図である。蓋板１２に 固定された保護板５４に挿着用柔軟筒５６を介して弁座５５が固定されている。 保護板５４には導入孔６７、弁座５５には通気孔６６と弁取付孔６４が空けられ ている。通気状態は、柔軟性に富む材質を用いた、周縁に向かって薄くなる吸盤 状の弁盤６５により切り替えられる。

【００１３】 弁盤６５に垂設された取付杆６３は弁取付孔６４に差し込まれた状態であるた め、弁盤６５の上下動が可能となっている。平常は、図３のように弁盤６５が通 気孔６６を塞いで容器内の気密状態を保持している。真空ポンプを当接し、真空 吸引脱気を行うと、ピストン棒体の上昇時すなわち吸引時に弁盤６５が少し上昇 して通気孔６６を開放し、導入孔６７を介して容器内の空気を吸引する。

【００１４】 続いてピストン棒体の下降時すなわち脱気時には、吸引した空気をポンプ外に 排気する。吸引と脱気の過程を繰り返して、容器内が減圧される。減圧後は、弁 盤６５は外気により押圧されて閉塞状態が保たれ、また、容器本体に嵌着された 蓋板も気密保持される。

【００１５】 押圧盤６１に垂設された押棒６２は、弁盤６５に当接されている。開封に際し て押圧盤６１を押し下げると、押棒６２により弁盤６５が反り返り、通気孔６６ が開放されることにより、容器内が常圧に戻る。

【００１６】

【考案が解決しようとする課題】

このように、従来の真空ポンプを用いる密閉容器は上記の従来例に示したよう に、摺動に際し、密閉容器においては吸盤状の弁盤、真空ポンプにおいてはＯリ ング状のリング弁など、一部品により通気状態の切替が可能となっており、部品 点数の減少を減少させることにより、低価格化が図られている。

【００１７】 しかし、未だに、通気状態を切り替える弁付近の機構は、部品の点数が多く、 各部品の形状が複雑であるため、組立が容易ではなく、コストの上昇を招いてい る。真空ポンプを用いる密閉容器が一般的な食品等の保存容器として広範に利用 されるためには、部品の点数を抑え、部品の形状を工夫し、さらにコストを低減 する必要がある。

【００１８】 本考案は、平易な形状で製造が容易な部品を用い、少ない部品点数で構成され 、かつ組立が容易な密閉容器および手押し式真空ポンプを提供し、食品等の長期 間の鮮度保存を可能とする真空ポンプを用いる密閉容器を目的とする。

【００１９】

【課題を解決するための手段】

本考案の真空吸引密閉容器は密閉容器と蓋からなり、真空ポンプを用いて密閉 容器から吸引脱気により減圧して真空状態にする。以下、本考案の真空吸引密閉 容器について説明する。

【００２０】 本考案の容器の密閉蓋は、密閉蓋本体と環状のパッキン、小さな裏蓋、密閉蓋 本体の上面に用いる空気バルブと小さな上蓋の組み合わせで構成される。

【００２１】 密閉蓋本体は、中央に凹部と通し孔を有し、通し孔の周囲に一定の間隔で数個 の空気孔を設け、凹部底面から、内壁が下方に向かって突き出している。蓋本体 を取り囲む外縁と、外縁の内側に二段階に設けられた環状壁、環状のパッキンを 収容するため、環状壁によって隔てられた環状の溝がある。

【００２２】 裏蓋は、容器本体内部の空気を通すための空気孔を有し、密閉蓋本体の内壁に 収めて使用する。環状のパッキンは、密閉蓋を密閉容器本体に装着した後、空気 の流入を防ぐ部品で、密閉蓋本体の環状の溝に収容する。

【００２３】 密閉蓋本体の凹部に収める空気バルブは、凹部に適合させるため底面に丸い突 起があり、また、上面に二つの傾斜を有するバルブ開放用突起がある。空気バル ブ上面に被せる上蓋は、内側に傾斜する環状の側壁により、密閉蓋本体の凹部に 適合し、相対するように配置された二つの差し入れ口から、空気バルブ上面の傾 斜を有するバルブ開放用突起を上方に貫通させる。

【００２４】 真空ポンプは、密閉容器本体から吸引脱気を行う際、密閉蓋の上面に載置して 用いるもので、シリンジと摺動シリンダ、環状のパッキン、取っ手、受け口の組 み合わせで構成される。シリンジは、摺動シリンダの上下動に合致する通路とな り、容器の脱気を行う場合に摺動シリンダが外れないよう、上端に環状の停止端 を有する。パッキンは摺動シリンダの下端にある環状の溝に装着され、摺動シリ ンダがシリンジ内を動く間、空気漏れを防ぐ。

【００２５】 脱気中に摺動シリンダを上下に押引するための取っ手は、摺動シリンダの上端 に被着させ、環状の受け口は、シリンジの下端を取り囲むように装着される。

【００２６】 密閉容器に真空ポンプを載置し、容器本体の空気を吸引脱気する際、容器本体 内部の空気は密閉蓋部品を通じて排気されるが、密閉蓋本体に装着した空気バル ブに遮断されて、外気と容器内の気圧に差異が生じるため、容器内に外気は浸入 できない。

【００２７】 以上のように、密閉容器本体および密閉ユニットと、密閉容器とは独立した装 置であって、容器から脱気を行うための真空ポンプで構成される本考案の真空吸 引密閉容器及び真空ポンプの一例について、図面とともに説明する。

【００２８】 図４〜図７は、本考案の真空吸引密閉容器及び真空ポンプの説明図であって、 図４は密閉容器全体の投影図、図５は密閉蓋本体の断面図、図６は真空ポンプの 投影図、図７は真空吸引密閉容器及び真空ポンプの断面図である。

【００２９】 図４に示すように、円筒形状の容器本体１は、密閉ユニット２を用いて密閉さ れる。密閉ユニット２は、密閉蓋本体２０、裏蓋２１、環状のパッキン２２、空 気バルブ２３と、空気バルブ２３に結合する上蓋２４から成る。

【００３０】 裏蓋２１は、二つの空気孔２１０が空けられており、密閉蓋本体２０の底部に 装着する。裏蓋２１の装着は、密閉蓋本体２０の中央に、底部に向かって突き出 した環状の内壁２０３に嵌合して行われる。

【００３１】 図５は密閉蓋の断面図である。密閉蓋本体２０の中央には、凹部２００があり 、凹部２００の中心に通し孔２０１が空けられている。通し孔２０１の周囲には 、４つの通気孔２０２が一定の間隔で設けられている。密閉蓋本体２０の中央に は、凹部底面から内壁２０３が底部に向かって突き出していることにより円筒形 の小さな空間が形成される。

【００３２】 密閉蓋本体２０の外周には環曲面状の外縁２０４、外縁２０４より内周側に環 状壁２０５、さらに内周側に環状壁２０５より径が小さく、下方に長い環状壁２ ０６がある。環状壁２０５と環状壁２０６により隔てられた環状溝２０７に、環 状のパッキンを装着する。

【００３３】 環状のパッキンは、柔軟で弾力性に富む材質から成り、環状溝２０７に合致し て空気漏れを防ぐように、環状の肉厚部分２２０を有する。

【００３４】 図４に示す空気バルブ２３は、柔軟性のあるゴム製で、上面には外側に向かっ て傾斜する二つのバルブ開放用突起２３１，２３２があり、底面には、中心にマ ッシュルーム形状の突起２３０がある。

【００３５】 空気バルブ２３を密閉蓋本体の中央にある凹部２００に収めると、突起２３０ は、密閉蓋本体２０の凹部２００の中心にある通し孔２０１を貫通するような形 状となっている。

【００３６】 空気バルブ２３を覆う上蓋２４は、上面に膨らんだ曲面と内側に傾斜する環状 側面２４０を有し、上面には、空気バルブの突起２３１，２３２を貫通させる差 し込み孔２４１，２４２が向かい合うように空けられている。

【００３７】 図６に本考案で用いる真空ポンプを示す。真空ポンプはシリンジ３０、環状の 受け口３１、摺動シリンダ３２、環状のパッキン３３、取っ手３４で構成される 。シリンジ３０は内部に摺動シリンジが上下動する通路３００を有し、その上端 には停止端３０１、その下端には、環状の受け口３１にかみ合うフランジ３０２ がある。受け口の内側にある環状の溝３１０と出縁３１１に、フランジ３０２を かみ合わせて装着する。

【００３８】 摺動シリンダ３２は、シリンジ３０の通路に適合するもので、環状の突起３２ ０、突起３２０の下に排気孔３２１、下端にパッキン３３を収容する環状溝３２ ２、環状溝には相対する二つの吸気孔３２３、３２４がある。

【００３９】 取っ手３４は、摺動シリンダの上端に嵌着して用いるため、相方向に伸びる二 つの羽と、内側には環状の溝３４０、溝３４０の下に内傾面３４１を有する。

【００４０】 密閉ユニットの組立を行うには、図７に示すように、まず、裏蓋２１を密閉蓋 本体２０の底面中央にある内壁２０３に被せ、環状のパッキン２２を環状溝２０ ７に収容する。空気バルブ２３の底面にあるマッシュルーム形状の突起２３０を 密閉蓋本体２０の中央にある通し孔２０１に押し込み、空気バルブにより４つの 通気孔２０２を塞ぐ。

【００４１】 空気バルブ２３の上面の二つの突起２３１、２３２を上蓋２４の二つの差し込 み孔２４１、２４２に貫通させるようにして、空気バルブ２３に上蓋２４を被せ る。その後、上蓋２４は高周波接着処理により、密閉蓋本体の中央の凹部２００ に密着結合させると、密閉ユニットが完成する。

【００４２】 真空ポンプの組立は、図６に示すように、まず摺動シリンダ３２の環状溝３２ ２にパッキン３３を詰め、摺動シリンダ３２をシリンジ３０の下方から通路３０ ０に押し込む。シリンジ３０のフランジ３０２が、受け口３１の内側の溝３１０ にかみ合うように、受け口３１にシリンジ３０を嵌入させる。取っ手３４の内側 の溝３４０が、摺動シリンダ３２の環状の突起３２０にかみ合うように、取っ手 ３４を摺動シリンダ上端に装着する。このようにして真空ポンプが完成する。

【００４３】 図８〜図１０は、本考案の真空吸引密閉容器及び真空ポンプの説明図である。 図８は吸引時、図９は脱気時、図１０は開放時を示している。

【００４４】 使用する場合、保存したい食品等を容器本体に入れ、密閉ユニットで封じる。 続いて図７に示すように、真空ポンプ３の下端にある受け口３１の出縁３１１を 密閉蓋本体２０の中央にある凹部に密着して載置する。

【００４５】 図８に示すように、真空ポンプ３の摺動シリンダを引き上げて、容器本体１の 空気を、密閉ユニットを介して吸引する。容器本体１の空気は、裏蓋の二つの空 気孔２１０から引き込まれて、４つの通気孔２０２を通じて、空気バルブと密閉 蓋本体の凹部の間隙を通り、さらに差し込み孔２４１、２４２を通ってシリンジ ３０内に吸引される。

【００４６】 こうして、引き上げられた摺動シリンダ３２は、シリンジ３０の停止端３０１ によって止まり、摺動シリンダのパッキン３３が環状溝３２２に密着して、二つ の吸気孔３２３、３２４を塞ぐ。

【００４７】 次に、摺動シリンダ３２を押し下げて、容器本体から吸引した空気を排気する と、図９に示すように、摺動シリンダ３２のパッキン３３が上に押し上げられ、 容器本体１からシリンジ３０内に吸引した空気は摺動シリンダ３２とシリンジ３ ０の間隙を通じ、さらに、吸気孔３２３、３２４を通じて摺動シリンダ３２の内 部に流れ込み、排気孔３２１を通じて摺動シリンダから排出される。

【００４８】 このようにして容器本体１内の空気は、真空ポンプ３によって脱気され、真空 状態を得る。密閉蓋本体２０の環状のパッキン２２は、密閉容器内外の気圧差に より、容器本体上端の周囲に堅く密着し、外気が密閉容器内に流入するのを防ぐ 。また、密閉蓋本体２０の中央の凹部２００にある４つの通気孔２０２は空気バ ルブ２３によって堅くふさがれ、外気が流入しないため、密閉容器内の真空状態 が保たれる。そのため、保存する食品等は、鮮度品質とも長期間にわたり、良好 に保持される。

【００４９】 開封し、保存した食品等を取り出す際は、図１０に示すように、上蓋２４の二 つの差し込み孔２４１、２４２から突き出た、空気バルブ２３の二つの傾斜した 突起２３１、２３２を内側に傾動させ、空気バルブ２３と密閉蓋本体２０の中央 の凹部２００との間に間隙をつくると、二つの差し込み孔２４１、２４２、４つ の通気孔２０２、空気孔２１０を通じて外気が容器本体１に流れ込み、内外の気 圧が等しくなる。このようにして、密閉ユニットを容器本体から取り外し、中の 食品等を取り出すことができる。

【００５０】

【考案の効果】

上記のように、本考案の密閉容器は、通気状態を切り替える部品点数が減少し 、また、裏蓋、上蓋等で構成されるため組立が容易となる。マッシュルーム形状 の突起を設けた空気バルブの変形により、部品を介在させずに直接通気状態の切 替を操作することが出来るため、通気／気密の切替が確実である。

【００５１】 本考案の真空ポンプは、部品点数が減少し、構成する部品の形状が平易なもの であるため、組立が容易となる。そのため、本考案の密閉容器及び真空ポンプは 、低価格で提供することが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来の密閉容器及び真空ポンプの一例を説明す
る断面図である。

【図２】従来の真空ポンプの一例を説明する断面図であ
る。

【図３】従来の密閉容器の一例のポンプ嵌合部の拡大断
面図である。

【図４】本考案の真空吸引密閉容器及び真空ポンプの説
明図である。

【図５】本考案の真空吸引密閉容器及び真空ポンプの説
明図である。

【図６】本考案の真空吸引密閉容器及び真空ポンプの説
明図である。

【図７】本考案の真空吸引密閉容器及び真空ポンプの説
明図である。

【図８】本考案の真空吸引密閉容器及び真空ポンプの説
明図である。

【図９】本考案の真空吸引密閉容器及び真空ポンプの説
明図である。

【図１０】本考案の真空吸引密閉容器及び真空ポンプの
説明図である。

【符号の説明】

１ 容器本体 ２ 密閉ユニット ３ 真空ポンプ １１ 容器本体 １２ 蓋板 １３ 真空ポンプ ２０ 密閉蓋本体 ２１ 裏蓋 ２２ パッキン ２３ 空気バルブ ２４ 上蓋 ３０ シリンジ ３１ 受け口 ３２ 摺動シリンダ ３３ パッキン ３４ 取っ手 ４１ ポンプ筒 ４２ ピストン棒体 ４３ ハンドル ４４ 弁座 ４５ リング弁 ４６ 弁溝 ４７ 緩衝用パッキンリング ５０ ポンプ嵌合部 ５１ 環状壁 ５２ 環状溝 ５３ パッキン ５４ 保護板 ５５ 弁座 ５６ 挿着用柔軟筒 ６１ 押圧盤 ６２ 押棒 ６３ 取付杆 ６４ 弁取付孔 ６５ 弁盤 ６６ 通気孔 ６７ 導入孔 ２００ 凹部 ２０１ 通し孔 ２０２ 通気孔 ２０３ 内壁 ２０４ 外縁 ２０５ 環状壁 ２０６ 環状壁 ２０７ 環状溝 ２１０ 空気孔 ２２０ 環状の肉厚部分 ２３０ 突起 ２３１ バルブ開放用突起 ２３２ バルブ開放用突起 ２４０ 環状側面 ２４１ 差し込み孔 ２４２ 差し込み孔 ３００ 通路 ３０１ 停止端 ３０２ フランジ ３１０ 溝 ３１１ 出縁 ３２０ 突起 ３２１ 排気孔 ３２２ 環状溝 ３２３ 吸気孔 ３２４ 吸気孔 ３４０ 溝 ３４１ 内傾面

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 上面中央に底面に貫通孔および該貫通孔
   の回りに配置された通気孔が形成された凹部を有する密
   閉蓋本体、前記凹部の内面に適合し、該貫通孔に嵌合す
   る形状を持つ下面と外側に向かって傾斜する二つのバル
   ブ開放用突起を備えた上面形状を有する空気バルブを備
   えたことを特徴とする真空吸引密閉容器。
2. 【請求項２】 上面中央に底面に貫通孔および該貫通孔
   の回りに配置された通気孔が形成された凹部を有する密
   閉蓋本体、前記凹部の内面に適合し、該貫通孔に嵌合す
   る形状を持つ下面と外側に向かって傾斜する二つのバル
   ブ開放用突起を備えた上面形状を有する弾性体からなる
   空気バルブ、および前記バルブ開放用突起を上方に貫通
   させる孔部を有する空気バルブ上に被せる上蓋を備えた
   ことを特徴とする真空吸引密閉容器。